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金言の中には、テレビから流れる印象的な言葉が、いつしか心に刻まれるようになって、戒めや価値の高い言葉と認識されるようになることも少なくありません。

今回のお題の「人生楽ありゃ苦もあるさ」は、テレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌の歌い出しの歌詞です。

作詞家の山上路夫さんの作品で、楽曲の名前を知らなくても、「水戸黄門のテーマ」と言えば、「人生楽ありゃ苦もあるさ」と口をついて出てくる名言の一つといえます。

「人生楽ありゃ苦もあるさ」が楽曲名だと思っている人もいるようで、カラオケの曲名リストにも載っています。そのリストには、「あゝ人生に涙あり」と書かれています。これが曲名です。

番組のオープニングには曲名が出てこないので(最終シリーズ20回の武田鉄矢主演だけは曲名が出ていた)、知らない人が多いのも当然のことで、これはクイズ番組の定番ともなりました。

つらいことや苦しいことで涙するだけでなく、嬉しいことでも涙するということで、テレビ時代劇『水戸黄門』の劇作の根幹となっています。

「人生楽ありゃ苦もあるさ」には、人生には楽しいことことも、つらいこともあるけれど、それを乗り越えていけば虹のような希望も現れるという意味が込められています。

ということで、1番の歌詞には、そのまま入れ込まれています。

人生楽ありゃ苦もあるさ
涙のあとには虹も出る
歩いてゆくんだ しっかりと
自分の道を踏みしめて

「人生楽ありゃ苦もあるさ」が金言として伝えられるようになったのは、1969年から2011年までの1227回の放送の間に、さまざまな人の「人生楽ありゃ苦もあるさ」の経験があり、それぞれの時代を振り返る“記憶に残る”出来事とつながった長寿番組であったからです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

卵(鶏卵)は“物価の優等生”と呼ばれていた時代があって、小売価格が長期間にわたって、ほとんど変化しない商品を指す言葉で、その代表が卵でした。

ところが、鳥インフルエンザの発生や飼料価格の高騰、異常気象による生産減などの影響を受けて、60年以上も続いた物価の優等生は過去のものとなっています。

なぜ、物価の優等生でいられたのかというと、生産性の向上があげられていますが、どのように向上させていったのかがわかると、見た目は同じであっても内容が異なることがわかってきます。

価格が高くても、中身が変わらない、むしろ中身がよくなっているということであれば、物価ではなくて“栄養の優等生”と呼ぶこともできるのでしょうが、そうではないのが実際のところです。

卵が栄養豊富であるのは事実で、“完全栄養食品”とも呼ばれています。ビタミンCと食物繊維以外の必要な栄養素はすべて含まれていて、必須アミノ酸のバランスがよい“良質なたんぱく質”となっています。

必須アミノ酸は、体内で合成されないために食品から摂る必要があるアミノ酸のことで、その種類と分量が満たされているものが良質なたんぱく質です。卵の他には、肉、魚、牛乳、大豆があげられます。

そのような重要な栄養源でありながら、かつてはコレステロールの含有量が多いため、動脈硬化の要因となるとして卵の摂取が制限されることがありました。1日に1個までという制限でしたが、今では卵のコレステロールと動脈硬化の因果関係が否定されるようになって、1日に2〜3個を摂っても問題はないという状況になっています。

ここまでは、お題の「卵の栄養不足」とは離れた話でしたが、次回(食の不都合な真実17)から本題に移っていきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₂の欠乏症の回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の後半を紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊婦の付加量を要因加算法で算定するデータはありません。

そのため、ビタミンB₂がエネルギー必要量に応じて増大するという代謝特性から算定しました。

すなわち、妊娠によるエネルギー付加量(身体活動レベル「ふつう」の初期の+50kcal/日、中期の+250kcal/日、後期の+450kcal/日)に推定平均必要量算定の参照値(0.50mg/1000kcal)を乗じると、初期は0.03mg/日、中期は0.13mg/日、後期は0.23mg/日となります。

