前に紹介した「二度あることは三度目の正直」に関連することから書き始めますが、一緒に仕事をしていた電通テレビ局のOBのAさんが台湾の広告代理店に出向しているときに発掘した歌手を日本に連れてきました。欧陽菲菲です。以前にテレビ番組で日本でデビューさせた音楽プロデューサーが自分が発掘したようなことを話していましたが、本当の事情を知っています。1971年に「雨の御堂筋」が大ヒットしますが、次の大ヒットとなる1983年の「ラヴ・イズ・オーヴァー」までの間に、Aさんは“二匹目のどじょう”を探しに台湾に向かいました。
そこで釣り上げてきたのは登麗君(テレサ・テン)です。彼女の場合も、自分が発掘したと話す音楽プロデューサーがいました。私も会ったことがあります。1973年に「空港」が大ヒットしますが、次の大ヒットの1984年の「つぐない」まで期間があり、その間に次を探しますが、“二度あることは三度ある”とはいかず、2人の歌姫に関わることで稼がせてもらい、そこに私も手を貸していました。
台湾の2人の歌姫の大ヒットというエビデンスがあることからタイアップが取りやすく、そのときから「エビデンスでタイアップを釣る」という遊び言葉を使っていました。これは諺(ことわざ)の「海老で鯛を釣る」をもじったもので、少しの労力で大きな利益を得ることをいいます。安い海老をエサにして高級魚の鯛を釣ろうという態度を指してもいますが、テレビ業界のエサに使う海老は安い海老(シュリンプ)ではなくて、場合によっては伊勢海老(ロブスター)クラスが必要になることもあります。
Aさんは大手芸能事務所の子会社の役員となっていたので、その関係も活用しましたが、私が大学時代についた文章の先生の息子さんが有名な音楽雑誌の編集長で、その仕事をさせてもらっていたことから音楽業界のつながりがありました。その二つを結びつけて、成果が上がったら、それをエビデンスにして次のアプローチをするといった手法は、健康分野で切り込んでいくときにも活用させてもらいました。
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アミノ酸のサプリメントを運動後に摂るのは、成長ホルモンが多く分泌されるのと同時に、運動によって傷ついた筋肉(筋繊維)が回復していく時間帯であり、筋肉に送られるアミノ酸の量が通常の3倍ほどにも増えているからです。筋肉は傷ついたあとの2〜4日に以前より強くなる超回復が起こります。超回復のためには、筋肉の材料となるアミノ酸の摂取が必要となります。
運動後には筋肉の中にブドウ糖(グルコース)が取り込まれ、ブドウ糖が結びついたグリコーゲンとなって筋肉の中に蓄積されます。グリコーゲンは全身の細胞のエネルギーとなりますが、特に多く蓄積されているのが筋肉です。筋肉の筋力(筋収縮力、筋持久力、筋代謝力)を充分に引き出すためには、そのエネルギー源となるグリコーゲンが必要であり、グリコーゲンを多く蓄積させるための運動が重要になります。
筋線維はブドウ糖を取り込んで、細胞内のミトコンドリアでエネルギー産生を行います。ブドウ糖を取り込むためは膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが必要となりますが、インスリンは血液中のブドウ糖が増えた高血糖状態で多く分泌されるようになります。運動によって血液中のブドウ糖が不足した状態ではインスリンが不足します。そのときには別のルートでのブドウ糖の取り込みが始まります。
平常時には細胞にブドウ糖を取り込む機能があるグルコース輸送体であるタンパク質のGLUT4が働いています。GLUT4は平常時には細胞の深部にあって、インスリンによって細胞膜の近くまで移動してブドウ糖が取り込まれます。これと同じ働きをするのがAMP活性化プロテインキナーゼという酵素です。細胞内でエネルギー代謝が起こるとエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が発生します。ATPからリン酸が1つ外れたADP(アデノシン二リン酸)となるときと、さらに1つ外れたAMP(アデノシン一リン酸)になるときにエネルギーが発生します。
AMPが増えたときにはエネルギー源が不足した状態であるため、AMP活性化プロテインキナーゼが発生して、細胞へのブドウ糖の取り込みが高まります。AMP活性化プロテインキナーゼは筋肉に強い負荷がかかったときに多く発生するので、負荷が強い無酸素運動を続けると筋肉の中に蓄積されるグリコーゲンが増えて、筋力を高めることができるようになります。AMP活性化プロテインキナーゼは有酸素運動によって多くのエネルギーが発生したときにも多く発生します。筋力を高めるためには有酸素運動も大切です。
