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「地図を逆方向から見る」ということを初めて教えてくれたのは地政学を研究する大学教授で、その教授の初めての一般向けの書籍を手伝ってから、地図があったら逆さにして眺めるのが癖になってしまいました。講習会などで地図が出てきても逆向きになっているということに巡り合うことは長らくなかったのですが、防衛問題の研究会で講師を務めた参議院議員が地図をホワイトボードに逆さに貼りました。
日本の側から大陸を見たときには危機感は伝わりにくいのですが、逆さにして北海度が左側、九州から沖縄が右側になった地図を目にすると、日本の位置と役割、そして危うさが見えてきます。中国大陸側からすると、日本列島は港から太平洋に出ようとするのを邪魔するように長々と横たわっています。北海道の北端の宗谷岬から沖縄本島の南端の喜屋武岬までは3200kmほどですが、北方領土から与那国島までとなると3264kmにもなります。
日本列島と日本の領海が邪魔をしているために太平洋に自由に出ることができないのは韓国も北朝鮮も同じことです。船で日本の領海を通過するのは難しいので、探知されない潜水艦を使うしかないということで、気づかないうちに領海を通過しているということですが、ということは、日本列島のどこにでも急に現れることは可能だということです。
このような国の守りという大きな話でなくても、地図を逆転させて見るということは地域の状態を観察するときにもしています。地図だけではなくて、組織図でも事業のスキーム図でも逆転してみると、正面から見ていたときには気づかなかった弱点が見えたり、強み、改善点が見えてきます。その見えてきたことを活かして、企画書、提案書を書き直すと、より相手のことを考えた内容とすることができます。だから、企画書などを完成させたら、一晩置いて頭をクリアにしてから、逆転の発想で書き直すようにしています。すると、継続させるためにするべきことも見えてきて、そのために必要な人脈である協力者も明確に浮かび上がってくるようになるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の各学年の食に関連する内容を、前回に続いて紹介します。
◎第6学年
(ア)食に関する内容
B 生命・地球
(1)人の体のつくりと働き
人や他の動物について、体のつくりと呼吸、消化、排出および循環の働きに着目して、生命を維持する働きを多面的に調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(ア)体内に酸素が取り入れられ、体外に二酸化炭素などが出されていること。
(イ)食べ物は、口、胃、腸などを通る間に消化、吸収され、吸収されなかった物は排泄されること。
(ウ)血液は、心臓の働きで体内を巡り、養分、酸素および二酸化炭素を運んでいること。
(エ)体内には、生命活動を維持するためのさまざまな臓器があること。
イ 人や他の動物の体のつくりと働きについて追求する中で、体のつくりと呼吸、消化、排出および循環の働きについて、より妥当な考えをつくりだし、表現すること。
(3)生物と環境
生物と環境について、動物や植物の生活を観察したり資料を活用したりする中で、生物と環境との関わりに着目して、それらを多面的に調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(イ)生物の間には、食う食われるという関係があること。
イ 生物と環境について追求する中で、生物と環境との関わりについて、より妥当な考えをつくりだし、表現すること。
(イ)当該教科で指導することが考えられる例
*食べ物は、口、胃、腸などを通る間に消化、吸収されることや、吸収されなかった物は排出されることについて理解できるようにします。
*消化、吸収された栄養が、血液の働きで体中に運ばれ、生命を維持していることによって理解できるようにします。
*消化、吸収、排泄には、主に胃、小腸、大腸、肝臓が関係していることや、これらの臓器の働きについて理解できるようにします。
*さまざまな動物の食べ物に着目して、生物同士の関わりを多面的に調べる活動を通して、生物同士の関わりについて、植物を食べている動物がいることや、その動物も他の動物に食べられることがあること、生物には食う食われるという関係があるということを捉えるようにします。

新型コロナウイルスが鬼であっただけでなく、自分が感染して他の人に感染させる人も鬼、感染対策よりも経済対策を優先させたために感染を広げた人も鬼だったかもしれません。新型コロナウイルスを終息(収束ではなくて)させることができたら、それこそ今回のタイトルどおりの「渡る世間に鬼は外」となるところですが、実際にはテレビドラマのタイトルの「渡る世間は鬼ばかり」と同じ状況になっています。
