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細胞の中でエネルギー産生を行う小器官のミトコンドリアは筋肉細胞の中には特に多く存在しています。運動をすると、筋肉細胞のミトコンドリアで多くの三大代謝促進成分のL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10が使われます。そのために他の細胞で使われる三大代謝促進成分が減ることになり、その細胞の代謝が低下することになります。

ミトコンドリアの中では代謝の結果としてエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が産生されるわけですが、このATPが細胞を働かせるエネルギーとなっています。ATPが多く産生されるほど細胞の機能が高まり、内臓や脳機能、神経伝達、ホルモン分泌、免疫なども高めることになります。ATPの産生が減少して機能が低下しないようにするためには、三大代謝促進成分を補うことが重要になります。

三大代謝促進成分のL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10は食品にも含まれています。L‐カルニチンは肉類に多く含まれ、中でも羊肉の含有量が多くなっています。α‐リポ酸は酵母、動物の肝臓・腎臓、ホウレン草、ニンジン、トマトに多く含まれています。コエンザイムQ10は鰯、鯖、牛肉、ピーナッツ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

これらの食品を食べれば摂取できるように思われがちですが、三大代謝促進成分は体内で合成されているため、食品からは吸収されにくくなっています。食品からは摂りにくいものの、それぞれの代謝促進成分は吸収することができます。コエンザイムQ10の吸収率は1%ほどです。α‐リポ酸は空腹時では20%ほどが吸収されますが、食後はほとんど吸収されないので食前の摂取が必要です。

つまり、吸収率に違いはあってもサプリメント成分としては吸収されるというわけですが、サプリメント(supplement)は補助、補充という意味があり、まさに三大代謝促進成分は加齢によって体内で不足する分を補うことができる“サプリメント”ということがいえます。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

全身の細胞の中でエネルギー産生を行うミトコンドリアの三大代謝促進成分はL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10です。これらは、すべての細胞の中でエネルギーを発生させると同時に、そのエネルギーが細胞の新陳代謝を高めることから、すべての栄養素、サプリメント、そして医薬品を活かすための基本中の基本となる成分となっています。

年齢を重ねるにつれて細胞の再生が遅くなり、老化が進んでいくのは、三大代謝促進成分が体内で減少していくためであり、エネルギーを作り出す代謝促進成分が不足することで、脂肪がエネルギーとして使われずに脂肪細胞の中に蓄えられていくようになります。

年齢を重ねていくにつれて太っていくのは、食べすぎや運動不足、筋肉が減ることによって代謝が低下することが大きな原因とされているものの、それだけではありません。脂肪と糖質からエネルギーを作り出す代謝促進成分が不足していることで、本来ならエネルギーとなって消費されるべきエネルギーが蓄積される脂肪に回ってしまった結果です。

三大代謝促進成分の合成ピークは20歳代前半で、年齢を重ねるほど合成量も体内の保持量も減っていきます。そのことが加齢による代謝の低下を起こす原因となっています。

エネルギー源を効果的に代謝させる方法によって余分な脂肪として蓄積されるものを、本来のエネルギーとして使うことができれば、全身の60兆個以上の細胞の一つひとつで発生するエネルギーを増やしていくことができるようになります。そして、細胞自体の活性化とともに、細胞の機能を高めることで他の細胞、他の器官を活性化させ、そして全身を活性化させることができるようになっていきます。

代謝を促進する成分を摂ることで多くのエネルギーが発生して、その原材料である脂肪酸などが減っていくということだけでなく、作り出したエネルギーによって細胞の中で起こる生化学反応が高まっていきます。細胞の中で作り出されたエネルギーは、その細胞の中でしか使われない“地産地消”の形となっています。それぞれの細胞を正常に働かせるためには、どの細胞においても必要なエネルギーを作り出すことが大切になるということです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

