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エネルギー代謝9 健康食品の効果を高めるL‐カルニチン

健康食品は1種類の素材だけでなくて、複数の素材を組み合わせるのが一般的です。これは目的を定めて、その目的に合った素材を選択しているからですが、組み合わせる素材によって有効性が高まるものがあれば、逆に有効性を低下させる結果となるものもあります。他の素材と一緒にすることで機能を低下させたり、吸収が低下することもあるからです。 機能を向上させるものとしては、それぞれの目的によって選択するものが違ってく


脳の健康寿命88 尿糖の結果で安心できない糖尿病

糖尿病は認知症のリスクを高めるだけに、検査で血糖値を確認することが大切になります。 糖尿病は膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンの不足や、インスリンが分泌されているにも関わらずインスリンの作用が低下しているために血糖値が上昇して起こる病気です。後者はインスリン抵抗性と呼ばれています。 インスリンには、血液中のブドウ糖を筋肉細胞など全身の細胞に取り込んで、エネルギー源として利用する働きがあ


発達栄養41 食物繊維の性質

食物繊維は、単糖が鎖状に結合したもので、「消化酵素では消化されない食品中の難消化性成分の総称」と定義されています。炭水化物から食物繊維を除いたものが、エネルギー代謝に必要な糖質です。 食物繊維は食べ物のカスとして栄養素としては評価されなかった時代もありますが、腸内環境を改善する機能が注目され、現在では糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルに次ぐ第6の栄養素とも呼ばれています。 食物繊維は、


サプリ概論193 「糖の吸収を減らす」効果は本当か

健康食品の通販番組やコマーシャルを見ていると、「糖の吸収を減らす」ということを言っているシーンを目にすることがあります。この場合は、糖尿病の予防や改善を目的とした商品で、血糖値を下げるためには、血糖値を上昇させるものであるブドウ糖の吸収を減らせばよいということで、「糖の吸収を減らす」という魅力的な言葉が使われています。 これは本当のことなのか、ということですが、健康食品の素材の中には糖質を分解さ


Medical Diet114 EPOC効果による日本人の体質の改善

日本人は体質的に大きな弱点があって、その最たるものは血液温度が低くて、体温が暖まりにくく、全身の代謝が低いということがあげられます。血液温度が低いのは、体脂肪をエネルギー化させるために必要なL‐カルニチン不足が第一の理由となっています。 L‐カルニチンは細胞のエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアに脂肪酸を通過させるときに欠かせない成分で、体内で合成されています。その合成のピークは20歳代前


あくまでも噂話51「歩いて記録するだけの地域起こし」

地方創生の目的は、経済的な発展なのか、それとも住民の健康なのか、どちらが幸福なのかということは、会議に参加していると常に問いかけられることです。できることなら両方ともと答えたいところですが、そうもいかないために二者択一を迫られることが多くなっています。 経済と健康の両方を根底として進めていく方法があって、そのことを発言しても、これまでは初めから聞いてもらえないことがありました。そこまでの面倒なこ


エネルギー代謝8 肝臓の機能を高める代謝促進物質

エネルギー代謝は細胞の中のミトコンドリアで行われています。ミトコンドリアが多いほどエネルギー産生が多いわけですが、その数については一つの細胞に200〜3000個という説もあれば、300〜2000個という説もあります。どちらにしても、それとも違った数であったとしても臓器によって大きな差があります。 ミトコンドリアの数が多いのは筋肉、脳、肝臓、腎臓で、多くのエネルギーが必要なところでは数が多くなって


脳の健康寿命87 糖尿病と診断されても治療しない理由

認知症の予防には、血糖値を安定させて、糖尿病を予防することが大切です。 厚生労働省が健康長寿の実現などを目指して推進した『健康日本21』では、2010年には糖尿病患者(糖尿病が強く疑われる人)を1000万人に抑えるという数値目標が掲げられていました。2011年に発表された『健康日本21』の最終評価によると、直近の実績値(推計)は約890万人と、目標値を下回ったものの、増加する結果となりました。


発達栄養40 糖質の性質

糖質は、炭素、水素、酸素で構成された有機化合物で、利用されやすいエネルギー源であり、体内で必要となる栄養素の原料にもなっています。一般には糖質は炭水化物とも呼ばれますが、消化酵素によって消化される糖質と、消化されない食物繊維があります。これを合わせたものが炭水化物で、これは単糖類、少糖類、多糖類の総称でもあります。単糖類は、ブドウ糖、果糖、ガラクト―ス、アミノ糖、糖アルコールなどの種類があります。


サプリ概論192 500円で販売できる理由

健康食品は、有効成分を抽出して凝縮しているので、原材料の価格が高いものなので、量は少なくても高いというのが、かつての常識でした。だから1か月分が8000円から1万2000円の範囲の商品が最も売れるという時代もありました。それが今ではテレビの通販番組やコマーシャルで500円で販売する、しかも送料込みという価格を打ち出しているものもあります。 送料は封書を使っても84円から370円はかかります。37