高齢者の年齢になって、眠りの質が変わってきたせいで、夢を見ている時間が長くなり、その内容を覚えたまま目覚めることも多くなりました。“夢を見ている”といっても希望や願望の夢のことではなくて、睡眠中に眠りが浅くなっているレム睡眠の時間に見る夢のことです。夢の内容を回想してみると、今進めていることに、なんとなく関連があることで、寝ていても、仕事が頭から離れない証拠かと思ってもいます。
夢の内容を覚えているようになると、「目覚めているときに忘れることが多くなる」という恐ろしさを感じることを話してくれた生理学の研究者がいましたが、これから年齢を重ねると、だんだんと目覚めている時間に忘れることが多くなり、だんだんと忘れたことを忘れるようになるのではないかという不安も過ぎります。
忘れたことを覚えているうちはよいものの、忘れたことを忘れるようになると、これは認知症の症状で、そうならないようにする方法を高齢者向けの健康教室で紹介してきました。そんなことを話しながら、これから話そうと思っていた3つのうち2つしか思い出せなくなることもあって、「これは今のうちに形にしておかないといけない」という思いから、情報発信のホームページなのに、自分のことを書かなければと思うようになりました。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
投稿者「JMDS」のアーカイブ
発達障害に特徴的にみられる感覚過敏による極端な偏食は、あまりにも範囲が広くて、それを補うために不足している栄養素が摂取できるように食品を変更させるのは大変です。食べられる食品の中から、この食品を食べればよいというものを選択することは可能であっても、日常的に食べている料理は食品そのものを食べているだけではありません。限られた食品を組み合わせて料理をする保護者の大変さもわかります。全員が同じ料理を食べるのであれば、食材は同じにして調理法を変更するという方法は通じても、1人だけ別の食材を使わなければならないというと手間は2倍にもなりかねません。
それもあって、だいたい食品を紹介しても、サプリメントの使用について相談を受けることも少なくありません。サプリメントの中でも栄養機能食品に分類されているものなら、健康上の問題も少なく、摂取をすることはできます。栄養機能食品となっているのはビタミン13種類(ビタミンA、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ミネラル6種類(鉄、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、カリウム)、脂肪酸1種類(n-3系脂肪酸)です。
サプリメントは有効成分が濃縮、凝縮されているものがあることから、脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)のように多く摂ると体内に蓄積されて健康被害が出るものもありますが、それを注意すれば使うこともあり得ることです。しかし、その前に食品から不足するものを補うという方法も検討してみてはどうでしょうか。
「たった一つの食品ですべての栄養素が取れるものはない」というのが栄養学の基本的な考えですが、いろいろな栄養素が組み合わされた加工品も食品であることは間違いありません。それでいうと、食物繊維だけは期待できないものの、ほぼすべての栄養素が含まれているのは赤ちゃんが飲むために作られた粉ミルク(調整粉乳)です。粉ミルクは生後直後から1歳くらいまでを対象とした母乳代わりのもの(乳児用)と、離乳食が始まって食事を補うために飲むフォローアップミルク(乳幼児用)があります。
サプリメント感覚の摂取なら、どちらでもよいのですが、乳児用も乳幼児用も栄養バランスが取れていて、農薬と食品添加物が含まれていないという意味では安心して使える食品です。そのまま飲むだけでなく、料理の材料として加えることで不足を補うためにも使えます。
農薬や食品添加物が体内に入ると、これを処理するために肝臓や腎臓に負担がかかり、そこに使われるエネルギーが多くなると、成長や健康維持のために使われるエネルギーが不足することになります。成長過程の子どもは解毒能力が低いために、できるだけ農薬も食品添加物も減らすようにしたいものです。
農薬は農産物が栽培中に害虫や病気を退治したり、雑草を除いたりするために使われる薬剤です。これに対して食品添加物は食品の製造、加工、保存の目的で使われるもので、天然物と化学物質があります。この区分けからいうと、輸入食品の残留農薬は食品添加物の扱いにしなければならないことになります。日本の規定では、農薬は収穫の前日までしか使用することが許可されていません。それに対して欧米では収穫後の農薬使用も許可されています。これは輸送範囲が広く、産地から消費者に届くまでに期間がかかるために、その間に害虫やカビの被害を受けないようにするためです。
