仲間内では“さん”“君”で呼び合っていても、講習の場では“先生”と呼ぶのは当然の礼儀で、そのときに“さん”と普段の調子で呼んでしまったら、受講している人の信頼度にも関わってきます。呼ぶ側のときにはよいのですが、呼ばれる側になると、教えることを本業にしている教師、講師、教授などでない人には、なんとなく“こそばゆい”気持ちにもなります。
呼んでくれる人が年下なら、年上を持ち上げる言葉として受け入れやすいかもしれないものの、それでも年下人が教授で、呼ばれるほうが教えるということで何の肩書きもない立場だと、とても気になってしまいます。また、規模の大小に関わらず、選挙で選ばれた議員の先生から“先生”と呼ばれると、本当に教えるくらいの立場にならないといけない、もっと知って役立つことを伝えないといけないという思いを強くしています。
そんな私が先生と呼ばれて、あまり違和感を感じないのは、サプリメント・健康食品の講師をするときです。厚生労働省の「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考えについて」の通知に関わったことから、実際の養成講習(国立健康・栄養研究所認定講習)では制度を説明する講師となり、健康食品などの表示を規制する法規についても講習して、さらに規制するには機能を知らないといけないということで徹底的に研究をしてきました。また、実際に商品を販売している会社を訪ねて、その結果を週刊誌に連載で100回近く機能性について書いてきました。
それもあって、推奨できないような会社が、素晴らしい商品のように見せかけて販売している例と、その会社の顛末(販売停止や逮捕など)も見てきましたが、その実績が認められたようで、機能性表示食品制度では委員を務めました。
この世界では、他に変わる人がいないので、これに関わる話をさせてもらうときだけは、安心して“先生”と呼ばれるようにしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
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文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の中学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
(ウ)実践事例
①単元名
「生物の体のつくりと働き」
②目標
*細胞レベルで見た生物の共通点と相違点に気づかせ、生物と細胞、植物と動物の体のつくりと働きについての特徴を見いだして理解させるとともに、それらの観察、実験などに関する技能を身に付けさせる。
*身近な植物や動物の体のつくりと働きについて、見通しをもって解決する方法を立案して観察、実験などを行い、その結果を分析して解釈し、生物の体のつくりと働きについての規則性や関係性を見いだして表現する。
*生物の体のつくりと働きを総合的に理解することを通して、生命を尊重する態度を育成する。
③食育の視点
消化の実験や食べ物の栄養分や栄養分が吸収される仕組みの学習を通して、動物の体には必要な物質を取り入れる仕組みがあることを観察や実験の結果と関連づけて捉え、ヒトの生活のエネルギーとなる栄養について理解を深める。〈食事の重要性〉〈心身の健康〉
④指導計画 (ウ)動物の体のつくりと働き ア 生命を維持する働き(全12時間)
*食べ物の栄養分は、どのように体に取り込まれるか調べる(3時間)
*胃、腸などの消化器官と消化液について調べる(3時間)
*排出の仕組みについて調べる(2時間)
*呼吸の働きについて調べる(2時間)
*血液の働きについて調べる(2時間)
⑤展開例
*本時のねらい
・動物が生きるために必要な物質を取り入れ、吸収している仕組みを捉える。
・食物に含まれる主な栄養分と、その働きについて捉える。
コロナ禍での鬼が変異を続けるウイルスだとすると、「鬼の居ぬ間」というのは感染が終息したときということになります。完全に終わる終息ではなくて、一定の締めくくりがつく収束という状態では、まだ鬼がいるので、そちらの対応だけでも手一杯で、国のリーダーが手一杯の状態なので次の総裁選に不出馬という判断をするくらいの厳しい出来事なのです。
とてもじゃないけれど、収束にも至っていない段階で「命の選択」のための方法を考えるどころではないということです。しかし、自分がトリアージュをされないようにするためには、ギリギリの段階でふるい落としがされないように、状態をよくしておくしかありません。
同じ対応をしても、命が救われない可能性があると病床が空いていても断られるということが次々と起こりました。これは重症度が高かったために断られたのではなくて、同じ状態の人が2人来たとして、こちらは受け入れ、こちらは断るという選択の基準があります。もちろん、お金があるかどうかとか、体力がありそうだということではありません。厳しい選択の基準とされているのは、これまでの生活習慣の結果です。
