国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。その要点を掲載します。
〔感染症〕
◎肝炎ウイルスやピロリ菌の感染検査を受ける。
*肝炎ウイルス感染は肝がんの最大のリスク要因です。
*ピロリ菌は日本人の胃がんの最大のリスク要因です。
*ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんの最大のリスク要因です。
*成人T細胞白血球/リンパ腫はHTLV−1というウイルス感染が原因で発症する白血球です。
◎インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹を予防する。
*高齢者では、インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹のワクチン摂取により、予防が期待されます。
投稿者「JMDS」のアーカイブ
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、は行の“ひ”から始まる異音意義語の第2回と、“ふ”から始まる異音意義語の第1回です。
百足「ひゃくそく」靴などが100組。「むかで」ムカデ綱の節足動物の総称。
百度「ひゃくど」100度。「ももたび」多くの度数。
百日「ひゃくにち」100日。「ももか」100日、日数の多いこと。子供の生後百日目の日。
百部「ひゃくぶ」刷り物が100。「びゃくぶ」ビャクブ科の多年生蔓草。
冷酒「ひやざけ」燗をしない酒、冷たいままの酒。「れいしゅ」燗をしない酒。燗をしないで飲めるように造った酒。
冷水「ひやみず」ひややかな水、つめたい水。「れいすい」つめたい水。
平家「ひらや」1階建ての家屋。「へいけ」平らの姓を名乗る一族。平家物語の略。平曲、平家琵琶。
品位「ひんい」人に自然にそなわっている人格的価値。金銀の地金、金銀貨に含まれる金・銀の割合。鉱石中に含まれる有用成分の割合。「ほんい」令に定められた親王・内親王の位階。
不合「ふあい」おりあいの悪いこと。「ふごう」合わないこと。思うに任せないこと。生活が思うに任せないこと。
仏語「ふつご」フランス語。「ぶつご」仏の教えの言葉。
物心「ぶっしん」物と心、物質と精神。「ものごころ」人情・世態などを理解する心。
不便「ふびん」つごうが悪いこと。めんどうをみること。あわれむべきこと。「ふべん」便利でないこと、自由のきかないこと。
新型コロナウイルスの感染者数が減少していく中で、一都三県に発令されていた緊急事態宣言が延長になったときに次の感染拡大を懸念する専門家から出されたのが「リバウンド」という言葉でした。せっかく減少傾向にあって、収束も見えてきたのに、緊急事態宣言を解除して外出自粛を緩めてしまうと、また感染者が増えて、元に戻ってしまうという意味で使われました。これを受けて、政府の発表でも国の代表者の発言でも“リバウンド”が盛んに使われました。
リバウンド(rebound)は使われる世界で意味合いが違っていて、バスケットボールではゴールミスで弾かれたボールのことで、アイスホッケーではゴールキーパーが弾いたパックを取ることを指しています。医薬の世界では投薬を中止したあとに急激に病状が悪化する意味で使われています。
最も多くリバウンドが使われているのはダイエットの世界で、やせる前の体重に戻ることを主に指しています。しかし、本当の意味は違っていて、前の体重に戻ることではありません。体重が元に戻っただけではなくて、体脂肪の割合が増えて、やせにくい体質になってしまうことを言います。体脂肪が増えても体重が同じということは他に減っているものがあるということで、その減っているものは筋肉です。
エネルギー代謝量は筋肉が最も多いので、食事を減らして運動をしないというダイエット法では筋肉減ってしまいます。体重が元に戻ったときには筋肉は増えずに、脂肪が増えているわけで、この結果として前よりも太りやすく、やせにくい状態になっているのが本来のリバウンドが意味することです。
減ったはずの新型コロナウイルスの感染者が増えることになるのは見た目のリバウンドで、再び外出自粛をしなければならない状態になると、運動不足、家庭に閉じこもることによる過食、通院の機会の減少、地域の健診率の低下といった健康寿命の延伸と逆のことになることを国民に強いることになります。
