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「人生楽ありゃ苦もあるさ」で始まるテレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌は、1番から3番までが放送で流されているので、これで全部かと思われがちですが、“幻の4番”と呼ばれる歌詞があります。

これは作詞家の山上路夫さんが初めに書いた中にもあったのですが、全部を流すと時間が足りないので、3番までにしたことを『水戸黄門』を世に送り出したプロデューサーの逸見稔さんから聞いています。

その歌詞は以下のようなものです。

人生一つの物なのさ
後には戻れぬ物なのさ
明日の日の出をいつの日も
目指して行こう顔上げて

この歌詞が3番の次にくると、しっくりと来ない感じがするとの声は以前からありました。
その理由についても逸見さんから聞いています。

“幻の4番”は実は3番だったということで、よく知られる3番が4番となります。ややこしい感じがあるので、“幻の3番”を加えて、歌詞を書くと以下のようになります。

1番
人生楽ありゃ苦もあるさ
涙のあとには虹も出る
歩いてゆくんだ しっかりと
自分の道を踏みしめて

2番
人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰から先に行く
後から来たのに追い越され
泣くのがいやなら さあ歩け

3番
人生一つの物なのさ
後には戻れぬ物なのさ
明日の日の出をいつの日も
目指して行こう顔上げて

4番
人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないもんだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ

次回(金言の真理57)は、他の楽曲の歌詞との共通点について触れて、「人生楽ありゃ苦もあるさ」の真理に一歩だけ迫ってみることにします。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

2001年は、厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足した年で、この年からサプリメント・健康食品の制度が大きく変わっていきました。

2001年には栄養機能食品制度が設けられて、国が定めた摂取量の範囲であれば機能を表示できることができるようになりました。

栄養機能食品は、健康の維持等に必要な栄養成分の補給を目的として摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準に従って、その栄養成分についての機能を表示することができる食品です。

個別許可型の特定保健用食品(トクホ)とは異なり、1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上限値・下限値の規格基準に適合している場合に、審査を受けることなくサプリメント製品に表示できる規格基準型となっています。

栄養機能食品に該当する規格基準が定められている栄養成分は、改正によって徐々に種類が増やされていって、今ではビタミン13種類、ミネラル6種類、脂肪酸1種類が対象となっています。

ビタミン13種類(ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸)

ミネラル6種類(亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム)

脂肪酸1種類(n-3系脂肪酸)

機能の表示といっても定型文の範囲に限られていて、一般的な成分の機能の範囲に規制されています。

その定型文については、次回(サプリの不都合な真実6)で紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊婦の付加量を要因加算法で算定するデータはありません。

ナイアシン必要量がエネルギー要求量に応じて増大するという代謝特性を考慮して、エネルギー付加量に基づいて算定する方法が考えられますが、妊婦ではトリプトファン-ニコチンアミド転換率が非妊娠時に比べて増大するため、エネルギー要求量の増大に伴う必要量の増大をまかなっています。

したがって、付加量は設定していません。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊娠期に高くなったトリプトファン-ニコチンアミド転換率は、出産後、速やかに非妊娠時の値に戻ります。

したがって、授乳婦には沁乳量を補う量の負荷が必要です。

授乳婦の推定平均必要量の付加量は、母乳中のナイアシン濃度(2.0mg/L)に0〜5か月の乳児の基準哺乳量(0.78L/日)を乗じて、相対生体利用率60%を考慮して算出すると2.6mg/日となり、丸め処理を行って3mg/日としました。

推奨量の付加量は、丸める前の推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じると3.1mg/日となり、これを丸め処理を行って3mg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*高齢者(推定平均必要量、推奨量)
65歳以上の高齢者については、ナイアシン代謝活性は、摂取量と代謝産物の尿中排泄量から推定した場合、成人と変わらないというデータがあることから、成人(18〜64歳)と同様に、4.8mgNE/1000kcalを推定平均必要量算定の参照値として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

*小児(推定平均必要量、推奨量)
1歳以上について、ナイアシン代謝活性は、摂取量と代謝産物の尿中排泄量から推定した場合、成人と変わらないというデータはないものの、成人(18〜64歳)と同様に、4.8mgNE/1000kcalを推定平均必要量算定の参照値として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「医師に感謝する日」Dプラス(東京都港区)が、医師への感謝の気持ちを込めてハンカチを贈る日として、11が人と人(医師と患者)、14が医師と読めることから制定。

「アンチエイジングの日」アンチエイジングネットワーク(東京都千代田区)が、良い(いい)11と歳(とし)14の語呂合わせで制定。

「タルタルソースの日」キユーピーが、週間カレンダーで「かきフライの日」(11月21日)の真上にくる11月14日を制定。

「人生100年時代の日」アサヒ飲料が、良い(11)歳(14)の語呂合わせで制定。

毎月14日:「ひよこの日」(ひよ子本舗吉野堂)、「丸大燻製屋・ジューシーの日」(丸大食品)

私の母親の実家(新潟県出雲崎町)は浄土真宗の寺院で、ここで私は生まれて父親の勤務先で暮らした後に、3歳から3年間(小学校にあがる直前)まで、再び母親の実家で暮らしていました。

実家に帰って出産するというのが普通に行われていた時代のことです。父親は警察官になったばかりのときの赴任地が母親の実家の近くであったことから、寺院に下宿をしていたということです。

佐渡島が遠方に見える海岸沿いの町から、新潟県南部の山奥の地域で暮らすことになり、70kmほどを移動しました。そこは松之山温泉が有名な村ですが、当時の警察組織最大の不祥事が1958年の1月20日に起こりました。

