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私たちの生活のリズムは自律神経によって整えられています。自律神経は呼吸、血液循環、体温調節、消化、吸収、排泄、内臓の働き、免疫、生殖などの機能をコントロールするために意思とは関係なく24時間働き続けている神経系です。昼間や活動しているときに活発に働く交感神経と、夜間やリラックスしているときに活発に働く副交感神経の2種類があって、身体の機能を調整しています。
交感神経は脊髄の外側から出て、腹部に回って脊髄の両脇にある交感神経幹に入り、全身に分布して情報を伝えています。副交感神経は中脳や脊髄から全身に向かう神経の通り道と脳や脊髄に向かう神経の通り道があります。
自律神経の働きは波のように強弱があり、交感神経の働きが盛んになっているときには副交感神経の働きが抑えられ、逆に副交感神経の働きが盛んになっているときには交感神経の働きが抑えられるという関係になっています。
交感神経と副交感神経の波に合わせて日常の社会生活のパターンが決められていて、自律神経の波に合わないことをすると生活に支障が出ることになります。身体を休めようとしている時間帯に運動をしたり、脳を激しく使おうとしても思った以上の効果が出にくくなります。逆に、身体の活動が盛んなときに身体を休めようとしても思ったよりも疲労が取れないということになります。
このリズムが乱れていると、学習をする昼間の時間帯に集中できない、勉強をすると非常に疲れるということになり、その逆に夕方以降に勉強の疲れを回復させようとしても興奮して心身ともに休めないということになってきます。
自律神経は消化、吸収、循環、代謝、排泄という生命を維持していくために欠かせない部分を調整しているだけに、発達障害児にみられるように自律神経が乱れていると生きていくための機能が低下することにもなります。逆にいうと、食事に関係する消化、吸収、排泄という胃腸で起こっていることを調整することで、自律神経の働きを整えていくことができるようになります。

1本に乳酸菌が1000億個入った乳酸菌飲料の人気が高すぎて、欲しくても購入できない、転売が起こるという大人気になって、気になったのは、そんなに優れた効果なのかということです。この飲料は消費者庁による機能性表示食品で、「ストレス緩和」と「睡眠の質向上」の機能を表示して販売することが許可されています。
機能性表示食品は研究成果を提出するもので、個別の商品で審査を受けたものではありません。研究成果と同じ成分が同じだけ含まれていれば、同じ効果があるという推定のもとに有効性の表示が認められています。
この乳酸菌飲料のストレス緩和は、唾液中のコルチゾール濃度の上昇抑制、ストレス体感の抑制を指しています。コルチゾールは抗ストレスホルモンで、この濃度の上昇が抑えられたということはストレスが減った証拠とみられています。ストレス体感の抑制というのは、一時的な精神的ストレスがかかる状況でストレスを和らげるということで、ずっとストレスを受けている人でストレスが弱まるというということではなくて、ストレスがなくなるわけでもありません。
睡眠の質のほうですが、熟眠時間と熟眠度が増加、起床時の眠気を示すスコアで改善が認められたとしています。熟眠時間はノンレムステージ3の睡眠時間のことで、深い眠りを指しています。いわゆるグッスリと眠っている状態です。熟眠度は第一周期のデルタパワーのことで、睡眠は90分周期で深い、浅いを繰り返していますが、1回目の深い眠りのときに出るデルタ波が多くなって熟睡していることを示しています。
これを見ると熟睡が保証されているようにも思えるところですが、睡眠は90分周期で4回は繰り返されるので、全部の眠りが深いのかというと、それはわかりません。
今回の試験結果は、ともに試験を控えた医学部生を対象にした実証データであって、睡眠の質に悩みを抱えている人と同じ対象で調べたわけではありません。自分に合っているのかは試してみないとわからないことですが、試したくても試せない状況が続いているということです。

運動をし慣れていない人は、同じだけの運動をしても、運動をし慣れている人に比べると酸素を取り込んで有効活用する能力が低くなっています。また、運動をし慣れた人に比べると、同じ負荷の運動であっても最大酸素摂取量が高まりにくくなっています。
最大酸素摂取量というのは、1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量で、一般には全力で運動をしたときの酸素量を指しています。
最大酸素摂取量は、ただ運動をしていれば高まるというものではなくて、最大酸素摂取量が60%程度の有酸素運動を繰り返していると徐々に最大酸素摂取量が高まり、運動を終えた後でも普段よりも酸素摂取量が増え、脂肪代謝によるエネルギー産生が高いまま続くようになります。そして、運動のエネルギー源の割合が変化して、脂肪酸が優先的に使われるようになります。
この身体的な変化はEPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果と呼ばれる現象で、アフターバーン(after burn)効果とも呼ばれています。呼吸と心拍数を整えるために酸素の摂取と消費が高まり、エネルギー消費が継続することを指しています。
EPOC効果は、運動をしていないときにも脂肪代謝が高まるということで、休息中も就寝中に効果が高まります。有酸素運動の時間が短かった人は、EPOC効果が2時間ほどだったのが、最大酸素摂取量の60%ほどの運動を継続させることで12時間ほどにも長引かせることが可能です。その効果を得るためには、1日に2回は有酸素運動をして1日中、脂肪代謝が盛んになるようにすることがすすめられます。
個人差はあるものの、毎日、有酸素運動を続けることによって24時間まで高めることができる人もいます。こうなると1日に1回だけの有酸素運動で、脂肪代謝を高めることができることになります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