業務用の食器洗浄機は洗浄法がしっかりと規定されています。洗浄機にはベルトコンベア式と回転式があって、どちらにしても食器に洗浄剤が的確に当たって洗浄ができて、洗浄剤が残らないように洗い流すように定められています。

特に厳しく規定されているのは業務用洗浄剤は強アルカリ性で、これが食器に残ると健康面に影響が出るからです。そのために洗い、すすぎは念入りに行われます。洗いにしても、すすぎにしても食器の洗浄はウォーターナイフ効果が発揮されます。これは食器に対して一定角度(斜め)から勢いよく水流を当てることで、ナイフのように汚れを剥ぎ取り、洗浄剤を落とし切っていきます。そのため、水流と角度が重要になります。

食器洗浄機は英語ではディッシュウォッシャー(Dish Washer)と呼ばれます。もともとは皿を洗うためのもので、皿ならウォーターナイフ効果を発揮しやすいものの、日本の食器は茶碗から小鉢、茶碗蒸しの食器のように深さがある食器も多くあります。

皿は汚れた部分を上向きにすることで、下に落ちる水流の勢いで洗うことができます。ところが、日本の深い食器は上向きにすると水が溜まって、ウォーターナイフ効果が発揮できなくなります。そのため、深い食器は下向きにセットして、下からの水流で洗います。重力の関係で下からの水流は弱くなります。そこで食器に合わせて水流を調整しなければならないのに、通常の水流のまま使われている例も少なくありません。

ウォーターナイフ効果を得るためには、水流が直接当たらなければならないのに、食器と食器の間隔が狭かったり、食器を重ねるようなことをすると充分に洗えないだけでなく、洗浄剤が食器に残ってしまうようなことにもなるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害児の支援に関わった活動として、発達栄養学の普及とともに発達障害の理解を進める活動も手がけています。普及のための資料や講習テキストを示すと、必ずと言っていいほど言われることがあります。それは「障害者」という言葉を使ってよいのか、ということです。そう言う人には、ほぼ「障がい者」にすることが求められます。

医療の用語は「発達障害」となっています。法律は「発達障害者支援法」で、ともに“障害”を使っています。障害の“害”は、妨げとなるもの、災いという意味があり、災害、害悪、公害などにも使われています。障害者は害がある存在ではないという考えがあり、障害者の気持ちを汲み取って、「障がい者」という用語の使用を求める動きがあるのです。

それなら「障害」も「障がい」と書き換えることを求めるべきでしょうが、障害では「障害」を使い、障害者では「障がい者」を使うべきという考えをする人もいて、これも混乱させる要因となっています。

国民の声を反映するNHKは、どちらを使っているかというと、「障害」「障害者」です。その理由として、「障害は障害者本人ではなく、社会の側の障害のことであり、障害者は社会にある障害と向き合っている人たちという考えが根本にある」と説明しています。障害者の気持ちを汲み取って用語を変えることよりも、現実の社会の障害を取り除くことが大事だ、という考えをしているということです。

発達障害者支援法でも、社会的障壁を取り除くことが重要であるとして、社会的障壁の除去が発達障害者の支援の基本理念としています。私たちの活動も、用語を変えるのではなくて、社会的障壁の原因となっている理解不足を解消するために、自分たちができることを進め、一緒に活動をしてもらえる人にも共通認識と共通言語を持ってもらえるように講習などにも努めています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

三大代謝促進成分の成分であるL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10は医薬品の成分として長く使われてきたことからエビデンス(科学的な裏付け)が確認されています。その成分が、欧米では食品から抽出・合成することができるようになり、食品としても使用することが許可されていました。

L‐カルニチンの医薬品はレポカルニチン塩化物といって、カルニチン欠乏症に使用されます。脂肪酸と結びついて細胞のミトコンドリアを通過させる作用があるため、エネルギー産生を高めることができます。

α‐リポ酸は医薬品成分としてはチオクト酸といい、激しい肉体労働時の補給やLeigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシン使用)、騒音性(職業性)の内耳性難聴に使われます。これらはチオクト酸を補うことで改善されることが確認されています。

