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歩くのは多くの人が実施できる健康づくり法であり、特別な用具が必要のないことも始めやすく、続けやすい方法として評価されています。用具が必要ないといってもシューズとウエアは必要にはなるものの、日本ウオーキング協会が「いつでも、どこでも、誰でも、どんな格好でも」というキャッチフレーズを掲げて普及したのも、普通に出歩くときのスタイル(ファッション)でも実施できることを示しています。

それに対して、ノルディックスタイルのウォーキングには、歩きやすい通常のウォーキングの服装に加えて、2本のポールが必要になります。2本のポールさえあればよいということではなくて、歩き方によって使われるポールが違っています。

北欧発祥のノルディックウォーキングは、クロスカントリースキーの夏場のトレーニングとして始まったこともあって、勢いよく前進できるようにポールの先(地面に触れるゴムパッド)は45度の角度がつけられています。

ポールを後方に投げ出すような勢いで大きく腕を振り出すことから、手からポールのグリップが離れても戻ってくるように、手につけるグローブとグリップがストラップで結ばれています。

これに対して、日本で誕生したのがポールウォーキングと呼ばれることが多い前にポールをついて歩く方法で、ポールのグリップは握って歩くようになっています。ゴムパッドも垂直か少し斜めについて歩けるように丸型か円盤型になっています。

ノルディックウォーキングは上半身も使って勢いよく歩けることから、通常のウォーキングに比べると20%ほどもエネルギー消費が高まります。ポールウォーキングは10%ほど高まるだけとされますが、両脚への負荷が弱まることから長く歩くことができます。ポールの支えがあることで安定性があり、中高年から高齢者にも適したノルディックスタイルのウォーキングとなっています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品の形状というと第一に思い浮かべられるのは錠剤の形で、その次がカプセルとなるかと思います。錠剤形は有効性のある素材を賦形剤で固めて作られますが、賦形剤によって固形にされても、徐々に劣化していくことがあります。

また、味の問題も起こります。健康食品は、一般の食品と違って味はないという認識かもしれませんが、有効性が高い素材の中には独特の味があって摂りにくいものもあります。それを解消するためにも賦形剤が使われるのですが、それでも味に問題があって、仕方がなく工夫が行われるものもあります。

その工夫というのは分量を減らすか、有効性が低いことがわかっていても異なるものを使うということです。その例としてよくあげられるのは、L–カルニチンです。L–カルニチンは体内で合成される代謝促進成分で、脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するときに必要になる成分です。

体内で合成されるものの、合成のピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が減るためにミトコンドリアに取り込まれる脂肪酸が減り、それが余分な脂肪として体内に蓄積されていく原因となります。

以前は医薬品の成分であったものが、今では食品の成分としても許可されて、サプリメントの成分として使われています。このことを厚生労働省に認められるように動いたのはロンザ社で、今ではL–カルニチンの国内シェアの8割を占めています。

高品質で高濃度のL–カルニチンは独特に味があるために錠剤形にするときには、分量を減らす、品質に違いがあるものが使われるのが常です。高品質で高濃度のL–カルニチンを使うための一番の方法はカプセルに封入することですが、高品質のカプセルは医療用と同様で高価格です。

そのカプセル化を低価格で実現できたのはロンザ社で、スイスの本社が世界トップの医療用カプセル会社を子会社にしたことから、日本でも高濃度のL–カルニチンが100%という製品の安価での提供が可能になりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングは、スポーツ感覚で行う北欧発祥のノルディックウォーキングと、安定性を重視したポールウォーキングに大きく分けられます。ポールウォーキングは日本で誕生したものです。

日本で誕生したノルディック・ウォークは、原則的にはポールウォーキングを採用しているものの、流派のような歩き方にはこだわらず、個人の状態や要望に合わせて、ノルディックスタイルのポールを使って歩くことも認めています。

ノルディックウォーキングはクロスカントリースキーの夏場のトレーニングとして始まっただけに、勢いよく前進していく歩き方をします。そのために通常のウォーキングの1.2倍のエネルギー消費があると説明されています。これは同じ速度で歩いた場合のことで、勢いよく歩いたら1.5倍にもなると考えられています。

ウォーキングが主には下半身の筋肉を使うことからヘソから下の70%の筋肉であるのに対して、ノルディックウォーキングは首から下の90%の筋肉を使うから、というのは指導者がよく口にすることです。