ロックダウンをすることなく経済活動も大切にしながら感染者増を抑える、旅行のキャンペーンをしながら感染者増を抑えるという方針は、成功すれば拍手喝采だったのですが、いまだに拍手は起こっていません。それどころか変異株は若い人で感染が拡大していて、そういった人たちこそが人流の抑制に協力をしないといけないところであるのに、若者の街の人流が減らない状況は、お金を使う世代の外出自粛に拍車をかけて、ますます経済が回らないのに感染確認者が増える一方です。
自宅療養という、過去には聞いたことがないことを強いられている感染確認者は、これを書いている段階では13万人を超えています。そして、急変したときに病院に運んでくれる救急車が呼んでも来ない、来たとしても病院が受け入れてくれないという状況は、まさに医療崩壊であって、「医療崩壊を防ぐため」と言われても俄かには納得できないことです。
感染拡大によって健康度が大きく低下したのは感染確認者だけでなく、その人たちのために身を犠牲にして働いている人も、外出自粛での運動不足、自宅時間が長いことによる食べ過ぎ・飲み過ぎ、過度のストレス、健診・検診の減少、通院の減少と国民的に健康度は低下しています。そんな時期だけに健康づくりのための活動を始めたかったのですが、大きな社会福祉法人グループは実際の健康づくりや講習などの打ち合わせもできない、大学では最新の注意を図ってはいるものの夏休みで地元に戻った学生が全国から戻ってくることを考えると教職員は自由に移動することもできないという状況になっています。そういったところとの健康づくりの取り組みを考えていた身には、これは厳しいことです。
コロナ禍を生き残って、社会に役立つことをするためには経済活動も必要ですが、多くの人たちに会う営業活動は感染リスクを高めて、自分が感染させる側の“鬼”になって、肝心なときに「鬼は外」と言われかねないという不安もあります。だから、経済も安全もの二兎を追うのではなく、一兎集中しかないという厳しい状態は、コロナ終息まで続きます。

植物の含まれる色素には、活性酸素に電子を奪われることによって破壊され、活性酸素を消去する作用があります。これらの成分は抗酸化成分(抗酸化物質)と呼ばれています。
摂取タイミングですが、活性酸素が発生しやすい紫外線を浴びるとき、運動時には多くの抗酸化成分を摂るために、食べ物によって吸収が阻害されないように空腹時に摂ります。
抗酸化作用のある素材として、今回はアスタキサンチンを解説します。
アスタキサンチンはエビやカニなどの甲殻類や鮭、イクラ、鯛などの魚介類や藻の赤色の素となる色素物質です。これらの魚介類はオキアミなどの動物プランクトンをエサにしていますが、動物プランクトンは淡水性単細胞緑藻のヘマトコッカスを食べています。動物はアスタキサンチンを体内で作り出すことができず、植物性のヘマトコッカスの色素を受け継いでいます。鮭は白身魚で、サーモンピンクはアスタキサンチンを溜め込んだ結果です。鮭は産卵のために遡上するときに大量の酸素を取り込みながら激しく体を使うために活性酸素が多量に発生し、全身に大きな負担がかかりますが、これに耐えて子孫へとDNAを残すために強い抗酸化成分のアスタキサンチンを蓄えています。メスの鮭は産卵すると身が白くなるのは卵(イクラ)にアスタキサンチンを移して、活性酸素と戦う生命力を伝えているためです。アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの約550倍、β‐カロテンの約40倍とされます。脂肪に溶ける性質があり、血液中のLDL(低比重リポ蛋白)の酸化を抑え、動脈硬化を予防し、血管壁を守る作用があります。活性酸素の中で最も毒性が強いうえに、紫外線を浴びると皮膚の細胞で発生する一重項酸素に対して消去効果があることから、シワやシミの予防、肌荒れの抑制に作用します。抗酸化成分は、その種類によって細胞膜で作用する部位が異なることが研究によって明らかにされています。ビタミンEは細胞膜の内側に作用し、β‐カロテンは細胞膜の中心部で作用しますが、アスタキサンチンは細胞膜を通過して細胞膜の中心部から表面まで抗酸化作用を発揮します。アスタキサンチンは抗酸化作用が強いだけでなく、幅広く細胞膜を活性酸素の害から保護するため、全身の細胞を効果的に守ることができます。ヘマトコッカスは、クロロフィルが多く含まれることから緑色をしていますが、窒素を欠乏させるとアスタキサンチン(ヘマトクローム)が多く含まれる胞子ができます。アスタキサンチンの多くは現在ではヘマトコッカスから抽出されています。機能性表示食品では、眼の機能向上が表示されています。