ダブルブッキングは二重に予約を入れることですが、自分の予約を優先させてくれるなら、ダブルブッキングであってもトリプルブッキングであっても構わないことです。ところが、予約をしていても、ダブルだトリプルだといってキャンセルさせるほうにしたら、たまったものではありません。
わざわざ時間調整をして、時間と金をかけて出向いたのに、ブッキング相手と現場で鉢合わせして、自分が選ばれなかったときはショックでした。直接会って話ができなくても、オンライン会議もあれば、他の通信手段で文章でやり取りはできるものの、そんな目に遭わされたときには、用件自体をキャンセルすることにしています。
それで相手が懲りたら、二度とダブルブッキングでキャンセルされることはなくなる、少なくともダブルブッキングをしたときには、こちらを優先してくれるようになります。突然のキャンセルというのは何度でも経験していて、病気や事故なら全部がキャンセルになるので納得できても、病気だったはずなのに、その日、その時間に打ち合わせをしたことが後になってわかって、気まずい思いをしたことがあります。こちらではなくて、先方が、です。
オーバーブッキングという言葉もあって、これは過剰予約という訳語が明確にされているほど大量に予約を入れる業界では当たり前に行われています。飛行機の予約では起こりやすいことで、キャンセル分を見越して多めに予約を取っています。だから、予約が取れたからと安心して空港に行ったのに、別の飛行機に乗ることになったというのは普通に起こることです。
通常のオーバーブッキングは過去の実績に合わせて予約数を決めているので、大幅に乗れないということは起こりにくいものの、事故や天候不順などで運休便が出たときには、どうしても乗れない人は増えてしまいます。メンバーカードやマイレージでお得意様を優先させる、著名人を優先させるということはあるのですが、ダブルブッキング、トリプルブッキングで選択されなかったときには、自分はお得意様でないということで、打ち合わせに持ち込もうとした企画は、お得意様扱いしてくれるところに優先して使ってもらうようにしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

脂肪と一般に呼ばれるのは中性脂肪で、貯蔵型の脂肪のことです。人間の身体の脂肪細胞の中に蓄積されているのは中性脂肪で、動物食品に含まれる脂肪も中性脂肪です。中性脂肪はグリセリドという脂肪に、脂肪酸3個が結びついた形をしています。
食品で摂った中性脂肪は、そのままの形では小腸から吸収されることはありません。そのため消化液によって脂肪酸に分解されてから吸収されます。体内でエネルギーとして使われなかった脂肪酸は、肝臓で中性脂肪に合成されてから脂肪細胞の中に取り込まれます。そして、脂肪酸が体内で不足したときには、脂肪細胞の中の中性脂肪が分解されて、脂肪酸が血液中に放出されます。
食事経由の脂肪酸も、脂肪細胞から放出された脂肪酸も、全身の細胞に取り込まれて、細胞の中にあるエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアに入って、エネルギー化されます。ミトコンドリアに入ってからの流れについては、前(エネルギー代謝4)に紹介しましたが、ミトコンドリアの膜を脂肪酸が通過するときにはL‐カルニチンと結びつく必要があります。
L‐カルニチンは生命維持の重要な成分ということで、必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料に肝臓で合成されているのですが、合成のピークは20歳代前半で、年齢を重ねるほど合成量も体内の保持量も減っていきます。そのことが加齢による代謝の低下を起こしているのです。
体内で合成されるL‐カルニチンが大きく不足するために身体に異常が起こる疾患にカルニチン欠乏症があります。これは筋肉壊死、ミオグロビン尿、脂質蓄積性ミオパチー、低血糖、脂肪肝、筋肉痛、極度の疲労、心筋症を伴う高アンモニア血症を起こすもので、その改善のために使われる医薬品がL‐カルニチンです。
2001年まではL‐カルニチンは医薬品の成分としてしか使うことができなかったのですが、2002年に食品の成分としても使うことが許可されました。そのおかげで今はエネルギー代謝促進のサプリメントとしても活用することができるようになりました。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