これに対して、ポールウォーキングは前にポールをついて、体重を2脚だけでなく両腕にも分散させることから負荷が弱まって歩きやすくなることから、エネルギー消費は1.1倍ほどだとされています。

ゆっくりと歩いた場合には、筋肉への負荷が少ないので、普通にウォーキングするよりもエネルギー消費が少ないとからと言って、ノルディックウォーキングのほうがよいと言っている指導者の方もいます。

同じ時間の実施で比較をするから、このような違いになるのであって、エネルギー消費量は「運動量×時間」で計算されるので、ポールを使って長く実施したら、普通に歩くことよりも多く鍛えられるというのは当たり前のことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

生涯にわたっての健康を考えるときに分岐点となるのは70歳です。この年齢は日本人の平均年齢(男性:81.47歳、女性:87.57歳)からすると晩年にあたるわけですが、生涯医療費を見ると70歳までと70歳を過ぎてからの医療費がほぼ同じになっています。

生涯医療費というのは個人が一生涯に使う医療費のことで、その平均は2700万円で、男性は2600万円、女性は2800万円とされてきました。このうち個人が支払うのは社会保険によって違っていて、1割から3割の範囲で支払っています。これ以外は国、自治体、健康保険組合などが支払っています。

生涯医療費は年々上昇傾向があり、四捨五入をすると、もう2800万円(男性:2700万円、女性:2900万円)になっています。実際に、この金額を超えるのは時間の問題です。

医療費のピークは76〜80歳で、いかに人生の最後で医療費がかかっているかを示しています。女性の生涯医療費が多いのは、長生きであることから、それだけ多くの医療費がかかっているということです。

生涯医療費の波を低く抑えることができれば、それは個人にとっても国や自治体などにとっても出費が抑えられることであり、人生の晩年で使う金額が医療費であるのか、それとも自分や家族などに使うことができるのかで、人生の締めくくりの幸福度が違ってきます。

生涯医療費の分岐点である70歳の時点で、それまでにかかった医療費が少ない状態であれば、70歳以降に使われる医療費も少なくて済むことを示しています。70歳が近づいてきてから健康に気をつけた生活をしても手遅れということで、50歳を超えたら積極的に健康づくりに取り組むべきであるということがわかります。

それぞれの人の生涯医療費は70歳までの医療費の倍で済むのか、平均の金額を一気に使うことになるのか、それは本人の意識と努力によって結果が異なるということになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

糖尿病に対応するための食事というと、まずは原因となるブドウ糖の摂取を減らすことです。糖質はブドウ糖が鎖のように結びついたもので、これが消化液によって分解されていくと、ブドウ糖が2個つながった麦芽糖になります。そして、麦芽糖が分解されると1つずつのブドウ糖になります。

砂糖も糖質とされますが、ブドウ糖と果糖が1つずつ結びついたもので、これも消化によって分解されることでブドウ糖となります。これらのブドウ糖は小腸から吸収されて、血液中に入ります。血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれていて、その量を示すのが血糖値です。

糖尿病は血糖値が一定量以上になったときに診断されるので、ブドウ糖の摂取量、そのもとになる糖質を減らすことが重要と考えられ、糖質制限が行われるのです。

糖質制限だけで糖尿病が治るかのように言われているものの、血糖値が上昇しないようにしても、過去の糖尿病によって膵臓からインスリンが分泌されにくくなっている人は、なかなか元の状態には戻りません。

糖尿病は外見的にはブドウ糖の問題のように見えるかもしれませんが、重要なことは細くてもろい細小血管が徐々に傷んでいく疾患です。糖尿病の合併症の眼の網膜症、腎症、神経障害は細小血管が密集している部位で起こるもので、糖尿病の特徴を表しています。

血管はタンパク質で構成されているので、タンパク質を摂取することは大切です。身体のタンパク質を多く作り出すためには良質なたんぱく質の摂取が必要で、これに該当するのは肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品です。

もしも糖質制限をする場合でも、良質なたんぱく質の摂取量を減らさないように食材選びをすることが必要です。

(身体を構成するものはタンパク質、食品に含まれるものはたんぱく質と使い分けています)

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

余計なことを何もせずに、ゆっくりと休むことは「充電する」と表現されることがあります。身体にエネルギーを溜め込むことを最優先させて、エネルギーが使われることを避けて過ごすには、いわゆる「食っちゃ寝」がよいとの考えがされることもあります。

