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〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕
DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。

*触覚過敏
・温かい食べ物を火傷しそうに熱く感じる
・冷たい牛乳が飲めず、温めた牛乳なら飲める
・茹でた野菜が固くて痛い
・三つ葉の茎が喉に刺さる
・氷が歯に当たると痛い
・いつもと違う食器では食欲が湧かない
・茶碗の大きさ、形が違うと手で持てない
・金属の食器では食べられない

*視覚過敏
・白い食品しか食べられない
・白い食べ物や飲み物が嫌い
・食器の形や色が違うと食欲が湧かない

*聴覚過敏
・特定の食べ物の音を嫌がる(バリバリ、ガリガリ、パリパリ、サクサク、シャキシャキなど)
・野菜を噛むときの音が不快
・コロッケを噛むときの音が嫌い
・ナイフやフォークが食器に当たる音が不快

*嗅覚過敏
・焦げた臭い、匂いに非常に敏感
・香辛料の匂いが不快

これらの多くの反応のうち、どれに相当するのか、他にも理由がないのかを確認しないことには対応が難しく、これが発達障害の特徴といえます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

寄付と募金は似たようなニュアンスがありますが、定義を見ていくと立場が違っていることがわかります。寄付は金品を募って集めることで、募金は金銭を贈ることを指しています。公共の利益のために金品を差し出すことは寄付行為と呼ばれます。

募金は“金”という文字が使われているように、お金に限られています。募金箱に入れてほしいのは金銭なのですが、ポイントカードや宝くじなどが入れられていて、扱いに困ることがあります。

募金というと小銭が原則で、以前は募金によって集まったものは、そのままの金額で紙幣に変えることができたのですが、金融機関が小銭の取り引きに手数料を取るようになったので、せっかくの募金をした方の気持ちが、額面通りに届かなくなっています。

そこで公共の活動費を得るために寄付を募ることが多く、寄付先によっては寄付の全額が税金から控除されるメリットもあります。寄付については「全額を活動に使用します」ということが示されることがあるように、寄付された金額を処理するためにかかる経費は、誰かが負担しなければならないことになります。

それに対して募金は、集金の経費が認められています。募金箱を作ることも設置することも回収して集金することも人件費をはじめとした経費がかかります。募金の形なら最大で半分を経費にすることも可能であることから、福祉関係の募金をするときに、募金を呼びかけることへの仲介手数料を設けて、これを実際の団体の活動として収益をあげていたところがあります。

あげていたと書いたのは、半分を超えた金額を経費としていたことがバレて、福祉活動の名称が使えなくなったために団体が成り立たなくなったことがあったからです。それは福祉とスポーツが組み合わされた誰もが知っているスポーツの支援団体でした。

これは行き過ぎとしても、募金の呼びかけをして、広告塔にもなっているタレントが、募金額から大幅なバックを受け取っているのは、今でも続いていることです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

ビーガン(Vegan)は、肉や魚のほかに卵や牛乳・乳製品などの動物由来の食材を使った食品を食べない生活をしている人を指しています。宗教上や主義主張だけでなく、体調管理やアスリートが成績向上のために実践する例も増えています。完全菜食主義とも呼ばれます。
動物を殺すことがない卵や乳の摂取を認めている菜食主義もありますが、すべての動物性食品を避けることから栄養バランスの問題だけでなく、エネルギー代謝にも影響を与えることが懸念されています。

エネルギー源としては糖質、脂質、たんぱく質を植物性の食品から摂ることができます。また、身体を構成するたんぱく質の材料となるアミノ酸は、大豆・大豆製品からすべての必須アミノ酸(20種類)を摂ることが可能です。エネルギー源の摂取が多ければ、余分になったものは肝臓で脂肪合成されて、脂肪細胞の中に蓄積されていきます。

脂肪細胞に蓄積される中性脂肪は、動物性食品でも植物性食品でも同じで、この中性脂肪を活動や身体調整のエネルギー源とすることができます。そのためには、中性脂肪が分解されて脂肪酸として血液中に放出される必要があり、その脂肪酸が細胞のミトコンドリアに取り込まれなければなりません。脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するときにはL‐カルニチンと結びつく必要があります。