コエンザイムQ10の医薬品はユビデカレノンといい、軽度な心疾患によって起こる動機、息切れ、むくみなどを緩和させる働きがあります。

L‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10は、どれの体内で合成されている成分で、不足するとエネルギー代謝が低下して、さまざまな症状が起こるようになります。不足するものを補うということでは、サプリメントと同様に考えられます。また、食品成分から製造されることもあり、これが医薬品成分から食品成分としても使用が許可された要因となっています。

医薬品成分としてのL‐カルニチンは、サプリメントとしての使用と同様の効果であって、脂肪酸と結合してミトコンドリアの膜を通過させます。医薬品として有効性は充分に得られていて、サプリメントとしての有効性は初めから確認されていました。必須アミノ酸のリシンとメチオニンから体内で合成されることから安全性も高くなっています。このような背景から、有効性、安全性ともに明らかにされた珍しい存在といえます。

日本の企業が酵母を原材料として発酵技術によってコエンザイムQ10を開発して、これが2001年に日本で食品として使用することが許可されました。日本はコエンザイムQ10の製造に関しては世界シェアの約90%を占めています。

L‐カルニチンは肉抽出エキスに含まれる必須アミノ酸のリシンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種ですが、スイスの製薬会社が開発したL‐カルニチンの研究成果が評価され、2002年に食品として使用することが許可されました。

α‐リポ酸は脂肪を加水分解した酸から合成されますが、2004年に食品として使用することが許可され、これで三大代謝促進成分がサプリメント素材として使用することができるようになったわけです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

全身に60兆個以上ある細胞の中にはエネルギー産生の小器官のミトコンドリアがあります。ミトコンドリアは糸(ミト)粒子(コンドリア)を意味するギリシャ語で、直径1μm(マイクロメーター)のサイズで、1つの細胞には100個から2000個のミトコンドリアが存在しています。

ミトコンドリアの重量は体重の10%ほどで、体重50kgの人では5kgのミトコンドリアを持っていることになります。それだけ重要な器官であり、人間が多くのエネルギーを必要としていることがわかります。

ミトコンドリアが特に多く存在しているのは筋肉細胞(筋繊維)で、多くのエネルギーは筋肉細胞で作られています。骨格筋など筋肉が多い人ほど代謝が高まって、太りにくく、やせやすいというのはミトコンドリアの数にも関係しています。

食事で摂取する三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質は、体内ではブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸となって細胞内に取り込まれ、ミトコンドリアの中にあるTCA回路によってエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作り出されています。

ATPは、アデニンという化合物にd‐リボースという糖が結合したもので、アデノシンに3分子のリン酸がつながったものがATPです。リン酸の結合部位にエネルギーが保持され、ATP分解酵素によってATPから1分子のリン酸が切り離されてADP(アデノシン二リン酸)になるときにエネルギーが発生します。

全身の細胞は、すべてミトコンドリアで産生されたATPを生命維持や活動などのためのエネルギーとして利用しています。ミトコンドリアの量が多いほど、ブドウ糖や脂肪酸を使ってATPが多く合成されることになり、基礎代謝量が多くなります。そのため、ミトコンドリアを増やすことが代謝を高める基本となります。

ミトコンドリアを増やすためには、ミトコンドリアが多く存在する筋肉が活発に動いてエネルギー代謝が盛んになることが必要となります。筋肉運動は白筋(速筋)が主に使われる無酸素運動と、赤筋(遅筋)が主に使われる有酸素運動に大きく分けられますが、ミトコンドリアは酸素を取り込んでエネルギー代謝を行うことから、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を定期的に行うことで増やすことができます。