これらの算定値は、あくまでも妊婦のエネルギー要求量の増大に基づいた数値ですが、妊娠期のエネルギー必要量には大きな個人差が認められます。

妊娠期は特に代謝が亢進される時期であることから、妊娠後期で算定された値を全妊娠期の必要量としました。

具体的には、妊婦の推定平均必要量の付加量は、妊娠後期のエネルギー要求量の増大から算定された0.23mg/日を丸め処理した0.2mg/日としました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
授乳婦の推定平均必要量の付加量は、母乳中のビタミンB₂濃度(0.40mg/L)に0〜5か月の乳児の基準哺乳量(0.78L/日)を乗じて、相対生体利用率60%を考慮して算出(0.40mg/L×0.78L/日÷0.6)とすると、0.52mg/日となり、丸め処理を行って0.5mg/日としました。

推奨量の付加量は、丸める前の推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じると0.62mg/日となり、これに丸め処理を行って0.6mg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₂の欠乏症の回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」を紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*成人・小児(推定平均必要量、推奨量)
健康な成人男女を対象とした遊離型リボフラビン負荷試験において、約1.1mg/日以上の摂取で尿中リボフラビン排泄量が増大に転じることが報告されています。

なお、この試験でのエネルギー摂取量は2200kcal/日でした。

1〜64歳の推定平均必要量を算定するための参考値を0.50mg/1000kcal(1.1mg日÷2200kcal/日)として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

*高齢者(推定平均必要量、推奨量)
65歳以上の高齢者における必要量は若年成人と変わらないとの報告があります。

このことから成人(18〜64歳)と同様に、0.50mg/1000kcalを推定平均必要量算定の参照値として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

11月11日
「介護の日」厚生労働省が、介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者、介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から高齢者や障害者などに対する介護に関して国民への啓発を重点的に実施するための日として制定。
「ピーナッツの日」全国落花生協会が、落花生の出始めと、ピーナッツが1つの殻に2粒の豆が同居する双子であることから11のゾロ目から制定。
「鮭の日」鮭の日委員会が、鮭に十一十一が含まれていることから制定。
「ポッキー&プリッツの日」江崎グリコが、ポッキーやプリッツを4つ並べると1111に見えることから制定。
「生ハムの日」日本生ハム協会が、生ハム生産が盛んなイタリアでサン・マルティンの日である11月11日に生ハムを作る習慣があることから制定。
「キリン一番搾りの日」キリンビールが、1が最も多く並ぶ11月11日を制定。
「棒ラーメンの日」マルタイ(福岡県福岡市)が、棒ラーメンを発売した1959年11月、1パックに2食入りが11に似ていることから制定。
「めんの日」日本製麺協同組合連合会が、細く長いめんのイメージと、いい(11)の語呂合わせで制定。
「うまい棒の日」やおきん(東京都墨田区)が、うまい棒を4本並べると1111に似ていることから制定。
「スティックパンの日」山崎製パンが、スティックパンが1111に似ていることから制定。
「岩下の新生姜の日」岩下食品(栃木県栃木市)が、新生姜が1111に似ていることから制定。
「たくあんの日」全日本漬物協同組合連合会が、たくあん用の大根が並んで干してある形が1111に似ていることと、たくさんの1(わん=あん)があることから制定。
「きりたんぽの日」かづのきりたんぽ倶楽部(秋田県鹿角市)が、たんぽ串が囲炉裏で焼かれている姿が1111に似ていることから制定。
「串カツ田中の日」串カツ田中(東京都品川区)が、串カツが並んでいる形が1111に見えることから制定。
「磁気の日」ピップが、磁気治療器の普及を目的としてN極(+)とS極(−)を十一に見立てて、十一が重なる日を制定。
「おさかなソーセージの日」ニッスイが、ソーセージを4本並べると1111、おさかなソーセージの公式キャラクターのギョニママの誕生日が11月11日であることから制定。
「豚饅の日」KOBE豚饅サミット実行委員会が、2011年11月に第1回KOBE豚饅サミットが開催されたことと、豚の鼻の形が11に見えることから制定。
「長野県きのこの日」JA全農長野が、11と11できのこがニョキニョキと生えている形に似ていることから制定。
毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)