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、6月の語呂合わせ記念日(2回目)を紹介します。
6月10日 伊豆ところてん倶楽部が、ところ(6)てん(10)の語呂合わせで「ところてんの日」と制定。ローストビーフの通販たわら屋がロー(6)スト(10)の語呂合わせで「ローストビーフの日」と制定。伊藤園が無(6)糖(10)の語呂合わせで「無糖茶飲料の日」と制定。
6月13日 高知県農業協同組合が6月がみょうがの旬で、いい(1)みょうが(3)の語呂合わせで「いいみょうがの日」と制定。
6月15日 オウムやインコと愛情を持って接することをすすめるTSUBASAが供養と鳥の幸せを願う日としてオウム(06)インコ(15)の語呂合わせで「オウムとインコの日」と制定。
6月16日 はくばくが麦(6)とろ(16)の語呂合わせで「麦とろの日」と制定。マザーフーズが6が手羽元の形に似ていることとトロ(16)の語呂合わせで「手羽トロの日」と制定。堂島ロールを販売するモンシェールが6が一巻きロールの形を表し、いいロール(16)の語呂合わせで「堂島ロールの日」と制定。
6月21日 味のちぬやが海老の形が6に見えることとフ(2)ライ(1)の語呂合わせで「えびフライの日」と制定。
6月26日 岡山県真庭市の湯原町旅館協同組合と湯原観光協会が露(6)天(.)風呂(26)の語呂合わせで「露天風呂の日」と制定。
6月30日 日本リンパ協会が、む(6)くみ(3)ゼロ(0)の語呂合わせで「リンパの日」と制定。

発達障害によく見られる感覚過敏のうち、今回は最後の触覚過敏について説明します。
触覚過敏は触覚が特に敏感に反応することから、学習では、これが気になって集中できない、指先の感覚に違和感を感じて触ることができない、持てない、鉛筆を持っても上手に動かせないということが起こります。これとは逆に、気に入った手触りのものを、いつも触っている、いつまでも触っているということもみられます。
他人に触れられることを極端に嫌うところがあって、背中を触られるのが嫌い、背中に他の人がいることが不安ということもあります。運動では、他の人が背後にいるのはよくあることで、それが気になって運動や競技に集中できないこともみられます。
触覚過敏では手で受ける刺激が、とても強い刺激に感じることもあり、ボールが持てない、ボールを指のコントロールで投げられない、ボールを受けるのが痛い、軽いタッチでも強いショックに感じるということがあって、基本的な動作が上手にできないことになります。熱いものが痛みに感じることがあり、手や身体で受ける摩擦が他の人よりも熱い、痛いという感覚となります。
日常生活でも服の着心地にこだわる、苦手で着られない服、靴下、靴、帽子があるといったことで着られない服装がありますが、運動着は一定のものに限られていて、着心地よりも活動性、丈夫さが求められることから運動着が苦手、運動着が着られないということもあります。温度に対して敏感で、とても暑がり、寒がりというというところがあり、他の人は平気で過ごせる運動着が不快で運動に励むことができない面もあります。
締めつけが苦手ということもあり、日常生活ではベルトをゆるめている、シートベルトができないということがありますが、運動着は競技によっては装着性が重要で、そのためにできない運動、競技が起こります。砂や泥の感触が不快で、外での運動や競技ができないという子どもも少なくありません。
水が苦手で、水に顔がつけられないというだけでなく、手が水で濡れるだけでも不快ということもあり、そのような感覚過敏がある子どもの水泳をさせることは拷問のようにも感じさせることがあります。
このようなことまで気配りをして触覚過敏の子どもの場合には運動をすすめる必要があるのです。

ここまでひどいコロナ禍を想像していたわけではないのですが、地域支援のための継続可能なシステムの構築を国と関連団体で行ってきたことから、常に最悪の状況を想定して計画を立ててきました。今にしてみれば、その前提となっていたのはSARS(2002年の重症急性呼吸器症候群)とMERS(2012年の中東呼吸器症候群)だったので、その当時の最悪は、今の感染拡大がニワトリだとしたらヒヨコみたいなものです。
地方創生に健康を取り入れたいという要望を受けて、東京から各地の自治体を訪ね回っていたときに、「万が一にもSARSやMERSのことが起こったら、これまでの常識では対応できなくなる」と言い続けてきました。その当時の反応はというと、「そんなこと言って脅して」「自分が儲けたいから言っているのではないか」というのがほとんどでした。