ミトコンドリアによって産生されたATPが活動のために足りているときにはミトコンドリアは増えにくくなっていますが、運動によってATPが不足すると、ATPを増やすためにミトコンドリアの分裂が始まります。このことから、ミトコンドリアの数を増やすためには、ATPが多く使われるように息切れするほどの速度で早歩きするなどの身体に負荷がかかる有酸素運動がすすめられます。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

バウンドボール(バランスボールのバウンド活用)による運動は、複数の筋肉を同時に刺激して強化する効果が期待されています。筋肉は白筋と赤筋に大きく分けられますが、それ以外にピンク筋(桃筋)と呼ばれる特別な筋肉も存在しています。

白筋は無酸素運動で使われる筋肉で、赤筋は有酸素運動で使われる筋肉です。筋肉の性質に合った刺激を与えることで、それぞれの筋肉を強化していくことができます。筋肉の数は誕生したときから変わることがなくて、どちらの筋肉を刺激したのかによって筋肉の太さが変化していきます。年齢を重ねてからは筋肉運動をしても筋肉が増えないと思われがちですが、どんな年齢であっても筋肉を刺激することによって強化することができるのです。

赤筋が赤い色をしているのはミオグロビンが多いからで、ミオグロビンには鉄が多く含まれ、赤血球が運んできた酸素を筋肉に届ける役割があります。鉄が赤血球もミオグロビンも赤い色にしています。

白筋は無酸素運動をしているときには白筋のままですが、有酸素運動を長く行っていると酸素を多く取り込むためにミオグロビンが増えて、徐々に赤い色がつくようになります。ミオグロビンが増えた筋肉は、その色からピンク筋(桃筋)と呼ばれます。

このピンク筋が増えると、有酸素運動によるエネルギー代謝が大きく進んでいきます。ピンク筋を増やすためには白筋に適度な負荷がかかりながら継続される有酸素運動が有効になります。最も効果が得られるのはバウンドボールによる下半身を中心としたバウンド運動です。

ミオグロビンによって酸素が多くミトコンドリアのTCA回路に運ばれると、脂肪酸が多くエネルギー化されるようになります。この状態で脂肪酸が赤筋とピンク筋に取り込まれると、エネルギー代謝がより盛んになります。このエネルギー代謝は、代謝促進成分のL‐カルニチンが体内に多くあることで高めることができるようになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

不飽和脂肪酸は摂取が推奨されるのに対して、飽和脂肪酸は融点(固体が融解する温度)が高く、常温では固形であり、血液中で固まりやすいことから、飽和脂肪酸を摂りすぎると動脈硬化のリスクが高まることが知られています。また、必須脂肪酸であってもn‐6系脂肪酸のリノール酸とアラキドン酸は摂りすぎるとHDL(高比重リポたんぱく)が低下することによって動脈硬化のリスクを高め、アレルギー疾患を悪化させることが指摘されています。

食事で摂取した動物性食品に含まれる中性脂肪は十二指腸から分泌される胆汁酸によって乳化され、続いて膵臓から分泌される消化酵素(脂肪分解酵素)のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、その後に小腸から吸収されます。

脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は、エネルギーが必要になったときに脂肪酸とグリセロールに分解されて、血液中に放出されます。脂肪酸はミトコンドリアのTCA回路に入ってエネルギーを発生させますが、グリセロールは解糖系を通じてTCA回路に入ってエネルギーを発生させます。

運動などによって自律神経の交感神経が刺激されると、神経伝達物質のアドレナリンが分泌されて、中性脂肪が分解されます。
脂質のうちリン脂質とコレステロールは、そのままの形で小腸から吸収されます。動物性食品に含まれる中性脂肪は十二指腸から分泌される胆汁酸によって乳化され、続いて膵臓から分泌される消化酵素(脂肪分解酵素)のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、小腸から吸収されます。

脂肪酸とグリセロールは小腸壁で中性脂肪に戻り、小腸から吸収されたあと、コレステロールやリン脂質、たんぱく質とともにカイロミクロンという水溶性のリポたんぱく質になってリンパ液に入り、静脈を通って、肝臓まで運ばれます。