「食っちゃ寝」生活を繰り返していたら太ってしまうわけですが、これはエネルギーを大きく使いすぎて、休養が必要になった人には必要と思われるかもしれません。しかし、人間の身体は食べて、動かないようにすれば充電されるようにはなっていません。

充電というと外部から電気を入れて、内部に溜め込むという電気製品がイメージされますが、身体には充電される装置に当たるものはありません。生きている限りはエネルギー源を使って、細胞のミトコンドリアの中でエネルギーを作り続けています。

このエネルギー代謝は、ただエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を体内に取り入れば自然に起こるものではありません。エネルギー源がミトコンドリアのTCA回路で使われる高エネルギー化合物のアセチルCoAに変化するときには、ほとんどの水溶性ビタミン(ビタミンC以外)が必要になります。1種類でも不足するとアセチルCoAに変わりにくくなって、エネルギー代謝が低下することになります。

ミトコンドリアで作り出されたエネルギーは、その細胞の中でしか使われないので、多く発生した部分があっても、そこで余分となったエネルギーが他の細胞に流れていって使われることもありません。

全身の細胞で作り出されるエネルギーを増やそうとしたら、エネルギー源と水溶性ビタミンは必要ですが、もう一つの要素があります。それは酸素です。酸素を多く使うことでエネルギー産生が進むので、「食っちゃ寝」ではなくて、必要な物を食べて酸素を多く取り込むために動くというのが身体のメカニズムに合った“充電法”ということです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

健康づくりの基本中の基本は、すべての栄養素が摂取できるように、食べ物を口の中に入れ、よく噛んで、飲み込むまでの過程となります。栄養摂取ではスタートラインに当たるのが歯科の分野です。

食べ物を噛むことは、細かく砕いて飲み込みやすくする、消化液としての唾液を多く分泌させると同時に、唾液に含まれる成分による抗菌作用、歯や口腔内を清潔にする効果、顔の筋肉や骨の強化、免疫の向上や認知機能の維持・向上、活性酸素消去など、多くの健康づくりの基本的な動作となります。

また、噛む回数を増やすことによって、満腹中枢が働きやすくなって食べ過ぎを抑えるという抗肥満(ダイエット)効果や味覚の発達、食感の向上など、おいしく食べて、適正な体重を保つという効果も確認されています。

歯と口腔の健康状態を保ち、正常な咀嚼と嚥下ができるようにすることは、胃での消化も助け、小腸からの吸収、大腸の蠕動運動による排泄という、生きていくための身体活動の基本中の基本となります。

健康づくりのための歯科健診は子どものときには実施が必須となっていますが、働く世代になると実施が義務づけられているのは定期健康診断だけで、これには歯科健診は含まれていないことは以前に紹介しました。

歯と口腔の健康状態が優れていることは、全身の健康と関わりが深いだけに、学習能力や作業効率などにも大きな影響を与えています。歯と口腔の健康は、仕事の効率を高めて生産性を向上させるだけでなく、歯と口腔の健康が保たれるような職場環境は働きやすい条件の一つとして、離職率を低く抑えることにも貢献します。

歯と口腔の健康を把握して、それに一般的な健康診断の結果を加えることは、従業員の健康状況を予測して、より働きやすい条件を与えることにもなるだけに、健康経営の基本ともなります。従業員の健康は企業や団体の健康度にもつながることです。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

世に陰謀説というのが数ある中で、日本の伝統的な漢字が戦後のGHQの策謀で入れ替えられてしまったというのは、ある意味で有名な話です。その漢字は、いくつもあげられていて、その中でも比較的わかりやすいとされるのが「気」です。

「気」は新字体で、その旧字体は「氣」です。旧字体は画数が多くて難しいので、画数が少なくて簡単な新字体を使うように内閣が示したのは昭和24年(1049年)のことですが、これによって印刷文字の字形と筆記文字の字形を一致させた略字化、俗字化が進みました。

日本人の精神性を奪い、弱体化させるためのGHQ(General Head Quartres:連合国最高司令官総司令部)の策略であったというものですが、もっともだ、という反応がある反面で、都市伝説とする人もいるのは事実です。

