ビタミンB₂は水溶性ビタミンで、多くの量を摂っても体内では長くは保持されず、その多くはエネルギー代謝で使われることから毎日摂る必要があります。ビタミンB₂の保持時間は24時間ほどであるので、1日に1回の摂取でも充分な量であれば不足することはありません。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。
ビタミンB₂の男性の推奨量は年齢によって異なります。
〔男性:ビタミンB₂推奨量〕
1〜2歳:0.6mg、3〜5歳:0.8mg、6〜7歳:0.9mg、8〜9歳:1.1mg、10〜11歳:1.4mg、12〜14歳:1.6mg、15〜17歳:1.7mg、18〜29歳:1.6mg、30〜49歳:1.6mg、50〜64歳:1.5mg、65〜74歳:1.5mg、75歳以上:1.3mg。
これに対して、女性の推奨量は以下のとおりです。
〔女性:ビタミンB₂推奨量〕
1〜2歳:0.5mg、3〜5歳:0.8mg、6〜7歳:0.9mg、8〜9歳:1.0mg、10〜11歳:1.3mg、12〜14歳:1.4mg、15〜17歳:1.4mg、18〜29歳:1.2mg、30〜49歳:1.2mg、50〜64歳:1.2mg、65〜74歳:1.2mg、75歳以上:1.0mg。
ビタミンB₂の推奨量は男女でほとんど差はなく、身体の大きさによって推奨量が異なっている程度です。吸収率(利用効率)は64%ほどとされています。脂質の代謝に必要なビタミンであることから、脂質を多く摂る人、運動をする人は多めに摂ることがすすめられています。
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歩くスピードは、普通の速度(時速4~5km)でも10分間も歩けば、ブドウ糖の代謝(燃焼)の効果があります。しかし、もっと効果を高めるためには速歩がすすめられます。速歩は一般には普段の歩き方よりも20%ほど速く歩くスタスタ歩きのことを指します。時速にして7km以上になりますが、少し息が弾むような速歩であってもジョギングに比べて30%ほど消費エネルギーが少ないだけです。つまり、速歩で10分間も歩いたほうが血管への負担も少なく、代謝効果が高いということです。
運動を行う時間帯としては、血糖値が上昇した食後1時間から2時間後に行うのが最も効果的です。とはいえ、運動は時間帯に限らず行ったほうがよいので、食後に時間が取れない人は、できるときに行えばよいでしょう。
血糖値が高めの人には、ウォーキングなどの持久運動のほかに、筋肉をつけるための強化運動も指導されることが多くなっています。
血糖値が高い人は、筋肉細胞にブドウ糖を取り込んでエネルギーとする力が弱くなるため、ブドウ糖の代わりに脂肪もエネルギーとして使われるようになります。
そのために糖尿病まで進むと脂肪がエネルギーとして使われるために、だんだんとやせてきます。また、筋肉に蓄えられているたんぱく質もエネルギーとして使われるために、筋肉が衰えていくようになります。
糖尿病予備群と呼ばれる血糖値が高い状態では、筋肉が急に減っていくようなことはないものの、筋肉への負荷が不足すると徐々に筋肉が衰えていくことになります。
ブドウ糖は筋肉で多く使われているため、筋肉の量が増えることは、それだけブドウ糖が筋肉に取り込まれ、血糖値も下がりやすくなります。
筋肉の能力というと瞬発力と持久力があげられますが、もう一つ筋代謝力が注目されています。これは筋肉がブドウ糖や脂肪酸を代謝させる能力のことで有酸素運動を続けることで高まっていきます。筋代謝力を高めるためにもウォーキングは有効です。
学校での教科に馴染めないのは、教室の雰囲気や教師の教え方なども原因となっていますが、もう一つ原因となっていることに教科書があげられます。教科書は全員が一緒に学び、充分に理解できるように作られています。ある特定の子どもに適したものではなくて、平均的な内容がクリアされていて、その理解の上に次のステップに進むことができるように構成されています。
それだけに、どこかでつまずいてしまうと、そこから先に進むことができなくなり、どんどん授業は進んでいく、自分だけが取り残されて、どんどん離されていくという結果になってしまいます。だから、つまずきがあったら、すぐにクリアするために何が問題なのか、どうして理解できなかったのか、どうすればクリアできるのかを知り、改善に取りかかりたいところですが、学習障害では、それを教室の中での授業に求めることは無理というものです。
学習塾ではクリアできなかったことを気づかせ、クリアするために何度も問題を解かせるということをしています。それで改善できればよいのですが、発達障害、学習障害がある子どもはクリアできなかった教科書を嫌いになってしまうところがあります。そこで他の教科書を使ったり、サブテキストの参考書を使う、教科書を使わずに塾のオリジナルのペーパーを使うということをしています。