これが日本人の健康に大きく影響することになるだけに、数の問題だけでなく、将来の健康への影響にも、また今でも急増している医療費や介護費を増やすことになるという意味でも、感染拡大のリバウンドは防がなければならないということです。
血糖値が高い人は、ブドウ糖が含まれる糖質を減らすことで血糖値を抑えることができますが、糖質制限をしている人の中には、かえって血糖値が上昇して、太りやすくなることがあります。糖質制限をすると、糖質(炭水化物)を減らした分だけ、肉を多く食べるようになりがちです。肉に多く含まれるたんぱく質にも脂肪にも直接的に血糖値を上昇させることはありません。血糖は血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖の量が少なければ血糖値は上昇しないというのが普通の感覚です。
血糖値が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンという血糖値を下げる作用がある唯一のホルモンが分泌されます。このインスリンを使って、血液中のブドウ糖が細胞に取り込まれています。インスリンの働きは、これだけではなくて、血液中の中性脂肪が多くなったときにも多く分泌されます。インスリンには肝臓で中性脂肪を合成する働きがあります。糖質を多く摂っても太るのは、この中性脂肪の合成が関係しています。
また、インスリンには中性脂肪を脂肪細胞の中に蓄積させる働きもあります。インスリンが多く分泌されると、食事で摂った中性脂肪と肝臓で合成された中性脂肪が脂肪細胞の中に蓄積されていきます。
欧米人や北方のアジア人(中国やモンゴルなど)は、脂肪が多い食事を歴史的に続けてきたので、中性脂肪を多く蓄積させるためにインスリンが多く分泌されます。そのために肉を通常よりも多く食べたからといっても膵臓が疲弊するようなことはなくて、必要なだけのインスリンを分泌させることができます。それに対して日本人は、歴史的には肉の摂取量は少なく、ご飯にしてもそれほど多くは食べてこなかったので、インスリンを多く分泌させる必要はありませんでした。
そんな体質の日本人が肉食を多くすると、インスリンが多く必要になり、膵臓が働き続けることになって、それが長く続くと膵臓は疲弊してインスリンの分泌が急に減るようになります。その状態が糖尿病の始まりで、日本人は脂肪の摂りすぎでも糖尿病になるという極めて珍しい体質の国民なのです。
国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。その要点を掲載します。
〔心理社会的要因〕
◎心理社会的ストレスを回避する。
*ストレス要因となるライフイベントにより、うつ病のリスクが増加します。
*ストレスにより、虚血性心疾患やメタボリックシンドロームのリスクが増加します。
*幼少期の逆境体験により、成人後のさまざまな疾病や不健康な生活習慣のリスクが増加します。
◎社会関係を保つ。
*社会関係を保つことにより総死亡リスクは低下します。
*社会関係を保つことにより循環器病や糖尿病のリスクが低下します。
*社会関係を保つころにより要介護認定を受けるリスクや認知機能が低下するリスクが軽減します。
◎睡眠時間を確保し、睡眠の質を向上する。
*適度な睡眠時間をとることにより、循環器病、高血圧、糖尿病の予防につながります。
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、は行の“は”から始まる異音意義語の第2回と、“ひ”から始まる異音意義語の第1回です。
万歳「ばんざい」長い年月。いつまでの生きること、いつまでも栄えること。めでたいこと、祝うべきこと。貴人の死を忌んでいう語。祝福の意を表すため両手をあげて唱える語。お手上げ状態。「まんざい」万年。年の始めに風折烏帽子を戴き素襖を着て腰鼓を打ち当年の繁栄を祝い賀詞を歌って舞い米銭を請う者。地歌の一。
半生「はんしょう」死生の間にあること。「はんせい」一生の半分、それまでの人生。「はんなま」なまにえ、半熟。半可通。
