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健康寿命延伸のための提言15 提言のエビデンス1喫煙・受動喫煙1

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第1回)を紹介します。 喫煙は、さまざまな疾病との関連が、これまで指摘


学習障害87 異音異議語は面白い47

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、ら行の“ら”から始まる異音意義語、“り”から始まる異音意義語、わ行の“わ”から始まる異音意義語です。 来日「らいじつ」今より後に来る日。近い将来。「らいにち」外国人が日本の来ること。 礼拝「らいはい」神仏の前に低頭・合掌して恭敬の意を表すこと。「れいはい」神仏などを拝むこと。 落書「らくがき」門や壁など書いてはいけない場所にいたずら書き


ダイエットに元々“やせる”という意味はない

ダイエットというと、やせること、運動をして体重を減らすこと、という意味で使われることが多くなっています。私たちの特定非営利活動法人(NPO法人)は日本メディカルダイエット支援機構という名称で、“ダイエット”を掲げていることから、ダイエットの専門団体だと思われがちです。というよりも“勘違い”をされています。私たちが主張しているのは「正しいと思ったことを正しく進めていく」ということで、ダイエットの元々


発達栄養学87 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸で変わる血液の流れ

脂肪は油脂とも呼ばれています。油脂は常温で固体の脂肪と、常温で液体の脂肪を合わせたもので、動物性脂肪は一般には“脂”、動物性脂肪の中でも魚油と植物性脂肪は“油”と表現されています。一般に脂肪と呼ばれているのは中性脂肪で、1分子のグリセロールが3分子の脂肪酸を結びついた形になっています。中性脂肪の“中性”は、酸性、中性、アルカリ性の中性には関係がなくて、英語のトリグリセリド(Triglyceride


健康寿命延伸のための提言14 要点9成育歴・育児歴

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。その要点を掲載します。 〔成育歴・育児歴〕 ◎出産後初期はなるべく母乳を与える。 *母乳を


学習障害86 異音異議語は面白い46

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、ま行の“め”から始まる異音意義語、や行の“や”から始まる異音意義語、“ゆ”から始まる異音意義語、“よ”から始まる異音意義語です。 目下「めした」地位・階級・年齢などが自分よりも下の人。「もっか」目の前、眼下。現今、ただいま。 面子「めんこ」子供の玩具、円形または方形につくった厚紙で表面に絵や写真がある地上に置いた相手のものに交互に打ち当て


感染拡大が収束しないと社会関係を保てないのか

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。 その中に心理社会的要因があり、食事や運動などと並んで、健康寿命を延伸させるために重要なことと


記念日3月30日〜4月5日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 3月30日 日刊スポーツ新聞社がスポーツ栄養サイトのアスレシピの開設が2016年3月30日でアスリートの栄養バランスが主食・主菜・副菜・汁物・果物・乳製品の6種類であることから3+3+0=6であることに見立てて「スポーツ栄養の日」と制定。小林製薬がサラ(3)サーティ(30)の語呂合わせで「サラサーティの日」と制定。毎月30日は「サワーの日」(宝酒造)、


発達栄養学86 見える脂肪と見えない脂肪の違い

脂肪は健康維持には悪いもののように言われることがありますが、食品に含まれる成分に善も悪もありません。必要なものであっても、摂りすぎると弊害が出ることがあります。脂肪はエネルギー源としては必要なもので、1gあたり約9kcalと、糖質とたんぱく質の約4kcalに比べると2倍以上のエネルギー量があります。エネルギー源を効果的に取り入れるためには脂肪は有効なもので、体内で余分となった糖質やたんぱく質が肝臓


健康寿命延伸のための提言13 要点8健診・検診の受診と口腔ケア

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。その要点を掲載します。 〔健診・検診の受診と口腔ケア〕 ◎定期的に健診を、適切に検診を受診す