最新情報

6月16日の記念日

「和菓子の日」日本和菓子協会が、848年6月16日に天皇が16個の菓子や餅を神前に供えて厄除けと健康招福を祈ったとされる故事にちなんで制定。 「麦とろの日」はくばく(山梨県中央市)が、麦(6)とろ(16)の語呂合わせで制定。 「手羽トロの日」マザーフーズ(大阪府大阪市)が、6が手羽元の形に似ていることとトロ(16)の語呂合わせで制定。 「堂島ロールの日」堂島ロールを販売するモンシ


日々修行290 栄養学の変遷その2

日本の栄養学の歴史は、公衆栄養学、人間栄養学、予防栄養学、発達栄養学と変遷してきましたが、2008年から始まったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に対応する特定健診・特定保健指導による栄養指導は、人間栄養学のスタート地点とも呼ばれる出来事でした。 それ以降、ずっと栄養学の研究と情報発信の極めて近いところにいて、発達栄養学の始まりから今まで、ずっと歩んできました。その中でも発達栄養学は


学習特性サポート50 夢を見ているときに記憶が整理される

「覚えたことは思い出せるが、覚えていないことは思い出しようがない」と言われます。当たり前といえば当たり前のことですが、一生懸命に覚えるために時間を使うだけでは記憶として残ってくれません。 記憶されるには、以前に記憶したことと照らし合わせて、整理をして重要なことを記憶としてインプットすることが第一段階です。 これは一時的な記憶であって、本当に記憶として刻み込み、いつでも引き出せるようにす


業苦楽28 こだわりの仕事場

別荘を持つ理由は人によって違っていますが、よく聞くのは「別荘があると仕事にプラスになる」ということです。 それは仕事をする場所として他に邪魔されることがない(少ない)別荘は、集中して取り組める場所であることは間違いなくて、気分転換の場所があることも大事だという人も少なくありません。 ある作家というか文筆家が、別荘では仕事が捗る(はかどる)ということで、原稿を書くときには東京の仕事場(兼


肝機能の基礎知識8 アルコール性肝障害の食事のポイント

アルコール性脂肪肝、アルコール性肝線維症は、禁酒することで改善されます。肝臓は再生力が強い臓器であり、原因を取り除くことで再生します。 しかし、再びアルコールを飲み始めると肝障害を再発し、肝硬変へと進展する危険もあります。 節度ある適度な飲酒量の目安として、1日平均純アルコール約20g程度(日本酒1合程度)が掲げられています。 アルコールの適量の摂取とともに、食事も適量にすること


6月15日の記念日

「生姜の日」永谷園が、奈良時代から神様に生姜の感謝を捧げるのが6月15日であったことから制定。 「オウムとインコの日」オウムやインコと愛情を持って接することをすすめるTSUBASA(埼玉県新座市)が、供養と鳥の幸せを願う日としてオウム(06)インコ(15)の語呂合わせで制定。 「ポスチャーウォーキングの日」POSTURE WALKING協会が、ポスチャースタイリストのKIMIKOがTH


日々修行289 栄養学の変遷その1

日本の栄養学は、明治時代から始まっていたものの、国民の健康づくりの基本として据えられたのは終戦後のことです。それは終戦から2年後の1947年(昭和22年)からとされています。 戦後の日本は極端な食糧難の状態でした。その原因としては戦争の徴用と軍需産業への動員のために農村労働力が減少したこと、農機具や肥料が欠乏状態だったことに加えて、異常気象によって米の生産量が平年の半分以下という不作であった


食のリテラシー20 免疫細胞の栄養源

栄養素は全身のすべての細胞に取り込まれて、細胞の中で代謝(生化学反応)を起こすことによってエネルギーを発生させています。そして、発生したエネルギーを使って、それぞれの細胞の働きをさせています。 これが細胞の代謝の基本で、それは身体内にある赤血球や白血球なども同じことです。赤血球は栄養素が不足したからといって、大きく活動(全身に酸素を運ぶ機能)が低下することはないとされているのに対して、白血球


発達特性34 聴覚機能の理解

耳で捉えた音は空気の振動として耳の中の鼓膜を振動させて、その振動は耳小骨で増幅されて内耳の蝸牛に伝えられます。蝸牛(かぎゅう)は蝸牛(かたつむり)の殻の形をしていることから名づけられたもので、蝸牛では耳に入ってきた音が約20倍に増幅されています。 蝸牛で振動は電気信号に変換され、延髄と橋(きょう)の境から中脳、視床を経て、大脳皮質の聴覚野に送られ、音として認識されます。 音を聞くだけで


肝機能の基礎知識7 ウイルス性肝炎

日本ではウイルスが原因の肝臓病が多く、肝硬変、肝がんなどの死亡につながる肝障害が大部分を占めています。これは肝炎ウイルスが原因の感染症であるため、アルコール性肝障害などの生活習慣病とは分けて考える必要があります。 ウイルス性肝炎にはA型、B型、C型、D型、E型、F型、G型、TT型があり、日本ではA型、B型、C型が一般的です。 A型肝炎は、急性肝炎の20~30%を占めています。A型肝炎ウ