AMP活性化プロテインキナーゼがタンパク質で構成された酵素であり、この活性化のためにも運動後のアミノ酸摂取は有効となります。
健康運動指導士の更新教育を実施する団体は複数ありますが、その一つの公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事を、日本メディカルダイエット支援機構の理事長は務めて、更新教育も担当してきました。その講習のテーマは「サプリメント」です。健康運動指導士はフィットネスクラブや運動施設、企業の健康増進担当、学校教師、自治体の健康担当など健康づくりに取り組んでいる方々の指導的な立場の職に就いています。それだけに健康相談を受けることが多く、サプリメントや健康食品に関する質問も頻繁に受けています。
どんな質問が多いのかというと、若い女性が多い施設などではダイエット、高齢者が多い施設などでは膝の痛みの改善に使われる健康食品が特徴的です。グルコサミンを例にあげると、最も多いのは「効果があるグルコサミンを知りたい」というもので、その理由としては「どのグルコサミンも効果が感じられない」ということです。
グルコサミンは軟骨成分で、膝の痛みを感じる原因となっている膝軟骨のすり減りをカバーして、膝関節の動きをよくする作用があります。膝の動きには潤滑成分が必要で、その役割をしているのはコンドロイチンです。この2種類の成分によって、膝の動きがスムーズに保たれるようになります。
という売り文句を信じて摂取しているのに、健康運動指導士から効き目を疑うような質問が寄せられる原因はわかっています。というのは、グルコサミンが含まれた健康食品には摂取タイミングが書かれていなくて、多くの人が食後に摂っているからです。医薬品は食後というのが原則で、それに従って食後にグルコサミンを摂っているわけです。
グルコサミンもコンドロイチンも粘度が高いネバネバ成分で、商品が登場したときには高分子のために小腸から吸収しにくくなっていました。それが吸収率を高める低分子のものが開発されて、普通なら吸収されるものとなりました。ところが、食後に摂ると食べたものと結びついて分子構造が大きくなり、吸収されないサイズとなってしまいます。だから、グルコサミンもコンドロイチンも胃の中に食べたものがない空腹時に摂らないと効果が得られなくなります。
摂取タイミングを適正にしただけで効果が得られるということですが、健康食品は法律の規制によって、摂取タイミングを表示することができないので、勉強をして知らないことには無駄づかいをしてしまうことになる、ということです。
消化は胃だけでなく、食べ物を噛むところから始まっています。噛むと唾液が分泌されますが、交感神経は唾液の分泌を抑え、逆に副交感神経は唾液の分泌を盛んにします。興奮しているときには唾液が粘つきやすくなりますが、これは交感神経の働きが盛んになると唾液が減ってくることと関係しています。
交感神経は消化液の分泌を抑え、副交感神経は消化液の分泌を盛んにするわけですが、腸の蠕動運動を起こしている筋肉は交感神経によって動きがゆるやかになるために便秘になりやすく、交感神経は腸の筋肉の動きを盛んにするので便通をよくする作用があります。もともと腸の働きがよくない人の場合には、副交感神経の働きが盛んになると腸の筋肉による蠕動運動が盛んになりすぎて下痢になりやすくなることもあります。
また、交感神経には排泄を抑制する作用があり、逆に副交感神経には排泄を促進する作用があります。そのため排泄の前にはリラックス状態でいられるようにして、そして排泄の時間にも急かされることなく、できるだけ興奮することがないようにすることが大切になります。
自律神経の調整は難しいとされますが、外からのアプローチで一つだけコントロールが可能なことがあるとすれば、温度の変化です。入浴の場合には38℃以下のお湯の温度では副交感神経の働きが盛んになって心身ともにリラックスさせることができます。それに対して、42℃以上の温度では交感神経の働きが盛んになって元気な状態になっていきます。
夕食の時間帯は副交感神経の働きが盛んになっていますが、夕食前に、ぬるめのお湯で入浴すると副交感神経の働きがもっと盛んになります。この状態で食事をすると、胃液とインスリンが多く分泌されて、消化がよくなり、吸収もよくなり、さらにインスリンの働きによって肝臓で合成される中性脂肪が多くなるので、栄養を多く蓄えられるようになります。これが本来の姿です。