アメリカから輸入される柑橘類を例にあげると、オレンジやグレープフルーツなどには防カビ剤としてOPP(オルトフェニールフェノール)、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリルなどが使われています。これらは動物試験では有害性が認められていますが、人間への害については発表がありません。これは当然のことで、危険が確認されている化学物質を人間で試験することは倫理上許されていないからです。動物試験の有害性の中には発がん性も含まれています。
残留農薬については、包装されている場合にはパッケージに表示する必要があり、バラ売りする場合には棚に表示する必要があります。ちゃんと表示されていれば選択することはできるわけです。有害性が確認されている農薬が残留しているものが、なぜ流通が許可されているのかというと、残留農薬は皮に残っていて、柑橘類は皮を取り除いて食べることになっているからです。しかし、実際の日本国内の試験では農薬の残留が確認されています。
カビは根が奥まで生えていく特徴があり、これに対応できる農薬は浸透性が高いため、中にも浸透しやすいからです。
食べる部分に残留しているとしたら、これは農薬ではなくて食品添加物の扱いにするべきで、生の食品だけでなく、これを加工したジュースやカットフルーツ、ゼリーなどにも食品添加物として表示すべきですが、それはされていません。だから、輸入のフルーツなどを使用した食品に食品添加物の表示がされていなくても、何も含まれていないわけではないということです。
セミナーや講習を受けているときに、疑問が湧いてきたら、これを解決するために講習テキストや専門書を引くということがされていました。それは当たり前の行為で、講師に迷惑をかけることはありませんでした。以前のセミナー会場では、用語がわからない、意味することがわからないということがあったら、それをメモして、あとで質問をしたり、自分で調べたりということが一般には行われていました。だから、セミナーや講習後の質問時間は重要なもので、時間制限、質問者限定を行わないと、いつ終了するのかわからないということさえありました。
ノートパソコンで外でも通信ができるようになると、セミナー中にパソコンで検索する人が出てきました。まだ少数であったときには講師としても気にならない程度のことでしたが、パソコン通信が普及してきて、会場のあちこちでカタカタとキーボート操作の音がしたり、あるキーワードを発したときにカタカタが一斉に聞こえたりすると気になることもあり、それ以上に聴講者がわからない、もしくは疑問に思ったキーワードがわかるので、すぐに用語説明をするということがされていました。
時が進んで、スマホで誰もが簡単に検索ができるようになると、会場の様相はガラッと変わりました。手元の操作なので、よほど講師から全員が見渡せる会場でない限りは、いつでも検索が可能です。気になるキーワードが知りたくて操作しているのか、メールやLINEをしているのか、あまりに講習内容がつまらないからと娯楽のページを見ているのか判別がつかなくなりました。
以前のセミナーでは「電源を切ってください」というインフォメーションがありましたが、どんな緊急事態の知らせがあるのかわからないので「マナーモードにしてください」に変わりました。検索が簡単にできる時代には、どれだけ集中して聴講しているのかがわからなくなってしまいますが、気になることを、その場で解決するための検索をしている間に、講習内容が進んで、全体が理解できなくなることも起こります。
そうならないように、今では超アナログなやり方とされる、パワーポイントを使わない、講習内容を記載したプリントを配布するという方法を取るようにしています。そのまま読むようなことをしたら、それこそ後で読めばよいからと講師の話を聞かなくなるので、わざと余計な話を入れて、とりあえず話に集中しないといけないような工夫はしています。
日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットと冠した資格認定が許可された唯一の特定非営利活動法人(NPO法人)で、それを活かして「メディカルダイエットアドバイザー」の認定講習を行ってきました。その認定講習が終了してから、講習テキストのコンテンツを活用して、ダイエットSNS最大の『ダイエットクラブ』に241本のコンテンツを提供しました。これは同サイトの“ラボ”に掲載されています。
その後、最新情報の更新をして「メディカルダイエットエキスパート」の講習を始めて、メディカルダイエットが得意とする“食事と運動”“食事と休養”“運動と休養”のタイミングによる効果的な内臓脂肪減少法について教育してきました。ダイエットという名称をつけていることから内臓脂肪減少とはしていますが、本来のポイントは内臓脂肪を効果的にエネルギー化するエネルギー代謝学を基本としています。
当機構の理事長がサプリメントアドバイザー制度に関わってきていて、サプリメントの摂取タイミングと効果の違い、サプリメント(健康食品)に関する法律の講習を伝えていたことから、それをまとめた「サプリメント情報知識検定」も行っています。
運動を効果的に健康づくりに活かすためにウォーキングのスピードを変化させる手法をすすめるために「インターバルウォーキング指導者」の講習も始めています。今は集団で学び、歩くことも自粛しないといけない状態で、今は“足踏み状態”ですが。
