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発達支援推進3 発達障害児を減らすのは自治体と住民の意識

発達障害がある人(発達障害者、発達障害児)の早期発見、早期支援は発達障害者支援法では国や地方公共団体(自治体)の責務とされています。そのとおりに実行されていれば、発達障害者(18歳以上)と発達障害児(18歳未満)の多くは発達障害者・発達障害児ではなかったはずです。 発達障害は、神経の発達が遅れがちであるために得手・不得手の凸凹(でこぼこ)が環境や周囲の人との関わりのミスマッチを招き、対人関係


脂肪代謝促進研究35 太るためのL‐カルニチン

単純に太ることだけが目的であったら食べる量を増やして、身体を動かさないようにすればよいわけですが、メディカルダイエットが目指している太る方法というのは、体脂肪が少ないために増やしたい人には体脂肪を増やす方法を指導しています。体脂肪とともに筋肉を増やし、筋肉のエネルギーとなるグリコーゲンを増やすことも同時に行っています。つまり、健康的に太る方法を講習でも教えているのです。 そのために用いている


整えるダイエット23 歩いて整える身体バランス

歩くのは単なる移動手段という考えがある一方で、有効な運動という考えもあります。有酸素運動のうち最も簡単にできるのはウォーキングで、歩き方を変えることで体脂肪を減らすことも、筋肉を増やすこともできます。筋肉を増やすのは無酸素運動で、脂肪を減らすのは有酸素運動というのが一般的な認識ですが、ウォーキングは有酸素運動なのに筋肉を増やす効果があるのです。 ウォーキングは有効な運動であるといっても、正し


ツイン・ウォーク8 無酸素領域の歩行で筋肉が増える

歩くことは有酸素運動ではあるのですが、歩行速度を徐々に上げていくと無酸素運動との境に達します。歩行速度を高めるほど酸素を多く取り入れるようになって、酸素を使ったエネルギー代謝は高まっていくものの、それには限界があります。運動強度が高まりすぎると、酸素が多く取り込まれても、有酸素運動として充分に使われなくなります。 走っているときには、歩いているときよりも呼吸が激しくなって、酸素を多く取り込ん


発達栄養講習12 触覚、視覚、聴覚の影響

五感のうち味覚、嗅覚という食事に直接的に関わる感覚だけでなく。触覚、視覚、聴覚も大きな影響を与えます。ここでは発達障害の極端な偏食に関わる感覚過敏のうち、触覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏について紹介します。 *触覚過敏 ・温かい食べ物を火傷しそうに熱く感じる ・冷たい牛乳が飲めず、温めた牛乳なら飲める ・茹でた野菜が固くて痛い ・三つ葉の茎が喉に刺さる ・氷が歯に当たると痛い ・いつ


健康あない人25 歩くだけで医療費を下げる

健康づくりの基本は歩くことです。足腰の健康だけでなくて、心肺機能、エネルギー代謝の促進など、さまざまな健康づくりの基本的なことが歩くことだけで得られます。個人的に歩くだけでなく、組織的に、つまり住民が歩くことによって地域の健康度を高め、超高齢社会によって増える一方の医療費にストップをかける、場合によっては医療費を下げようという考えも各地で起こっています。 運動の介入によって医療費を抑制する取


健康・火の用心17 健康のための選択

健康を維持するためには、やらなければならないことが数多くあるという考えがある人がいる一方で、余計なことをしないほうがよいという考えをする人もいます。どちらがよいのかということは簡単には判断がつきにくいところです。 たった一つのことをするだけで健康が維持できるというのは、昔から商売の基本のようなもので、この運動だけでダイエットできる、この健康食品だけ摂っていれば健康でいられる、といったことがあ


発達支援推進2 発達障害児の支援は自治体の責務

全国の小学生と中学生の10%の約95万人が発達障害であると推計されています。これに未就学児を合わせると100万人を超えています。その保護者は、単純計算とはなるものの父母が2人、祖父母が4人で約600万人、合わせて700万人にもなり、国民全体の6%ほどにも達しています。 これだけの当事者が存在していて、支援を心待ちにしているのに対して、各地域の発達障害児支援施設(児童発達支援施設、放課後等デイ


脂肪代謝促進研究34 「運動×入浴」の効果を高めるL‐カルニチン

メディカルダイエットはエネルギー代謝の促進を目的とした手法で、運動と食事、入浴と食事、運動と入浴の組み合わせによってエネルギー代謝を高めることができます。そこにL‐カルニチンを組み合わせることで、さらにエネルギー代謝が高められます。 「運動×入浴」のメリットは、運動のあとで入浴をするのではなくて、シャワーを浴びるというタイミングによって得ることができます。 運動をすると、脂肪分解酵素の


Diet Designer25 便秘と肌荒れの関係

便秘をすると肌荒れをするということを経験している人は多いはずです。特に女性は便秘しやすいことと、解毒能力、皮膚の特性から便秘が肌の状態に現れやすくなっています。 便秘と肌荒れの関係性は後で触れるとして、先に解毒能力と皮膚の特性から説明すると、便秘をして大腸の悪玉菌が発生させた毒素(有害物質)を分解するのは肝臓です。肝臓は体重の50分の1の重量があるので、身体が小さな女性は肝臓も小さく、解毒能