発達障害によって自律神経の調整が乱れていると、夕方でも交感神経の働きが盛んになって、なかなかリラックスできない状態となります。そんなところに熱めの温度で入浴をしたら、もっと交感神経の働きが盛んになってしまいます。この状態で食事をすると胃液とインスリンの分泌量が減ります。これは太ることを嫌っている人にとってはよいことかもしれませんが、栄養の吸収ということでいえば、決してよいことではありません。むしろ避けるべきことで、発達障害児は入浴温度も確認しておくべきことです。
地方創生の仕事をしているときに、今は盛り上がっていないけれど実はキラーコンテンツと認識されている地域の資産として紹介された観光施設、郷土料理などがあります。そのことを一生懸命に説明している地元の人を前にして、頭に浮かんできたのが「腐っても鯛」という諺(ことわざ)をもじった「腐った鯛」という言葉でした。
地方創生の資金は内閣府に申請をして出してもらうという性格のもので、いかにお役人を納得させられる企画を作れるかで、地方に回ってくる金額が変わるということがありました。地方創生の資金は、本来なら全国の自治体に人口比率に応じて配布されるべきものでしょうが、人口が多い地域は産業も盛んで裕福ということで、都市部に回るはずだった金額が地方に回る分に上乗せされるという形で増やされていきました。そのために人口が少なくて、税収も少ない自治体ほど地方創生がしやすいということで、大手の広告代理店や旅行会社が乗り込んでいきました。
その一端の仕事を依頼されたことから、随分と調査をして、企画提案もしてきましたが、そのような仕事が回ってくるのは“健康”が地方創生のキーワードになっていて、運動や食事が具体的な提案事項になっていたからです。地域の資産で稼ぐためには、まずは知ってもらい、実際に来てもらい、体験してリピーターになってもらう必要があるということで、企画優先となっていました。実際に地域の健康づくりに使われていなくても健康づくりに役立つコース、食べ物などがイベントとして提案されていました。
そして、観光客が集まってきたら、地域との交流を深めて移住してもらえるように、健康づくりのイベントを住民と一緒に行い、その先に住民の健康を高めていこうという考えです。地域では高齢者の急増、医療費の拡大、健康寿命の延びの低下があり、これを支える若い世代が地域を離れていくということがあり、地域の健康問題を重視して、先に健康づくりがあって地方創生のイベント企画を進めるということが正しい選択であったはずです。ところが、逆のことが平気で行われてきました。
新型コロナウイルス感染の拡大で、これまで進めてきた地方創生のイベントは全滅状態になり、コロナ禍で住民の健康度が低下しています。東京がコロナ禍で金額的な余裕がなくなっていく中、地方創生の金額も減るのは当然のことです。こんなときだからこそ、住民の健康づくりの成果を全国は難しくても周辺地域に打ち出して、「腐らない鯛」を作り出すタイミングだと考えています。
「運動の30分後はプロテイン摂取のゴールデンタイム」とされています。筋肉刺激をして30〜45分はアミノ酸が筋肉に運ばれやすくなっているからで、このタイミングでプロテインを飲むことで筋肉を増やすことができるということです。プロテインは日本語ではたんぱく質を指していますが、たんぱく質を構成するアミノ酸も同様に摂取することによって筋肉の強化につながります。
たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されています。このうち9種類は体内で合成することができないことから必須アミノ酸(ロイシン、リシン、バリン、イソロイシン、フェニルアラニン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン)と呼ばれ、食品から摂取する必要があります。これ以外の11種類は体内で合成されるもので、非必須アミノ酸(アルギニン、グリシン、アラニン、セリン、チロシン、システイン、アスパラギン、グルタミン、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸)と呼ばれます。必須アミノ酸がバランスよく含まれているたんぱく質を“良質のたんぱく質”といいます。
必須アミノ酸の9種類のすべてが必要量に達していると、体内に必要なタンパク質が充分に生成されます。一つでも不足していると充分なタンパク質が生成できなくなります。このようにアミノ酸がバランスよく、しかも充分な量が含まれているものはアミノ酸スコアが高く、それに該当する食品は肉、魚、卵、牛乳、大豆・大豆製品です。非必須アミノ酸は体内で合成されるものの、必須アミノ酸は非必須アミノ酸から作られることから、不足しないようにすることが求められます。
