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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「高トリグリセライド血症」の続き(その他)を紹介します。

〔高トリグリセライド血症〕
*食物繊維
67の介入試験をまとめたメタ・アナリシスは、水溶性食物繊維摂取量は血清トリグリセライドとは有意な関連を示さなかったと報告しています。

他のメタ・アナリシスでも関連は認められていません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「高トリグリセライド血症」の続きを紹介します。

〔高トリグリセライド血症〕
*多価不飽和脂肪酸、n-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸
飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸への置き換えでは、血清トリグリセライドに影響を与えません。

炭水化物のn-6系脂肪酸への置き換えは、飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸と同様に血清トリグリセライドを低下させます。

魚類由来長鎖n-3系脂肪酸をサプリメントとして負荷して血清脂質の変化を観察した47の介入試験をまとめたメタ・アナリシスでは、血清トリグリセライドの有意な減少が示されています。

この研究における摂取量の平均値は、3.25g/日と、通常の食品からの摂取量としてはかなり多いものの、血清トリグリセライドの低下は平均30mg/dLでした。

健康な者および脂質異常者における無作為化比較試験のメタ・アナリシスでは、魚油の摂取量の増加によってトリグリセライドの低下が示され、またある無作為化比較試験では食後トリグリセライド上昇に対する抑制効果が得られています。

このように、n-3系脂肪酸の摂取を増やすことは、トリグリセライド低下に有効です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「高トリグリセライド血症」を紹介します。

〔高トリグリセライド血症〕
*炭水化物、脂質
炭水化物から、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の別にかかわらず、それぞれの脂肪酸に置き換えると、血清トリグリセライドが有意に減少することがメタ・アナリシスで示されています。

そして、その影響は互いにほぼ等しく、5%エネルギーの炭水化物をそれぞれの脂肪酸に置き換えると、血清トリグリセライドが10〜12mg/dL程度減少するとされています。

研究数を増やした別のメタ・アナリシスでも、ほぼ同様の結果が得られています。

さらに、飽和脂肪酸の炭素数別に検討したメタ・アナリシスでも、飽和脂肪酸の違い(炭素数による違い)は影響しないと報告されています。

一方、飽和脂肪酸を減らすことで、トリグリセライドには有意な変化は認められないという報告が多くなっています。

また、果糖などの糖類をはじめ、糖質の過剰摂取は、血清トリグリセライドの上昇をもたらすことが懸念されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくて、それが発達障害の特性を際立たせる要因となっていると指摘されています。

子どもは発達障害に限らず、定型発達であっても交感神経が亢進しやすい特徴があります。

定型発達は、発達障害がない子どもを指し示す言葉ですが、自律神経のバランスが交感神経側に偏っていく特徴が、発達障害を目立ちにくくさせて、発達障害児であることを判別しにくくさせています。

交感神経と副交感神経は、一般にはバランスを取って働いているように認識されていますが、副交感神経の働きは個人の状態や、そのときの状況によって変化しやすくなっています。それに対して、交感神経は外的な状況に対応するために、刺激を受けることによって高まりやすくなっています。

交感神経が高まりやすいのは年齢や状態によって変わりはないのですが、副交感神経のほうは状態によっても変化しにくいことから、発達障害では交感神経のほうが過剰になってしまいます。

これは年齢の変化についても言えることで、高齢になると交感神経の働きが強くなって、コントロールしにくくことがあります。高齢者は精神的には落ち着いていると認識されがちですが、実際には興奮しやすいことが一般に指摘されています。

身体の基本的な機能である消化、吸収、血液循環は、副交感神経が高める働きとなり、交感神経が抑制する働きとなっています。

発達障害では、機能を高めるための栄養素が必要となっているのですが、副交感神経の働きが弱いために交感神経が働きすぎて、栄養摂取も摂取後の全身への供給も低下しています。

それだけに、副交感神経の働きを活性化させて、悪循環を好循環にすることが大切になってくるのです。
〔発達の伴歩:小林正人〕

「冬の恋人の日」2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に恋人同士が絆を深める日として絆(きずな)のずなを27に見立てて、結婚カウンセラーなどが制定。

