投稿者「JMDS」のアーカイブ

出版のマルチメディアについて以前に紹介させてもらいました。マルチメディアというのは、書店やコンビニの書籍コーナーに置いてある商品に薄い冊子がついている発行物のことで、販売のメインが商品であっても、出版物としては冊子のほうがメインで、あくまで商品は“おまけ”扱いです。
グリコのおまけというと、主体のキャラメルよりもおまけの小さなおもちゃがほしくて買っていた時代に生まれた言葉です。当時は、お菓子が不足しいた時代だったので、おまけがほしいといってもキャラメルを捨てるような子どもはいなかったはずです。それはが最近はキャラクターのカードがほしくてガムを買ったものの、ガムは捨てるというようなことも起こっています。
おまけが中心のマルチメディアを資格認定講習でできないかという相談を出版社から受けたことがあります。書店流通だと薬をイメージさせる形のサプリメントというわけにはいかないからということで、ハーブティーでの提案でしたが、ハーブティーであってもサプリメントの効能効果を求められたので、実現はしませんでした。
それをきっかけとして、書店流通は無理でも、サプリメント付きの講習、それも他のサプリメントショップや通信販売では購入できない高性能のサプリメント付きの講習を検討してきました。サプリメントのほうは、カプセル入りの液状のL‐カルニチンという流通されていない画期的なものがあり、それは日本メディカルダイエット支援機構の副理事長が研究用に開発した高品質・高濃度のサプリメントです。
代謝促進成分であるL‐カルニチンを利用したエネルギー代謝促進の資格認定講習を始めることにしましたが、どんなビジネスプランで進めるべきなのか、そのアイデアをいただいて、3か月後にスタートを切る予定で準備しています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」と冠した資格認定ができるメリットを活かして、さまざまな講習を資格認定方式で実施しています。メディカダイエットという言葉は、「メディカル」という重みがある言葉が先についているので、それなりの知識を持っている人に名乗ってほしいので、入門的なレベルの場合には“初級”をつけています。資格認定名としては「メディカルダイエットアドバイザー(初級)」となります。
初級と認定されたら、次には中級、上級と目指してほしいということと同時に、ただ習いっぱなしではなくて、他の人に教える意識で学ぶことの重要性を感じてほしいという思いから、中級認定者は初級講習を開催できる、上級認定者は中級講習を開催できるという3段階方式を採用しています。
資格認定講習で連携する会社や団体の方には、そのことを理解してもらえるように、事前の主旨を打ち合わせしています。この同じ意思をもって一緒に行動することは、よい意味での談合となります。
これに対して、よくない談合もあって、たまにニュースで取り上げられる談合は、公共事業などの入札の際に、入札する者が事前に話し合って落札する業者を決めるものです。これとは違っても、端より(初めから)本来の目的と違った相談としての談合をしている人がいます。
資格認定を一緒に進めていたエステ向け商品を扱っていた会社の営業マンが、エステティシャンに「メディカルダイエットアドバイザー」講習を取引先にすすめるときに、中級、上級を目指すことはなくて、「メディカルダイエットアドバイザー(初級)」の資格認定名から(初級)をとって「メディカルダイエットアドバイザー」にしても大丈夫、ということを言って広めていたことを後から知りました。
これこそ「端より談合」で、講習の中身の花よりも、おいしい団子を広めるような結果となり、そんな気持ちで受講した人は長くは続かず、すすめた営業マンも長く勤めることはできませんでした。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

認知症患者は20年後には減少するという東京大学の予測を前回紹介しましたが、そんなにも先の話は関心がないという人も少なくありません。男性の平均寿命は81歳を超えていますが、前期高齢者になったばかりの65歳でも20年後といえば85歳です。そのときに認知症患者が減っていたとしても、その前に認知症になってしまうのではないか、という心配があるのは当然のことです。
これまでの認知症患者の予測は2025年に700万人とされてきました。新型コロナウイルス感染症が拡大して、それが2年以上も続くことは想像されなかっただけに、国民の健康度は大きく低下しました。その結果が認知症につながるのではないか、というのも当然の疑問です。
コロナ禍というと経済的な面が強調されることも多いものの、外出自粛、コミュニケーションの機会の減少、通院や健診の減少など、どれも健康面ではマイナスのことばかりが続きました。歩くだけでも血流が高まり、脳に運ばれる酸素が増えて、脳の活性化が進むのに、歩くことすら禁止状態になり、マスクの着用で体内に取り込まれる酸素の量も減りました。家にいる機会が増えたうえにストレスがかかったことから食事量や飲酒量が増え、生活習慣病のリスクも高まりました。
コロナ禍を経験して、どのような健康面の影響が出ているのかを知りたいところです。2025年には認知症患者が300万人増えて1000万人になるとの予測もされているのですが、その傾向を把握するための期待されている厚生労働省の「国民健康・栄養調査」は令和元年版が発表されて以降、充分な調査ができないということで、2年連続で発表されていません。早くても令和4年の年末か5年の初めに発表されるという状態で、肝心な健康度の変化、認知症に影響する健康面での変化がわからない状態です。
すでに認知症は気づかれないところで相当に増えていると考えて、対策を始めなければならない段階になっていると認識しています。