「渡る世間に鬼は外」の発想で持続可能な方法に取り組まなければ根底から崩されると、いくら話しても聞く耳を持たない人たちを説得するために例としてあげたのはSDGsでした。いくらよいことであっても継続できない、途中で諦めるようなことでは、“やらなかったほうがよかった”ということにもなりかねません。
SDGsは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成するために掲げた目標です。
17の目標の表題だけを綴ると、1貧困をなくそう、2飢餓をゼロに、3すべての人に健康と福祉を、4質の高い教育をみんなに、5ジェンダー平等を実現しよう、6安全な水とトイレを世界中に、7エネルギーをみんなに そしてクリーンに、8働きがいも経済成長も、9産業と技術革新の基盤をつくろう、10人や国の不平等をなくそう、11住み続けられるまちづくりを、12つくる責任 つかう責任、13気候変動に具体的な対策を、14海の豊かさを守ろう、15陸の豊かさも守ろう、16平和と公正をすべての人に、17パートナーシップで目標を達成しよう、と広大な発想と取り組みが必要です。国が決めたことなので、どの自治体も反対するわけにはいきません。
この中の多くが地域の健康づくりと安全に関わってくる(と強引で結びつけられる)ことなので、継続させるためには、安全対策があり、その上の健康だと言い続けてきました。
このことはコロナ禍の大スポーツイベントによる健康ムードの醸成にもつながると見ていましたが、安全も健康も脅かされる結果となったのは誰しも理解ができるところです。

体内には活性酸素を消去する作用があるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼが備わっています。これらの酵素が正常に働くためには補酵素が必要で、その補酵素となるミネラルは抗酸化ミネラルと呼ばれています。
抗酸化ミネラルは亜鉛、セレン、鉄、銅、マンガンがあげられます。ミネラルは食事と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。ただし、亜鉛はアルコールで排泄量が増えるので、飲酒時の摂取を避け、翌朝に多く摂るようにします。
亜鉛は栄養素の代謝や生命活動などに関わる化学反応に携わるミネラルです。200種類以上の酵素の構成成分であり、抗酸化作用を高めます。体内では皮膚、毛髪、肝臓、腎臓、睾丸、舌の味蕾などの新陳代謝が盛んな細胞に多く含まれます。不足すると新陳代謝の低下から皮膚炎、脱毛、爪の異常、味覚異常などが現れやすくなります。亜鉛は膵臓から分泌されるインスリンの構成成分で、インスリンの分泌量を調整して血糖値を下げる働きがあります。また、筋肉細胞がインスリンと反応してブドウ糖の取り込みを行う際に必要となります。免疫を高める働きも注目されています。
セレンは微量元素の必須ミネラルの一種で、体内の過酸化物質を分解する酵素の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。血圧を調整するホルモンのプロスタグランジンを作るために欠かせず、セレンの補給で細胞の老化を遅らせ、生活習慣病を予防します。ビタミンEとともに摂取すると抗酸化作用が高まります。
鉄はエネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として酸素の運搬、細胞への酸素の取り込み、老廃物の炭酸ガスとの取り替えの機能があります。また、赤血球の生成とともに鉄欠乏性貧血の予防、免疫細胞の成長などの作用があります。体内では鉄は4~5gが含まれ、60%以上がヘモグロビンの中にヘム鉄の形で存在し、残りは肝臓、骨髄、脾臓などに蓄えられています。ヘム鉄は肉類に多く含まれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄に比べると体内への吸収率は3倍以上となっています。鉄はビタミンCによって吸収が高められます。
銅は微量元素の必須ミネラルの一種で、鉄の赤血球を作り出す働きを補助する成分であり、赤血球のヘモグロビンの合成には銅が含まれた酵素が必要になります。骨、筋肉、血液の中に約80mgが含まれます。体内の過酸化物質を分解する酵素(SOD)の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