日本人は今でこそ世界中の料理を食べられるようになっていますが、基本となるのは米食です。ご飯さえあれば、世界中の料理を食べられます。これはご飯によって料理を好みの味わいに変えることができるからです。ご飯には微妙な味はあっても、白米の場合は、ほとんど味がないのと同じです。
これに対してパンにも麺にも味がついています。主食に味があると、すべての料理に合わせるわけにはいかなくなります。ご飯に合うおかずをパンで食べるのは厳しいというものもあります。「そんなことはない」と反発する人に塩辛とパンを一緒に食べてもらったことがありますが、両方とも好きないのに一緒になると食べられなかったという反応です。
アジア大陸でも、ご飯を主食として食べています。しかし、大陸は硬水地域でカルシウムとマグネシウムが多く含まれていて、日本のように炊くということが基本的にはできません。硬水で炊くと水が充分に浸透しないために芯が残ってしまいます。そこで煮る、蒸す、炒めるという調理法になります。今では炊飯器の性能が向上して、硬水でも芯が残りにくくなりましたが、それでも硬水のために日本のようなふっくらとした美味しいご飯には炊き上がりません。
おかゆは米を煮たもので、白米は味付けなしでも食べられるのに対して、おかゆは味付けがないと美味しく食べられません。蒸すのも炒めるのも味付けが必要です。そのために、おかずの種類も限られてきます。
日本の水は軟水であることから、米に浸透しやすく、普通に炊いても美味しくなります。炊くというのは煮て、蒸して、焦がすという連続した過程で、炊飯器で焦げが残ることはなくなったものの、釜で炊くとおこげができます。おこげの香ばしさがあれば、塩も味噌もなしのおにぎり・おむすびでも美味しく食べられます。
口の中で味を整えることで味覚を磨いてきた日本人の“口中調味”は米を炊くことが可能であったことから生まれた健康の恵みであったということができます。

1日は24時間ですが、人間の体内時計は、それよりも長くなっています。一時期は体内時計は25時間と言われ、今でも多くの書籍でもネット情報でも25時間と書かれたものが多くなっています。しかし、実際には多くの研究によって24時間11分だということが明らかにされています。
以前のように25時間と1時間も長いとなると、24日で24時間になるので、このズレは大きいという印象がありました。それに対して11分だと24時間になるのは130日もかかることになります。4か月ちょっと(10日くらい)ということですが、だからといってズレたままでよいというわけにはいきません。
海外に旅行をして、大きな時差のズレがあると時差ボケが起こって、脳を正常に働かせようとしても、うまくいかなくなります。脳は全身をコントロールしているので、全身の機能に影響が出てきます。時差ボケがあるときには、どれだけ長く寝ても身体の疲労が解消されないのは脳の負荷が強くなっているということです。
1日の時差(11分の分差)では、本人が気づくほどの違いではないとしても、ズレを修正しておかないと脳の負荷は高まったままです。このズレを解消するためには、当たり前の健康法のように聞こえるかもしれませんが、早起きをすることです。
ただ、早起きすればよいというわけではなくて、起床したら日光を浴びるようにします。日光に含まれるブルーライトによって、すぐに目覚めるということではなくて、朝日を浴びてから約15時間後に睡眠のリズムをコントロールするホルモンのメラトニンが多く分泌されるようになります。曇りであってもブルーライトは晴天の50%ほどの量はあるとされます。
そして、起きてから、あまり時間がたたないうちに朝ごはんを食べることです。食事をすることで自律神経の調整が始まります。メラトニンの材料はトリプトファンという必須アミノ酸で、肉、魚、卵、乳製品、大豆に多く含まれています。これを朝に摂ることでメラトニンの分泌が高まります。代表的な朝食のメニューは理にかなっていたのです。