11月12日
「皮膚の日」日本臨床皮膚科医会が、皮膚科の専門医療の理解を深めることを目的に、いい(11)皮膚(12)の語呂合わせで制定。
「いいにらの日」高知県農業協同組合が、にらの出荷量が増える11月、いい(1)に(2)らの語呂合わせで制定。
「コラーゲンペプチドの日」日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が、第1回コラーゲンペプチドシンポジウムが開かれた2009年11月12日にちなんで制定。
毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)

11月13日
「いいひざの日」ゼリア新薬工業が、膝関節痛の治療と予防を呼びかけることを目的に、いい(11)ひざ(13)の語呂合わせで制定。
「チーかまの日」丸善(東京都台東区)が、11月11日が「チーズの日」、11月15日が「かまぼこの日」との説があることから中間に日を制定。
「いい焼き芋の日」いい子のやきいも阿佐美や(埼玉県戸田市)が、さつまいもの日(10月13日)の1か月後を制定。
「いい瞳の日」千寿製薬が、い(1)い(1)ひと(1)み(3)の語呂合わせで制定。
毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)

11月14日
「医師に感謝する日」Dプラス(東京都港区)が、医師への感謝の気持ちを込めてハンカチを贈る日として、11が人と人(医師と患者)、14が医師と読めることから制定。
「アンチエイジングの日」アンチエイジングネットワーク(東京都千代田区)が、良い(いい)11と歳(とし)14の語呂合わせで制定。
「タルタルソースの日」キユーピーが、週間カレンダーで「かきフライの日」(11月21日)の真上にくる11月14日を制定。
「人生100年時代の日」アサヒ飲料が、良い(11)歳(14)の語呂合わせで制定。
毎月14日:「ひよこの日」(ひよ子本舗吉野堂)、「丸大燻製屋・ジューシーの日」(丸大食品)

11月15日
「かまぼこの日」日本かまぼこ協会が、かまぼこが初めて文献に登場した1115年と、昔は11月15日に七五三のお祝い料理に紅白かまぼこを用意することにちなんで制定。
「昆布の日」昆布に関係する業界が、七五三に子どもが昆布を食べて元気に育ってほしいとの願いから制定。
「のど飴の日」カンロが、いい(11)ひと(1)こ(5)えと読む語呂合わせで制定。
「イベリコ豚の日」TAISHI Co.(大阪府大阪市)が、いい(11)イ(1)ベリコ(5)の語呂合わせで制定。
「敬護の日」リハプライム(埼玉県さいたま市)が、人生の大先輩を敬って護る介護を意味する敬護の普及を目的に、いい(11)けいご(15)の語呂合わせで制定。
毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

11月16日
「いいビール飲みの日」ビール酒造組合が、いい(11)ビール(16)の語呂合わせで制定。
「自然薯の日」麦とろ童子(静岡県熱海市)が、いい(11)い(1)も(6に似ている)の語呂合わせで制定。
毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

11月17日
「れんこんの日」1994年の11月17日に茨城県土浦市で全国の蓮根産地による蓮根サミットが開催されたことから制定。
毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)

11月18日
「カスピ海ヨーグルトの日」フジッコが、2006年の11月18日にカスピ海ヨーグルトの頒布活動が100万人に達したことから制定。
「雪見だいふくの日」ロッテが、いい(11)と雪見だいふくのパッケージのふたを開けて縦に見たときに18に見えることから制定。
毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)、「頭髪の日」(全国理容生活衛生同業組合連合会)