マンガンは微量元素の必須ミネラルの一種で、骨の形成、消化の補助、糖質と脂質の代謝、成長や生殖を補助する成分であり、体内に12~20mgが含まれます。体内の過酸化物質を分解する酵素の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。吸収率は0.5~3%と低くなっています。

新型コロナウイルス感染症対策が、ダイエットに失敗している人を見ているようだ、ということを前に伝えましたが、ダイエットのリバウンドと同じ状態が感染症対策を見ていると感じてしまう、ということを前に書きました。
このことは糖尿病対策でも言えることで、糖尿病になると、なかなか改善ができなくて、どんどん悪化していく傾向があるのは数値の変化に安心して、途中で改善のための努力を緩める、もしくは止めてしまう人が多いからです。目先の数値の上限に一喜一憂して、途中でやめてしまうことに、それなりの理由をつけようしているのですが、そんなことをしていると糖尿病で終わらずに、その先に進んでしまいます。
糖尿病には“病”という文字が使われているので、これは病気として捉えられてはいるものの、食事療法と運動療法をしたうえで医薬品を使うことによって改善することができるものです。自分の努力によって(医師の助けはあるものの)改善できるのは、病気というよりも“未病”の段階です。糖尿病の先にあるのは動脈硬化で、その先は脳血管疾患(脳梗塞、脳卒中など)、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)という生命に関わる本当の病気が待っています。
努力によって数値が改善してきたら、その状態を続けて、もっと改善しようと考えてほしいところですが、「糖尿病で死ぬことはない」という感覚があって、どうしても楽なことを選びがちです。糖尿病で死ぬことがないのは事実ですが、合併症で血管が傷むと死につながる病気に向かっていくことも事実です。その前に網膜症による失明、神経障害による足の切断、腎症による腎臓疾患という三大合併症が待ち構えていることも忘れがちです。
糖尿病であれば、個人の問題だといって見逃すことはできても、それと同じ感覚で国をあげての感染症対策をされてしまうと、判断したのが個人であったとしても「巻き込まないでくれ」と言いたくなるのは当然のことです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の各学年の食に関連する内容を紹介します。
〔各学年の食に関連する内容〕
◎第4学年
(ア)食に関する内容
B 生命・地球
(1)人の体のつくりと運動
人や他の動物について、骨や筋肉のつくりと幡羅近位着目して、それらを関係づけて調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(イ)人が体を動かすことができるのは、骨、筋肉などの働きによること。
イ 人や他の動物について追求する中で、既習の内容や生活経験を基に、人や他の動物の骨や筋肉のつくりと働きについて、根拠のなる予想や仮説を発想し、表現すること。
(イ)当該教科で指導することが考えられる例
*骨や筋肉の働きを知り、噛むときに使う、それらの働きを理解できるようにします。
◎第5学年
(ア)食に関する内容
B 生命・地球
(1)植物の発芽、成長、結実
植物の育ち方について、発芽、成長および結実の様子に着目して、それらに関わる条件を制御しながら調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを誓いするとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(ア)植物は、種子の中の養分を基にして発芽すること。
(ウ)植物の成長には、日光や肥料などが関係していること。
イ 植物の育ち方について追求する中で、植物の発芽、成長および結実とそれらに関わる条件についての予想や仮説を基に、解決の方法を発想し、表現すること。
(2)動物の誕生
動物の発生や成長について、魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりする中で、卵や胎児の様子に着目して、時間の経過と関係づけて調べる活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(イ)人は、母体内で成長して生まれること。
イ 動物の発生や成長について追求する中で、動物の発生や成長の様子と経過についての予想や仮説を基に、解決の方法を発想し、表現すること。
(イ)当該教科で指導することが考えられる例
*農作物の成長の様子に着目して、日光や肥料などの考え方によって成長が異なることを捉えられるようにします。