甘いものは健康づくりの敵とされることが多いのですが、むしろ味方にする方法として「フルーツ&スイーツダイエットエキスパート」の講習テキストを作成しています。これは理事長が岡山在住ということも関係しています。フルーツとドライフルーツは優れた抗酸化食品であり、日差しが強い“晴れの国”では抗酸化(紫外線)対策も必要とのことで「抗酸化アドバイザー」の講習テキストも作成しました。
発達障害児の支援に関わるようになってから「発達栄養学」講習テキスト、「児童発達サポーター」講習テキストも作成しました。この2種類を活用した普及活動は、これから始めるところです。
これまで蓄積してきた講習テキストは、内容によって異なりますが、A4サイズで80〜150ページほどの分量があります。そのまま使用しようということではなく、学びたい人、活用して事業を始めたい人などの要望に応じてアレンジしていきます。東京にNPO法人の本部があったときには、いろいろな健康関連の団体の本部が東京都内(一部だけ神奈川県)にあり、関係者も多くいたために人集めには苦労はしなかったのですが、地方で始めて、それを横展開していこうと考えると、協力者の存在が重要になってくることを、つくづく感じているところです。
エネルギー源である糖質、脂質、たんぱく質は、細胞の中でアセチルCoAに変換されてからミトコンドリアでエネルギー産生が行われています。
糖質がブドウ糖に分解されるときにはビタミンは関与していませんが、ブドウ糖がアセチルCoAに変換されるときにはビタミンB₁、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸が必要となります。脂質が脂肪酸に分解されるときにはビオチンが働き、逆に脂肪酸が脂質に合成されるときにはナイアシンが働きます。また、脂肪酸がアセチルCoAに変換されるときにはビタミンB₂、ナイアシン、パントテン酸が必要になります。
たんぱく質がアミノ酸に分解されるときにはナイアシンが、逆にアミノ酸がたんぱく質に合成されるときにはビタミンB₆、ビタミンB₁₂、葉酸が必要になります。また、アミノ酸がアセチルCoAに変換されるときにはビタミンB₆が必要になります。そして、アセチルCoAからエネルギー産生が行われるときにはビタミンB₁、ナイアシン、葉酸、ビタミンB₁₂が必要になります。
このようにビタミンB群が組み合わされて、代謝が行われています。だから、代謝を正常に保って、生命維持のためのエネルギーを作り出すためには、これらが含まれる魚、肉、卵、野菜などはバランスよく摂る必要があります。
脂溶性ビタミンのビタミンAは脂肪酸と結合して肝臓や脂肪細胞などに蓄積され、必要に応じて全身の細胞に運ばれ、成長促進や粘膜維持などの作用を行います。ビタミンDは肝臓でコレステロールからも合成され、カルシウムの吸収を促進するほか全身の機能調整に関わっています。ビタミンKは血液凝固などに関与しています。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素を消去して細胞の老化を防ぐ働きをしています。
国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第3回)を紹介します。
「日本人の食事摂取基準」(2020年版)で目標とされているBMIの範囲の下限は、18〜49歳で18.5kg/㎡以上であるのに対して、50〜64歳では20.0kg/㎡以上、65歳以上では21.5kg/㎡以上となっています。これは高齢期になると標準体重範囲内でもBMIが低くなるにつれて死亡全体のリスクや生活機能低下のリスクが高くなることが報告されているためです。
フレイル(虚弱)の予防と生活習慣病の予防の両方を考慮すると、高齢者ではBMI21.5以上30未満が望ましいとされています。中年期の肥満予防から高齢期では低栄養、フレイル予防への栄養摂取の考え方をギアチェンジする必要があります。なお、高齢者では身長が低くなる傾向があるため、BMIのみで体格を評価できない場合があります。
幼少期は、やせも体重過多も喘息や尿路感染症など一般的な小児急性疾患の重症化につながりやすいことが報告されています。日本人においても同様に、やせも体重過多もインフルエンザ感染症や喘息の重症化につながりやすいことが報告されています。
幼少期の体重過多は、成人期の肥満のリスクを増加させます。肥満児童が肥満を改善するプログラムに参加すると、肥満の改善だけでなく、血圧、血中コレステロール値および血中中性脂肪値が改善することがメタ解析で報告されています。
広く健康に関わる記念日について紹介します。
5月18日 久光製薬が、こ(5)りイヤ(18)の語呂合わせで「こりを癒そうサロンパスの日」と制定。セコムが1を棒に見立てて防、8を犯とする語呂合わせで「防犯の日」と制定。
5月19日 IBDネットワークとアッヴィがIBD(炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎とクローン病)の理解のためのイベントを開催した日を「IBDを理解する日」と制定。毎月19日は「クレープの日」(モンテール)、「シュークリームの日」(モンテール)、「松坂牛の日」(やまとダイニング)、「塾カレーの日」(江崎グリコ)。