その基準ですが、これまで助からなかった人が多かった場合の例に従って、若い人であっても肥満、喫煙、基礎疾患で命の選択が左右されています。ウイルスが変異をすると、ますます肥満や喫煙習慣が大きく影響するので、どこまで新型コロナウイルスの変異が続くのかわからない状況では、心当たりがある人は、ひたすら感染をしないように注意して生活をするしかありません。ワクチンを2回接種しても感染してしまう人が20%ほどもいるという状況では、ワクチンパスポートがあるから安心して県境を越えて出かけてよい、外食も許されるという判断は、まだまだ早いと感じています。
記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、10月の語呂合わせ記念日(2回目)を紹介します。
10月9日 睡眠栄養指導士協会が、じゅ(10)く(9)の語呂合わせで「熟睡の日」と制定。糖尿病とこころ研究会が糖(10)尿病とここ(9)ろの語呂合わせで「糖尿病とこころの日」と制定。シブヤ散歩会議がテクテクのテ(10)ク(9)の語呂合わせで「散歩の日」と制定。トクホの日推進委員会が特定保健用食品がト(10)ク(9)ホの語呂合わせで「トクホの日」と制定。
10月10日 全国トマト工業会がト(10)マト(10)の語呂合わせで「トマトの日」と制定。JA全農おかやまが10月はトマトのおいしさが増す時期で、ト(10)マト(10)の語呂合わせで「岡山県産桃太郎トマトの日」と制定。日本転倒予防学会が転(10)倒(10)の語呂合わせで「転倒予防の日」と制定。スポーツで汗をかいたあとの入浴が健康増進につながるということでセントウ(1010)の語呂合わせで「銭湯の日」と制定。
10月11日 カエタステクノロジーが手(10)にいい(11)の語呂合わせで「ハンドケアの日」と制定。シミックCMOが足の指はトウ(toe)から10と11で足爪にいいと読み、足爪を休めてケアをする日として「爪休みの日」と制定。
10月12日 日本豆乳協会が豆(10)乳(12)の語呂合わせで「豆乳の日」と制定。
10月14日 ドクター・プラーナビーが、いい(1)お(0)塩いい(1)し(4)おの語呂合わせで「塩美容の日」と制定。
10月18日 交通や流通などで活躍するプロドライバーに感謝することを目的として物流産業新聞社がド(10)ライバ(18)ーの語呂合わせで「ドライバーの日」と制定。
10月19日 日本コカ・コーラが熟(10月9日、19日)の語呂合わせで「熟成烏龍茶の日」と制定。グローウィングが病院のマークが漢字の十に似ていることから10、ウィッグ(19)の語呂合わせで「医療用ウィッグの日」と制定。
免疫は、身体にとって外敵になるものと味方になるものとを区別して、外敵だけを攻撃する能力を指しています。免疫を高める方法の一つは便通を促進することです。便通が悪化すると腸内細菌の悪玉菌が増え、悪玉菌が作り出す毒素が全身の免疫を低下させるため、便通をよくすることによって免疫が強化されます。
摂取タイミングですが、腸内で作用するため、食事の前後に摂ります。
便通促進作用のある素材としては、ビフィズス菌、フェカリス菌、オリゴ糖があげられます。
ビフィズス菌は乳酸菌の善玉菌の一種で、オリゴ糖などの糖を発酵させて乳酸を作り出す微生物です。大腸まで届き、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やして便秘を解消する作用などがあります。
フェカリス菌は菌体が小さい乳酸菌の一種で、乳酸菌の中でも球形のため乳酸球菌に分類されています。フェカリス菌は死菌で摂ると腸内細菌の善玉菌のエサ(栄養源)となり、善玉菌を増やします。
オリゴ糖は消化酵素によって分解されず、大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になる難消化性の糖です。代表的なオリゴ糖にはフラクトオリゴ糖(アスパラガス、ニンニクなど)、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖(母乳や牛の初乳)、キシロオリゴ糖(食物繊維を発酵させた難消化性オリゴ糖)などがあります。腸内細菌の善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖のほか、便秘や下痢の改善などの作用があります。
学習塾を見学させてもらうと、オリジナルのテキストと試験問題を作っているところもあれば、既成のテキストや試験問題集を使っているところもあります。よく見るのは、試験問題をコピーして使っているところで、経費の節減なのか、カラー印刷されている試験問題をモノクロでコピーして使っているところがあります。モノクロだからといって問題が変わるわけではないものの、色がなくなることで、色を使って注意点を示している場合には、それがわからなくなります。赤色で注意喚起しているのに、これをモノクロでコピーすると赤色の部分が薄くなって、かえって見づらくなるということもあります。
