広く健康に関わる記念日について紹介します。
7月5日 味のちぬや(香川県三豊市)が、なん(7)こ(5)つの語呂合わせで「とりなんこつの日」と制定。ハンワフーズ(東京都中央区)が穴子のな(7)ご(5)の語呂合わせで「穴子の日」と制定。毎月5日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。
7月6日 俵万智の歌集「サラダ記念日」が1987年7月6日に発行されたことにちなんで「サラダ記念日」と制定。「サラダ記念日」が記念日という言葉が定着したきっかけ。日本ベクトン・ディッキソン(東京都港区)が1885年7月6日にフランスの細菌学者のルイ・パスツールが初めてワクチン接種をしたことにちなんで「ワクチンの日」と制定。デルソーレ(東京都江東区)がナンの需要が高まる夏の始まりとナ(7)ン(6)の語呂合わせで「ナンの日」と制定。毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)。
7月7日 年中行事の「七夕」。日本ポニーテール協会がポニーテールの横顔が77に見えることから「ポニーテールの日」と制定。日本ゆかた連合会が七夕の日を「ゆかたの日」と制定。入江製菓(福岡県八幡市)が金平糖(コンペイトウ)の天の川をイメージして七夕の日を「コンペイトウの日」と制定。牡蠣文化推進事業実行委員会(福島県須賀川市)が牡蠣の神様とも呼ばれる円谷英二監督の誕生日の1901年7月7日にちなんで「牡蠣の日」と制定。宮城県蒲鉾組合連合会と紀文食品が七夕が笹の節句と呼ばれることから「笹かまの日」と制定。三島食品(広島県広島市)が赤しそふりかけゆかりの赤しそ(紫蘇)は7月が収穫の最盛期で蘇が七夕の織姫と彦星の関係が1年に1回蘇ることにちなんで「赤しその日」と制定。アサヒ飲料がカルピスが誕生した1919年7月7日にちなんで「カルピスの日」と制定。全日本漬物協同組合連合会が菜(7)っ葉と高菜(7)から「高菜の日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。
7月8日 延岡発祥チキン南蛮党(宮崎県延岡市)がチキン南(7)蛮(8)の語呂合わせで「チキン南蛮の日」と制定。日本中国茶協会が中国語のチ=7と日本語のヤ=8から「中国茶の日」と制定。ポッカサッポロフード&ビバレッジが豆乳で作ったヨーグルトがトーラムから同社に移って販売を始めた2015年7月8日にちなんで「豆乳で作ったヨーグルトの日」と制定。毎月8日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「ホールケーキの日」(一柳)。
7月9日 THE LOVESTORY STUDIO(愛知県名古屋市)が、おなか(07)キ(9)レイ(0)の語呂合わせで「おなかキレイの日」と制定」。毎月9日は「クレープの日」(モンテール)。
7月10日 全国納豆協同組合連合会が、な(7)っとう(10)の語呂合わせで「納豆の日」と制定。日本なまず生産(鹿児島県東串良町)が、な(7)まず(10)の語呂合わせで「日本なまずの日」と制定。ホクト(長野県長野市)がホワイトぶなしめじのブナピーが販売された2002年7月10日にちなんで「ブナピーの日」と制定。JA岡山牛窓冬瓜・そうめん南瓜部会が夏(7)は冬(10)瓜の語呂合わせで「岡山県牛窓産冬瓜の日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。
7月11日 日本ラーメン協会が7をレンゲ、11を箸に見立てたことと日本でラーメンを初めて食べたとされる水戸光圀の誕生日の1628年7月11日にちなんで「ラーメンの日」と制定。アルカリイオン整水器協議会が7月11日を0711として、お(0)な(7)かにいい(11)水の語呂合わせで「アルカリイオン水の日」と制定。ハワイ州観光局が夏(7)のいい(11)日の語呂合わせで「ロコモコ開きの日」と制定。ユネクス(愛知県名古屋市)が、な(7)い(1)ひ(1)の語呂合わせで「血管内皮の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。
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励ましの言葉はモチベーションを高めるためには有効なものと考えられてきていましたが、相手の状況を考えずに投げかけた言葉によって、かえってモチベーションを低くさせるどころか、やる気をなくさせる、心身の状態を悪化させるということも起こります。
