投稿者「JMDS」のアーカイブ

血糖値を上昇させるのはブドウ糖です。血糖は血液中のブドウ糖のことで、食品に含まれているブドウ糖が多いほど血糖値は上昇します。ブドウ糖以外の糖類は血糖値を上昇させないので、果糖が多く含まれる果物(フルーツ)を選ぶようにと、よく言われます。

果物に含まれる糖質の割合は、種類によって違うものの、多くは果糖が50%、ショ糖が20%、ブドウ糖が15%ほどとなっています。ショ糖というのはブドウ糖と果糖が同じ割合で結合したもので、その代表的なものは砂糖です。

ショ糖の半分がブドウ糖だとしても、合わせて25%なので、果物なら血糖値が上昇しにくくて、糖尿病の予防にもダイエットにもよいとされます。

血液中へのブドウ糖の吸収の度合いを示すGI値はブドウ糖を100とした場合の割合で示されますが、それでみると果糖は20と、5分の1の値となっています。果糖の割合が多ければ、それだけ太りにくいということがわかります。

果糖はフルクトースとも呼ばれる単糖で、果物や蜂蜜に多く含まれます。果糖はブドウ糖の1.4倍ほどの甘みがあり、砂糖の1.2〜1.7倍の甘み(糖度)があります。

それなら安心して甘い果物を食べることができそうな感じもしますが、最近では品種改良によってブドウ糖の割合が増えた果物も増えています。特にブドウ糖の割合が増えているのは桃やブドウです。

ブドウ糖が半分にもなっている品種も増えています。フルーツ王国の岡山に住んでいて、特に甘い果物を食べる機会が多いと、果物を食べれば大丈夫とは言いにくくなっています。

果糖が多いのはスイカや梨などの水分が多く含まれるものです。果糖は甘いものだから、甘くても安心して食べられるというのは今や常識ではなくなってきているので、そのことを知って果物選びをしてほしいのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食事を1食抜いたら、摂取される糖質が減るので、血糖値が上昇しにくくなるはずですが、逆に血糖値が上昇します。特に上昇しやすいのは食後血糖値で、食事をしたあとに血糖値を測定すると糖尿病並みの高血糖になっていることがあります。

食後といっても“食直後”ではなくて、最も血糖値が上昇する時間帯の食後2時間後を指しています。

1食を抜くと、空腹状態になって、すぐに重要なエネルギー源であるブドウ糖を早く吸収するために、「小腸での吸収が高まる」ということは以前から言われてきました。いまだに、そのようなことを言って、朝食抜き、昼食抜きを戒めるような発言をする医師も少なくありません。

それが本当なら食事量が少ない人は、1日に2食にして同じ量を食べることでエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を多く吸収させることができることになります。しかし、そのようなことはありません。

1食を抜いても、朝食か夕食を抜くのではなくて、昼食を抜いたときには、それほど大きな血糖値の上昇は起こりにくくなっています。その理由は、朝食と夕食で摂るエネルギー代謝のためのビタミンの摂取量が違ってくるからです。

糖質に含まれるブドウ糖が血液中に入ると血糖となります。血糖値は、血液中のブドウ糖の量を示す値です。血液中のブドウ糖が高くなると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて、全身の細胞にブドウ糖が取り込まれるようになります。

細胞に取り込まれたブドウ糖は、エネルギー産生の小器官のミトコンドリアに取り込まれ、その中で4種類のビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)を使って、エネルギー産生が行われます。

ビタミンB₁とビタミンB₂は体内で24時間ほど保持されるのですが、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は12時間ほどしか保持されません。そのため、ビタミンB₆とビタミンB₁₂が含まれた食品は朝食と夕食で摂らなければならないのです。だから、朝食か夕食を抜いてはいけないということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

生活習慣病というと、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与していて、それらが発症の要因となる疾患を指しています。

一般には高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)などがあげられているものの、日本人の死因の上位を占めている疾患(がん、心疾患、脳血管疾患)も含まれています。

