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抗凝固剤のワルファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液を固まりにくくして、血栓ができるのを防ぐ作用があるため、ビタミンKが多く含まれる納豆の摂取は禁止されます。

サプリメントではクロレラや青汁にもビタミンKが多く含まれているので、そのことを把握している医療機関ではクロレラも青汁も禁止していますが、すべての医療機関の注意事項に書かれているわけではありません。

クロレラも青汁も栄養豊富な食品というイメージが強いことから、安心して飲み続けている人も多いのですが、ワルファリンを使う場合には絶対に禁止です。

クロレラと青汁のビタミンKとワルファリンの相互作用については、メディアでも取り上げられていますが、人気のサプリメント成分にもワルファリンと相性がよくないものがあります。それはコエンザイムQ10です。

コエンザイムQ10にはビタミンKに似た作用があって、ワルファリンの働きを減弱させます。コエンザイムQ10は抗酸化作用が強く、血液をサラサラにして、血管を守る働きもあります。コエンザイムQ10は、うっ血性心不全の治療薬で、2000年までは医薬品としてしか使えないものでした。

2001年からは食薬分類の変更によって、食品の成分としても使用することができるようになったものです。

それだけ効果が高いサプリメント成分と認識されているものの、効果があるということは相互作用が起こりやすいということでもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「その他」を紹介します。

〔その他〕
特に重要なものの他に、栄養素摂取との関連で記述しておいた方がよいものを、以下に整理しました。

*一価不飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸は油脂、肉、乳、魚、卵など多くの動物性または植物性食品から摂取されています。

炭水化物を同量のエネルギーを有する一価不飽和脂肪酸に置き換えた研究では、血清総コレステロールおよびLDL-コレステロールとの有意な関連は示されていません。

脂質異常症患者における高一価不飽和脂肪酸食は、高飽和脂肪酸食よりも総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロールを低下させて、別の無作為化比較試験でも飽和脂肪酸を一価不飽和脂肪酸に置換することで、総コレステロール、LDL-コレステロールを低下させています。

14の無作為化比較試験を解析したメタ・アナリシスでは、飽和脂肪酸の一価不飽和脂肪酸への置き換えによって、LDL-コレステロール低下が観察されましたが、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸との比較では有意差は認められていません。

さらに、15の無作為化比較試験を解析したメタ・アナリシスでは、飽和脂肪酸を一価不飽和脂肪酸に置き換えた場合に、血清脂質への明らかな影響は認められていません。

一方、12の無作為化比較試験を解析したメタ・アナリシスでは、高一価不飽和脂肪酸摂取群(12%エネルギーを超えるもの)と低一価不飽和脂肪酸摂取群(12%エネルギー以下)では総コレステロール、LDL-コレステロールに有意差を認めていません。

一価不飽和脂肪酸と心血管疾患との関係においては、死亡や発症リスクに影響を及ぼさなかったとするメタ・アナリシスがありますが、炭水化物を植物食品由来の一価不飽和脂肪酸での置き換え、または飽和脂肪酸を植物由来食品の一価不飽和脂肪酸に置き換えた場合には死亡や発症リスクの低下が認められています。

以上より、一価不飽和脂肪酸摂取の増加で、血清脂質改善の可能性、さらに植物由来食品からの摂取では心血管疾患リスクの低下の可能性がありますが、摂取量が多いと、その効果がなくなることも示唆されており、適正は総エネルギー摂取量の下での摂取が勧められます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「食事性コレステロール」の続きを紹介します。

〔食事性コレステロール〕
日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、冠動脈疾患のリスクに応じてLDL-コレステロールの管理目標値が定められており、高LDL-コレステロール血症患者では、コレステロールの摂取を200mg/日未満、飽和脂肪酸の摂取を7%エネルギー未満にすることによって、LDL-コレステロール低下効果が期待できるとしています。

なお、アメリカで行われた6つのコホート研究では、コレステロール摂取量および鶏卵摂取量と循環器疾患発症率および総死亡率の間に、いずれも有意でほぼ直線的な正の関連が観察されています。

その後に報告されたアメリカの別のコホート研究で、心血管疾患およびがんに罹患していない閉経後女性においても同様の結果が確認されています。

一方、22のコホート研究のメタ・アナリシスでは、鶏卵摂取量と脳卒中および冠動脈疾患との間には有意な関連はなかったものの、糖尿病患者ではどちらとも正の相関が認められています。

14のコホート研究のメタ・アナリシスでは鶏卵摂取量と冠動脈疾患との間に正の相関を示して、さらに糖尿病発症との関連を認めています。

あるメタ・アナリシスでは鶏卵摂取による総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロールの増加が認められて、hyper-responderとhypo-responderで分けて解析したメタ・アナリシスでは、鶏卵摂取はhyper-responderで有意にLDL-コレステロールを増加させた一方で、hypo-responderでは有意な増加が認められませんでした。

