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健康食品 敵か味方か45 太るプロの存在

ダイエット商品の試験結果は、一般な方の結果であって、多くの人に通用するものでなければならないはずです。ダイエット関連の健康食品の場合には、広告宣伝に登場して使用前・使用後を目で見てわかるように示してくれるプロが存在しています。 いわゆる“やせるプロ”と呼ばれていて、健康食品を摂るだけでなく、食事と運動によってダイエットをしてくれます。健康食品には「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバ


あくまでも噂話120「アル中ではなくて歩中」

“あるちゅう”という言葉を聞いたら、初めに思い浮かべるのはアル中だと思います。アルコール中毒の略で、アルコール依存症を指しています。飲酒がやめられず、飲酒量のコントロールができなくなってしまう、まさに中毒症状を指しています。 お酒を飲む姿は、まずは人が酒を飲み、酔いがひどくなると酒が酒を飲むような状態になり、最後は酒が人を飲むようになる、という3段階の状態があると言われます。最後の段階がアル


健康食品の法規制45 過去に叱られた会社への対応

健康食品の広告表現が的確でないということで取り締まりの対象となった会社は、それ以降は大人しい内容の広告にするということは当然の判断です。ホームページに、「法規制に基づいた表現をしています」などと出している会社もありますが、そのほとんどは法律違反を指摘された会社の対応です。 法規制に基づいた広告表現をするのは、どんな販売授業者にとっても当たり前のことなので、わざわざ法律を守っているというような


Age free岡山20 平均寿命の意味と実際の余命

岡山県の女性は平均寿命(2022年)が日本一(88.29歳)になり、男性も全国10位(81.90歳)となりました(男性の全国1位は滋賀県で82.73歳)。 平均寿命が高くなると、それだけ長生きができるように感じるのがほとんどでしょうが、一般に平均寿命と呼ばれているのは正式には0歳児の“平均余命”です。これは、その年に生まれた子どもが何歳まで生きられるかを示したもので、現在の社会環境、経済状態


身体年齢26 バランス能力を高める運動習慣

階段を上るときには、手すりを使わずに、自分の足だけで登っていくのが筋肉トレーニングになるというのが普通の感覚です。そのほうが下半身の筋肉が刺激されて、筋力が高まることから、これが身体のバランス能力を高めるという考えです。 手すりを使う場合には、腕の力で支えながら階段の1〜2段を登る、手すりの上のほうを握って、腕の力を使って上体を引き上げるようにして階段を上るというのが、よくある方法です。これ


ツイン・ウォーク60 筋肉強化のための超回復

筋肉を刺激する運動をすると筋肉が増えていくといっても、続けて筋肉運動ばかりをするわけにもいかないという人が多くいます。年齢を重ねていくと筋肉の疲労は残りやすく、筋肉の傷みも解消しにくくなります。 筋肉が傷んでいたり、疲れが残っているときに続けて運動をすると、炎症を起こすことになり、膝を傷めるということも起こりやすくなります。年齢を重ねるほど休むことも筋肉強化には必要だと言われますが、あまり長


エネルギー代謝78 1日の摂取エネルギー量を確認

自分が食べている食事量をエネルギーバランスとして把握するためには、100kcalの分量を確認する必要があります。 主食、主菜、副菜、油に分けて、1日に食べている食事量を100kcalに当てはめて、その数から1日に食べている摂取エネルギー量を調べるようにします。 主食、主菜、副菜、油の100kcalに相当する目安分量は、以下のようになっています。 〔主食〕ご飯1/2杯、赤飯1/2杯


噛む噛むeverybody8 消化酵素が多い食品

酵素が含まれた食品を多く摂ることで代謝が高まり、体内の細胞からの老廃物の排出が進み、血液中に出された老廃物を肝臓で解毒化する能力も、腎臓で濾過して排出する能力も高めていくことができます。 消化作用のある酵素は、野菜、果物、穀類、発酵食品、生の動物性食品などに多く含まれています。しかし、食品に含まれる栄養素は品種改良や収穫時期の変化、農薬や化学肥料の使用による土壌の劣化などによって低下傾向があ


健康づくりを考える「予備群」と「予備軍」

テレビ番組やコマーシャルを見ていても、また雑誌などの記事を見ていても、「予備軍」という用語が出てきます。これが元の意味の予備の軍隊を指すために使われているなら何も取り上げる必要はないのですが、病気を防ぐための用語となると違和感があるという人も多いかと思います。 医学の世界では「予備群」が使われていて、リスクが高い人の集団を指しています。メタボ予備群、糖尿病予備群といったように使われています。


発達栄養110 おいしく噛んで食べられる食品

噛むことは、消化、吸収、その先の血液循環、臓器や器官での代謝、そして排泄にまで影響する重要な行為です。前歯(門歯)で粗く噛み、奥歯(臼歯)ですり潰してから飲み込むことで、これは咀嚼(そしゃく)と呼ばれています。 一口について粗く噛むのは5〜6回、すり潰すのに15〜20回で、食品の硬さにもよるものの、合わせて25回は噛むことがすすめられます。唾液を多く分泌させて、消化しやすくなるための咀嚼は1