女性応援「教室なび」を企画創案する段階で、小規模な教室を運営する女性にリサーチをしました。聞きに行っているだけなのに、教室で教えていることを書籍にしたい、資格認定にしたい、法人化したいという相談を受けて、手助けしてもらえないかという依頼も受けました。教室の内容だけでなく、私が代表を務める特定非営利活動法人(NPO法人)日本メディカルダイエット支援機構の講習テキストの一部が使えないか、会員に発信する情報を手助けしてくれないかとの依頼もありました。
小規模であっても講習内容の充実と更新は重要な条件であり、講習テキスト・試験、講師、資格認定、継続的な情報発信なども必要となります。これは私たちが自前で実施してきただけでなく、他の団体の講習も支援してきました。その中には東京で全国規模で健康関連の活動をする公益社団法人や公益財団法人もあります。講習が継続的に始まれば、出番はなくなるのですが、いまだに情報発信の支援の依頼があり、定期的に情報を提供しています。
日本メディカルダイエット支援機構の自前の内容は健康分野に関わる栄養、運動、リラクゼーション、自律神経調整、生活習慣病対策、脳の機能向上などで、これに限った活動をしてきたのですが、健康だけでなく美容も含めた講習や活動への支援が求められるようになっています。このような要望にも、人脈を駆使して対応できるようにプログラム化して、より多くの方々に正しい情報を正しく伝えることを支援する活動に取り組んできました。その内容を岡山で小規模の教室を運営する方の支援に向けるということです。
小規模の教室などを支援して内容を充実させるだけでなく、多くの活躍している女性を応援するための仕組みも必要であり、複数の教室の運営者が集う異業種交流を進め、顧客を奪われることなく新規開拓できる事業システムの構築も重要となります。それに向けての情報収集と企画も進めています。
(女性応援「教室なび」応援団・小林正人)

健康増進法では、健康食品について健康保持増進効果を著しく事実に相違する形などで表示することを禁止しています。健康保持増進効果の表示には、以下のものが該当します。
1)健康の保持増進の効果
(1)疾病の治療または予防を目的とする効果
例:「糖尿病、高血圧、動脈硬化の人に」、「末期ガンが治る」、「虫歯にならない」、「生活習慣病予防」、「骨粗鬆症予防」、「アレルギー症状を緩和する」、「花粉症に効果あり」、「インフルエンザの予防に」、「便秘改善」、「肥満の解消」
(2)身体の組織機能の一般的増強、増進を主たる目的とする効果
例:「疲労回復」、「強精(強性)強壮」、「体力増強」、「食欲増進」、「老化防止」、「免疫機能の向上」、「疾病に対する自然治癒力を増強します」、「集中力を高める」、「脂肪燃焼を促進!」
(3)特定の保健の用途に適する旨の効果
・容易に測定可能な体調の指標の維持に適するまたは改善に役立つ旨
・身体の生理機能、組織機能の良好な維持に適するまたは改善に役立つ旨
・身体の状態を本人が自覚でき。一時的であって継続的、慢性的でない体調の変化改善に役立つ旨
・疾病リスクの低減に資する旨(医学的、栄養学的に広く確率されているもの)
例:「本品はおなかの調子を整えます」、「この製品は血圧が高めの方に適する」、「コレステロールの吸収を抑える」、「食後の血中中性脂肪の上昇を抑える」、「本品には○○(成分名)が含まれます。○○(成分名)には食事の脂肪や当分の吸収を抑える機能があることが報告されています。」
(4)栄養成分の効果
例:「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です」