アミノ酸サプリメントの摂取タイミングですが、成長ホルモンが多く分泌されている運動のほかに、就寝前も有効な時間帯です。就寝後の30〜90分は成長ホルモンの分泌が多くなることから、就寝の1〜2時間前に摂るようにします。
※食品に含まれているものは「たんぱく質」、体内で合成されるものは「タンパク質」と分けて表現。
健康食品を販売する会社は5000社はあると言われます。ネット通販は、他で販売している商品を仕入れて販売できるので、ネット通販を加えたら実際の数は想像もつかないことになります。そこで5000社をベースに進めますが、この数は業界紙が発行する年鑑に出ている会社の数です。この年鑑の前年版にあった会社が1年後には1000社ほどがなくなっています。ところが、全体数はほぼ変わりません。ということは、新たに設立されたか販売を始めた会社が1000社もあるということです。
これだけの数の会社が、広告を出したり、通信を発行するなどして販売を始めると、法律違反の文面を目にする機会はいくらでもありました。そして、顧問契約をしたり、社員の講習を求める会社はいくらでもありました。ありましたというのは、東京にいたときの話だからで、健康商品を販売する会社は全国にあって、地方でも相談くらいはあるかと思っていましたが、「これは絶対にプロに聞かないで作ったな」と思われる文面が出回っていても岡山では相談はありません。地方に私と同じ仕事をする人がいるのかと思って調べてみても、出会うことはありません。こういった需要は都市部にしかないのかしれません。
名古屋に出向いたときに、知り合いの紹介で健康食品を販売する会社の方に会いましたが、「サプリメントアドバイザーに相談したから大丈夫」とのこと。サプリメントアドバイザーが健康食品を規制する法律に詳しいのならよいのですが、それは期待薄です。どうして、そこまで言い切れるのかというと、2002年に厚生労働省から「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」という通知が出されたときに、通知を出す側のアドバイスをしていたからで、その内容には法律規制を事細かに教える項目がなかったからです。
この通知に従って、各団体が一般にサプリメントアドバイザーと呼ばれる専門家の養成を始めましたが、法律講習で物足りなさを感じていたことから、私に講師の依頼があったときに徹底して法律講習をすることを申し出て、それを採用してくれた資格認定団体がありました。これを過去形で書くのは、私が講師から離れたあとの講習テキストを見せてもらったら、スカスカの状態になっていたからです。だから、資格認定者に会ったときには、法律のポイントを突っ込んで聞くようにしているのですが、まともな返答を聞いたことは、いまだにありません。
販売する会社を指導するのは諦めて、講習テキストを作りました。これは「サプリメント情報知識検定」という名称で、健康食品の有効性や使い方を詳しく説明すると同時に、販売側の手口を消費者に理解してもらい、正しい商品を正しく使ってもらおうということで、3分の1ほどは法律講習となっています。これを手に入れようと健康食品業界の方々が近づいてきます。受講者を通じて手に入れることを妨害することはできないのですが、できるだけ消費者の利益になることを考えて、業界関係者の耳が痛くなるような本当のことを書き綴っています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。
【心身の健康】(心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける)
生涯にわたって健全な食生活を実現することが、心身の健康の増進と豊かな人間形成に資するという視点である。そのために、望ましい栄養や食事のとり方を理解する必要がある。
また、食事を規則正しく3食とるなど望ましい生活習慣を形成し、食の自己管理能力を身に付けることが、心身の健康にとって重要である。
〔知能・技能〕
*望ましい栄養や食事のとり方とともに、手洗いやよく噛むこと、よい姿勢や和やかな雰囲気づくりは、食事の基本であることを理解し、健全な食生活に必要な技能を身に付ける。
*心身の成長や健康の保持増進には、朝食を含む1日3度の栄養バランスのよい食事摂取、適切な運動、休養と睡眠が必要であることや、さまざまな食品にはそれぞれ栄養的な特徴があることを理解できるようにする。
〔思考力・判断力・表現力〕
*1日分の献立を踏まえ、栄養のバランスをよくするために、簡単な日常食の調理を考えることができるようにする。