L‐カルニチンが不足しなければ、ビーガンであってもエネルギー不足になることはありません。しかし、L‐カルニチンの体内での合成量は20歳代前半をピークに減少していくので、年齢を重ねるとエネルギー産生が低下していきます。そこでL‐カルニチンをサプリメントとして摂ることがすすめられます。

L‐カルニチンは動物性食品に多く含まれる成分ですが、材料は必須アミノ酸のリシン(リジンともいう)とメチオニンで、植物性食品からも作られます。国内で8割のシェアがあるトップメーカーのL‐カルニチンは植物性です。吸収性がよいカプセルに納められたL‐カルニチンもありますが、これが動物性の材料では仕方がありません。前出のL‐カルニチンの製品には動物性の材料は使われていないので、安心して摂ることができます。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕
DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。

発達障害の子どもには特徴的な感覚の偏りがみられ、中でも感覚過敏と感覚鈍麻が大きな特徴としてあげられています。五感の偏りは、発育につれて神経発達が進む中で、初めのうちは抵抗感があることであっても、五感の慣れから受け入れられるようになっていくものです。
味覚の酸味や苦味は有害な物質として判断される味であることから乳幼児には嫌われるものですが、食べ続けているうちに慣れていき、五味が重なった複雑な味わいを受け入れられるようになるのは通常の感覚です。

発達障害の感覚過敏は、栄養摂取の面でも大きく影響を与えます。その中でも特に影響が大きいのは味覚過敏です。味覚過敏の特性としては、以下のことがあげられます。

・特定の味(酸味、苦味、渋味、辛味、塩味)をすごく嫌がる

・味が違うことに敏感で、決まったものをずっと食べる

・味や食感が混じり合うことを嫌がる

・臭みのある野菜(きゅうり、トマトなど)が食べられない

・牛乳などとろみのある飲み物が飲めない

特定の食感に対する反応は味覚ではなく触覚の特徴的な反応で、ネバネバや揚げ物の衣のチクチク感が気になります。コロッケは衣が刺さるような感触が嫌で食べられないという子どもがいれば、衣は平気なのにコロッケの中身の感触のネバネバ、グチャグチャが嫌で食べられないということもあります。中には、キノコがプラスチックを口に入れたような感触で食べられない、衣の中に何が入っているか外からはわからないから食べられない、ということもあります。

煮物は一つひとつの食材は食べることができても、肉、じゃがいも、ニンジン、タマネギが一緒に煮込まれて出てくると、味が混じることで食べられない、食材の味がわからなくなるから食べられないということがあります。そのために、食材を目で確認して選択して食べられる肉じゃがは大丈夫でも、同じ食材が使われたカレーやシチューは食べられない、食べるように言われることに耐えられない、ということも、よくみられることです。

視覚も敏感で、揚げ物、炒め物、煮物、焼き物などの茶色の料理が嫌という子どもがいれば、鮮やかな色が落ち着かない、気持ち悪いという反応をする子どももいます。また、嗅覚も敏感で、苦手な料理の匂いがするだけで気持ちが悪くなるので、単品しか食べられない、他の人と一緒に食べられないという例があります。口の中で発する音が嫌で食べられないという聴覚の過敏や、味覚と温度が一致しないと食べられないという例もあります。

味覚過敏と並んで極端な偏食など食事に影響を与える触覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏、嗅覚過敏の特性も知っておくことも大切になります。

野菜が食べられない子どもも多数いて、その理由が一つではないことから調理の工夫だけでは対応できないことが少なくありません。不足する栄養素をサプリメントや栄養補助食品から摂ることを願っている保護者も多く、それに対応する指導を求められる機会が増えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕
DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。

普通に食べることができると思われているものなのに、それを口にしないのは一般的には好き嫌いととらえられがちです。ところが、発達障害のために食べられないのは、好き嫌いというレベルの話ではなく、生理的に受けつけない、身体が拒絶をしているという状態となっています。

