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右に行くか左に行くか、進むべきか止まるべきかという選択の分岐点に立ったとき、思い返すことがあります。

それは、どの道を選ぶかということではなく、これまでの選択が正しくて、その結果として今の分岐点に立つことになったのかどうかということです。

反省からのスタートは望ましいことではないのかもしれませんが、分岐点で選択したことが“結果オーライ”ではなく、自分のマインドに合っていたのかを振り返るのは重要なことだと認識しています。

とりあえず良い結果になったとしても、マインドに合っていないことでは、長くは続かないことであり、次の選択を迷いなく行うことができなくなってしまうからです。
迷いのない選択は、自分の意思があって行ってきたことです(“行ったと信じていないこと”かもしれないのですが)。

自分の意思は、他に比べることがないオリジナルのマインドであるはずで、自分の考えであると確信して実践してきたことが、実は他の人の意思であったというようなことはないと信じたいのは誰もが同じことです。

しかし、そうではないことが起こるということも、また誰しも感じることです。誰かという特定の人ではないとしても、世の中のムードが醸し出した忖度(そんたく)であったり、万人受けすることに流されて決定しても、それを自分の意思であったと思い込んでしまうことがあります。

それは自分の選択が間違いではなかったと信じたい、少なくとも思い込みたいという気持ちがあるからではないでしょうか。

テーマとして掲げた『Original Mind』(オリジナルマインド)の意味するところを明らかにしていくために、さまざまな例をあげながら書いていくことにしますが、自分で考え、自分で責任を持って突き進んでいくためには、いかに自分のマインドが重要であるかを徐々に紐解いていくことにしたいと思います。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

スポーツは競うことが第一義とされるのに対して、競わないことを第一義に掲げているのは市民スポーツと呼ばれています。市民参加型のスポーツと理解されていて、発祥の地のドイツでは「Volks sport」と呼ばれています。Volksは市民の意味で、ドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen)は市民車・大衆車を意味しています。

市民スポーツは参加する人の健康と体力の保持・増進を図り、参加する人の友情を深め合うことを目的としていて、国際市民スポーツ連盟では運動種目としてウォーキング、サイクリング、スイミング/アクア・ウォーキング、スキーイング/スノーシューイング、スケーティング、インラインスケーティング、ローイング/カヌーイング/カヤッキングの7種目が定められています。

国際市民スポーツ連盟に加盟する条件としては、以下のことが定められています。
1 誰でも参加できること:競争をしたり、時間を制限したりしないこと
2 空気が新鮮な野外での活動であること
3 自然や環境の保護という目的を尊重すること
4 子どもや家族の参加を促進すること
5 国際的な友情を育むこと
6 参加した人を国際規定に従って表彰すること

国際市民スポーツ連盟には日本も加盟していて、日本市民スポーツ連盟が組織されています。日本市民スポーツ連盟では、現在はウォーキングに限った活動をしていて、日本ウオーキング協会が運営する全国のウオーキング大会のコース認定と表彰を行っています。

日本ウオーキング協会は地球1周分の4万kmをウオーキング大会に参加することで目指しています(10km〜50km)。記録されるのは大会に参加した記録の完歩だけで、時間は記録されません。

日本市民スポーツ連盟の宮下充正名誉会長は前会長で、その前には日本ウオーキング協会の会長でした。その当時に日本市民スポーツ連盟の副会長を務めた玉利齊さんは日本健康スポーツ連盟の理事長で、私(小林正人)は同連盟の理事であったことから市民スポーツとも関わってきました。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

それぞれの業界で、数多くの役職を引き受けている人がいます。その役職が公益法人の理事であれば、さまざまな人脈がある方を入れることによって活動をスムーズにしようという考えもあります。

よく知っている人では、自身が代表の公益法人が3つあり、ナンバー2(副会長、副理事長)も複数兼務していて、理事となると10法人という状態でした。それだけ重要な方であり、他に変わる人材がいなかったのは多くが認めるところです。
(その方が代表を務める2団体で、私は理事と顧問を務めていました)

私はスポーツ系の健康団体の仕事だけでなく、栄養系の団体の仕事もしていて、その中には健康食品・サプリメントに関する仕事もありました。

その仕事で知り合った大学教授は、健康関連の7つの公益団体の理事を務めていましたが、このほかに健康食品の素材に直接関わる研究会などの会長を私が知っている限りでも8つは兼務していました。

