最新情報

学びの伴歩9 食べ方の栄養学

栄養摂取は脳細胞の働きを保つにはブドウ糖だけでも摂ってほしいということを前回(学びの伴歩8)紹介しました。 これはエネルギー源だけのことで、脳細胞が取り入れたブドウ糖をエネルギー化させるには4種類のビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)が必要となります。 ビタミンB₁とビタミンB₂は体内で24時間ほど保持されるのに対して、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は


日々修行232 よい匂いを嗅ぐために

今回の「よい匂いを嗅ぐために」は、日々修行220の「よい匂いだけを嗅ぎたい」に続いて書くつもりでしたが、随分と間が開いてしまいました。 匂いに関わる嗅覚は五感の一つで、他の四感(味覚、聴覚、視覚、触覚)とは違った特性があるということを日々修行218で書きました。 味覚、聴覚、視覚、触覚は、これまでに経験してきたことが感覚に影響を与えるところがあるのに対して、嗅覚だけは経験はほとんど影響


学習特性サポート21 ひらがなの特有の法則は難しい

ひらがなは単純なように見えても、用法の異なり、拗音、長音、促音、撥音といった複雑な使い方があり、前回(学習特性サポート20)に紹介したように論理的に法則を整理してみると、非常に難しいことを小学1年生で覚えることになっています。 それも50音を習ったすぐあとに短期間のうちに学ぶため、少しのつまずきでも先に進めなくなってしまうことがあります。 子どもの発達のスピードには差があり、1年生の1


食事摂取基準24 食品成分表の利用2

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、身体状況調査を説明しています。その中から食品成分表の利用の続きを紹介します。 〔食品成分表の利用〕 1日当たりの摂取エネルギー量は、日本食品標準成分表(八訂)を使って算出すると、日本食品標準成分表(七訂)を使用したときに比べて、40〜80歳代の男性で5.2%、女性で5.0%の低値であったとする報告があります。 このエネルギー量の変化は、あ


4月18日の記念日

「よい歯の日」日本歯科医師会が、よ(4)い(1)歯(8)の語呂合わせで制定。 「毛穴の日」ドクターシーラボが良(4)い(1)肌(8)の語呂合わせで制定。 「よいお肌の日」明治が良(4)い(1)肌(8)の語呂合わせで制定。 「夏美容はじめの日」パナソニックが、よ(4)い(1)お肌(8)の語呂合わせで制定。 毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)


日々修行231 オーラルフレイルの理解と対応

フレイルは高齢者の身体機能の低下を指す用語で、日本語では虚弱とも訳されています。運動不足から筋力が低下し、活動量が減るために食事量が減り、たんぱく質の摂取量が減ります。そのために筋肉量が減りやすくなるといった悪循環にもつながります。 食事量が減る原因は活動量の減少だけでなく、口腔機能の低下などの歯科分野の影響も考えられます。口腔機能の低下によるフレイルは、特別にオーラルフレイルと呼ばれていま


食のリテラシー13 塩分と血圧の関係

塩分が多く含まれる食事をすることは、高血圧の原因であるから避けるべきだと言われることがあります。健康診断で高血圧を指摘されると、減塩が指導され、それができないなら降圧剤を飲むことがすすめられることも多くなっています。 厚生労働省の国民健康・栄養調査(令和元年)では、高血圧と指摘される収縮期(最高)血圧が140mmHg以上の割合は男性で29.9%、女性で24.9%にもなっています。 同じ


発達栄養学38 食事に関係する五感以外の感覚過敏

発達障害の特性として現れやすい感覚過敏は五感(味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚)に関するものが多くみられますが、五感とは関係がない感覚過敏もみられます。 直接的には関係がないとしても、そのきっかけには五感を強く刺激され、それが記憶に残っていて、感覚過敏として現れるということも少なくありません。 五感以外の食事に関連する感覚過敏としては、以下のことがあげられます。 ・ストローを使う牛乳


4月17日の記念日

「なすび記念日」冬春なす主産県協議会が、よ(4)い(1)な(7)すの語呂合わせで制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)


日々修行230 噛んで飲み込むための“ハビリテーション”

偏食は多くの子どもにみられることですが、単に好き嫌いだけが原因ではありません。偏食には成長過程の味覚の変化の遅れや発達障害の感覚過敏のほか、食物アレルギーが原因となって食べられないものが増えている場合もあります。 また、噛んで飲み込むまでの機能や歯科分野での問題があることもあり、これまでの偏食対策が通じにくい場合も増えてきています。この改善のために、ハビリテーションの手法が重要となる子どもも