言葉には言霊があり、それを的確に表すのが漢字であるのに、それは旧字体といって排斥するものとしたのは、誰かの考えがあってのことという主張に、正面を切って言いにくいところはあります。

策略だと主張するのは、「氣」に使われている「米」は日本人の主食の米を表すだけでなく、四方八方に向かう、光輝くという意味合いもあって、この氣の精神性が統治する側にとっては不都合ということで、動きを止める「〆」(シメ)を使った「気」に変えたという考え方がされています。

初期のワードプロセッサーは漢字変換をすると気しか表示されなかったのですが、今のパソコンの変換機能では氣も出てきます。先にパソコンを使った人が氣で変換していると、記憶機能によって氣が先に出てくるので、氣は変換ミスとされていまいます。

しかし、気よりも氣のほうがパワーがある感じがして、元氣、氣力といった前向きな言葉に使うと、しっくりとくる感覚もあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

よく噛んで食べるように指導しても、噛むことなしに飲み込もうとする子どもがいます。その多くは感覚過敏によって噛むことによる触覚過敏が多いのですが、味覚過敏によって噛まずに飲む子どもも少なくありません。

触覚過敏の場合は、噛むことによる刺激が歯茎や口腔内を強く刺激するだけでなく、聴覚も強く刺激して不快な刺激音を避けるために噛まないということがあります。その場合には、同じ食材であっても軟らかく調理することによって、噛まずに食べられるようにすることで栄養摂取を確保することはできます。

ところが、味覚過敏の場合には、噛むことによって味覚の刺激が強まることから、これを軟らかくしても味覚の刺激が弱まるわけではありません。煮ることによって、食材の細胞が壊されて、中の味が引き出されて、味覚刺激を強くすることになります。

例として正しいかどうかはわからないのですが、激辛の料理を噛んで食べたら、食材の中に染み込んだ辛味成分が出てくるので、より辛味が増してしまいます。唐辛子も噛むことによって中の強い辛味成分が出てくるので、噛まずに飲み込むことで激辛料理も克服することもできるとされています。

辛い量だけでなく、酸味が強いものも味覚過敏がある子どもは苦手で、少し酸味があることでおいしく感じるものを、まるで皮を剥いたレモン1個を、そのまま口に突っ込まれたようにも感じることがあります。

そのような状態にあるのに、しっかりと噛んで食べるように、長く咀嚼してから飲み込むように言っても、それは酷なことです。咀嚼が苦しく感じる味覚障害の子どもには味の感じ方に合わせて、食べ方を指導する必要があるのです。

健康づくりを目指して運動をすることがすすめられると、まずは以前から馴染みのある運動、若いときに体験した運動を始めることが多いようです。

生活習慣病対策としての運動は、まずは有酸素運動がすすめられます。高血圧、糖尿病、脂質異常症は、有酸素運動によってブドウ糖、脂肪酸が消費されることによって予防・改善することができます。

過去に走っていた人は、有酸素運動というと走ることを選択しがちですが、生活習慣病のリスクが高い人は血管に負担がかかっていることが多く、急に血流が盛んになる運動は血管にダメージを与えることにもなります。

それでも負荷がかかる有酸素運動であるジョギングやランニングを選ぼうとする人が多いのは、ウォーキングだけではブドウ糖や脂肪酸の消費量が少なく、体脂肪の代謝効果が低いからです。

歩くだけでも、体脂肪を減らすメタボ対策、血糖値や中性脂肪値を低下させる効果があれば、安全な健康法として積極的に歩く人が増えるはずです。その方法としてすすめられる一つの方法が無酸素運動の筋肉運動をした後に歩くことです。

無酸素運動は短時間で酸素が筋肉に取り込まれることで、その後に有酸素運動をすると筋肉の中の酸素がブドウ糖や脂肪酸の代謝を進めてくれます。その結果として、短時間でも生活習慣病の改善効果が得られます。

歩くだけでは通常では筋肉が強化されにくいのですが、速歩をすると筋肉に送られる酸素が増えるだけでなく、筋肉を強く刺激して、筋肉を増やす効果もあります。そのための速度は時速7km以上のスタスタ歩きです。

速歩は長くは続かないので、速歩の後には普通歩行(時速4〜5km)を行います。この速歩と普通歩行を繰り返すことで、より筋肉を強化して、ブドウ糖と脂肪酸の消費も進められます。この歩き方はインターバルウォーキングと呼ばれます。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