こういった場合には、モノクロでコピーしたものにカラーペンを使って注意すべきポイントを示してあげるだけで、理解しやすくなり、解きやすくもなります。そのくらいの手間はかけてほしいというのは当たり前の感覚です。
問題集は、狭いスペースで、多くの問題を出したいという感覚があって、文字が小さいという難点があります。これはコピーをするときに拡大をすればよいわけですが、問題文は読みやすくなっても、そのままのサイズでは解答欄に書きにくく、このことが正解率を低下させることにもなっています。
子どもの中には鉛筆(シャープペンシル)が正しく持てないということもあって、学習障害の子どもでは触覚の感覚過敏もあって、持ち方が悪いために細かな字が書きにくい、狭いスペースでは文字が書けないということがあります。問題文は元のサイズでも、コピーするときに解答欄を大きくして貼り付けるという方法もあるのですが、そのままのサイズになっているのは穴埋め問題に多くなっています。サイズだけでなく、書くスペースが狭すぎるということもあって、そんなときにはWordソフトを使って、打ち直してあげればよいだけのことですが、その手間も惜しんでいるところも見かけます。
口うるさい人がいない間に気晴らしをすることは「鬼の居ぬ間の洗濯」と言われますが、なんで鬼がいないときに洗濯をしなければならないのか、鬼がいると洗濯ができないのか、よほど洗濯が重要なことなのかという疑問が湧いてくるところです。この場合の“洗濯”はランドリーやクリーニングのことではなくて、「命の洗濯」のことです。これは苦労から解放されて、命(寿命)が延びるほど存分に楽しむことを指していて、正しい言い方をするなら、「鬼の居ぬ間の命の洗濯」ということになります。
今回のコロナ後を見据えた行動のテーマは「鬼の居ぬ間の命の選択」で、“洗濯”とするところを“選択”と誤変換したわけではありません。コロナ禍での“命の選択”というと、トリアージュを思い浮かべるかと思います。トリアージュ(triage)は、選別を意味するフランス語が語源で、英語でもフランス語でも同じくtriageと書きます。
本来の意味は戦場で多数の手当てが必要な人が出たときに、手当ての順番を緊急度に従って優先順位をつけることです。これが大事故や災害の対応にも使われるようになり、災害級の出来事である新型コロナウイルス感染症の患者に使われるようになりました。
すべての患者を受け入れたくても、病床に限りがあり、病床が空いていたとしても医療スタッフに限りがあることから、この患者は受け入れられる、こちらの患者は別の病院に行ってもらうしかないという状況のときに使われました。それが逼迫度が高まるにつれて、重症患者は受け入れても中等症患者は医師が管理できる宿泊施設に行ってくれ、その後には重症化リスクが高い中等症患者でも自宅療養という名の放置になっていたことは、多くの人が承知していることです。
そのトリアージュを医療関係者が行うのではなく、電話を受けた保健所の担当者が選択を行うようになると、これは医療崩壊と呼ばれても仕方がないことです。とりあえず危機的状況が解消されたときに、“喉元過ぎれば熱さを忘れる”ではなくて、二度と医療崩壊と口にしないで済むような状態を作り出さないと、いつ自分が「命の選択」をされることになるかわからないのが感染症の急拡大の恐ろしいところです。
記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、10月の語呂合わせ記念日(1回目)を紹介します。
10月2日 日本豆腐協会が、豆(10)腐(2)の語呂合わせで「豆腐の日」と制定。日本なわとびプロジェクトが跳(10)び(2)の語呂合わせで「跳びの日」と制定。カルビーが1をスプーン、0を皿、グラノーラの原料のオーツ麦(02)の語呂合わせから「グラノーラの日」と制定。
10月3日 介護医療食品のフードケアが誤嚥防止の普及のために、と(10)ろみ(3)の語呂合わせで「とろみ調整食品の日」と制定。
10月4日 徒歩を楽しむ会が徒(10)歩(4)の語呂合わせで「徒歩の日」と制定。月桂冠が糖質ゼロの日本酒の普及のために糖(10)質(4)の語呂合わせで「糖質ゼロの日」と制定。
10月6日 日本チェーンドラッグストア協会が登(10)録(6)の語呂合わせで「登録販売者の日」と制定。入浴施設メディカル(医療)スパ(温泉)トロン(放射性元素)を運営するヘルシーピープルがト(10)ロ(6)ンの語呂合わせで「メディカルスパトロンの日」と制定。
10月7日 大人のダイエット研究所が、おと(10)な(7)の語呂合わせで「大人のダイエットの日」と制定。ネスレ日本が大人の前向きの一歩を讃える日として、おと(10)な(7)の語呂合わせで「キットカットのオトナの日」と制定。
10月8日 糖尿病治療研究会が血糖値の適正管理を目的として糖(10)をは(8)かるの語呂合わせから「糖をはかる日」と制定。日本歯科技工士会が、入れ(10)歯(8)の語呂合わせから「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」と制定。髪型をチェックすることで気分を高めることと、理容師の技術と接客力を高めることを目的として頭(10)髪(8)の語呂合わせで「頭髪の日」と制定。東京都麺類生活衛生同業組合が十はそ、八はばと読めることから「そばの日」と制定。