また、日本人における鶏卵摂取と血清脂質や心血管疾患発症の関連の報告をみると、JPHC研究では、週当たりの鶏卵摂取量と冠動脈疾患発症との関連はなかったものの、NIPPON DATA80では、女性で虚血性心疾患および総死亡率との有意な正の関連が認められています。

以上より、日本人の食事摂取基準において、少なくとも循環器疾患予防の発症予防の観点から目標量(上限)を設けるのは難しいものの、これは許容されるコレステロール摂取量に上限が存在しないことを保証するものではなく、脂質異常症の重症化予防の観点からは、200mg/日未満に留めることが望ましいとされています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「食事性コレステロール」の続きを紹介します。

〔食事性コレステロール〕
コレステロールは、全身の細胞で作られ、血清のコレステロールは肝臓の合成量とリポたんぱく質の取り込み量、腸管での摂取量および吸収量と直接の排泄量、胆汁酸の排泄量によって調整され、肝臓におけるコレステロールの合成は10%程度ですが、肝臓は血液中のコレステロール調節の約7割を担っています。

肝臓は、LDL受容体の発現調節でコレステロールの取り込みを調節している最大の臓器です。

コレステロールの腸管での吸収率は個人によって大きく異なることから、コレステロール摂取量が血清コレステロールに及ぼす影響が大きい者(hyper-responder)と小さい者(hypo-responder)がいることにも留意すべきです。

2013年のアメリカ心臓協会とアメリカ心臓学会の発表では。コレステロール摂取量基準が撤廃されて、その後のアメリカのDietary guideline2020-2025においても踏襲されています。

ただし、このガイドラインは食事性コレステロールの管理の重要性を否定するものではなく、可能な限り健康的な食事パターンを遵守して、できる限りコレステロールの摂取を控えること(as low as possible)を推奨しています。

アメリカで行われた6つのコホート研究のデータをまとめて解析した研究では、コレステロール摂取量の最頻値は200mg/日でした。

日本人の成人のコレステロール摂取量の平均値は男性で366mg/日、女性で317mg/日、脂肪エネルギー比率が23〜27%エネルギーであるのに対して、アメリカではそれぞれ282mg/日と、34.7%エネルギーです。

欧米では総脂質制限が強調されますが、摂取量の違いを踏まえて、我が国では総脂質と食事性コレステロールの両者に注意すべきだと考えられます。

欧州のガイドラインにおいても、コレステロールの摂取基準は300mg/日未満が推奨されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

腸で作られたセトロニンは脳細胞の血液脳関門を通過することができないにも関わらず、セロトニンが腸内で増えることで認知機能が高まります。その理由として考えられているのは、セロトニンの前駆体である5‐ヒドロキシトリプトファンの存在です。

5‐ヒドロキシトリプトファンは血液によって血液脳関門まで運ばれることで、血液脳関門を通過することが確認されています。

脳内で合成されるセロトニンと、腸内で合成される5‐ヒドロキシトリプトファンを増やすためにはトリプトファンが含まれる食品を摂ることが必要になります。

トリプトファンは肉、魚、豆(特に納豆)、チーズ、そば、アーモンドなどに多く含まれています。

これらの食品を食べてトリプトファンを多く摂っていれば脳内でセロトニンが多く合成されると一般に説明されていますが、血液脳関門はアミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン、メチオニンと共通の輸送体によって脳内に取り込まれます。

バリンはマグロやカツオ、レバー(豚・牛)、牛肉、チーズ、豆腐に多く含まれています。ロイシンはカツオ、レバー(豚・牛)、鶏むね肉、鶏卵に多く、イソロイシンはマグロ、豚ロース、鶏卵、牛乳に多く含まれています。

フェニルアラニンは牛レバー、マグロ、鶏むね肉に多く、メチオニンはマグロ、鶏むね肉、豚ロース、豆乳に多く含まれています。

これらは体内で合成できないために食品から摂取しなければならない必須アミノ酸です。チロシンは体内で合成される非必須アミノ酸で、マグロ、豚ロース、豆腐などに多く含まれています。

これらの食品をバランスよく食べる必要性を伝えても、なかなか日常の食品で摂取することは難しいと訴える保護者が多いのが実際のところです。
〔発達の伴歩:小林正人〕

「とちぎのいちごの日」栃木いちご消費宣伝事業委員会が、いちごの流通が多い1〜3月と、と(10)ちぎのいちご(15)から合計で25になることから1月25日、2月25日、3月25日を制定。

「ひざ関節の日」キューサイが、膝は英語でニー(knee)から2、楽しいことをニッ(2)コ(5)リと表現することから組み合わせて制定。

「ヱビスの日」サッポロビールが、ヱビスビールが初めて販売された1890年2月25日にちなんで制定。

毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

通信を活用したサービスということで、前回は「NTTdocomo」について紹介しましたが、ゲームも今や通信機能を使って楽しくものと認識されています。

家庭用ゲーム機のファミコン(ファミリーコンピュータ)は任天堂の商標ですが、旧来の認識では任天堂といえばカードゲームの会社であり、古くは花札の代名詞ともいえる会社でした。