バランスボールというと姿勢を整え、体幹を鍛えるための運動ツールで、主にはストレッチ用の活用が知られています。しかし、初めて日本で紹介されたときには、エクササイズボール、フィットネスボール、Bボールという名称で有酸素運動のためのツールでした。
これを体幹トレーニングに活用した団体があり、メディアでも盛んに取り上げられたことから、いつの間にかバランスボールという名称が広まり、有酸素運動のほうは忘れ去れた状況となりました。
バランスボールの有効性について書かれた文書などを見ると、体幹を鍛えることでエネルギー消費を高めることが示されています。身体の奥の筋肉を鍛えること、細かな筋肉を鍛えることで代謝が高まりやすいのは事実ですが、ボールの上に腰掛けるようにしてバランスを長く取り続けるのは大変です。いくら効果があっても短時間では期待するような効果は得にくくなっています。
それと比べると、有酸素運動はボールに座って、身体を少し上下させてバウンドさせるたけです。テレビを見ながらでも、休みながらでも、いつでも簡単にできて、しかも長く続けることができるので、なかなかウォーキングなどの本格的な有酸素運動ができない人のダイエットのためにすすめています。Bボールは、バウンドボールという名称で初期段階では紹介されていたという事実もあります。
代謝を高めるためのメディカルダイエットでは、早歩きと普通歩行を交互に繰り返すインターバルウォーキングを指導しています。早歩きによって筋肉に多くの酸素を取り込み、その酸素を使って普通歩行での脂肪代謝を高めるものですが、無酸素運動系のウォーキングと有酸素ウォーキングを繰り返すことから歩くサーキットトレーニングとも呼ばれています。
その手法はバランスボールでも活用が可能で、スピードを高めたバウンドを2〜3分間、その後はゆっくりとしたバウンドを5〜10分間行い、これを時間が許す限り繰り返していくというものです。
雨が降った日でも日差しが強い日でも、早朝でも夜中でも、いつでも実施できるのがバランスボールのインターバル運動の大きなメリットでもあります。また、ウォーキングで膝の負担がきになるという人にとっては、安心して続けられる方法となっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

メディカルダイエットの資格認定講習は、口がよくない仲間に言わせると「店案内の花屋と同じ」と思われているようです。道案内の花屋の存在意義については前回書きましたが、行きたい店を教える代わりに少し高めの価格の花を買ってもらうという話でした。資格認定講習と道案内の花屋の、どこが同じなのかというと、花の魅力もメディカルダイエットの魅力も同じようなもので、メディカルダイエットの資格認定講習の魅力で受講しているわけではないと言いたいようです。
確かに、日本メディカルダイエット支援機構が認定する講習は、その内容を確認して受講する人だけでなくて、私が支援している他の団体のメンバーが謝礼代わりに受講するということがあります。私は日本メディカルダイエット支援機構という特定非営利活動法人(NPO法人)の理事長を務めていますが、それ以外にも複数の団体の役員として監事を引き受けています。役員には理事と監事があって、理事は団体の運営をして利益を得ることができます。それに対して、監事は法人を監査する立場なので、団体から収益を得ることができません。収益を得ると、監査に手心を加えることになりかねないということで、法的にも収益を得ることが禁じられているのです。
団体から収益を得ることはできなくても、団体の役員や会員が個人的に、監事が運営する別の団体の講習を受けることは禁止されていなくて、自由に受けることができます。そこで団体に対して、さまざまなサービスを行った見返りとして資格認定講習を受講するということで、あまり気が入っていない受講者、初めから真面目に聞こうと思っていない受講者がいるのも事実です。
そういった受講者が、真剣に資格認定を受けようと学んでいる人と一緒だと会場の雰囲気が乱れてしまうことになるので、タイアップ受講は別に機会を設けています。タイアップであるといっても、受講してよかったという反応が得られるように、特に頑張って講習をして、受講者の特性に合わせた話も限られた時間の中でさせてもらっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