これを理解せずに無理に食べさせようとすると、これがきっかけになって将来的に食べられなくなったり、無理に食べさせようとする親のことが嫌いになって、親が作った料理がまったく食べられなくなるということにもつながりかねません。

どれくらいの拒絶反応であるのかを理解することは重要で、牛乳が飲めない子どもに無理に飲ませることは、同じ色のバリウムを無理強いしているようなものと考えることができます。バリウムを飲んで胃カメラ撮影をしたことがない人でも、他の人の体験談を聞くだけでも苦しさは想像できることです。牛乳の味が嫌いであろうと想像してココア味やイチゴ味にしても、バリウムに味をつけても飲みにくい状態を考えると、その克服は困難であることがわかります。

牛乳が飲めない子どもには味に慣れさせるためにスポイト1滴からでも飲ませることが指導されることがあります。これは牛乳に慣れさえすれば飲めると思われていることからの発想ですが、発達障害の自閉症スペクトラム障害に特に多くみられる感覚過敏の子どもでは、視覚過敏のために白いものは眩しく感じて、見るだけでもつらくて、飲むことができないという例もあります。これとは逆に、白い食べ物、白い飲み物しか好まないという子どももいます。

牛乳が苦手という子どもは、色や味、喉の通り方といった五感に関する理由だけでなく、牛が怖いから、臭いで嫌な思い出があるからということで飲めなくなったということもあります。この記憶のために、感覚過敏の反応が強く現れることもあります。牛の絵を見ただけで嫌な思い出が蘇り、牛乳は飲めてもパッケージに牛が描かれていると飲めないという例や、友だちが牛乳を吐いたことがあり、その記憶から飲めないという例もあります。

さらに牛乳パックでストローから牛乳が吹き出して手が汚れたことを経験してから飲めなくなったという例もあります。親が牛乳を料理に混ぜていることがわかり、隠して入れたことに不信感が高まり、家庭でだけ牛乳が飲めない状態が続いているということもあります。
感覚過敏は視覚や聴覚、嗅覚が過敏であるために、刺激的な記憶が起こりやすく、強く記憶に残ってしまうこともあり、このような状態では一般的な食事指導や食べ方指導では対処できなくなっています。

学校では牛乳を飲めるのに、家庭では親に叱られるなどした記憶から飲めないということもあります。また、学校では他の子どもは飲めているのに、自分だけが飲むのに時間がかかる、飲めないということは、その子どもにとって大きなプレッシャーになります。

こういったことは自閉症スペクトラム障害の感覚過敏だけが原因ではなく、注意欠陥・多動性障害など他の発達障害でも起こりやすいことでもあります。そのことを周囲から責められるようなことがあると、もっと苦しさを感じることにもなるため、そのことは親や教師なども気づいてあげて、すぐに対処するべきこととしてあげられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの栄養は、生まれたときからではなくて、妊娠中から始まっています。母親の健康状態が、そのまま母乳の栄養に関わってきます。そして、妊娠中に胎児の成長に与えた栄養面での状態が、誕生後の成長にも大きく影響します。

それを踏まえて、厚生労働省が「妊産婦のための食生活指針」を策定したのは2006年(平成18年)のことでした。食生活指針という名称の割には分量的には少ないもので、裏付け資料も少ないのですが、それは厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」と「食事バランスガイド」を基本として、新たな妊産婦の食生活指針が組み立てられたからです。

「日本人の食事摂取基準」は5年ごとに新たな基準が示されていて、「妊産婦のための食生活指針」が初めて発表されたときには2005年版の「日本人の食事摂取基準」であったので、それから3回の更新がされています。この3回の更新で、大きな変化もありました。

「妊産婦のための食生活指針」の内容は変わっていなくても、実際の注意点や運営は大きく変わっているのです。

2005年には「食育基本法」が制定され、2013年には10年計画の国民健康づくり運動の「健康日本21〔第二次〕」が、そして2015年には「健やか親子21〔第二次〕」が開始されました。2019年8月には「健やか親子21〔第二次〕」の中間評価等に関する検討会報告書が公表されています。