5月20日 ヨコオデイリーフーズが生麺風こんにゃく麺が誕生した2013年5月20日にちなんで「こんにゃく麺の日」と制定。毎月20日は「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)。
5月21日 ガルデルマ製薬と塩野義製薬が5(いつも)2(ニキビは)1(皮膚科へ)の語呂合わせで「ニキビの日」と制定。
5月22日 丸七製茶が茶は草冠が十と十、下を八十八とすると百八になることから立春から数えてほぼ108日目になる5月22日を「抹茶新茶の日」と制定。全日本うまいもん推進協議会が5月の05でたまご、22日をニワトリ、ニワトリと読む語呂合わせで「たまご料理の日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)。
5月23日 日本難病・疾病団体協議会が難病の患者に対する医療等に関する法律が2014年5月23日に成立したことにちなんで「難病の日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)。
5月24日 ホクトがテレビコマーシャルで菌活を初めて全国発信した2013年5月24日にちなんで「菌活の日」と制定。せんにちが伊達政宗の命日にちなんで「伊達巻の日」と制定。
生涯スポーツと呼ばれる一生涯続けることが可能なスポーツは、メジャーなスポーツのアレンジから始まったものが数多くあります。バレーボールから始まったソフトバレーボール、テニスから始まったバウンドテニス、ゴルフから始まったグラウンド・ゴルフなどがよくあげられますが、参加者の特性を考えてアレンジを加え、できるだけ多くの人たちが楽しみながら健康づくりに活かせるようにして発展してきました。
前出の生涯スポーツのことを言っているわけではないのですが、アレンジすることをよしとしてきた生涯スポーツの中には、新たに形を変えること、参加者に合わせることを積極的に行っていない団体も多々見られます。発達障害児の健康づくりを考えていくとき、栄養での支援、といっても食べ物を提供するのではなくて、保護者の方々への情報提供ですが、栄養面だけで健康づくりをするのは大変なことです。
発達障害児にとって居場所づくりは重要なことで、学校にも家庭にも居場所がないという子どもの新たな居場所としてスポーツの場は大きな期待が寄せられています。選手として参加するだけでなくて、審判やサポーター、組織運営、広報活動などにも参加することができるポジションはたくさんあります。生涯スポーツのルールの変更だけでなく、運営方法も考えて、発達障害児の特性を理解して生きる場所を作ってほしいと強く願っています。
現状の生涯スポーツを超高齢社会に対応するためには、運動科学と栄養学を組み合わせた日本メディカルダイエット支援機構の研究成果を活かしてほしいと願うと同時に、高齢者から子どもまで、さらに障害がある子どもたちに“障害スポーツ”だけでなく“生涯スポーツ”にも参加してもらえるようにした、ユニバーサルスポーツを地域の活性化に活用してほしいということも私たちの願いです。
前回は食塩を例にあげて、表示されていないのに実は含まれている食品添加物について紹介しました。食品添加物を多く摂ると、これを分解、解毒するために余分なエネルギーが必要となり、身体と脳に使われるべきエネルギーが低下することにもなります。このことが直接、学習に影響を与えるわけではないにしても、できることなら体内で作り出されたエネルギーは成長のため、学習のために多く振り分けたいものです。
食塩は加工食品であるので表示が免除されている食品添加物は想像がついても、通常の食品に食品添加物が使われていることは考えもしなかったという人も少なくありません。その食品というのは鶏卵です。鶏卵は入っているパッケージを見ても、特に食品添加物については表示されていません。何が使われているかというと、卵黄着色料です。卵黄(黄身)は色が濃いと栄養豊富と思われがちですが、連続して産ませていると卵黄に栄養が入りにくくなり、卵黄が薄くなってきます。そこで卵黄着色剤をエサに混ぜることで、卵黄の色を濃くしていくことができます。脂肪に溶ける性質がある食品添加物は、鶏の体内に入ってから卵黄に移動します。
卵黄着色剤は天然素材と合成素材があります。卵黄の色素はカロチノイド系の脂溶性色素ですが、鶏は体内でカロチノイドを合成することができません。卵黄の黄色い色はエサ(飼料)のトウモロコシのカロチノイドに由来しています。ちなみにエサに米を使うことで卵黄を白くした鶏卵もあります。白いのに卵黄と呼ぶのは違和感がありますが。
卵黄の色を濃くするために使われる天然素材の卵黄着色剤はパプリカやマリーゴールドの色素です。気になる合成色素ですが、カンタキサンチンという石油から作られた化学合成物質です。この化学合成着色料は鶏以外には、鮭や甲殻類のエサとしても使用することが許可されています。厚生労働省による食品健康影響評価では安全性に問題はないと報告されています。しかし、化学物質は複数のものが重なると身体への影響が高まることが懸念されることから、使用しないに越したことはありません。





