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発達障害に関する講習を続けていると、受講者の中から「最近、発達障害の報道や情報が増えましたね」と言うことが聞かれます。

以前であれば、「それは発達障害の関心が高まることで、それまで目の前を通過する情報に気づかなかっただけ」ということを話して、もっと学ぶことで、もっと自分に飛び込んでくる情報が増えるようになる、といった話をしてきました。
しかし、今は発達障害に関わる情報が実際に増えていて、それだけ見聞きする機会が増えています。

一つは、文部科学省が10年ぶりに発表した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について」(2022年12月13日発表)で、通常学級(特別支援学校や特別支援学級ではなく)の児童生徒のうち担任が発達障害と判断している子ども(小学生・中学生)が8.8%と発表されました。

以前の6.5%よりも大きく増えたのですが、これは通常学級に通っている子どもで、しかも担任の感覚に頼っているところがあるので、実際には10%に達していると言われてきました。今回の発表で、全体では10%を超えているのは確実と考えられるようになってきました。そういった事実もあって、メディアで発達障害が取り上げられる機会が増えました。

しかし、発達障害がある人と、その家族でないと現実的な問題はわかりにくいところがあり、やはりメディアの影響力は強いものがあります。テレビ朝日のナイトドラマの『リエゾン』は発達障害を扱ったコミックを原作としたもので、それが2023年1月20日から放送が始まりました。ドラマでは発達障害児の困難さと対応に苦慮する方々が浮かび上がり、多くの方々が支援を考えるきっかけともなりました。

そして、2023年4月1日には内閣府に「こども家庭庁」が創設されます。これまでは内閣府と厚生労働省で分かれていた部門が一本化されます。障害児についても子どもが対象ということで厚生省から移管されます。発達障害児への対応は、こども家庭庁の管轄になり、発達障害児と保護者への支援の充実が期待されています。

これらのことによって、受講者から発達障害の情報が増えたとの声が出たら、「そのとおりです」と答えられるようになりました。
〔発達支援推進協議会 小林正人〕

会社に属したことはないものの、公益の団体には属したことがあって、今もNPO法人の理事長なので、付き合いのある団体を例にすると、だいたいの上下関係はわかります。

「会長→副会長→理事長→副理事長→専務理事→常務理事→理事」

監事という監査役の役職もあって、これは上下関係ということでは理事会を見張る立場であっても、組織内の発言力は日常的にはないに等しい役職です。それは複数の団体の監事を引き受けている身だから感じていることです。

会長、副会長は、組織によっては理事であって、名誉職的なところもあって、理事長がトップというのが一般的です。理事長を代表理事と呼ぶ組織もあります。名誉会長となると、これは理事でもないというのが通常です。大きな団体だと、理事の下に部長以下が続いています。

役所の組織は、複雑でも案外とわかりやすくて、霞が関では「大臣→副大臣→大臣政務官→事務次官」と続きます。大臣政務官までは国会議員で、事務次官は国家公務員のトップです。

「外局長官(例えば警察庁長官)→官房長→局長→局次長→課長→課長補佐→室長→企画官・専門官→係長→主任」

企画官や専門官の上に指導官という肩書きがある組織もあります。

防衛庁は独特の肩書きで、事務職は事務次官以下は同様ですが、いわゆる制服組は「統合幕僚長→統合幕僚副長→幕僚長」と続きます。幕僚長は陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長がいます。

これに続くのは将官で、将(陸将、海将、空将)、将補(陸将補、海将補、空将補)です。佐官は1佐(1等陸佐、1等海佐、1等空佐)、2佐(2等陸佐、2等海佐、2等空佐)、3佐(3等陸佐、3等海佐、3等空佐)、尉官は1尉(1等陸尉、1等海尉、1等空尉)、2尉(2等陸尉、2等海尉、2等空尉)、3尉(3等陸尉、3等海尉、3等空尉)、准尉(准陸尉、准海尉、准空尉)、曹士は曹長(陸曹長、海曹長、空曹長)、1曹(1等陸曹、1等海曹、1等空曹)、2曹(2等陸曹、2等海曹、2等空曹)、3曹(3等陸曹、3等海曹、3等空曹)、士長(陸士長、海士長、空士長)、1士(1等陸士、1等海士、1等空士)、2士(2等陸士、2等海士、2等空士)と続きます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

◎ビタミンとミネラルの充分な摂取
ビタミンとミネラルはエネルギー代謝を促進して血糖値を下げる役目をすると同時に、血管の再生を進めるためにも大切なものです。ブドウ糖の代謝に特に必要なのはビタミンB₁で、これは豚肉、うなぎ、魚介類、豆類、そばなどに豊富に含まれています。ビタミン、ミネラルを充分に摂るためには緑黄色野菜をはじめとした多くの食品を摂るようにして、肉類、乳製品、海藻も欠かさないようにします。