発達障害児を支援する団体に関わってきてわかったことですが、根拠のない励ましほど子どもの発達に悪影響を与えることはないことはありません。本人のために良かれと思って投げかけた励ましであっても、言葉の意味を真剣に捉えて、本心で言っているのか、気持ちがこもっているのかがわかった瞬間に、話も聞いてくれなくなることがあるのが発達障害の特性です。
うまくコミュニケーションが取れないことは周囲の人からすると“困った子”と見えるかもしれませんが、本人にしてみれば“困っている子”なのです。そこのところの理解ができないと、子どもの10人に1人が発達障害児という時代、コロナ禍を経験して社会との付き合いが苦手な子どもが増えた時代には、子どもたちと上手に付き合っていけなくなります。
励ましの言葉というと「やればできる!」と言っているお笑い芸人がいますが、これは根拠のない励ましの言葉ではありません。励ましの言葉ではなくて、単なるギャグと思われることもあるのですが、発している本人は「やればできるというのは成功のことではなくて成長」とはっきりと言っています。やれば成長できるのに、やらなければ成長もできないし、もちろん成長の先にある成功もできないということです。
年齢を重ねるほど人生経験を重ねて、良いことも悪いことも経験して成長ができるはずなのに、守りに入ったために、これまで続けてきた社会のための行動が単なるローテーションになっている人を、これまでにも数多く見てきました。コロナ禍を経験して、それを良い経験とすることができないほど打ちのめされたこともあるのでしょうが、せっかく年齢を重ねてレベルを高めてきたのに、ストップしてしまった人もいました。
私は自分の年齢を言うときに、冗談めかして「レベル67」と言っていますが、これは来年はレベル68になることを目指して進もうという気持ちがあるからです。やればできる、ということを言い続けられる自分でいたいということです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
現在の日本は超高齢社会と呼ばれます。いまだに高齢化社会という言葉も飛び交っているようですが、高齢化社会は高齢化率が7%を超えた社会、高齢社会は14%以上、超高齢社会は21%以上と定義されています。ときどき“超高齢化社会”という言葉を聞くこともあるのですが、そのような言葉は正式には存在していなくて、高齢社会の次は超高齢社会です。それ以上の高齢化率を示す言葉はなくて、日本のような“超超高齢社会”は想定外の状況といえます。
現在(令和2年)の高齢化率(65歳以上人口比率)は28.8%で、今から45年後には38.4%にもなり、後期高齢者(75歳以上)だけでも25.5%になると推計されています。
現在の日本の平均年齢は48.6歳で、超高齢社会を背景に世界2位になっています。1位はモナコの55.4歳ですが、モナコは老後を過ごすために移住する高齢者が多いことが関係しています。
日本の平均年齢は実質1位で、ドイツは47.8歳、フランスは41.4歳、イギリスは40.5歳、アメリカは38.1歳となっています。
高齢になると活動量が減り、仕事にも社会生活にもかけられるエネルギー量が減ってきます。活動のためのエネルギーは、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を材料にして全身の細胞で作られています。年齢を重ねるほど代謝が低下して、エネルギー量が低下してくるということは、日本は国民的に活動のためのエネルギー量が少なくなっています。今後の世の中で、世界と経済的に戦い、打ち勝っていくためには、エネルギー不足を解決する方法が求められます。
加齢によるエネルギー代謝の低下は、どうすることもできないということであったら、日本は“お先真っ暗”ということになってしまいますが、それを解決する方法がないわけではありません。国民的にエネルギー代謝を高める方法として、私たちは代謝促進物質のL‐カルニチンの活用を考えています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
糖尿病は認知症のリスクを高めることから、血糖値を安定させることは認知機能の維持にも大切なこととなります。