この方法でうまくいけばよいのですが、できることなら苦手になりかけている教科書を使ってクリアさせてあげて、教科書を嫌いにさせない、できることなら好きにさせてあげるということを考えるようにしたいものです。学習障害の子どもの中には、覚えられないというよりも、覚えるのに時間がかかる、覚えて回答するまでに時間がかかるということも少なくありません。
教科書を嫌いと感じてしまうと、その教科書を使うことを拒否するようになり、そのままでは教科書を嫌いになってしまいます。嫌いと感じたときに、教科書を使って問題が解けて、それが嬉しい、楽しいと感じると嫌いという感覚が徐々に弱まっていきます。教科書は学びのためのエッセンスを詰め込んで遭って、実によくできています。それを活用することを考え、実践することが学習障害の改善には大切なことなのです。
企画提案のプロポーザルを実施するときには、私どものような役割をする団体が必要で、東京の活動を主としていたときには、霞が関の関係先から一般の公表の前にプロポーザルの内容を聞かされて、準備をすることを示されていました。これは私どもに仕事を取らせようという談合システムではなくて、完全な“当て馬”でした。
当て馬というのは業界によって意味するところが違っていて、契約先が決まっているのに競争をして獲得したようにするために相見積もりを出すこと、駅伝で相手のチームの選手に合わせて仮の選手をリストに載せること、負けるのを承知で団体戦の最も強い大将に弱い相手をぶつけることなど、さまざまな当て馬がいます。
私どもが当て馬にされたのは、まったく新たな企画提案のプロポーザルで、新たなプロポーザルで意図したようなレベルの企画が出てこなかった場合には、プロポーザルを実施した部署の評価にも関わることなので、それなりの企画提案を出させるために当て馬の役が回ってきます。当て馬のつもりだったのに審査で最優秀ということで決定されることがあります。決定されても、こちらは企画をするだけで実施能力ということでは劣っているのは自分たちでも承知しています。
ということで、決定されたときには、担当部署から“助け馬”が出されます。その助け馬は、他のところとの連合です。次点になった団体や企業と一緒になって、私どもは企画を提案して、企画料や指導料を得て、実務は次点が実施するという形です。企画だけでなく、広報の仕事が回ってくることもあり、そういったメリットがあるので、当て馬を受けてきました。
自分が主になって企画立案、実施を担ってきて、成果が出たところで横取りされる「端より談合」のために、ひどい目に遭ったことことと、コロナ後を踏まえての私どもの考えの提示については、次回に続きます。
日本ウオーキング協会を例として組織体制について前回、考えてきましたが、健康ウォーキングを実践する団体は、これまでと違った考え方で組織化することとしました。
日本健康ウォーキング連盟の活動体制は、見た目は日本健康ウォーキング連盟を頂点として都道府県の健康ウォーキング連盟、その下に市区町村団体(例:健康ウォーキングおかやま)がある形としていますが、運営的には市区町村団体が都道府県健康ウォーキング連盟を支え、都道府県連盟が日本健康ウォーキング連盟を支える形としています。
従来の組織体制がピラミッド型だとすると、健康ウォーキングは御神輿型となっています。
歩くことには特別な技術も必要なく、その目的も歩けば健康、歩けるうちは健康という意識によって実施されてきたところがあります。そのため、資格認定も大会運営や組織体制の維持などが主な項目となっていました。
これに対して、健康ウォーキングは、健康のために歩くことが重要テーマであり、健康知識に基づいた歩き方、健康目的に応じることができる歩き方の指導が必要となることから、一定の意識と知識を持った指導者の存在が重要となります。健康ウォーキングでは2本のポールを使ったノルディックスタイルのウォーキングも採用することから、より安全な歩行のためにも指導者が重要となります。
この指導者養成と同時に組織化を行っていく必要があることから、資格認定による複数の指導者の養成によって指導体制を整えていくこととしました。
初めに都道府県の健康ウォーキング連盟を設立するために複数の指導者を養成します。通常のウォーキング体験であれば指導者なし実施することは可能でも、健康ウォーキングには少人数のウォーキングイベント・体験会であっても必ず指導者の参加が必要と考えています。都道府県内で実施されるイベントなどに対応するために、複数の資格者(5名以上)を要することを都道府県連盟の設立の基準としています。
市区町村団体は活動範囲が限られることから、2名以上の指導者がいることで団体設立を認めることとしています。そんなに少なくてよいのかという声があるのも事実ですが、スタート時点で地域に負担がかからないことを考えてのことです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