食べすぎや栄養の偏りによる塩分の過剰摂取、糖質や脂質の過剰摂取が主な原因と考えられがちですが、運動や休息の不足も大きな要因となっています。

日本メディカルダイエット支援機構はエネルギー代謝に注目した健康づくりに取り組んでいます。

エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)の過剰摂取によって摂取エネルギー量が多くなりすぎることで血液中のブドウ糖、中性脂肪、LDLコレステロールが多くなると発症リスクが高くなることから、エネルギーコントロール(摂取エネルギー量の調整)が第一のクリアポイントと考えています。

一般には、そこで終了することもありますが、摂取エネルギー量を減らせば生活習慣病の発症を抑えられるわけではありません。エネルギー源をもとにして全身の細胞の中で作り出されたエネルギーは、細胞の中だけで生化学反応を起こす材料になります。

生化学反応によって細胞の成長や代謝、二酸化炭素や老廃物の排出、ホルモンや神経伝達物質などの生成などが行われています。

いかに多くのエネルギーを作り出して、そのエネルギーを効率よく使うかというのが、生活習慣病を予防して、健康を維持・増進するために重要なこととなります。このエネルギーを作り出し、効果的に使うというエネルギー代謝が盛んになることが、生活習慣病を起こさないためには欠かせない条件となります。

エネルギー代謝を盛んにするためには、エネルギー源を充分に摂取して、代謝に必要なビタミン、ミネラルを欠かさないようにして、さらに代謝促進物質を摂ることです。代謝促進物質のL‐カルニチンは、日本メディカルダイエット支援機構の設立時(2008年)から重要課題として取り組んできたことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「フナの日」古河鮒甘露煮組合(茨城県古河市)が、フ(2)ナ(7)の語呂合わせで制定。

「おつなの日」JIN(静岡県焼津市)が、自家製ツナの「おつな」の普及のために、お(0)つ(2)な(7)の語呂合わせで制定。

毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)

前日の日々邁進〔番外〕で、閃輝暗点(せんきあんてん)の状態が小さな悪循環になっていることを書いて、もう一つ小さな悪循環が重なったら引退しかないと考えていることも書きました。

その“もう一つの小さな悪循環”というのは、手の痺れと痛みの状態です。この原因は頸椎の椎間板がつぶれた状態になっていて、手につながる神経を圧迫しているからです。

これは空手の試合で蹴りが首の左側に当たったためで、以前は左側に痺れと痛みが出るだけだったのが、右側にも出るようになりました。レントゲンで確認すると左側は2つの頸椎がくっついていて、右側は当初の左側と同じようなつぶれ方になっています。

左手の状態がよくないと、右手を使う時間が長くなり、右手の痛みが強くなってしまいます。それで左手を使うと時間が長くなると左側が痛くなるということで、その繰り返しでした。

ところが、今では寒さのせいで(暖房を入れっぱなしの室内でも夜中の室温は10度前後)相当に血流が悪くなっていて、それが神経にも影響をしているようで、両手に痛みが同時に出るようになっていて、何もできない時間が長くなっています。

そんな状態でも、こうして書く(?)ことができるのは、音声文字変換ソフトのおかげです。

これを解決するには、寒くない環境で暮らせるように引っ越すか、寒さの影響が出ない季節まで待つしかないということで、今は我慢の日々です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

カイジ菌糸体エキスの取材で訪れた中国の大病院では、西洋医学と東洋医学の融合について聞くことを楽しみにしていました。中国の医療の基本は、私たちの感覚の西洋医学で、そこに伝統的な東洋医学の発想や手法を組み合わせていることは以前から知っていました。

発想というのは、西洋医学の医薬品も東洋医学の中医薬(日本でいうところの漢方薬)も同じ位置づけで、それぞれの人の体質に合わせたものを使用するということです。

中医薬は、効果があるものであると同時に、有害にもなるという考え方が基本となっています。例えば、身体を温める性質があるものは、冷える体質の人には有効であっても、身体が温まりすぎる人には身体のバランスを崩すものとなります。

体質は、基本的なものだけでも3〜5パターンがあり、治療などによっては9パターンということもあります。それぞれ中庸がよいという考え方で、その状態に導くのが中医薬の役割です。