毎月27日:「ツナの日」

事業の効率化を図ることを目的とした団体などでの講話や、企業内で経営者が社員に努力をすべきとして話すことの一つに「1.01の法則と0.99の法則」があります。

これまでにも、この法則を口にする人に何度も会ってきました。

その話で元が、楽天グループの三木谷浩史著の『成功のコンセプト』だと聞くと、さらに納得してしまう人もいます。

この法則は、毎日同じことを繰り返していると1.00だが、わずか1%の努力をして1.01とすると、これを1年間(365日)繰り返すことで37.8(37.7834343)にもなる、つまり37.8倍の結果になるということを示しています。

それに対して、1%の努力を怠ると0.99になり、これを1年間繰り返すと0.025(0.0255179645)となるので、頑張ろうと結論づけられることが多いようです。

企業にとっては、わずかな差でも大きな結果の違いになる、ということを言いたいのでしょうが、なぜ1.01を掛け算にするのか、プラスになった努力の結果は足し算ではないか、との考えが巡ります。

これについて、別の見方の例を次回は引き出して考えてみます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ソニー生命保険が全国の20〜59歳の男女4700名(各都道府県100名)を対象に実施した「47都道府県別 生活意識調査」(2025年10月)で、県民の特徴を表す一言を聞いています。

北海道の「おおらか」、青森県の「我慢強い」、群馬県の「かかあ天下」、静岡県の「好奇心旺盛」、愛知県の「派手好き」、京都府の「いけず」、大阪府の「いらち」、佐賀県の「がばい」、宮崎県の「てげてげ」といった聞き覚えがある県民性の中で、異彩を放っていたのが、岡山県の「我が道を行く」でした。

これまで県民性と一般にあげられてきた勉強熱心、温和、慎重で合理的といった特徴とは異なっていて、岡山県に住んでいる身としても意外な感じを受けました。

協調性は意外と高くなくて、自分の都合のいいようにことを進めようとするとか、それが排他性につながっているということは地元の方々からも聞いていましたが、「我が道を行く」という県民の特徴があげられたことに、「我が道を行く」の解釈を変えなければならないかと思ったくらいです。

「我が道を行く」は、自分の意思や考えを強く持って、時代や世の中の流行、周囲の大多数の意見に流されずに行動できる性格や、他人を気にせずに、自分が思った通りに行動することを表しています。

現在の日本には数少ないタイプと考えられていて、それを認めたくないような人は“わがまま”と表現したりしますが、そう思われる一方で“軸がブレない人”として一目を置かれる存在ともいえます。

果たして岡山県民は、どちらなのか、分析をしていくべきかと思いつつも、そういえば心当たりがある人もたくさんいました。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害は障害であるから治らないという考えがある一方で、改善のためのプログラムがあって、それを実施する専門家も多いのだから改善できるはずとの考えもあります。

治ることがないのに改善の手法が実施されるわけはない、という声は発達障害児の保護者からよく聞かれることです。

どちらが正しいかによって、発達障害がある人を支援する人の気持ちや態度にも影響があるのではないか、との思いもあります。

“治る”というのは悪い状態が改まったり、よい状態に戻ることを指している用語です。病気に使われる場合には、原因が取り除かれて、元の状態、普通の状態になることを指しています。

発達障害の“障害”は生涯にわたって特性が続くものであるだけに、治るのかと言われると治らないと返答する医療関係者が大半です。

治らないとしても、障害は支援によって通常と変わらない状態になることは期待できます。よく例としてあげられるのはメガネの使用です。

メガネがなければよく見えないのは視覚障害ということになりますが、メガネがあれば視覚障害をカバーして、障害がないのと同じように生活することも学習することもできます。

発達障害も改善のための手法によって機能を高めることは可能です。問題は、どこまで高められるか、ということで、定型発達(発達障害がない状態)まで高めることはできなくても、他の手法によって困難さ、不自由さのレベルを低くすることができれば、その低くしたレベルが機能を高めるための目標となります。