コロナ禍でよいことは一つもなかったという人が数多くいることは承知していて、あえて書かせてもらいますが、一つだけよかったことがあるとしたら、オンラインの活用が進んだことで、遠く離れていても話ができて、講習も実施できるようになったことです。
自分の趣味や特技を活かそうと頑張っていた女性を応援する事業があります。以前は各地の小規模な教室をネットで紹介して、教室の受講者に合わせたサンプリングをする形で事業を行っていました。ところが、コロナ禍で狭い空間に多くの人が集まることが避けられるようになり、教室も数が減ったり、規模の縮小が起こりました。それに対応するために、オンラインレッスンのシステムを構築して、教室に提供することに切り替えました。
これは助かる仕組みではあるものの、オンラインレッスンまで踏み込めないところも多く、教室を紹介するサービスが縮小されたことで、講習ができにくくなったこともあります。
健康や美容などの分野では対面しないことには伝わらないことも多く、多くの人が集まることができない状況の中、参加者を絞った小規模なサロン形式の講習が増えてきました。
これによって趣味や特技を仕事にする教室が運営できるようになったものの、講習を実施・継続するには規模に関わらず必要なことがあります。それが整わないために、せっかくの専門知識が活かされていないという状況があることを見聞きしてきました。そして、不足している部分を補うことができれば、希望どおりに順調に進められる事業者などが数多くいることもわかってきました。
そこで小規模の教室を運営する方々、中でもコロナ禍で大きな被害を受けている女性の運営者を応援する活動を始めることにしました。健康と美容の知識と情報は、元気に活動していくために必要なことであり、それを頑張っている方々に伝え、その教室から多くの頑張っている女性に伝わっていくことを願っての活動です。
(女性応援「教室なび」応援団・小林正人)

“完全栄養”という言葉があります。その食品に含まれている栄養素だけを摂っていれば生きていける食品を指していますが、人間にとって、そんな便利な食品は存在していません。猿から進化してピテカントロプス(ジャワ原人または直立原人)になったときに、一番大きく違ったのは食べ物の種類です。
動物は一定の食品を食べるだけでも生命維持をすることができますが、人間は何でも食べなければ生きていけない“雑食”になりました。猿と人間に共通しているのは体内でビタミンCが合成できないことです。人間は他の水溶性と脂溶性のビタミンも合成できないのですが、他の動物は生命維持に必要なビタミンを合成することができます。
人間が食品から摂らなければならない必須ビタミンは13種類あります。水溶性ビタミンのビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂、ビタミンC、ナイアシン。パントテン酸、葉酸、ビオチンの9種類と、脂溶性ビタミンのビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類です。
必須ミネラルはカルシウム、リン、カリウム、イオウ、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルトの16種類です。
完全栄養というと卵によく使われる言葉です。卵は生命の源で、鶏卵の場合には、ひよこが生まれるまでに必要な栄養素がすべて含まれている、という意味で使われています。しかし、その実際の意味は、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち必須アミノ酸が全部含まれているということです。人間に必要なアミノ酸は20種類あります。そのうち体内では合成されない9種類が必須アミノ酸(トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン)です。必須アミノ酸がバランスよく含まれている食品としては卵のほかに肉、魚、牛乳があげられます。
体内では合成されない脂肪酸は必須脂肪酸といい、リノール酸とα‐リノレン酸があげられます。リノール酸はサフラワー油(紅花油)、コーン油、大豆油に多く含まれています。α‐リノレン酸はエゴマ油、シソ油、アマニ油(亜麻仁油)に多く含まれます。

コロナ禍の影響から完全失業者は180万人に達し、1年以上の長期失業者も66万人を超えているという厳しい状況となっています。コロナ以前の失業者は男性が女性の1.5倍ほどでしたが、現状では男女差はほとんどなくなり、女性が仕事を続けにくくなっている状況にあります。
これまでの仕事で身につけた経験、知識、技術、交流が活かされないまま埋もれてしまうのは非常に勿体無いことです。職場から離れても、ネット社会のおかげで、自宅にいても情報収集ができて、学びの機会を得て、これまで積み重ねてきた知識などをバージョンアップさせることも、広く情報発信することもできるようになりました。そして、自宅にいながらも講習ができるようになりました。
これを自分の仕事にしていくことが盛んにすすめられ、成功事例も数多く紹介されるようになりました。しかし、一人の力では限界があり、知人の助けを得ることができたとしても、なかなか事業化するところまでは進められないのが実際のところです。
そんな状況にあって、以前から事業化に取り組んできた方、事業化の準備を進めてきた方の中には、教室を運営して、多く方に喜ばれながら活動を進めている方も多くいます。そのような方々と、講習を通じて多く出会い、なんとかして皆様の力になれないかと考え続けてきました。
私が代表を務める日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットと冠する資格認定ができる特定非営利活動法人(NPO法人)として講習と、資格認定者への情報発信を実施してきました。その知識は、健康全般に関わることであり、美容の下支えにもなってきましたが、それだけでなく多くの支援を求められるようになりました。
そこで、これまでの私たちの経験と実績を、女性たちの経験と実績などとマッチさせて、女性の活躍を応援するために活かしたいと考えて、女性応援「教室なび」をスタートさせることとしました。
(女性応援「教室なび」応援団・小林正人)