これらの指針や報告書の内容を紹介しながら、親子の健康状態に関わる情報を広く使えていくことにします。

日本メディカルダイエット支援機構では、発達障害児にも対応できる発達栄養学に基づく講習(発達栄養アドバイザー認定講習)を実施しますが、妊娠中、出産後を通じて母親の栄養摂取は子どもの栄養に直接的に関わるものであり、それを踏まえた講習のための基本的な栄養情報ともなっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

むくみは下半身に水分が多くたまった状態で、これを心臓に向かって押し上げて、下半身の水分を減らしていくためには、筋肉のポンピング作用が必要になります。筋肉の中には太い血管が通っていて、その血管を揉み込むようにして血液を徐々に上へと送り出していくには、足の筋肉を収縮させることが必要になります。

足の筋肉を収縮させるには、屈伸運動のように大きな筋肉を大きく動かす方法が最も効果的ですが、この動きを繰り返すのは簡単なことではありません。

その次に効果があるのは、最も簡単な方法で、ただ歩くだけです。歩くことは左右の足の片方ずつに荷重がかかり、反対側の足に体重がかかったときに力が抜け、再び荷重がかかります。その筋肉の負荷の継続的な変化がポンピング作用の原動力となっています。

むくみを予防し、改善するためには、スピードや距離にこだわることなく、とにかく歩く機会を増やすことです。

歩く前の筋肉運動によって、ウォーキングの効果を高めていくことができます。準備運動というと、怪我や事故を起こさないように筋肉を延ばしたり、柔軟性を高めたりするための運動というのが一般的な感覚です。

これも大切なことですが、準備運動のあとに屈伸運動、つまり膝を大きく曲げ伸ばしする下半身の運動をすると、筋肉が大きく動き、筋肉の中を通っている血管も揉み込まれるようになって血流が盛んになります。それと同時に筋肉に血液を送り届ける細い血管のポンピング作用も高まって、筋肉の力が高まっていきます。

このようにしたあとに、歩くことで、より筋肉が血液を送り出す力が高まり、細胞の間にたまった余分な水分が血液に引き込まれ、むくみが解消されていくようになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの栄養摂取の状態を知るために、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の結果が参考にされます。これは子どもの現状の栄養状態を知ることと同時に、その子どもが成長して子どもを育てる側の立場になったときに、どのような栄養面での影響が出るのかを知るための基礎資料ともなるからです。

子どもの栄養摂取は、全般的には親の保護下にあるときには充実していて、学校給食を食べているときには家庭の事情があっても給食で栄養が補われるということがあって、中学生までは栄養バランス、摂取量ともに大きな問題はみられないというのが全体的な傾向です。

ところが、給食から離れて高校生になると急に栄養バランスが悪くなり、エネルギー量の過剰で太る子どもが増える一方で、エネルギー量が不足しているためにやせる子どもも増えてきます。

男性の学生(高校生、大学生)の世代では太りすぎが多くなり、30%近くが肥満ということもあるのですが、女性の学生では太りすぎは少なくて、むしろエネルギー量不足による“やせ”の割合が高くなっています。

その女性の傾向は30代まで続き、40代になると男女差がない状態になってきます。これは結婚によって、もしくは恋愛を重視しなくなった世代となり、ダイエットをやめてしまうからではないか、と推定されています。

子どもの栄養調査をすると朝食を食べていない、もしくは極端に朝食の量が少ない家庭があり、その中には母親のダイエットの影響を受けているという例もみられます。現状のダイエットだけでなく、ずっと続けてきた食生活が子どもが生まれてからも変えられずに、子どもの健康面に影響を与えているということも起こっているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕
DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。

発達障害は、すべての子どものうち10%にもみられるとされています。

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違って凹凸があるために一部の機能に障害があり、身体や学習、言語、行動において幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかない状態を指しています。成長するにつれて、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあります。

発達障害の特性は成長につれて弱まることはあっても、その特性は生涯にわたって続くことから、子どもの段階で改善に取り組む必要があります。

文部科学省の『通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査』(2022年)によると、発達障害の可能性がある小中学生は8.8%と発表されています。これは知的発達に遅れはないものの学習面や行動面に著しい困難を示すと担任が回答した児童の割合で、担任の主観に基づく調査結果となっています。