私が初めて任天堂の名前を知ったのは花札でしたが、知り合いの会社がファミコンの攻略雑誌を発行していたので任天堂の社名と頻繁に触れ合っていました。

今では「Nintendo」のロゴが有名にはなっているものの、社名は「任天堂」のままです。

社名の由来については、「人事を尽くして天命を待つ」との創業者(山内房治郎)の経営哲学だとしていますが、1889年の創業時の社名は「山内任天堂」で、初めから任天堂が使われています。

運を天に任せる博打ではなくて、やるべきことをやったのちに運を天に任せるという意味ですが、過去の経営者の書籍などをチェックしていくと、何度か「運を天に任せる花札」という言葉が出てきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

お題の「我が道を行く」は、見ることも聞くことも多いのに、誰の金言なのかと問われると答えが出しにくいところがあります。

それなのに、金言の真理として取り上げたのは、「我が道を行く」がある地域の人たちの特性を表すのに適した言葉として紹介され、メディアにも一時期登場していました。

これについては次回(金言の真理108)に触れることにして、同じ意味合いの名言(金言)を先にあげることにします。

文豪・武者小路実篤は「この道より我を生かす道なし この道を歩く」と言い、90年の生涯の中でも最も多く書画に書き残したのが“この道”です。

哲学者・西田幾多郎の「人は人 吾は吾なり とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」は、書(色紙)に記されることが多く、自分自身を大切にして、他人と比較することなく生きることの大切さを教えてくれます。

勝海舟は「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず我に関せず」と書き残していますが、これは福沢諭吉にあてた手紙の一節です。

「出処と進退は自分が決めること、悪口と称賛は他人の主張であり、私には関係がないこと」ということで、自らの覚悟を示すと同時に、決意を促す言葉とされています。

どの言葉も、自分自身の道を信じて進むことの重要性、他者に左右されない姿勢を表す言葉として伝えられています。

他人の意見に左右されずに、こうだと思った道を黙々と歩き続けることであり、英語で表すと「Go My Way」となりそうです。ただ、マイペース、やりたいようにするという意味で捉えられてしまい、「周囲との協調性がない」と言われて、“四面楚歌”となりかねない危うさもあります。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

健康な状態では起床後は体温が低くて、昼に向かって徐々に高まり、活動的な時間帯(人によって13〜17時くらい)に最も高くなり、夕方から下がり始めて、寝る前には低くなるというパターンとなっています。

これに当てはまらないからといって不健康であるということではないのですが、就寝前の時間に最も高くなる人もいます。

4日ほど継続して体温を測定すると、上下の変化があり、それが波のようなリズムとなっていることがわかります。

正常な状態と何が違っているのかというと、高温と低温の位置が違っています。交感神経の働きが盛んになると体温が上がり、副交感神経の働きが盛んになると体温が下がるということからすると、1日の生活に体内のリズムが合っていないことがわかります。

それがわかったら、リズムを整えるために朝早くに起床して、朝ご飯を食べる、それと同時に朝日を浴びて朝日に多いブルーライトの刺激を受けるようにします。これによって交感神経の働きが盛んになります。

ブルーライトはパソコンやスマホ、テレビの液晶画面の光に多く含まれるので、夕方以降は液晶画面を見ない、見るなら朝からというのが自律神経の調整には大切なこととなります。とはいっても、これができる人は今の時代では多くはないはずです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

デトックスによって、大腸内の有害物を排出させる手法では、有害物と一緒に腸内細菌の善玉菌も悪玉菌も排出されます。腸内洗浄のように強制的に洗い流す手法では、浣腸や下痢と同じことが起こります。

それは何かというと、大腸内の善玉菌よりも悪玉菌が大きく増えてしまうことです。

腸内細菌の善玉菌と悪玉菌は増殖するための条件が基本的に異なっています。

基本的に、ということは同じところがあるものの、全体としてみたら異なっていると判断することができる、ということを指しています。
その条件の一つは温度帯の違いで、善玉菌は活性化する温度帯が高めであって、腸内が温かいと増殖しやすくなっています。

それに対して悪玉菌は、温度帯に関係なく増えていきます。腸内の温度が低いと、悪玉菌が大きく増えることになります。

では、腸内の温度が高めであると、善玉菌も悪玉菌も増えることになるのかということですが、腸内細菌は総量(総数)が、ほぼ決まっています。先に善玉菌が増えると悪玉菌の増殖が抑えられるようになります。

善玉菌は代謝物として酸性物質を排出します。善玉菌は酸性環境で活性化しやすく、悪玉菌は酸性度が低いことで活性化しやすくなります。腸内洗浄によるデトックスの後には、酸性物質も流されてしまうことから悪玉菌のほうが増えやすくなります。

そのようなことにならないようにするためには、腸内環境を酸性傾向に整えるために、酸性傾向にする作用があるものを腸内に入れてあげることが有効になります。

その役割をするのが善玉菌で、その善玉菌が含まれている食品を摂ることが有効とされているわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