その研究会は、有名な健康食品の素材の研究が目的であって、同じ素材を販売する会社が会員となっています。健康食品は商品としては効能効果を表示して販売することが法律で禁じられているので、その効能効果を1つの商品を販売する会社が伝えることは難しくなっています。

そこで研究を行う団体を立ち上げて、それぞれの素材を扱って別々の商品を販売している会社が共同でPRをすることを考えます。研究会の名前で健康食品に関わる展示会で講習会を開いたり、冊子を発行するということもしています。

多くの健康食品の素材を研究する専門家が他にいないから1人に集中するということもあれば、このようなことを他に引き受けてくれる人がいないので集中する、さらに研究会によるPRを商売にしているなど、評価はバラバラです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

2本のポールを使って勢いよく歩くノルディックウォーキングと、2本のポールによって身体を支えながら安定性を高めて歩くことは、同じノルディックスタイルのウォーキングなのにポールウォーキングと呼ばれて、違うものと考えられることがあります。

どちらがよいと比較するよりも、それぞれの方の体調や、そのときの目的などによって使い分ければよいと考えています。私がノルディックスタイルのウォーキングを始めるきっかけとなった師匠がノルディックウォーキングのナショナルコーチ(国際資格認定者)だったことから、勢いよく歩くスポーツ感覚で始めました。

その当時は日本健康スポーツ連盟の理事として日本ウオーキング協会の活動に関わっていたので、普通の歩き方で長く歩くことの普及をしていたのですが、運動量としては物足りなさを感じていたので、仕事ではウォーキング、趣味ではノルディックウォーキングという使い分けをしていました。

年齢を重ねてくると前つきのポールウォーキングのよさも感じて、ノルディックウォーキングとポールウォーキングをTPOによって使い分けるようになりました。歩くことは景色や気候を愛でながらの楽しみでもあり、また運動でもあるので、そのときの状況で使い分けています。

坂道は上りのときはポールの接地面のゴムパッドが斜め45度のほうが歩きやすいのですが、下りのときにはストップがききにくくなります。その点、ポールウォーキングのほうはゴムパッドが丸型か円型なので下りでも安定させられます。

そのときの状況に合わせて使い分ければよいという考え方をしているのですが、自分たちのやっているスタイル(流派)が最もよいと主張する方々には、なかなか受け入れてもらえないところもあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント(supplement)は補助、補充、補完の意味があって、不足しているものを補うことであることから、何も栄養補給を意味するわけではない、ということを前回(Age free岡山42)説明しました。そして、栄養面での不足をアドバイスする専門職のアドバイザリースタッフについても紹介しました。

健康づくりのために不足しているものがあれば、それを補うことは第一段階となるわけですが、そのためには何が不足しているのかを知ることから始まります。栄養素であれば、基本的に必要な栄養素をベースとして、それぞれの対象者の性別、年齢、身体状況(身長、体重、腹囲など)、活動量、疾病リスクなどから増減すれば、処方箋のように増やすべき栄養素、減らすべき栄養素がわかります。

それに合わせて、実際に食べるべき食品の種類と分量を示せば、食事面での健康デザインとすることができます。これで完成ではなくて、運動面で不足している人に対して、示した運動の種類と実施法、時間などによって栄養素を増やすことも必要になり、そのために食べるべきもの、食べるタイミングなども違ってきます。

運動量が多くなれば消費エネルギー量が多くなるので、それに合わせた食事による摂取エネルギー量も違ってきます。違ってくるというのは、運動で増えた消費エネルギーの分を食事の摂取エネルギーを増やすことだけではなく、体脂肪の減少を目指す人の場合には、どこまで摂取エネルギー量を増やすのか、場合によっては同じ量であったり、逆に減らすこともあります。

こういったことも配慮して、それぞれの人に対しての補充を考え、実践のための後押しをする体制づくりも、地域の健康づくりには重要なことと考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

身体年齢は平均寿命の延びと連動しているところがあります。国民の平均寿命は厚生労働省から発表されていますが、そのデータは「簡易生命表」といいます。最新版は令和5年7月28日に発表された「令和4年簡易生命表」です。