運動を始めると、細胞の中ではエネルギー不足の状態が起こります。これを解消するために、できるだけ多くのエネルギーを作り出そうとして細胞のミトコンドリアの中でATP(アデノシン三リン酸)がリンを二つ代謝させてAMP(アデノシン一リン酸)に変化してエネルギーが作り出されます。細胞内にAMPが多くなると、エネルギーの枯渇状態を感知してAMP(アデノシン一リン酸)キナーゼという酵素が活性化します。このAMPキナーゼが指令を出して血中のブドウ糖が取り込まれるという仕組みになっています。
ATP系のエネルギー消費は10秒間ほどで終わり、そのあとは乳酸系と呼ばれる無酸素状態でブドウ糖を主にエネルギーとして使う運動となりますが、乳酸系運動は10分ほどしか続かず、そのあとも運動を続けると、有酸素系と呼ばれる脂肪とブドウ糖をエネルギーとして使うエネルギー代謝へと切り換わっていきます。
ウォーキングを始めたときには、平常時に比べると多くのエネルギーを、すぐに作らなければならないので、代謝しやすいブドウ糖を先に使います。ブドウ糖が中心になって代謝するのは10分間ほどです。そのため、血糖値を下げるためには、10分間のウォーキングを何度か繰り返す方法がすすめられます。
血糖値が高いことを指摘されて、運動をするように言われると、以前に運動をしていた人は、その運動を再開させたり、走ったりしがちです。しかし、血糖値が高めの人に激しい運動は禁物です。
心拍数が高まりすぎる運動は、心臓や血管の負担が大きくなります。血糖値が高い状態が続いていると血管の細胞が傷みやすくなり、強い負担がかかります。それが細い血管を傷めて合併症のきっかけとなることも考えられます。歩くことは血管にダメージを与えない運動という意味でもすすめられています。
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
(3)栄養を考えた食事
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア)体に必要な栄養素の種類と主な働きについて理解すること。
(イ)食品の栄養的な特徴がわかり、料理や食品を組み合わせてとる必要があることを理解すること。
(ウ)献立を構成する要素がわかり、1食分の献立作成の方法について理解すること。
イ 1食分の献立について栄養のバランスを考え、工夫すること。
2 内容の取扱い
(2)内容の「B衣食住の生活」については、次のとおり取り扱うこと。
イ (2)のアの(エ)については、ゆでる材料として青菜やじゃがいもなどを扱うこと。(オ)については、和食の基本となるだしの役割についても触れること。
ウ (3)のアの(ア)については、五大栄養素と食品の体内での主な働きを中心に扱うこと。(ウ)については、献立を構成する要素として主食、主菜、副菜について扱うこと。
エ 食に関する指導については、家庭科の特質に応じて、食育の充実に資するよう配慮すること。また、第4学年までの食に関する学習との関連を図ること。
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
3 実習の指導に当たっては、次の事項に配慮するものとする。
(3)調理に用いる食品については、生の魚や肉は扱わないなど、安全・衛生に留意すること。また、食物アレルギーについても配慮すること。
談合をするつもりなどまったくなかったのに、談合に巻き込まれることはあります。具体的なことを書きすぎると、どの自治体のことを言っているのか、誰を談合の首謀者と言っているのかがわかってしまうことになるので、そこのところはぼかした表現にさせてもらいます。
新型コロナウイルス感染症が広まりつつあった2019年末のこと、感染拡大まではいかないだろうという今にしてみたら、とんでもなく甘いことを考える人のほうが多かった時期の話です。自治体が発注者のプロポーザルで獲得した観光事業を実施するときに、元役所の上の職員であった人を紹介され、なんでここまで親切にしてくれるのかと思えるほど手伝ってくれました。どんなに手伝ってくれても、外注費の一部しか渡せない内容だったのですが、それでも頑張るだけ頑張ってくれました。
その理由を聞いたときに、地元の役に立つことで、役所の職員だったときにできなかったことに参加できるのが嬉しいという、今にしてみると歯が浮くような言葉の連続でした。複数年の継続事業で、そのような説明をして国から補助金を引き出したことだったのですが、なぜか急に1年ごとになって、再びプロポーザルを実施するということになりました。そのときも元職員の人は、もっとよいことができるのだから受け入れるべき、とのアドバイスをしてきました。