11月19日
「いい育児の日」将来世代応援知事同盟が、いい(11)育(19)児の語呂合わせで制定。
「いい息の日」明治が、いい(11)息(19)の語呂合わせで制定。
「いい熟成ワインの日」和泉屋(埼玉県朝霞市)が、いい(11)じゅく(19)せいの語呂合わせで制定。
毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッパ・クリエイト)

11月20日
「ピザの日」ピザ協議会が、ピッツア・マルゲリータの名前の由来となったイタリア王妃マルゲリータの誕生日にちなんで制定。
「いいかんぶつの日」日本かんぶつ協会が、干物の干が十と一からなることから11月、乾物の乾には十、日、十が含まれることから制定。
「発芽大豆の日」マルヤナギ小倉屋(兵庫県神戸市)が、いい(11)はつが(20)の語呂合わせで制定。
毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

「トイレの日」日本トイレ協会が、いい(11)トイレ(10)の語呂合わせで制定。

「いい頭皮の日」パナソニックが、頭皮ケアの重要さをアピールすることを目的として、いい(11)頭(10)皮の語呂合わせで制定。

「断酒宣言の日」全日本断酒連盟が、1963年の11月10日が設立記念日で、もう飲ベンバー(ノヴェンバー=11月)、酒、止まる(10)の語呂合わせで制定。

「ヒーターの日」デロンギ・ジャパンが、ヒーターを準備して寒い冬を暖かく過ごしてもらうことを目的として、ヒー(11)ト(10)の語呂合わせで制定。

「下半身痩せの日」Style A 芝公園(東京都港区)が、スラッとした美脚をイメージする11と痩せてはいないイメージの10から制定。

「かりんとうの日」全国油菓工業協同組合が、かりんとうの形を11、砂糖の糖を10と読む語呂合わせで制定。

「和紅茶の日」Kigg(兵庫県神戸市)が、紅茶をおいしく感じられる11月と、10を横にするとソーサーとカップに見えることから制定。

「佐伯ごまだしの日」佐伯ごまだし暖簾会(大分県佐伯市)が、11(いい)、10が主原料の魚(とと)を表すとともに、すり棒(1)と、すり鉢(0)に見立てて制定。

「カリカリ梅の日」群馬県の梅加工業者5社(村岡食品工業、コマックス、梅吉、大利根漬、赤城フーズ)が組織する群馬の梅を応援する会「うめのわ」が、カリカリ梅が初めて販売された1971年11月と歯応えを表現する、いい(11)音(10)の語呂合わせで制定。

「希少糖の日」希少糖普及協会(香川県高松市)が、いい(11)糖(10)の語呂合わせで制定。

毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)

「表町学」のテーマで書き残すことを知人にメールで伝えたときに、初めに言われたのは「表の町学(まちがく)ということは裏もあるのか」ということでした。

切るのは表と町学ではなくて、表町(おもてちょう)と学(がく)で、それをくっつけた造語だと説明したら、いきなり彼は表町のネット検索を始めました。スマホを使って簡単の検索ができる時代の、これはよいことなのか、よくないことなのか。

表町は、都市の主要な通りに面している人通りが多い賑やかな町というのが一般的な説明で、表町は国内の15都市で使われているようです(検索結果では)。

表町の読み方は「おもてまち」のほうが多くて「おもてちょう」は少数派です。

ところが、表町商店街となると「おもてちょう」は一つだけで、岡山市だけが検索で出てきました。

表町商店街は、岡山城の城下町として始まった420年以上の歴史がある県内最大の商店街で、全天候型の南北総延長1.4km以上のアーケード付き商店街(300店舗以上)は、あまりにも有名です。

北端には岡山シンフォニーホールがあり、南端の先には岡山芸術創造劇場ハレノワ(中国・四国地方で唯一の大・中・小の劇場)があって、県内随一の文化発信地域ともなっています。

アーケード街の中央部には100年の歴史がある天満屋岡山本店が面していて、その周辺には100年を超える歴史のある老舗の宝飾店や文具店などもあり、歴史と文化、先端の情報が得られる場という特性があります。

