最新情報

健康食品はいつ摂っても効果があるのか1

健康食品は、あくまで食品であるので、いつ摂ってもよいとされています。しかし、研究が進む中で最も吸収されやすいタイミングが明らかになっていますが、製品の摂取タイミングを表示することは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で禁止されています。 薬機法では医薬品と健康食品を混同して、本来なら医薬品を使用すべき人が誤って健康食品を病気の改善に使うのを防ぐことを目的として


健康ウォーキング55 白筋と赤筋を意識した歩き方

筋力は一般には大きな力を出す筋収縮力が注目されますが、それ以外にも筋持久力と筋代謝力があげられます。筋収縮力が短時間に大きな力を発揮する筋肉の力であるのに対して、筋持久力は一定の力を長時間に渡って発揮する筋肉の力を指しています。発揮される力が違っていることから、そのために主に使われる筋肉の種類も異なります。 筋収縮力に大きく影響するのは白筋で、白筋は速筋とも呼ばれます。白筋は白い色をした筋繊維で


発達栄養学207 体育、保健体育での食に関する指導・小学校1

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の小学校の食に関連する内容を紹介します。 ア 目標 体育や保健の見方・考え方を働かせ、課題を見つけ、その解決に向けた学習過程を通して、心と体を一体として捉え、生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 (


ポストコロナ「喉元過ぎれば暑さ寒さも彼岸まで」1

苦しかったことや辛かったことも、その時期を過ぎてしまえば忘れてしまうことはよくあることで、コロナ禍で死ぬような思いをした人であっても、これからは前のようなことはないだろうと考えてしまうと、特段の対策をしないということで、今回は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という諺(ことわざ)をもじった「喉元過ぎれば暑さ寒さも彼岸まで」を用いてコロナ後を考えていきます。 元となっている「喉元過ぎれば熱さ忘れる」は、と


脳の健康寿命13 脳の機能を高める腸内環境調整

腸内細菌の善玉菌は酸性環境で増殖しやすく、悪玉菌は酸性度が下がると増殖します。つまり、善玉菌が増えると腸内は善玉菌が増えやすく、悪玉菌が減りやすい環境になり、悪玉菌が増えると腸内は悪玉菌が増えやすく、善玉菌が減りやすい環境になります。腸内細菌の総数はほぼ決まっているため、善玉菌が増えた分だけ悪玉菌が減っていきます。腸内環境がよい状態では、腸内細菌は「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の割合となってい


サプリ概論104 ミネラルの摂取量14

銅は約10種類の酵素の活性に必要で、さまざまな働きを生体内でしています。赤血球のヘモグロビンの合成に必要であることから貧血予防には欠かせません。抗酸化作用がある酵素の構成成分であることから活性酸素対策には欠かせないミネラルです。また、免疫細胞を産生する酵素の構成成分ともなっています。 1日の目安量と許容上限量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。銅の女性の推奨量は


学習支援6 学習障害の特性①識字障害3

識字障害の例について、前回に続いて簡単に解説をします。 *形の似た文字を間違って読む(“め”と“ぬ”) ひらがなの文字は形を認識して、その読み方と合わせて記憶として蓄積されていきます。形を正確に認識する機能が充分に働いていないと、細かな部分までの記憶ができず、似た形の文字が混同するようになります。“め”と“ぬ”のほかに、“わ”と“れ”、“ろ”と“る”、“ま”と“も”も混同しやすいひらがなです。


ポストコロナ「天才は忘れた頃にやってくる」4

発達障害者の人材活用は、IT分野だけに限ったことではなく、将来的に人材不足となることが明らかな医療・福祉分野にも期待されています。厚生労働省の「厚生労働白書」(令和2年版)では、超高齢社会における社会の変容の中で働き場について触れられています。 推計の年は2040年(令和22年)で、そのときには高齢化率は35.3%(高齢者数3921万人)と推計されています。2020年が28.4%(3589万人)


ポストコロナ「天才は忘れた頃にやってくる」3

令和3年3月30日の世界自閉症啓発デーに合わせて、民間シンクタンクの野村総合研究所が、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害を人材として活用できていないことによる経済損失が年間2兆3000億円になるとの推計を発表しました。 少子・高齢化が急速に進む我が国では、今後40年間で生産労働人口が約35%も減少すると推計されています。2020年の生産労働人口は7406万人ですが、これが2060年には


魚の脂肪なら多くとっても大丈夫なのか

肉に含まれる脂肪酸は飽和脂肪酸が多いのに対して、魚に含まれる脂肪酸は不飽和脂肪酸が多くなっています。飽和脂肪酸は常温では固形で、血液中で多くなると固まりやすく、血流を低下させ、動脈硬化のリスクを高めます。不飽和脂肪酸は植物油や魚油に多く、常温では液状で、血液中は固まりにくく、多く摂ることで動脈硬化のリスクを抑えることができます。 動物の血液中で飽和脂肪酸は溶けた状態で流れています。それは動物の血