松之山村の東川地域の駐在所の22歳の巡査が村民3人を射殺するという後に松之山事件と名付けられた事件が起こりました。父の赴任地から最も近い駐在所であったことから、第一報を受けて父親が単独で現場に原付バイクで駆けつけたところ、すでに巡査は拳銃自殺していました。

その時のことを後に父親から聞きましたが、父親は警察官になって初めて拳銃に実弾をこめて出動したとのことです。

事件の日は小正月で、巡査は隣の部落へ私服で年始回りに行き、酒に酔っての帰途に被害者の家に寄り、些細なことで口論になりました。駐在所に引き上げたもののおさまらず、制服に着替えた上で拳銃を持って訪れ、凶行に及んだといいます。

些細なことというのは、被害者は家族とともにウサギ汁を作って酒を飲んでいましたが、密猟したウサギであることがわかり、巡査が狩猟法違反をとがめたことでした。それに反発した村民が、巡査の個人的な行動をなじったことが原因だったと当時の地元紙にも書かれています。

当時は独身の巡査が駐在所に勤務することがあり、松之山事件をきっかけにして、駐在所は既婚者が赴任することが全国的に決まりました。

父親は既婚者であり、最も現場に近いところに勤務していて土地勘もあったことから、父親が赴任することになりました。

住民の不信感は強く、制服を見ただけで住人は家に隠れる、子どもは泣き出すという状況で、そのようなところで、まだ2歳であった私を育てることは難しいということで、母親の実家に預けられることになりました。

後に母親から聞いたところでは、父親は毎晩、1軒ずつ村民の家を訪ね、風呂をいただき、夕食を一緒に食べるということを2年間繰り返して、やっと不信感を払拭することができたということです。

まだ3歳になる前のことでしたが、そのような雰囲気はなんとなく感じていて、寺院の祖父母からも叔母からも褒められるほど、寂しいとか、わがままなことを言わない子どもだったと聞いています。
〔小林正人〕

抹茶は世界的に人気となっていて、茶葉の価格も高いことから、これまでの煎茶の栽培を抹茶に切り替えようという茶葉農家、生産地域も増えています。

抹茶は栽培途中で日光を遮って育てた碾茶(てんちゃ)を石臼で粉末にしたものです。煎茶は日光を浴びて育った茶葉を蒸して揉んで針状に完成させたものです。茶葉の種類としては同じとされていますが、実際は茶葉によって差があって、高級とされるものが碾茶に使われます。

煎茶の製造過程で蒸すのは酵素の働きを止めるためで、これによって緑色が保たれます。発酵が進むと烏龍茶や紅茶の茶葉と同じ状態になります。

茶葉の種類が同じということになると、抹茶は産地と加工技術が重要となるわけですが、抹茶のブランドといえば京都の宇治(うじ)が世界に知られています。

宇治抹茶と表記できるものは要件が定められていて、京都府内の業者が京都府内で仕上げ加工をしたものが絶対条件です。「宇治市内の業者」の書き間違いではなくて、京都府内の業者とされています。

京都府内といっても、以前は宇治市と、宇治市の周辺に限られていました。市町村の境は茶葉の栽培地や加工地によって線引きされたわけではないので、宇治市内でなくても宇治抹茶が製造されていても違和感はありません。

栽培地が拡大していくにつれて、宇治市の周辺だけというわけにはいかなくなりました。そこで京都府内であればよいことになったわけですが、京都府は太平洋側から日本海側まで、かなりの範囲に広がっています。

「京都府内の業者が京都府内で仕上げ加工をしたもの」という定義だと、会社は京都府内にあって、茶葉の栽培地は他の地域であっても仕上げ加工だけ京都府内で行われていればよいのかということですが、それが事実です。

どの範囲で栽培されていればよいかということですが、大抵は宇治茶の定義に当てはまる地域です。

宇治茶の定義については次回(負の歴史21)に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの欠乏回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」と「推定平均必要量、推奨量の策定方法」を紹介します。

〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕
ナイアシンは不可欠アミノ酸のトリプトファンから肝臓で生合成もされます。

この転換比は、おおむね重量比で60mgのトリプトファンから1mgのニコチンアミドが生成するとされています。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*成人(推定平均必要量、推奨量)
推定平均必要量はエネルギー当たりの値としました。

ナイアシン欠乏試験において、欠乏とならない最小ナイアシン摂取量は4.8mgNE/1000kcalであったと報告されています。

この値を成人(18〜64歳)の推定平均必要量算定の参照値として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。

〔指標設定の基本的な考え方〕
ナイアシン欠乏症のペラグラの発症を予防できる最小摂取量から、推定平均必要量を求めました。

ヒトを用いたナイアシン欠乏試験より、ニコチンアミド代謝産物であるN-メチルニコチンアミド(MNA)の尿中排泄量が1mg/日を下回ったころから、ペラグラ症状が顕在化することが報告されています。

そこで、MNA排泄量を1mg/日に維持できる最小ナイアシン当量摂取量を必要量としました。

ナイアシンは、エネルギー代謝と密接に関連することから、推定エネルギー必要量当たりで算定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いいひざの日」ゼリア新薬工業が、膝関節痛の治療と予防を呼びかけることを目的に、いい(11)ひざ(13)の語呂合わせで制定。

「チーかまの日」丸善(東京都台東区)が、11月11日が「チーズの日」、11月15日が「かまぼこの日」との説があることから中間の日を制定。

「いい焼き芋の日」いい子のやきいも阿佐美や(埼玉県戸田市)が、さつまいもの日(10月13日)の1か月後を制定。

「いい瞳の日」千寿製薬が、い(1)い(1)ひと(1)み(3)の語呂合わせで制定。

毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)