肝機能は有害物質やアルコールなどの解毒の作用が注目されがちですが、肝臓はエネルギー代謝にも重要な働きをしていることから、肝機能の調整は年齢に関わらず重要です。肝機能を高める成分は、食べたものによって吸収が抑制されるので、空腹時に摂ります。
肝機能強化作用のある素材としては、オオヒレアザミ、シイタケ菌糸体、スクワレン、コリン、タウリンがあげられます。
オオヒレアザミは南ヨーロッパの地中海沿岸地域が原産のキク科オオアザミ属の2年草です。マリアアザミ、シリマリンとも呼ばれます。種子に含まれる成分のシリマリンには抗酸化作用があり、肝機能強化作用、消化作用、利尿作用があります。ドイツでは種子の抽出物が消化不良や肝炎のための医薬品として認可されています。
コリンは細胞膜や神経組織を構成するレシチンや神経伝達物質のアセチルコリンの材料となる物質です。血管壁へのコレステロールの沈着や肝臓の脂肪蓄積を防ぎ、血管を拡張して血圧を下げる作用があります。ビタミンB群に類似していて、肝臓でも合成されます。食品ではレバー、赤身肉、魚、ナッツ、卵などに含まれます。
シイタケ菌糸体はシイタケの胞子から増殖したのが菌糸体で、菌糸体から食用の子実体が作り出されるため、栄養が豊富に含まれています。シイタケ菌糸体エキスには生シイタケの約1500倍、干しシイタケの約150倍の栄養成分が含まれています。特有成分のエリタデニンは血中コレステロールを低下させ、β‐グルカンには免疫を高める作用があり、肝炎の改善に作用します。このほかに抗ウイルス、血圧降下などの作用が認められています。サプリメントでは、シイタケ菌糸体から抽出したエキスのLEMが使われます。シイタケ菌糸体はバガス(サトウキビを搾った残りの繊維質と脱脂米ぬかの培養基)を用いて培養されています。
スクワレン深海ザメの肝臓に含まれる肝油の主成分で、深海ザメエキスとも呼ばれます。深海ザメは約20%が肝臓で、その中にスクワレンが多く含まれます。中でもアイザメの肝臓は約25%が肝臓で、その成分の70~85%がスクワレンと最も多くなっています。スクワレンは人体にも存在する油性物質で、皮脂(皮膚表面と皮下脂肪組織)に多く含まれていますが、加齢によって減少し、肝臓や肌の老化につながります。体内の細胞は酸素によって代謝を起こしていますが、肝細胞に酸素が補給されることによって各臓器の機能が高まることが認められており、スクワレンに含まれる酸素が肝機能を高め、全身の臓器の機能が高められます。
タウリンは魚介類(カキ、シジミ、ホタテ、イカ、タコなど)に多く含まれる含流アミノ酸で、胆汁酸の分泌促進による消化促進のほか神経伝達物質としても作用します。体内では心臓、筋肉、肝臓、腎臓、肺、脳、網膜などに多く存在します。心臓機能向上、血圧低下、LDLコレステロール値低下などの作用があります。
日本人の平均寿命は今から74年前の昭和22年には男性が50.06歳、女性が53.96歳であったのが、令和2年には男性が81.64歳(世界2位)、女性が87.74歳(世界1位)となり、男性は31.58年、女性は33.78年も延びました。女性の出産年齢は年々遅くなる傾向があり、今では第一子出産年齢は30歳を超えています(2016年に30.7歳)。
日本人の平均寿命の延びは、ちょうど一世代分の年齢であり、高齢者が孫世代に情報を伝えることができる期間は2倍にも延びています。この延びた期間を次世代に充てることができる人的条件は全国的に整えられているということです。
これを担っていただきたい前期高齢者(65〜74歳)は約1739万人(男性831万人、女性908万人)で、計算上は約5億2000万年にもなります。このうちの一部でも次世代の支援に傾けてもらえるようにしたいというのが私たちの願いです。
日本老年学会と日本老年医学会は平成29年に、高齢者の年齢を10年引き上げることを提言しました。現状の前期高齢者(65〜74歳)を準高齢者、75〜89歳を高齢者、90歳以上を超高齢者と区分して、準高齢者は介護社会では支えられる側ではなく、支える側となることが期待されています。
この提言の裏付けとなったのは、高齢者の心身の健康に関する各種データを検討した結果、現在の高齢者は10〜20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5〜10年遅延しており、若返り現象が認められたことです。これを受けて、前期高齢者(準高齢者)の活躍の場を作ることが、健康に関する人脈とコンテンツがあり、情報発信に取り組んできた私たちの役割だと認識しています。
前期高齢者の年齢になってみて、今から10年も前の体力と気力があるのなら、その“得をした分”を後期高齢者になるまで次世代のために役立てたいという充実した気持ちがあるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)