だから、中庸から離れることになる体質と合わないものは危険であるという考え方であり、それは西洋医学の医薬品でも同じことです。

日本では、医薬品を使うときに体質を考えることはなくて、この医薬品は身体を冷やすのか温めるのかという基本中の基本でさえ検討されたことはありません。

西洋医学の医薬品と中医学を使うときは、さらに詳細な体質判定が必要になります。このことは中国に向かう中で、いろいろとレクチャーされましたが、基本的に知っていたことと大きくは違っていなかったことです。

槐耳(カイジ)を原材料にした医薬品は、がん治療の抗がん剤、放射線治療、手術と併用して使うことから、体質を乱すようなことがない開発がされてきたわけですが、それでも抗がん剤の内容によっては体質に変化を起こすことがあるとの考え方をしています。

抗がん剤を第一にして(最も強いものを選択して)、その補助にカイジ菌糸体エキスを使うというよりも、全体の治療法からみて、体質と合う抗がん剤を使うのか、それとも別の方法を選択するのか、という日本では考えられないような手法となっています。

このようなことができるのも、実際の患者に使用して結果が得られる体制があるからのことですが、それを可能にしている理由は次回(日々邁進39)に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

新潟県糸魚川市の住人になったのは中学2年の夏、1970年のことで、大阪万博の年でした。

大阪万博のテーマソングの三波春夫さんの「世界の国からこんにちは」が、常に流れていました。

市民が当たり前に使っている「おまんた」は、あなたがたを意味する敬意と親愛が込められている糸魚川弁で、私が親元を離れて高校に通うまでの1年半は、2人以上で歩いているときには、ほぼ「おまんた」と呼びかけられていました。

「おまんた」は複数に対して使う言葉で、1人称では“おまん”(関西地方の「おまはん」に相当)となるのですが、1人のときに呼びかけられたことはありませんでした。

糸魚川を離れてから、あまり聞くことがなくなり、東京で大学に通うようになってからは、まったく聞くことはなくなりました。糸魚川出身の人と出会ったこともあるのですが、東京では“幻の言葉”となっていました。

ところが、1975年(大学2年生のとき)に、突然、「おまんた」を聞くようになり、それがラジオでも流れるようになりました。ラジオから流れてきたのは、三波春夫さんが歌う『おまんた囃子』でした。

この年から糸魚川で始まった「糸魚川おまんた祭り」のテーマ曲ですが、三波春夫さんが作詞・作曲を手掛けています。

『おまんた囃子』が全国に知られるようになり、面白がって日常会話にも使う人が出てきました。

「おまんたの誰もが主役」というのは、祭りのテーマになっただけでなく、「おまんた」と呼びかける糸魚川の人の気持ちを表しています。

この言葉を金言として書き残しておきたいというのは、ここからきています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

ストレスが高まり、精神安定が必要なときには脳内のセロトニンの分泌量が増えます。セロトニンは生理活性アミンの一種で、脳内の神経伝達、メラトニン合成など脳の活動を高める作用のほか、平滑筋の収縮、血管収縮などの働きをしています。

発達障害がある人はセロトニンが不足しているために、精神安定がはかりにくいという特性があります。そのために興奮作用があるドーパミンやアドレナリンの働きが強まり、興奮状態のまま生活をする、学習をするということにもなります。

セロトニンが不足すると精神安定を求める働きとともに、食欲が増進します。甘いものや肉類を食べると一時的にセロトニンの分泌量が増え、気持ちが落ち着くことから、甘いものへの欲求が強くなるとされています。発達障害児は、感覚過敏などから食べられないものがあり、栄養不足になりがちなだけに、より甘いものへの欲求が強まることがあります。

セロトニンの分泌量には性差があり、女性は男性に比べて脳内のセロトニン合成量が少なくなっています。そのため、女性はストレス状態に置かれるとセロトニンの減少の度合いが大きくなり、情緒不安定になりやすいのです。そして、甘いものや過食など食欲の高まりがみられるようになりやすくなっています。

女性は月経前の体調不良期(PMS期)に、神経伝達組織でのセロトニンの受け取りが阻害されるため、生理前には特に食欲が高まりやすくなります。

セロトニンは、食べることだけではなく、ストレスの解消や運動などによって分泌を高めることができます。そのため、精神的な原因によって食欲が高まったときには、運動の中でもセロトニンを分泌させやすい有酸素運動がすすめられます。