「糖尿病は太っている人がなる病気」というイメージが抱かれがちです。確かに、糖尿病は食事の摂りすぎ、運動不足が大きく関わっているために、太っていることで発症のリスクが高まるのは事実です。また、糖尿病患者の約80%は肥満か肥満傾向であるとの調査結果もあります。しかし、糖尿病は、やせているから、なりにくいとは決していえない病気です。
糖尿病患者は年々増え続け、今や国民病の代表ともなっています。厚生労働省の国民健康・栄養調査(1997年)の調査では、糖尿病が強く疑われる人(糖尿病有病者)は約690万人、糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿病予備群)は約680万人で、合わせた数は約1370万人となっていました。
厚生労働省の糖尿病実態調査(2002年)では、糖尿病が強く疑われる人は約740万人、糖尿病の可能性を否定できない人は約880万人で、合わせると約1620万人にも達すると推定されていました。
それが2006年の結果では、糖尿病が強く疑われる人は約820万人、糖尿病の可能性を否定できない人は約1050万人で、合わせると約1870万人にも達すると推定されていました。
そして、2016年には、糖尿病が強く疑われる人は約1000万人、糖尿病の可能性を否定できない人は約1000万人で、合わせると約2000万人に達したと推定されています。いかに短い期間で大幅に増えていることがわかります。
消化は、飲食したものを分解して、栄養素として吸収される形にする過程を指しています。消化器は、飲食物が入る口腔、食道、消化を行う胃に続いて、吸収する小腸と大腸、不要物を排泄する直腸と肛門といった消化管のほか、消化管の働きを調整する肝臓や脾臓などの消化腺も含まれます。
消化管は、口から肛門までをつなぐ1本の管で、その長さは約9mと、身長の約6倍の長さがあります。このうち多くを占めるのは腸(小腸と大腸)で、日本人の腸の長さは約7.5~8.5mと、欧米人よりも約2mも長くなっています。
胃は嚥下された食塊(食べた物)を一時的に貯えるとともに、胃液による消化と胃壁の蠕動運動によって食塊を粥状にして、十二指腸に送っていきます。胃液によって胃の中で分泌されるのは糖質とたんぱく質の消化液だけです。
消化時間は栄養成分で異なり、完全に消化されるまでに糖質(主食:ご飯、パン、麺類など)は約2時間、たんぱく質は約4時間かかります。食物繊維は消化されない性質があり、食物繊維が多く含まれる食品は消化時間が長くなります。
胃は空腹時には縦方向に細長く、食べ物が入ると横に広がっていきます。容量(膨らんだ状態)は、男性は約1.4ℓ、女性は約1.3ℓとなっています。
小腸は、胃と結ばれる十二指腸、空腸、回腸へと続く細い管で構成されています。小腸液のほか、膵臓からの膵液、肝臓からの胆汁と混じり合い、小腸でも消化は続いています。粥状液から栄養素が吸収され、残りが大腸に運ばれていきます。
健康食品は今から20年以上前に大きなブームの波があったときには、新たな素材、新たな有効性が打ち出されて、このような商品が注目されていたこともあって、価格は高めでした。通信販売で最も売れている価格帯は1か月分で8000円から1万2000円でした。これよりも安くても高くても売れないということで、その範囲で利益が出るように販売価格に対する商品の原価が厳しく精査されていました。
販売価格に対して商品代が低ければ利益幅は大きくなるものの、それでは品質が低下して、実感も得られなくなるということで、価格と有効性、継続するための利益の割合が追求されてきました。広告費は通信媒体(テレビ、ラジオ、ネット)の価格が今よりも高かった時代の話ですが、この媒体費は3.11(東北大震災)からの経済状況を反映して随分と下がってきました。
もともとの適正な割合とされたのは、商品代が30%、宣伝費が30%、管理・発送代が20%、残りの20%が収益で、これを合わせた100%が販売価格となっていました。
その当時は、健康食品のパッケージが大きく変化した時代です。以前は粒状の商品は瓶入りで、キャップも高級感のある金色が使われ、これを豪華そうに見える包装箱に入れて販売されていました。長く使い続ける(買い続ける)と高級そうな入れ物が溜まってくるので勿体無いという話が出るほどで、それを反映してアルミ包装が登場しました。初めはビンを捨てずに、アルミ包装の中の商品を入れ直して使うということもありました。