◎色の濃い食品の摂取
緑黄色野菜などの色の濃い食品には色素が豊富に含まれていますが、色素は活性酸素を消去する作用がある抗酸化成分となっています。

◎食塩の制限
食塩に含まれるナトリウムは血圧を上昇させて血管を傷めやすいうえに、塩分が強い食事は食欲を高めて食べすぎにつながります。一般の人は1日10g以下の目標に対して、高血圧の人の場合には6g以下に制限されます。

◎食物繊維の充分な摂取
食物繊維は、糖質が胃で消化されるのにかかる時間を長くし、ブドウ糖が小腸から吸収されるのを遅らせる作用があるため、血糖値が上昇しにくくなります。食物繊維が豊富な野菜を1日に350g以上を摂り、水溶性食物繊維であるキノコ、海藻なども充分に摂るようにします。水溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、満腹感が得やすく、余分に摂った糖質や脂肪の一部を包み込んで吸収を妨げる作用もあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

広く健康に関わる記念日について紹介します。

2月21日 毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)。

2月22日 猫の日制定委員会が猫の鳴き声のニャンニャンニャンから「猫の日」と制定。ロート製薬がセルフメディケーションを伝えるフリーマガジン「太陽笑顔fufufu」の普及のため、ふ(2)ふふ(22)の語呂合わせで「ふふふの日」と制定。猫背改善専門スタジオきゃっとばっく(東京都新宿区)が2が猫背の人を横から見た形に似ていて最も2が並ぶことから「猫背改善の日」と制定。生化学工業(東京都千代田区)が膝の病気と治療法の情報発信のために膝はknee(ニー)であることからニー(2)ニー(2)ニー(2)の語呂合わせで「ひざイキイキの日」と制定。越乃おでん会(新潟県新潟市)が熱々のおでんに息を吹きかけることからふー(2)ふー(2)ふー(2)の語呂合わせで「おでんの日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)。

2月23日 NPO法人男性不妊ドクターズが妊娠は夫婦で取り組むことであるとして二(2)人(2)三(3)脚の語呂合わせで「夫婦で妊活の日」と制定。なとりがチーズ鱈の生産が開始された1982年2月23日にちなんで「チーズ鱈の日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)。

2月24日 毎月24日は「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)。

2月25日 栃木いちご消費宣伝事業委員会が、いちごの流通が多い1〜3月と、と(10)ちぎのいちご(15)から合計で25になることから1月25日、2月25日、3月25日を「とちぎのいちごの日」と制定。キューサイが膝は英語でニー(knee)から2、楽しいことをニッ(2)コ(5)リと表現することから組み合わせて「ひざ関節の日」と制定。サッポロビールがヱビスビールが初めて販売された1890年2月25日にちなんで「ヱビスの日」と制定。毎月25日は「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)。

2月26日 ピックルスコーポレーション(埼玉県所沢市)が、ご飯がススムキムチの需要が高まる時期の普及を目的にススムのスを2に見立ててス(2)ス(2)ム(6)から「ご飯がススムキムチの日」と制定。アメリカ・フロリダ州政府柑橘局が2月からフロリダ産グレープフルーツが旬になり、フロ(26)リダの語呂合わせで「フロリダグレープフルーツの日」と制定。毎月26日は「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)、「風呂の日」(東京ガス)。

2月27日 2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に恋人同士が絆を深める日として絆(きずな)のずなを27に見立てて結婚カウンセラーなどが「冬の恋人の日」と制定。

2月28日 全国ビスケット協会が1855年に軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の蘭医が水戸藩に送った1855年2月28日の書簡にビスケットの製法が書かれていたことから「ビスケットの日」と制定。毎月28日は「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)。

発達障害児の支援は、医療の範疇や福祉の範疇、行政の範疇から発達障害児の保護者による日々の支援まで、さまざまな支援があって成り立っています。どれが重要とランクをつけるのではなくて、すべてが必要で、どれが欠けてもうまくはいかないのですが、まだ追いついていない部分があるのは事実です。

発達障害児は発達障害があることを除けば、定型発達(発達障害ではない)と同じはずです。ところが、発達障害児を特別扱いするような社会的な風潮があると、発達障害と他の障害が重なって現れているような扱いをされることにもなります。発達障害は生まれつきの脳機能の特性(発達の凹凸)であって、知的障害がない状態を指しています。知的障害と混同もしくは勘違いしている例も多いのです。

発達障害の改善は、子どもの発育を年齢相応に進めることが大切で、脳機能に必要な運動や生活習慣、栄養などは的確に対処する必要があります。それらのことは専門家の支援のもとに、毎日続けられるべきもので、家庭にいる時間が最も長いだけに、家族ができることこそが最も重要といえます。