簡易生命表というのは、各年齢の人が、あと何年生きられるかを示した平均余命の推定値で、一般に平均年齢と呼ばれているのは0歳児の平均余命です。

0歳児が何歳まで生きられるかという推定は、今と同じ社会状況(経済状況や環境状況、医療状況など)が続いたとして計算されています。

これまでは、日本人の0歳児の平均余命(つまり平均寿命)は延び続けていました。そのおかげで、日本人は世界一の長生きと評価されることになったのですが、この歴史的な流れに異変が起きたのは令和3年のことです。

令和2年は男性が81.56歳、女性が87.71歳であったのが、令和3年には男性が81.47歳、女性が87.57歳になりました。男性がマイナス0.09歳、女性がマイナス0.14歳となっていました。

そして、令和4年簡易生命表では、男性が81.05歳、女性が87.09歳になり、男性がマイナス0.42歳、女性がマイナス0.48歳となりました。この傾向は0歳児だけでなく、すべての年齢で、男女ともにマイナスとなっていたのです。

このマイナスとなった歴史的な出来事の要因は、新型コロナウイルス感染症と、これが原因となった心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、老衰などの死亡率が高まったことです。がんや脳梗塞などの死亡率は低くなっていて、これは平均寿命を延ばす要因になっているはずなのに、それ以上に新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったということを示しています。

また、がんや脳梗塞などの死亡率が低くなっているといっても、これも以前と比べると延びが小さくなっていて、このことにも新型コロナウイルス感染症が影響を与えています。

そのため、今後も平均年齢が延びない、もしくはマイナスになる状況が続くのではないかと考えられているのです。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けたのは全世界に共通していることであるので、日本人の平均寿命世界一(男性が2位、女性が1位で平均して1位)という状況は、今後も続くと予測されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

リラクゼーションというと、心身ともに緊張を解きほぐして、リラックスすることを指しています。医学的にはストレス反応として自律神経の交感神経が興奮するのに対して、副交感神経の働きを優位にすることを指しています。

ゆっくりと身体を休めることが目的とされますが、休んでいるだけでは身体をよい状態に改善することができないというのが、エネルギー代謝科学の考え方です。心身ともに回復させていくためには、エネルギーが必要で、そのエネルギーを体内で多く作り出すことが必要となります。

積極的に動くことによって、リラックスした状態になることはアクティブ・リラクゼーションと呼ばれます。この場合のアクティブというのは、リラックスできる環境を積極的に求めていくということではなくて、身体を動かすことによって神経伝達物質を多く作り、神経伝達を進め、脳の緊張状態を積極的に改善していくことが重要となります。

神経伝達物質は興奮作用があるアドレナリンやドーパミン、抑制作用があるセロトニンが代表的なものです。リラクゼーションのためには抑制作用があるセロトニンを多く作り出すことが必要で、セロトニンが多くなるとアドレナリンやドーパミンが減って興奮が抑えられるようになります。

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから体内で合成されます。脳神経で多く使われるものの、脳で合成されるのは全体の10%ほどで、90%ほどは腸内で作られています。

腸内環境がよい状態で多く合成されるので、腸内細菌の善玉菌を増やすために、善玉菌の栄養源になる糖質や食物繊維を多く摂ることが第一条件となります。糖質は脳のエネルギー源のブドウ糖の補給源ともなります。

トリプトファンは大豆・大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)、牛乳・乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)に多く含まれています。アクティブ・リラクゼーションのためには、こういった食品を多く摂ることも大切になります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

歯科健診によって歯の健康を守ることは、全身の健康を守ることにつながります。歯が少ないと咀嚼が困難になるために、食べられるものが限られ、バランスよく栄養を摂取することができなくなります。

健康状態が保たれていない歯は、生活習慣病の原因にもなります。

また、噛む回数は記憶力、認知症と相関があるとの研究結果から、かかりつけの歯科医院がないことが認知症の発症リスクを増加させることも指摘されています。

歯周病は歯を失う原因の第1位(37%)ですが、歯周病罹患率は15〜24歳で20%、25〜34歳で40%、35〜44歳で40%、45〜54歳で50%、55歳以上は55〜60%となっています。

歯が失われることによって全身に影響が出るだけでなく、菌が血管内に侵入することで脳卒中、心筋梗塞、高血圧、認知症、骨粗鬆症、関節リウマチ、妊娠合併症などを悪化させる可能性があります。