表町商店街の店舗や活動に少しだけ関わらせてもらう中で、さまざまな人との出会い(表町の方々、岡山市内、岡山県内、県外)があり、これは学びの機会が押し寄せてくるであろうことを感じています。

学びがあるたびのアップにするつもりなので、定期的な連載、目標本数を決めての掲載とは異なることになるかと思います。

「不定期連載:表町での学び」ということになるのでしょうが、これから表町で学ぶこと、すでに学んだことに加えて、これが重要なことになると思っているのが「表町での学びを活かす」活動です。

次回(表町学2)は、表町商店街と、その地域での活動による学びについて書いていきます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

同じ食品であれば、名産地のものなら品質的に安心という感覚は多くの人にあって、業界をあげての全国PRで担当した納豆の中でも「水戸納豆」は、あまりに有名です。

水戸市は茨城県の県庁所在地で、全国で販売されている納豆の半分以上は茨城産です。

水戸納豆という商品名はない、というよりも、一般名称として認識されていることから、単独の商標登録は不可となっています。そこでサブのキャッチや説明文の一部として使われるのが普通です。

「全国で販売されている納豆の半分以上は茨城産」と書きましたが、水戸納豆をうたった商品は数多くあります。では、水戸納豆は水戸市内で製造されているかというと、そうとは限らないのが表示規制の困ったところです。

水戸納豆と名乗ることができるのは、一つは会社も工場も水戸市にあって、水戸市内で作られているものです。普通の感覚では、これしかないように感じるかもしれません。

ところが、会社も工場も水戸市ではなくて茨城県内にあって、水戸市には営業所があるだけでも水戸納豆を名乗ることができます。

営業所があるだけでよいのかというと、それだけではなくて、伝統的な水戸地域の納豆である小粒で粘りがあるものでなければなりません。

市町村の合併が進んで大きな市、有名な市に周辺地域が取り込まれていく傾向があり、たまたま水戸市にならなかっただけで、場合によっては水戸市になっていたかもしれないという周辺都市もあります。

この考え方を膨らませて、水戸市の周辺で製造される納豆も水戸納豆と呼ぶようにもなっているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₂の欠乏症の回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。

〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕
ビタミンB₂摂取量とビタミンB₂の尿中排泄量の関係式における変曲点から求めた値を必要量としました。

欠乏症を予防するに足る最小摂取量と比べて、尿中へのビタミンB₂排泄量から推定した必要量は多くなっています。

ビタミンB₂の主要な役割は、エネルギー産生栄養素の異化代謝の補酵素と電子伝達の構成分子です。

したがって、必要量は推定エネルギー必要量当たりで算定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₂の「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。

〔指標設定の基本的な考え方〕
ビタミンB₂の栄養状態を反映する生体指標として、血中ビタミンB₂濃度、尿中リボフラビン排泄量、赤血球グルタチオンレダクターゼ活性が用いられています。

これらのうち、赤血球グルタチオンレダクターゼ活性が、ビタミンB₂の不足・欠乏に鋭敏に反応するため、生体指標としての利用価値が高いのではないかと考えられます。

しかし、その研究結果は質・量ともに十分でなく、現時点では赤血球グルタチオンレダクターゼ活性係数を生体指標として用いて推定平均必要量を設定することはできないと判断しました。

ところで、リボフラビンは血中に送られるとともに尿に排泄されます。

組織中のビタミンB₂が飽和すると、余剰分のビタミンB₂はリボフラビンとして排泄されます。すなわち、尿中リボフラビン排泄量が増大します。

ビタミンB₂摂取量と尿中リボフラビン排泄量の関係を調べた報告に基づいて、摂取量を増やしていったときに尿中排泄量が増大に転じる(変曲点を示す)摂取量をもってビタミンB₂の飽和に必要な摂取量として、これを必要量と考えて、推定平均必要量を設定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