発達障害児は発達障害の特性から食べられないものがあり、それを改善することで通常の栄養摂取による成長が期待されます。それが保持されていれば定型発達の子どもと同じように発育できると考える向きもあります。

しかし、発達障害があると脳への負荷が強く、それを改善するための神経伝達物質が不足していることが多く、その影響で自律神経の調整が乱れるようになります。自律神経は消化、吸収、循環、代謝、排泄と食に関わる一連の流れを調整しているだけに、その乱れは身体の栄養状態に大きく影響するという困った循環を引き起こすことになります。

だからこそ、私たちは家族ができるところからの支援ということで、それを支える専門家のDNA資格認定者を養成しているのです。
〔発達栄養指南:小林正人〕

「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、「乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを充分に」と示されています。

妊娠中や出産後は、胎児の身体を作ったり、授乳したりすることにより、母体からカルシウムが失われます。妊娠・出産・育児に適した身体を作るためには、妊娠前から積極的なカルシウム摂取を心がけることが大切です。

しかし、日本人の女性のカルシウム摂取量は平均的に少なく、充分に摂取できていない状況が長年続いています。特にカルシウムのよい供給源となり、同時にたんぱく質やエネルギー補給にも役立つ乳製品の摂取量は、学校給食のなくなる15歳以降で急激に減ってしまいます。

カルシウムの摂取不足の実態が明らかになったのは、平成11年の「国民健康・栄養調査」の結果が発表されたときのことです。今では男女別の調査は当たり前のことですが、平成10年までは、すべての栄養素の摂取が年齢別の調査だけで、男女が一緒の調査結果しか発表されていなかったのです。

初めて男女別、年齢別の発表がされたときにカルシウムの摂取量が注目されたのは、大きく低下していることが明らかにされたからです。その当時には30代の女性は摂取推奨量に比較して10%も不足していることから大きな問題とされたのですが、それは今と比べると実は大問題ではなかったのです。現在では20代の女性は50%にも充足率は達していません。

乳製品のほか、緑黄色野菜、豆類、小魚などからもカルシウムを摂取することができるので、カルシウムを多く含む食品を組み合わせて、カルシウムの摂取量を増やすように努めることが大切です。

カルシウムは吸収率が低く、牛乳で40%、小魚で30%ほどでしかありません。サプリメントとしての吸収率も30%ほどです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康づくりは一朝一夕に進むものではありません。一石二鳥のような効果的な方法であっても、習得にも実践にも時間がかかるのは当たり前のことです。健康づくりについて学びたいという人は、経済的に苦しくなった時代には増える傾向があります。

私たちが実施する講習を受講して、理論学習のもとに一緒に行動しようということであれば、積極的に時間を取って、相手方にも時間を取ってもらって、講習に手間をかけていくのは当然のことと思っています。

ところが、エッセンスを拾って、それで健康づくりの方法を知ろうとする人も少なからずいて、一生懸命に伝えたのに、そのままノウハウを持っていかれただけということも過去にはありました。

このような“時間泥棒”とも思えることについて、広く世間に知られるようになったのは外食チェーンの会長で、その方が国会議員になったときにもメディアで紹介されていました。しかし、その言葉を初めて私が書いたのは(聞いたとか見たではなくて)、経済界の著名人にインタビューをした内容をゴーストライターとして文章にしたときのことで、よい話を聞いてほしいと言ってくる人のほとんどは、稼ぎをくれる人ではなく“時間泥棒”であったということを、しっかりと書きました。

それがメディアに取り上げられて、それなりに有名な言葉として使われるようになったのですが、時間を泥棒にくる人と、そうでない人の見極め方についても聞きました。それは第二弾の話題のために取っておいたのですが、第二弾が発行されなかったので、お蔵入り、つまり私の心の中に強く刻まれました。

簡単に触れておくと、単なる提案や資金提供の話をしにくる人は本気でないので、わずか10分であっても時間を盗まれることになります。一緒に行動することを願っての提案をしてくる人は、どんなに時間がかかっても無駄にはならないということです。

健康づくりの活動や、そのための講習でも同じことで、一緒に行動をして、一緒に収益を分け合うということなら、歩みが遅くても着実に収益が得られるものの、仕事をした分だけを請求するような取り組みは、結局はうまくいかないという考えです。

それは時間を使って、健康について学び、実践する人の立場でも言えることで、“時間泥棒”と言われないように講習と実践の内容を決めないといけないということを示しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

母親の栄養状態は、子どもの栄養状態に大きな影響を与えます。この事実については、母乳栄養で語られることが多くて、母親が食べたものが母乳として子どもの栄養になるという認識が一般にはされているようです。

母乳の材料は、母親の血液です。血液が乳腺で母乳に作り変えられています。その事実から、母親が食べたものが血液の中身になり、その栄養バランスがよくないと母乳に含まれる栄養も偏りが生じるという考え方をされています。