アミノ酸のトリプトファンはセロトニンの原料となります。体内では合成できず、食品から摂らなければならない必須アミノ酸で、トリプトファンは牛乳、チーズ、肉類、赤身魚、大豆製品、果実などに多く含まれています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

糖尿病の治療というと血糖値を降下させる医薬品を飲めばいい、と安易に考えがちな人が多いのですが、医薬品に頼っていては改善できないのが糖尿病の難しいところであり、そのような考え方をする人を増やしてしまった医療関係者の責任も問われるところです。

このことについては前々回(負の歴史46)でも書きましたが、糖尿病の治療は、食事療法を行い、改善結果が得られないときには運動療法も併せて行い、それでも充分な改善がみられなかった場合には医薬品(抗血糖薬)を使用するという手順となっています。

それは医薬品だけでは効果が得にくく、場合によっては悪化させる可能性もあるということで、いきなり医薬品を使ってはいけないという当たり前に行われるべきことが、実際にはなされていないことを示しています。

血液検査によって血糖値を調べて、糖尿病の診断域に達していると、よほどの重症でない限りは、いきなり血糖降下の作用がある医薬品を使うことは原則的にはありません(ないはずです)。

まずは食事療法を指示して、それで様子をみることになります。食事療法は食事から摂取するエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)の量を全体的に少なめにするエネルギーコントロール食から始めます。

それでも思ったような効果が得られなかったときには、運動療法も行います。血糖(血液中のブドウ糖)を減らすことに食事と運動の両方で取り組むわけです。それでも充分な効果が得られなかったときに、医薬品が使われます。

ここで間違ってはいけないことは、医薬品を使えば血糖値が下がるので、食事療法も運動療法もしないで済むというわけではない、という原則です。この重要なことを、わかっているはずの医師が伝えずに、医薬品の服用だけの指示をする例が少なくありません。

それどころか、食事療法も運動療法も指示することなく、初めから医薬品を使う医師がいます。“医師がいる”というレベルの話ではなくて、初めから医薬品を使う医師のほうが多いくらいです。

その理由(原因)としてあげられているのが、日本の医療費の“出来高払い”の制度です。

このことを理解するために、次回(負の歴史49)は日米の医療制度の違いを紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのセレンの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
セレンの栄養状態が適切であれば、体重1kg当たりのセレン含有量は約250μg、と推定されています。

最近の我が国の出生時体重の平均値である約3kgの胎児を出産する妊婦の場合、胎盤(胎児の約6分の1の重量)を合わせた約3.5kgに対して必要なセレンは約900μgとなります。

さらに、セレンは血液中にも170〜198μg/L(平均184μg/L)含まれており、妊娠中に生じる血液体積の30〜50%の増加についても考慮する必要があります。

体重当たりの血液量を0.075L/kgとすると、18〜29歳と30〜49歳女性の参照体重の年齢区分人口比による重み付け平均値(52.6kg)の女性で、1.1〜1.9Lの血液増加になるので、これに血液中セレン濃度を乗じると、血液増加に伴って必要となるセレンは約300μgとなります。

したがって、両者を合わせた約1200μgが妊娠に伴って必要なセレン量となります。

食事中セレンの吸収率を90%、妊娠期間280日として1日当たりの量(1200/0.9/280)を算定して、得られた4.76μg/日を丸めた5μg/日を、妊娠における推定平均必要量の付加量としました。

推奨量の付加量は、個人間の変動係数を10%と見積り、推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じた値(5.71μg/日)を丸めた5μg/日としました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
日本人の母乳中セレン濃度に関する研究は、互いに近似した値を報告しています。

これらの中で、4000人以上を対象とした報告の平均値(17μg/L)を日本人の母乳中セレン濃度の代表値としました。

この値と基準哺乳量(0.78L/日)、食品中セレンの吸収率(90%)に基づいて、得られた14.7μg/日(17×0.78/0.90)を丸めた15μg/日を授乳婦における推定平均必要量の付加量としました。

推奨量の付加量は、個人間の変動係数を10%と見積り、推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じて得られる17.7μg/日を丸めた20μg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