そして、今回のテーマの「端より談合」が登場するのですが、これまでの1年間のご苦労様会ということで自宅での飲み会に誘われました。一緒に参加してくれた方も来るのだろうな、と思って訪問して、少し飲み始めたときから次々と訪問客がありました。その訪問客というのが自治体の経済界の有力者、保守系の議員、私たちが自治体と仕事をすることになったきっかけを作った人と続き、最後に発注者の自治体の担当者まで来ました。その場で、担当者から次のプロポーザルの条件が示されて、私どもが受注できない方法にされてしまい、反発することもできない状況に追い込まれました。
実は、これと似たことが小さな町でもあって、そのときにも巻き込まれて、仕事を失っていただけに最悪の事態を考えて感染対策を強く主張していたのですが、その談合の場では一笑に付されるような状態で、そんな主張をしたことが「端より談合」によって外されることになりました。
ビタミンB₁は水溶性ビタミンで、多くの量を摂っても体内では長くは保持されず、その多くはエネルギー代謝で使われることから毎日摂る必要があります。ビタミンB₁の保持時間は24時間ほどであるので、1日に1回の摂取でも充分な量であれば不足することはありません。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。
ビタミンB₁の男性の推奨量は年齢によって異なります。
〔男性:ビタミンB₁推奨量〕
1〜2歳:0.5mg、3〜5歳:0.7mg、6〜7歳:0.8mg、8〜9歳:1.0mg、10〜11歳:1.2mg、12〜14歳:1.4mg、15〜17歳:1.5mg、18〜29歳:1.4mg、30〜49歳:1.4mg、50〜64歳:1.3mg、65〜74歳:1.3mg、75歳以上:1.2mg。
これに対して、女性の推奨量は以下のとおりです。
〔女性:ビタミンB₁推奨量〕
1〜2歳:0.5mg、3〜5歳:0.7mg、6〜7歳:0.8mg、8〜9歳:0.9mg、10〜11歳:1.1mg、12〜14歳:1.3mg、15〜17歳:1.2mg、18〜29歳:1.1mg、30〜49歳:1.1mg、50〜64歳:1.1mg、65〜74歳:1.1mg、75歳以上:0.9mg。
ビタミンB₁の推奨量は男女でほとんど差はなく、身体の大きさによって推奨量が異なっている程度です。吸収率(利用効率)は60%ほどとされています。糖質の代謝に必要なビタミンであることから、糖質を多く摂る人、運動をする人は多めに摂ることがすすめられています。
血圧が上昇する原因は複数ありますが、内臓脂肪の蓄積によっても上昇します。内臓脂肪が蓄積すると悪玉の生理活性物質のアンジオテンシノーゲンが分泌されます。この生理活性物質はインスリン抵抗性を引き起こして血糖値を上昇させることが知られていますが、それと同時に血管を収縮させ、さらに血液中の塩分濃度を高めるために、血圧を上昇させます。
肥満になると、血管の外側にある脂肪細胞が膨らむことになり、血管が圧迫されて血液が送り出されたときに弾力をもって膨らみにくくなります。そのために血液による圧力が血管に強くかかるようになって、血圧が高くなっていきます。
また、肥満になると、脂肪細胞の中にたまっている脂肪を血液中に放出するために、自律神経の交感神経の働きが盛んになり、脳から興奮作用があるアドレナリンが多く分泌されるようになります。アドレナリンは血圧を上げるホルモンでもあるので、多く分泌されるほど血圧は上昇していくようになります。20歳のときよりも10kg以上も太った人は、脂肪細胞が肥大増殖型になっています。脂肪を多くためているのは正常な状態ではないために、常にアドレナリンが多く分泌され、常に血管が収縮して血圧が上昇することになります。
内臓脂肪を減らすのに効果があるのは有酸素運動です。有酸素運動は、酸素を吸いながらの運動で、酸素を体内に多く取り込みます。脂肪を分解する働きをする酵素のリパーゼの働きによって、分解された脂肪酸は細胞のミトコンドリア内で酸素を使って代謝(燃焼)されます。細胞の中でも代謝によって多くのエネルギーを作り出しているのは筋肉細胞です。
有酸素運動にはウォーキングやサイクリング、ジョギング、エアロビクスなどがありますが、運動をしなれていない人にとってはジョギングやエアロビクスは身体への負担が大きく、負荷がかかりすぎると通常の酸素摂取では間に合わずに無酸素運動と同様の状態にもなりかねません。
リパーゼは平常の体温では、それほど働きがよくはなく、身体を動かして筋肉が温まってくることによって働きがよくなっていきます。歩き始めてから10分くらいまではブドウ糖が盛んに代謝していて、そのあとに脂肪の代謝が盛んになっていきます。
有酸素運動は、無酸素運動に比べると血管への負担が少なく、血管の弾力性を高めることにも役立つため、血圧が高めの人でも安心して続けることができます。