歯科健診による働く人の健康の維持・増進は、労働生産性を向上させると同時に、それは離職率を低下させることが期待されます。

歯科健診の重要性を広く伝え、企業・団体において継続的に実施できるように相談・講習・実施支援などを行うことが重要となってきます。

歯の健康状態が保たれていると、心身の健康度も高まり、それが仕事の効率を高めることは以前から言われてきたことで、多くの事業所や研究者によって調査や分析が進められてきました。

歯と口腔の健康状態については、これまでは働き盛りの状態が高齢になったときの口腔の状態に影響を与えることが重要と考えられてきました。事業者によっては、口腔の健康が退職後の口腔の健康に影響を与えるという研究結果は、歯科健診を積極的に導入することに結びつきにくいことでした。

産業保健分野では、働く人の健康状態が労働生産性に影響を与えることは以前から知られてきたことで、その中に歯科健診を取り入れることの必要性も検討されるようになってきました。

一般の疾病では発症や治療のための欠勤、遅刻、早退は労働生産性を低下させる要因となっていましたが、最近では欠勤などには現れない疾病による仕事のパフォーマンスや集中力の低下のほうが、むしろ労働生産性に大きく影響することがわかってきました。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

私という漢字は“わたし”と読むのか“わたくし”と読むのかという語論は長く続けられてきました。意味合いとしては同じというよりも、まったく同じであるというのが戦後教育の正解ということになるのかもしせませんが、それ以前は「自分のことを示すときには“わたくし”」と発音するのが正しくて、“わたし”と発音する場合は今とは違った感覚であることを支えるために別の漢字が使われていました。それは「和多志」です。

和多志の意味合いは、それぞれの漢字が持つ意味をつなげてみればわかることで、「多くの志の和」ということで1人ではなくて多数、個人の存在というよりも集団の志の結集という意味が出てきます。

和多志を私と変えさせたのは、戦後に日本を統治したGHQ(General Head Quartres:連合国最高司令官総司令部)の策略だという説があり、それは日本人の精神性を奪い、弱体化させるためであったというものですが、もっともだ、という反応がある反面で、日本人を奮い立たせたい人の謀略だと主張する人もいます。

和多志と聞いて(見て)、神様を思い浮かべた人は歴史ファンに間違いがないと決めつけたいくらいで、和多志大神は大山祇神の別名だと伝えられています。大山祇神は大山祇神社の御祭神で、伊予国一宮にあります。現在の愛媛県今治市大三島町宮浦に鎮座しています。

大山祇神こと和多志大神は戦いの神様で、神が後ろについて戦うというのはGHQには都合が悪いことだったはずです。

“わたくし”と読まれていた私が“わたし”となり、もともとの和多志が使われなくなったことで、和多志が“わたし”であったということは残らなくなってしまいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

五感の中で、味覚と並んで食べることに影響を与えるのは嗅覚です。というのは、嗅覚があって初めて味覚は完成するからです。味覚が鋭くても、嗅覚なしには味がよくわからないということが起こります。

風邪をひいて鼻が詰まった状態では味がよくわからなくなるというのは多くの人が経験していることです。また、鼻をつまんで、目隠しをして食べるとスイカもメロンもキュウリも同じような味にしか感じないということもあります。

発達障害では味覚過敏と味覚鈍麻があり、味覚鈍麻と思われていたのが、実は嗅覚鈍麻が原因であったということもあることです。口から食べたものは舌の味蕾で味を判別しますが、その情報は嗅覚から得た情報と合わさって脳に感覚情報として伝えられます。

嗅覚の情報なしには、味覚情報が正確には伝わらないということです。同じ味のものでも温めて食べると味がわかりやすいというのは、温度によって香りが立ち、これを嗅覚で強く感じているということがわかっています。

味覚過敏の子どもの場合には、温かいものを食べると味覚が強く刺激されて、食べにくくなるということが起こります。咀嚼をすると食品が細かく砕かれることによって香りの成分が多く立ち上ることになって、嗅覚が強く刺激されて、より嗅覚過敏が強くなることが起こりやすくなります。

咀嚼することは消化・吸収のためにも、広く健康のためにはよいことではあっても、嗅覚過敏の子どもに噛むことをすすめるときには、嗅覚過敏のこと、味覚過敏と重なって嗅覚がより鋭く現れるようになることも知っておいてほしいのです。そして、子どもへの指導には細心の注意を払ってほしいのです。