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あくまでも噂話47「六十の三つ子」

いろは歌留多の“い”といえば、「犬も歩けば棒に当たる」ということに一般的にはなっていますが、これは江戸歌留多で、大阪では「一を聞いて十を知る」、京都では「一寸先は闇」と、三者三様です。もとは「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山今日越えて、浅き夢見し酔ひもせず」という涅槃経の仏教精神を和文で表したもので、いろは歌留多は京都で生まれました。 そこから大阪、名古屋、江戸と伝わっていっ


エネルギー代謝4 体熱産生のメカニズム

全身には60兆個以上の細胞があり、細胞はエネルギー源を取り入れて、エネルギー代謝を行って、生命維持のためのエネルギーを作り出しています。細胞の中で作り出されたエネルギーは、その細胞の中だけで使われます。そのエネルギーが、電気のように他の細胞に流れていって使われることはありません。 神経伝達は一つの神経細胞から隣の神経細胞に伝わって、全身に情報が伝達されています。この場合もエネルギーが電気のように


発達栄養36 口中調味が日本人の健康づくりの基本

しっかりと噛んで、味わってから飲み込むというのは、食品・料理のおいしさを感じるためにも、消化・吸収を進めるためにも大切なことです。その基本を日本人は和食の食生活の中で身につけてきました。その象徴となるのが「口中調味」という言葉です。 辞書的な意味としては、口の中で食べ物を噛んで混ぜ合わせることによって味を変化させることを指しています。食べ物には一つひとつに味があっても、それが口の中で混ざると違う


記念日6月28日〜7月4日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 6月28日 パフェに使われるフルーツの出回り時期が6月で、パーフェクトゲームがプロ野球史上初めて達成された1950年6月28日にちなんでパフェ愛好家が「パフェの日」と制定。T&GJapan(東京都品川区)がニュージーランド産のJAZZりんごが初めて日本に輸入された2011年6月28日にちなんで「JAZZりんごの日」と制定。毎月28日は「にわとりの日」(


サプリ概論188 L‐カルニチンの摂取上限量

サプリメントは1日あたりの摂取の上限量が定められています。水溶性の性質がある栄養素は体内に長くは保持されず、その多くは1日ほどで排出されます。だから、どれだけの量を摂っても問題はないと考えられることもあるのですが、保持されている期間に過剰症が起こるものもあります。 体内促進成分のL‐カルニチンは水溶性の性質で、いつ摂っても吸収され、長期間は保持されないのは他の水溶性の成分と同様です。しかし、代謝


Medical Diet109 太る仕組みを教える理由

メディカルダイエットは、エネルギー代謝を高めて、効果的に体脂肪を減らすことをメインに講習していますが、それと同時に、逆のことをして太る方法についても教えています。そんなことは知りたくないという人も中にはいるのですが、そんな声があっても構わずに話を続けています。 というのは、いくら効果がある生理学に基づいたダイエット法を実践しても、その一方でダイエット効果を妨げることや、太る生活を続けていたのでは


あくまでも噂話46「筋肉の種類とエネルギー源」

全国展開しているプライベートジムの草創期に、理論武装のためにアドバイスを求められたことがあります。その当時の日本メディカルダイエット支援機構の理事がコンサルタントをしていたことと、以前の会社がダイエットを売り物にした食品の販売で法律講習をした関係があったのがきっかけでした。 アドバイスの一つは糖質制限でしたが、糖質制限は短期間では効果があるものの、長期間続けることで心臓の負担が高まるリスクがある


エネルギー代謝3 なぜ日本人は血液温度が低いのか

日本人の血液温度が低いのは、多くのエネルギーを作り出す脂肪の摂取が歴史的に少なかったことが関係しています。脂肪はエネルギー量が高くて、これを細胞の中で代謝させることで多くのエネルギーが作り出されます。全身の細胞で作り出されたエネルギーのうち半分ほどは熱エネルギーとして身体を温めることに使われています。 生命維持のための基礎代謝は全エネルギーのうち70%ほどで、基礎代謝の70%ほどが体熱産生なので


脳の健康寿命83 熟睡が脳の機能を調整する

人間の身体にはホメオスタシス(生体恒常性)が備わっています。これは環境が変化してもそれに適応して身体の状態を一定に保つ機能のことで、自律神経調整、ホルモン分泌、免疫機能まで、全身のシステムがコントロールされています。そのコントロールの根幹となっているのは脳で、その中でも間脳と呼ばれる呼吸、心拍、体温などの生命維持を司っている部分となります。 脳細胞のエネルギー源はブドウ糖だけです。脳以外の全身の


発達栄養35 咀嚼が与える健康メリット2

食物繊維の量が多いほど咀嚼の回数は増えていきます。野菜の摂取量が少なく、咀嚼回数が少ない状態では、唾液の分泌量が減ります。充分に咀嚼することによって、胃での消化を助ける作用があります。唾液の量が不足すると、それだけ胃は多くの胃液(消化酵素)を分泌させないといけなくなることから胃にも余計な負担をかけることになります。 噛む回数の推移については、さまざまな報告がありますが、弥生時代の日本人は1回の食