代謝促進成分のL‐カルニチンのLはLevorotatoryの頭文字で、左旋性の意味があります。物質を通過する光の振動面を左に回転させる性質を表しています。これとは逆の右旋性もあって、立体異性体としてL型とR型に分けられます。立体異性体というのは、構造式は同じだが、原子の立体配置が違っているものを指しています。
カルニチンのL型、つまりL‐カルニチンには代謝促進成分として脂肪酸と結びついて細胞の中のエネルギー産生器官のミトコンドリアの膜を通過させる働きがありますが、R型には、そのような働きはありません。
カルニチンは必須アミノ酸のリシン(リジン)とメチオニンを材料にして肝臓で合成されるアミノ酸の一種で、体内でタンパク質の形にならない遊離アミノ酸の一種になっています。カルニチンという名称は、筋肉の中にある成分として発見されたことから、肉を意味するラテン語のcarnis(カルニス)にちなんで命名されました。Carnival(カーニバル)は謝肉祭のことですが、これもcarniから名付けられています。
L‐カルニチンは肉類の筋肉の中に多く含まれていて、成人では体内に20g(2万mg)ほどが含まれています。前回、1日に肉食によって60〜180mgを摂取していると説明しましたが、肉食が全体的に少ない日本人は体内の保持量が少なく、そのために脂肪酸の代謝能力が低いことが指摘されています。
立体異性体ということでは、同じ代謝促進成分のα‐リポ酸が例としてあげられます。α‐リポ酸にはS型とR型があり、体内で合成されるのはR型です。サプリメントにはS型もR型も使われていて、ともに体内で作用します。R型は胃液で分解されやすいために、サプリメントの種類としてはS型が多く使われています。しかし、S型は動物試験では害が確認されたことからペット用のサプリメントでは使用が禁止されています。人間の場合には、危険性を調べる試験が行われていないために、S型の使用が続いているという実態があります。

子どもは「意味もなく走る」と言われますが、意味もなく走っているわけではありません。その意味と理由を当人はわかっていなくて、周囲の人もわかっていないことから、意味もなく走ると言われているだけです。この理由として、感覚統合が使われることがあります。子どもは全身を使って、刺激を受け、神経を発達させていますが、その刺激を得るために走っているのだという説明が広まっていて、テレビ番組でも放送されていました。
しかし、私たちは多くのエネルギーを作り出すために激しく身体を動かしているのだと考えています。3〜5歳でも1日に消費されるエネルギー量は1300kcal前後で、成人の半分ほどになっています。身体の大きさからすると非常に大きなエネルギーが必要となっています。
これは身体を大きくするためにエネルギーが使われるからで、多くのエネルギーを作り出さないと成長することができません。食事から摂ったエネルギー源は、吸収されて血液中に入り、これが使われます。1日の消費で余ったものは脂肪合成されて脂肪細胞にエネルギー源として蓄積されます。このエネルギー源をエネルギー化するためには、運動をするのが一番で、これは子どもも大人も同じことです。子どもは特に多くのエネルギーを作り出さなければならないので、エネルギー代謝を盛んにするために走るという行動をするのです。
それに対して、大人は生活の中で走り出すのは難しいので、歩くことを多くのエネルギーを作り出す方法として選択することになります。これを「意味もなく歩く」とは言わないでしょうが、歩くことで多くのエネルギーを作り出して、身体の活動や新陳代謝、疲労回復のために使うことをメディカルダイエットでは提案しています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

いろは歌留多の“い”といえば、「犬も歩けば棒に当たる」ということに一般的にはなっていますが、これは江戸歌留多で、大阪では「一を聞いて十を知る」、京都では「一寸先は闇」と、三者三様です。もとは「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山今日越えて、浅き夢見し酔ひもせず」という涅槃経の仏教精神を和文で表したもので、いろは歌留多は京都で生まれました。
そこから大阪、名古屋、江戸と伝わっていったということで、京都版を中心とすべきなのでしょうが、全国的に知られているのは江戸版のほうです。
今回のテーマの「六十の三つ子」は大阪版の“ろ”の言葉で、中京版でも同じものが使われています。「六十の三つ子」は、老齢になると幼児のような言動をすることを指していて、無邪気になったり、聞き分けがなくなるというのは、自分のことだけでなくて、家族を思い浮かべても納得できるところがあります。三つ子は3歳児ではなくて、数え年なので2歳です。一方の60歳も、江戸時代のことなので60歳といえば長生きで、今で言えば80歳でもおかしくありません。
これだけ平均寿命が延びているのに、高齢者の年齢はいまだに65歳です。この年齢が定年退職の基本であり、年金支給の基本ともなっています。今は65〜74歳は前期高齢者、75歳以上が後期高齢者となっていますが、高齢者を75歳以上にしようという提言が日本老年学会と日本老年医学会によって2017年に発表されました。これは今の高齢者が若返ってきていることが根拠になっています。あまりに早い高齢社会に対応するために、年金の支給時期を遅らせる意図が隠れているのではないかとも言われています。
74歳までは“三つ子”と言われるほど衰えてはいないということなのでしょうが、健康寿命は平均寿命よりも男性で9年、女性で12年も短く、認知症が700万人(高齢者の5人に1人)という時代には、いつ三つ子のように手間がかかるようになってしまうかわかりません。65歳以降の健康状態は50歳代の健康状況が大きく影響しているだけに、少しでも早い健康対策を訴えているのですが、なかなか届いていないのが実態です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)