脂肪酸はTCA回路に入ってエネルギーを発生させますが、グリセロールは解糖系を通じてTCA回路に入ってエネルギーを発生させます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

医薬品の効果を高めるのも、他の健康食品の効果を高めるのも細胞内のエネルギーが必要で、ミトコンドリアで作り出されたエネルギーは細胞内でだけ使われて、生化学反応を起こしています。全身の健康のためには、多くのエネルギーを作り出すことが重要であることから、脂肪代謝を促進する作用があるL‐カルニチンの選択と摂取について知ることが大切になります。

L‐カルニチンは高純度のものは特有の味があることから従来のサプリメントには多くの量が使われない実態があります。ロンザ社のL‐カルニチンは国内の素材シェアの8割を占める高品質成分ですが、錠剤型では味の問題があるために、錠剤型で多くの含有量のものを販売するところでは他の2割の素材が使われています。カプセル入りであれば味の問題はなくなるものの、価格の問題が出てくることから従来品では高純度のカプセル商品は存在していません。

日本メディカルダイエット支援機構がエネルギー代謝促進のために用いているのは、高純度の液状のL‐カルニチンをカプセルに充填したもので、その分量は1日に1000mgが摂取できる最高レベルとなっています。これは研究用に開発されたもので、メディカルダイエットの実践としている活用するために特別に使用を許可されています。カプセル化が可能になったのは、スイスのロンザ本社が、世界的な医療用カプセル会社を傘下に入れたことから、日本の製造会社のものが使用できるようになったからです。

L‐カルニチンは体内で合成される成分であるので、副作用が起こらない成分であることも安心して使えます。L‐カルニチンの有効性、安全性の研究成果は王堂さんが主導してインターネットを通じて一般にも公開されています。また、日本メディカルダイエット支援機構のホームページ内のコンテンツとして、メディカルダイエットに基づいた活用法としても公開しています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血液中には食事で摂った中性脂肪が分解された脂肪酸と、脂肪細胞の中に蓄積された中性脂肪が分解されて放出された脂肪酸が流れています。この脂肪酸は全身に60兆個以上ある細胞に取り込まれて、その中にあるエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアに入って、エネルギー化されます。

脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するときにはL‐カルニチンと結びつく必要があります。L‐カルニチンがなければ、脂肪酸はミトコンドリアに取り込まれることはできないのです。

L‐カルニチンは生命維持の重要な成分であることから、必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料に肝臓で合成されています。しかし、合成のピークは20歳代前半で、年齢を重ねるほど合成量も体内の保持量も減っていきます。そのことが加齢による代謝の低下を起こす原因となっています。

体内で合成されるL‐カルニチンが大きく不足するために身体に異常が起こる疾患にカルニチン欠乏症があります。これは筋肉壊死、ミオグロビン尿、脂質蓄積性ミオパチー、低血糖、脂肪肝、筋肉痛、極度の疲労、心筋症を伴う高アンモニア血症を起こすもので、その改善に使われる医薬品がL‐カルニチンです。

2001年まではL‐カルニチンは医薬品の成分としてしか使うことができなかったのですが、2002年に食薬区分の見直しによって食品の成分としても使うことが許可されました。そのおかげで今はエネルギー代謝促進のサプリメントとしても活用することができるようになりました。

これを国に働きかけたのはスイスに本社がある世界的な製薬会社のロンザ社の日本法人で、これを受けて日本人のためのL‐カルニチン研究を進めた研究の第一人者は日本メディカルダイエット支援機構の王堂哲副理事長です。

王堂副理事長は、現在はロンザ社のニュートリション部長から顧問となり、複数の大学で客員教授、非常勤講師を務めています。また、L‐カルニチンの実践研究を進めるため、大学の研究室にも所属して、運動や生活習慣病などへの使用についての研究も続けています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