発達障害や学習障害の支援は、改善のための手助けも大事ですが、それと同時に機能を発揮させるためのツールやグッズ、家族を支援するための情報なども大切となります。その両方が重なって改善が進むとの認識で、情報収集と情報発信に努めています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人が時計を時間を計るものに変えてしまった」というのは、初めはスイスで言われ始めたことで、それは時計の有名メーカーがある各国に広がっていきました。

時計は時間(時刻)を計測・表示する機器・装置であるので、時間は正確であることが求められることから、デジタル化が進みました。

ゴージャスな装飾的な腕時計が徐々に衰退していく中で、液晶の時計が増えていって、時刻を知るだけであったら低価格で(百均でも)買える時代になりました。

「時間を計るものに変えた」というのは、電波時計(標準電波を受信して誤差を自動修正)が登場する前(1993年)のことですが、それ以前は時刻は“だいたい”の感覚でよくて、時間を正確に表示することは一般の人には不要とも考えられていました。

腕時計をつけている人がピッタリの時間に行動するというのは、電波時計だけでなくて、デジタルツールのスマートフォンやタブレット端末が当たり前になった時代には、あまり疑問を抱かずに行動している人も少なくありません。

時間は長さを示す用語で、時刻は時の流れの中の一点を示す用語です。時間は、ある時刻から時刻までの長さで、時刻は何時(10時30分)というデジタルの数字、分針や秒針で示されるものです。

時計は、通常は時刻を知るもので、時間を計る(時計)ものではないというのはデジタル式では当たり前の感覚で、時間の長さを計るときには数字で示されるとわかりにくくなってしまいます。

デジタルの時計では時間の流れは感覚としてわかりにくいのに対して、アナログの時計では針の間隔で、どれくらいの時間があるのかが判断しやすいものです。

このアナログの時計の感覚(間隔)が、今回の伝えたいこととフィットしています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「低HDL-コレステロール血症」を紹介します。

〔低HDL-コレステロール血症〕
介入試験をまとめたメタ・アナリシスによれば、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸すべてがHDL-コレステロールを有意に上昇させることが示されていますが、その変化量は僅かであり、有意な変化は認められていません。

一方、飽和脂肪酸を減らすことで総コレステロール、LDL-コレステロールを低下させますが、HDL-コレステロールに関しては一定ではないという報告が多くあります。

また、HDL-コレステロールへの影響を飽和脂肪酸の炭素数別に検討したメタ・アナリシスによると、炭素数が12の飽和脂肪酸(ラウリン酸)だけで有意な上昇が観察されています。

α-リノレン酸をサプリメントとして負荷して血清脂質の変化を観察した17の介入試験をまとめたメタ・アナリシスでは、HDL-コレステロールの有意な低下を示したと方谷されています。

しかし、この研究では摂取量は報告されていません。

別の介入試験のメタ・アナリシスでは、飽和脂肪酸をn-6系脂肪酸や炭水化物に置き換えることでHDL-コレステロールの低下が観察されています。

13の介入試験のメタ・アナリシスでは、1%エネルギーのトランス脂肪酸を一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に置き換えることでHDL-コレステロールの上昇が観察されています。

また、卵黄によるコレステロール摂取によって、僅かながらHDL-コレステロールは増加しますが、LDL-コレステロールの上昇の方が大きいことも示唆されています。

糖類の種類や構造、摂取方法等によって異なる生理学的特徴を示す指標の1つである食事性グリセミック・ロード(glycemic load)とHDL-コレステロール値が負の関連を示した研究があります。

しかし、上記の研究が全て現実的に、どの程度の意味を持つのかは十分には明らかにされていません。

アルコール摂取量の増加に伴ってHDL-コレステロールは上昇しますが、実験レベルではHDLのコレステロール引き抜き機能はむしろ低下するため、アルコールによるHDL-コレステロール上昇が及ぼす心血管疾患予防の効果はないと考えられます。

疫学的には多量飲酒は虚血性心疾患や脳卒中の危険因子であり、少量飲酒によるこれらの疾患や総死亡リスクの予防効果も現在は否定的です。

血圧上昇、脳出血や発がんなどのリスク上昇による健康被害を考慮すると、アルコールはできるだけ控えることが望ましいとされています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