*栄養や食事のとり方などについて、正しい知識・情報に基づいて自ら判断できるようにする。
〔学びに向かう力・人間性〕
*自分の食生活を見つめ直し、主体的によりよい食習慣を形成しようという努力をする態度を養う。
「腐っても鯛」という本来の諺(ことわざ)から話を始めますが、これは第三者的に言うべきことで、自分のことを指して言ったり、目の前にいる“鯛”と比較される人に直接言うようなことではありません。あなたは鯛だと言われて持ち上げておいて、それが腐っていると言われたが落差が大きいだけにショックも大きすぎます。実は、海外から学びにやってきた方に、本人は褒め言葉のつもりで「あなたは腐っても鯛です」と言われたことがあります。よく日本語の意味がわかっていない方のことで、正しい日本語の使い方を教えていない側に問題があると考えて、そのときはにこやかにかわして済ませたものです。
「腐っても鯛」というのは、いつの時代にも鯛としての存在であることが重要ポイントで、時代が変わったら鯛のポジションでなくなってしまうものを鯛だと考えてはいけないこということで、その例としてアクリル板をあげています。新型コロナウイルスに限らず、あらゆる感染症を防ごうとしたら対面している人との間にゲートを設けるのは正しい方法です。透明であれば相手の顔も表情も確認できるものの、前面を覆われていると声が届きにくくなって、かえって大声で話すために飛沫が飛び散って感染しやすくなるのではないかと不安にも思ってしまいます。
コロナが収束して、海外のように自粛解除となったらアクリル板は必要がなくなるはずのものです。今は必要であるからと販売に力を入れるのはわからないではないのですが、本業を忘れてまでものめり込むものなのかというと疑問が残ります。売れているときに、そのようなことを言っても聞いてもらえないのですが、そんなときには過去の例を話すようにしています。その第一はレコード針です。
レコード針の性能で引き出せるレコードの音が決まってくるので、高性能のレコード針の開発に必死に取り組んだ方を知っています。音楽雑誌の依頼で取材をしたこともあるのですが、そのときにはCDの開発が順調に進んでいて、そう遠からずレコード針はなくなるだろうと考えられていた時代のことです。結局は“案の定”の結果でした。
カセットテープも高性能のメタルテープが開発され、ビデオテープも開発ラッシュが続きましたが、時代がDVDになり、今はBD(ブルーレイディスク)の時代になりました。MD(ミニディスク)は小型で高性能でしたが、フラッシュメモリーの登場で地位があやうくなり、今ではスマホでダウンロードして音楽を聞く時代になって役割はほぼ終わりました。
時代の先を読んで取り組まないと、まさに「腐っても鯛」のはずだったのに気づいたら「腐った鯛」だったということになってしまうということを肝に命じるために「腐った鯛」とあげています。
ミネラルのうち体内に必要な16種類は必須ミネラルと呼ばれます。ミネラルのうち体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)は多量(主要)ミネラル、少量しか含まれない9種類(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルト)は微量ミネラルといいます。
ミネラルには、骨や歯などの身体の構成成分になるほか、体液に溶けてpH・浸透圧を調整する、酵素の構成成分になる、神経・筋肉の調整をするなどの作用があります。体内の各部位によって、必要となるミネラルは異なっています。ミネラルは吸収されたあと、肝臓に運ばれ、他の物質と結合するなどして、全身の必要とされる組織に運ばれます。それぞれの組織はミネラルが補われることによって、本来の機能が発揮されます。
ミネラルのうち、マグネシウム、銅、亜鉛、マンガン、セレンは補酵素としても働きます。ミネラルには血液中や細胞の内外でイオンとなるものがあり、全身のイオンバランスを保つために使われています。
ミネラルの摂取タイミングですが、鉄はビタミンCとの組み合わせによって、カルシウムはマグネシウムやビタミンDとの組み合わせによって吸収率が高められることが知られています。そのため、ミネラルのサプリメントは食事の前後に摂ることがよいことになります。ただし、カルシウムだけは特別な摂り方が必要になります。サプリメントのカルシウムの吸収率は約30%ですが、カルシウムは胃液でイオン化してから吸収されます。食後は胃液が消化に使われるため、イオン濃度が低下しています。そのため、カルシウムはイオン化しやすい起床後か就寝前といった空腹時に摂ることによって、正常な状態で吸収させることができます。