容器代に余計な費用をかけずに、中身を充実させた、などという謳い文句がありましたが、今ではアルミ容器が当たり前になって、SDGsではないですが、ビン入りで販売されていたことも忘れられる時代となっています。それでも商品代は販売価格の30%という昔ながらのルールを守って、長く販売している商品もあります。
最大酸素摂取量の60%を継続する有酸素運動をすることで、運動後の脂肪代謝を高めることができるEPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果は、運動後過剰酸素消費量と訳されています。最大酸素摂取量は全力で運動をしたときに吸い込むことができる酸素量のことで、運動強度を示すためにも使われています。
人間の身体は酸素を多く取り込む運動を続けて酸素不足になったときには、酸素の取り込みを盛んにします。この盛んというのは、運動時の変化ではなくて、運動をしていないときのことで、日常生活での酸素の取り込みが増えることになります。酸素を多く取り込めば、それで脂肪の代謝が盛んになるわけではなくて、運動も必要です。その運動としてすすめられるのが有酸素運動です。
EPOC効果は、運動をしていないときにも脂肪代謝が高まるということで、休息中も就寝中に効果が高まります。有酸素運動の時間が短かった人はEPOC効果が2時間ほどだったのが、最大酸素摂取量の60%ほどの運動を継続させることで12時間ほどにも長引かせることが可能です。このときには運動をしているのと同じか、それ以上の脂肪代謝の効果が得られるようにもなります。個人差はあるものの、高まる消費エネルギー量は50〜120kcalとされています。50kcalであったとしても15分間のウォーキングに相当するので、動かない状態でも身体を動かしているのと同じエネルギー消費が得られます。
ただし、運動を続けていると最大酸素摂取量が高まって、以前と同じ負荷の運動をしていても、最大酸素摂取量の60%に達しなくなるということは普通に起こります。最大酸素摂取量の60%というのは、なんとか会話をしながら続けられる強度を指しているので、これを目安にして有酸素運動に取り組むようにしたいものです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
年齢欄に記載することが必須の書面では面倒でも書き入れなければならないわけですが、欄はあっても必須でない場合もあります。そんなときには、書かないで済ませることがあります。といっても、先方が勝手に、こちらの年齢を判断して記録することがあります。
マーケティングの世界では普通のことで、コンビニでも購入者のビッグデータとするために10歳刻みであっても、勝手に判断して年齢が打ち込まれます。判断基準は見た目で、覗き見ができるところで、自分の年齢を実年齢よりも下で打ち込まれたときには、嬉しい気持ちになることがあります。
年齢を高く見られるのは、衰えていくような感覚があるからで、年齢が上がるほどレベルが高まっていく陶芸家や書道家などは、年齢を重ねることを喜んでいます。もちろん、レベルが上がっていかないのなら、“加齢”と呼ばれても仕方がありません。
精神的な部分は別にしても、身体的なことで暦の年齢よりも若々しい人の体内の年齢を“実年齢”と表現することもあります。
私は、自己紹介をするときに、わざと「レベル67」と言うようにしています。これは年齢を言うのが嫌だということではなくて、まだ身体の衰えを強く感じることがなくて、疲れたときには少し休めばよいというくらいなので、仕事や精神面では年々レベルが上がっていると感じているので、来年の「レベル68」を楽しみにしています。
そのためには無理をしない程度の運動もしながら、情報検索も勉強もするし、コンテンツも作り続け、資格認定講習もして、理解者を増やしています。とは言っても、レベルが上がるほど行動力が低下していくのは仕方がないことで、代わりに動いてくれる方、一緒に活動してくれる方は必要になります。
そのため、資格認定講習では、資格認定者が先生になって教えていける仕組みを採用していて、茶道や華道の宗匠のように活躍してもらえる人材を育成しています。モデルとなっているのは家元制度で、私たちの研究成果が活かされることを願ってのレベルアップの行動です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