半身「はんしん」全身の半分。上半身。「はんみ」相手に対して身体を斜めに構えること。魚を開いたときの2枚のうちの一方。
半値「はんち」測定した最大値の半分の値。「はんね」定められた値段の半分。
氷上「ひかみ」兵庫県丹波地方の群名。「ひょうじょう」こおりの上。
日向「ひなた」日光のあたる方、恵まれた状態。「ひゅうが」旧国名(宮崎県)。宮崎県北部の市。
氷室「ひむろ」氷を夏まで貯蔵しておくため特別に装置した室または山かげの穴。「ひょうしつ」氷を貯えておく室。
百行「ひゃくぎょう」100の行。「ひゃっこう」あらゆるおこない。
百合「ひゃくごう」約18リットル。「ゆり」ユリ科ユリ属植物の総称。襲(かさね)の色目。
百歳「ひゃくさい」100歳。「ももとせ」100年、多くの年。
ワクチン接種は体内で免疫物質の抗体が作られるので、ウイルス感染のリスクが大きく低下するというので国民全員が接種すべきだという意見が強く述べられています。そうは言われても、新型コロナウイルスワクチンには副反応の心配があるからというので医療関係者でも接種を拒否する人が相次いでいます。
新型コロナウイルスの感染拡大で住民を困らせているのは、もちろん感染の危険性、感染した場合の重症化の危険性が大きく取り上げられているのですが、マスクをしなければ外出ができない、マスクをしていたとしても三密を避けなければいけないという行動制限が心身ともに大きな負担となっています。ワクチン接種をして感染しなくなるというならマスクはしなくてもよいのではないか、という考えは当然のように出てきます。
どのワクチンであっても100%の効果ではないということから、マスクをしなくてよいというわけにはいかないことは理解できます。その一方で、ワクチン接種をしてもマスクをする必要があるということを言ってしまうと、ワクチンの効果がないという印象を与えてしまうことから、どうしても言いにくいということはあります。
厚生労働省のホームページにはワクチン接種のQ&Aが掲載されていて、その質問の最後がワクチン接種とマスクの関係です。マスクをしたくないという人が、ワクチンの接種済みを理由につけないことで起こるであろう心配事を想定しての返答となっています。その内容は、ワクチン接種で感染リスクは低下するものの、他人に感染させない効果があることは確認されていないのでマスクは引き続きつけてほしい、という主旨となっています。
大規模な調査をして、その結果として感染させない効果もあるということが証明されるまではマスクなしに外出できないということです。このような調査を本気でやってくれるのか、そのこともわからないので、まだまだマスクの需要は続きそうです。
ブドウ糖のエネルギー代謝は、細胞にブドウ糖が取り込まれ、細胞内のミトコンドリアでブドウ糖を材料にして、酸素を用いてエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作り出されます。エネルギー代謝は運動や身体活動によって酸素が多く取り込まれることによって促進していきますが、運動などをしていなくてもブドウ糖が細胞に多く取り込まれ、エネルギー代謝が高まる仕組みが細胞内には備わっています。
筋肉に多く存在しているAMPキナーゼという酵素には、ブドウ糖の代謝を促進させる働きがあります。内臓脂肪には生理活性物質のアディポネクチンを分泌する作用があり、アディポネクチンは血液によって筋肉細胞まで運ばれて、AMPキナーゼを活性化しています。これによってAMPキナーゼは細胞膜に存在しているグルコース輸送体のGLUT4に信号を出して、ブドウ糖(グルコース)を血液中に取り組むように指令が出されます。
GLUT4は細胞の中にあって、通常は奥のほうにあることからブドウ糖を取り込むことができません。血液中のブドウ糖が多くなると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンにはGLUT4を細胞膜まで移動させてブドウ糖を取り込むようにさせています。食事をしたあとにブドウ糖が細胞に取り込まれるためにはインスリンが必要になるわけですが、インスリンの分泌量が少ない状態でもAMPキナーゼが活性化されるとGLUT4が動き出します。