母乳だけから栄養摂取をしている赤ちゃんの場合には、栄養摂取のほとんどを母乳に頼ることになり、母親の健康状態を左右する血液の状態が、そのまま赤ちゃんの栄養状態、健康状態に影響することになります。

これに対して厚生労働省の考えは少し違っています。妊娠中の栄養状態が胎内の子どもの成長に影響を与えるという考えの、さらに先に行っていて、妊娠前からの栄養状態が子どもの健全な発育に大きな影響を与えるということで、「妊産婦のための食生活指針」のほかに「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」も発表しています。

これは食事の内容は、大きな意識変革である妊娠ということをきっかけにしても、実は起こりにくいし、改善しにくいということから、“妊娠前”もっと言えば“成長過程”の子どものときの食事から見直すことが重要という考えがあります。

発達栄養は、出産後から始める母乳や調整乳の栄養摂取を踏まえて、自分で食べるようになり、食べるものを選択するようになってからをメインの対象としているものの、母親の栄養状態が子どもの発達に大きな影響を与えているとの認識で、その研究も進めています。

発達栄養の講習では、まだ母親となる女性の栄養までは踏み込んではいないのですが、子どもの成長に関わることに気づいた女性からは、当然にように母親の栄養状態と子どもの健康状態、影響を受ける状態で生まれてきた子どものために何をすべきなのかという質問はあります。

そこで発達栄養アドバイザーには、特別講習として母子の栄養についても実施することにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

身体のエネルギー代謝は、飲食によって摂取したエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が消化・吸収されて、それぞれブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸に分解されてから細胞の中のミトコンドリアに取り込まれるところから始まります。

ミトコンドリアで発生したエネルギーは、その細胞の中だけで使われます。電気のようにほかに流れていくことはありません。

神経細胞は長い形をしていて、端まで伝えられた電気信号に応じた神経伝達物質が放出されます。神経細胞と次に情報が伝えられる神経細胞との間には隙間があって、この離れたところを神経伝達物質が伝わり、次の神経細胞を刺激して情報として伝わっていきます。このように、あたかも神経の電気信号が流れていくように見えても、あくまでも細胞の中だけで処理が行われています。

全身の細胞は、それぞれの部位(臓器や器官など)の役割を果たしていて、その働きは生化学反応によって起こっています。細胞があって、その中に化学物質などがあれば生化学反応が起こるわけではありません。細胞の一つひとつは、細菌が単細胞で生きているのと同じように、独立して動いているわけですが、その動きのためにはエネルギーが必要になります。

エネルギーは細胞の中で作られて、そのエネルギーを使って細胞の生化学反応が起こっています。その生化学反応によって、ミトコンドリアにエネルギー源が取り込まれて、エネルギー化されています。つまり、細胞の中で作り出されたエネルギーが、次にエネルギーを作り出すためにも使われているということです。

大きなエネルギーを発生させるためのエネルギー源は脂肪酸ですが、脂肪酸がエネルギー化するまでには時間がかかります。その時間を短くして、多くのエネルギーを作り出すためには、早くエネルギー化されるエネルギー源が必要になります。そのエネルギー源はブドウ糖です。

糖質制限によってブドウ糖が減りすぎると、エネルギー代謝が進みにくくなります。糖質制限をするにしても、あまり減らさないようにすることが大切です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

◎適切なエネルギーの摂取
血糖値はブドウ糖の増加によって高まっていくため、食事の改善ではブドウ糖が含まれた糖質を減らせばよいように感じるかもしれません。しかし、血糖値を下げるには糖質を減らすだけでなく、適正なエネルギー量を確保するとともに、三大エネルギー源のバランス(エネルギー比率)が基本となります。

血糖値を下げるためには、代謝を高めることが大切であり、体を正常に働かせるためにエネルギーとなりやすい糖質が必要となります。三大エネルギー源をバランスよく摂るには、糖質が50~60%、脂質が20~30%、たんぱく質が15~20%の割合となるようにします。

1日に必要な摂取エネルギー量は体重、活動量、血糖値、肥満度、年齢、性別、合併症の有無などによって異なりますが、一般には健常者よりも10~20%減らした腹八分目の量が目安とされます。また、体重1kgあたり30kcalを目安にする方法もあり、体重が50kgなら1500kcal(30kcal×50kg)となります。

◎良質なたんぱく質の摂取
糖尿病の合併症を予防するためには、血管を傷めないようにすると同時に、傷んだ血管の修復を進めるために、良質なたんぱく質が必要となります。良質なたんぱく質とアミノ酸のバランスがよく、必要な量が摂取できるもので、これに該当する食品として肉、魚、卵、牛乳、大豆・大豆製品(納豆、豆腐)があげられます。たんぱく質の量は標準体重1kgあたり1.0~1.2gとすることが推奨されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