サプリメントというと食事で不足するビタミンやミネラルを補うために摂るものというイメージがあります。サプリメント(supplement)は、もともとは補助、補完、補充などといった意味がありますが、一般にイメージされるサプリメントは英語ではダイエタリー ・サプリメントといいます。ダイエタリー(dietary)は「食の〜」を意味していて、「ダイエットのための〜」という意味ではありません。
ダイエタリー ・サプリメントは食品として摂るサプリメントということで、その略としてサプリメントが栄養補助食品といった意味として使われるようになりました。ということで、サプリメントは通常の食事では不足しがちな栄養素を摂るものということになります。
日本の健康食品の分類として栄養機能食品があり、ビタミン(13種類)、ミネラル(6種類)、脂肪酸(1種類)が指定されています。これらの成分については、栄養機能を表示して販売することが許可されています。一般的なイメージのサプリメントは、栄養機能食品を指すことになります。
それ以外の成分はサプリメントと呼ぶのに相応しくないのかというと、この中に加えるべき成分としてL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10があげられています。これらの成分は体内で合成される代謝促進成分で、エネルギー産生の小器官のミトコンドリアへの脂肪酸の取り込みにはL‐カルニチンが、ブドウ糖の取り込みにはα‐リポ酸が必要になります。コエンザイムQ10はミトコンドリアの中でエネルギー物質を作る代謝のための酵素を働かせる補酵素となっています。
他にも共通するところがあって、20歳代前半をピークに合成量が減って、代謝を低下させることになります。以前は医薬品成分であったのが今は食品成分として使うことが許可されています。そのためにサプリメント成分として使われています。
年齢が進むほど不足するということは、これを補うことはサプリメントと同じと考えることができます。脂肪酸の取り込みが少なくなったために太りやすくなった、エネルギー産生が低いために疲れやすいという人にはL‐カルニチンをサプリメントとして摂取してほしいということです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳(2020年)で、過去最高を記録しました。世界ランクでは男性は2位、女性は1位となっています。一時期、女性も2位だったので、返り咲いたと見る向きもあるのですが、実際は1位だった香港が中国に取り入れられて、統計から外れた結果です。
それにしても日本人の平均寿命は延びる一方ですが、ここで問題とされるのが健康寿命の長さです。健康寿命というのは「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間」のことを指しています。この考え方は2000年にWHO(世界保健機関)から示されました。
これを受けて、我が国では「日常生活に制限のない期間」として、行きたいところに自由に出かけられる、好きなことができる期間を健康寿命としています。健康寿命に影響を与えるのは、身体の健康状態だけでなく、脳の健康状態、つまり認知症の有無や、その状態が大きく影響しています。
健康寿命が知られるようになったときには、平均寿命と健康寿命の差は男性が9年、女性が12年という発表がありました。女性は平均寿命が長い分、不健康な期間が長くなっています。
健康寿命の統計については2019年(令和元年)のデータを見ると、その当時の男性の平均寿命が81.41歳に対して健康寿命は72.68歳と、その差は8.73年となっています。女性の平均寿命は87.45歳に対して健康寿命は75.38歳で、その差は12.07年となっています。健康寿命の差は短くなる傾向があり、最高の理想は平均寿命と健康寿命の差がなくなることなので、よい傾向ではあります。
最新のデータを知りたくなるところですが、コロナ禍の影響で厚生労働省の調査が行われなくなったり、遅れたりして、2020年、2021年の調査は行われていません。2022年に調査が行われていたとしても、発表は2023年になります。コロナ禍の中で、どのような健康や寿命などへの影響があったのか知っておきたいのに、それがわからないまま対策を取らなければならない状況です。