内臓脂肪の中に中性脂肪が多く蓄積されると、アディポネクチンの分泌量が大きく低下します。これが継続的に起こるとブドウ糖の消費が低下して、血糖値が上昇したままになり、将来的な糖尿病のリスクを高めることになります。
AMPキナーゼは運動によって活性化されて、運動をするとGLUT4が細胞膜の近くに移動して、ブドウ糖の取り込みが促進されます。運動をしてエネルギーが作り出されるときにはATP(アデノシン三リン酸)からリン酸が1個はずれてADP(アデノシン二リン酸)になり、さらに運動が続くと、ADPからリン酸が1個はずれてAMP(アデノシン一リン酸)になります。このAMPが多く発生したときに活性化するのがAMPキナーゼです。
AMPが多く作られるということは、多くのエネルギーが必要な状態で、その解消のために多くのブドウ糖を取り込んでエネルギー産生を盛んにしているわけです。
国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。その要点を掲載します。
〔身体活動〕
◎日頃から活発な身体活動を心がける。
*現状より1日10分でも多く体を動かす。
*身体活動レベルの高い人では、がん、循環器病、糖尿病のリスクが低下します。
*日頃から活発な身体活動を行っている人は、うつ病を発症するリスクが低下します。この関連は成人でも子どもでも妊婦でも見られます。
*身体活動の増進は認知機能低下の抑制と認知症リスクの低減に寄与します。
*高齢期の運動を行うことにより、筋力維持・増強だけでなく身体機能の向上や転倒リスクの軽減につながります。
*身体活動量が多い妊婦では妊娠合併症および早産のリスクが低下し、自然分娩をできる可能性が高くなります。
*小児期から積極的な身体活動が推奨されています。
*活動的な生活(国民一人一人の目標)を日頃から心がけ、実行することが大切です。
広く健康に関わる記念日について紹介します。
3月23日 WMO(世界気象機関)が1950年3月23日に発足したことを記念して「世界気象デー」と制定。国分グループ本社はサンドイッチの日の3月13日からサンドイッチを焼く音のジュウ(10)を足して「ホットサンドを楽しむ日」と制定。スジャータめいらくグループが1976年3月23日に褐色の恋人スジャータを初めて販売したことから「スジャータの日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ主産県協議会)。
3月24日 日本ホスピタリティ推進協会が3は新しいものの創り出すエネルギー、自己表現、2は思いやり、協力、4は全体を作り上げる基礎の数字とされることから「ホスピタリティの日」と制定。毎月24日は「ブルボン・プチの日」(ブルボン)。
3月25日 笑顔表情筋協会が、みんな(3)でニコニコ(25)の語呂合わせで「笑顔表情筋の日」と制定。キューサイが、みんな(3)でニッコリ(25)の語呂合わせで「みんなでニッコリみんなで健康長寿の日」と制定。サガミホールディングスが、み(3)そ煮込(25)の語呂合わせで「サガミのみそ煮込の日」と制定。毎月25日は「プリンの日」(オハヨー乳業)。
3月26日 毎月26日は「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)。
3月27日 日本さくらの会が、さ(3)く(9)の語呂合わせと3×9=27から「さくらの日」と制定。エバラ食品工業が、お祝いが多い3月の最初の土曜日を「焼肉開きの日」と制定。
3月28日 愛媛県八幡浜市が八幡浜ちゃんぽんの普及を目的に2000年3月28日に八幡浜市と保内町が合併したことから「八幡浜ちゃんぽん記念日」と制定。大分県グリーンツーリズム研究会が日本のグリーンツーリズムの発祥とされる大分県安心院町グリーンツーリズム研究会が1996年3月28日にしたことから「グリーンツーリズムの日」と制定。アサヒ飲料がミ(3)ツ(2)ヤ(8)の語呂合わせで「三ツ矢サイダーの日」と制定。
3月29日 みんなでつくる財団おかやまが、みん(3)つく(29)の語呂合わせで「みんつくの日」と制定。毎月29日は「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)。