三大発達障害の割合をみると、学習面で著しい困難(学習障害)が6.5%、行動面で著しい困難(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害)が4.7%、学習面・行動面の両面で著しい困難が2.3%となっています。10年前の調査(小中学生は6.5%)と比較しても大きな増加がみられます。早期発見が充分でなく、海外の複数の調査では発達障害児の割合は14〜19%とされていることから、さらに多いものと考えられています。

発達障害の男女差は、文部科学省の調査では男女比は2.4:1の割合となっています。海外の調査では男女比は4:1とされるデータもあり、男性の発症が多いとされるアメリカでは4.5:1との報告があります。

国内の発達障害児が10%と推定した場合には男子では14.0%、女子では5.8%の割合となります。一般には発達障害の男女差は7:3で男子が多いと言われていますが、それと合致した結果となっています。

子どものときの健康は生涯にわたる健康を大きく左右することが指摘されています。発達障害児は周囲と馴染みにくいところがあり、心身ともに大きな負担がかかっているうえに、極端な偏食がみられる場合が多くなっています。単なる好き嫌いではなく、感覚過敏(視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚)によって食べられないものが多く、無理に食べさせることによって拒絶反応が起こってしまい、それが生涯にわたる健康状態を低下させることにもつながっています。

子どもの栄養摂取については栄養学の研究によって成果をあげられているものの、発達障害児の栄養による改善は、いまだに解明されていない部分が多くあります。この解明のためには、発達障害児の支援を手がける専門家や発達障害児の保護者から得た情報に基づいて、改善を支援する専門家が必要と考えます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕
DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。

人間の生活のリズムは自律神経によって整えられています。自律神経は呼吸、血液循環、体温調節、消化、吸収、排出、内臓の働き、免疫、生殖などの機能をコントロールするために24時間働き続けている神経系です。

昼間や活動しているときに活発に働く交感神経と、夜間やリラックスしているときに活発に働く副交感神経の2種類があって、身体の機能を調整しています。

自律神経は、環境や身体の状況に応じて、本人の意思とは無関係に自律的(自動的)に働き、体内を常に最良の状態に保ち続けるための神経となっています。

交感神経は脊髄の外側から出て、腹部に回って脊髄の両脇になる交感神経幹に入り、全身に分布して情報を伝えています。副交感神経は中脳や脊髄から全身に向かう神経の通り道と脳や脊髄に向かう神経の通り道があります。

自律神経の働きは波のように強弱があり、交感神経の働きが盛んになっているときには副交感神経の働きが抑えられ、逆に副交感神経の働きが盛んになっているときには交感神経の働きが抑えられるという関係になっています。

自動車にたとえると、アクセルを踏み込んだときにはブレーキがかかりにくく、ブレーキを踏み込んだときにはアクセルが効かないようになるのと同じ関係性になっています。

交感神経と副交感神経の波に合わせて日常の社会生活のパターンが決められていて、自律神経の波に合わないことをすると生活に支障が出ることになります。身体を休めようとしている時間帯に運動をしたり、脳を強く使おうとしても思った以上の効果が出にくくなります。逆に、身体の活動が盛んなときに身体を休めようとしても思ったよりも疲労が取れないということになります。

このリズムが乱れていると、学習をする昼間の時間帯に集中できない、勉強をすると非常に疲れるということになり、その逆に夕方以降に勉強の疲れを回復させようとしても興奮して心身ともに休めないということになってきます。

自律神経は消化、吸収、循環、代謝、排出という生命を維持していくために欠かせない部分を調整しているだけに、発達障害児にみられるように自律神経の調整が乱れていると生きていくための当たり前の機能が低下することにもなります。

逆にいうと、食事に関係する消化、吸収、排出という胃腸で起こっていることを調整することで、自律神経の働きを整えていくことができるようになります。これが整うことで集中力や改善能力を高めていくことができます。

その実現のためには、身体の機能とメカニズムを保護者や支援に関わる多くの方々が知り、環境を整えるように努めることによって、発達障害がある人の健康と成長を根本的に支える活動にも取り組んでいくことを目指しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