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あくまでも噂話107「価格を決定する権利の変化」
大手電機会社が販売価格を、販売店ではなくて、製造する会社が決定する商品を20%に増やすということが報道されました。電機製品の価格は販売店が決めるのが、これまでの常識で、店によって販売価格が違うので、少しでも安く買おうとしたら複数の店舗を回る、ネット通販でも比較できるだけ比較するということが当たり前のことでした。 このことがテレビのニュースで取り上げられたときに、「あの会社だから可能なこと」と
記念日4月11日〜20日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 4月11日 カルビーが、し(4)っかりいい(11)朝食の語呂合わせで「しっかりいい朝食の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。 4月12日 パン食普及協議会が日本で初めてパンのようなものが焼かれた1842年4月12日にちなんで「パンの記念日」と制
健康食品の法規制24 健康食品の規制が他の規制にも使われる
健康食品の表示の法規制は、あくまで健康食品に対する規制として作られ、運営されてきました。そのことは今も変わりはないのですが、取り締まりのための通知の内容が健康食品以外の表示の規制にも使われています。 一つは一般の食品の規制で、機能性表示食品制度が始まり、一般の食品も機能性表示食品として消費者庁に届け出して販売できるようになったことから、食品の表示も厳しく見られるようになりました。機能性表示食
代謝と高中性脂肪血症5 高中性脂肪血症の危険性
血液中の中性脂肪値の高さと動脈硬化の危険性は、民族による違いがあります。 中性脂肪値と虚血性心疾患の死亡率の関係性を日本人とアメリカ人で比較すると、100mg/dlの危険度を基準の1としたとき、日本人では140mg/dlで2倍、180mg/dlで3倍、250mg/dlで5倍となります。アメリカ人は250mg/dlでは1.7倍と日本人のほうが中性脂肪値の上昇による虚血性心疾患の危険度が非常に高くな
母子の栄養15 完全栄養の意味
“完全栄養”という言葉があります。その食品に含まれている栄養素だけを摂っていれば生きていける食品を指しているのですが、人間にとって、そのような便利な食品は存在していません。猿から進化してピテカントロプス(ジャワ原人または直立原人)になったときに、食べられるものの種類が変わって、完全栄養の食品はなくなりました。 動物は一定の食品を食べるだけでも生命維持をすることができますが、人間は何でも食べな
“おしゃか”にならないために
「おしゃかになる」というのは、使い物にならなくなる、出来損ないになる、駄目になるという意味があって、漢字では「お釈迦になる」と書かれます。この“お釈迦”は、お釈迦様、つまりブッダを指していて、仏教を広めた偉大な存在が使い物にならないというのは、なんとも奇妙な感じがして、由来を探ってきました。 幼いころは、母の実家の寺(新潟県出雲崎町)に親元を離れて暮らしていたのですが、私の誕生日(4月8日)
代謝と高中性脂肪血症4 動脈硬化の危険因子
中性脂肪の数値が正常範囲を超えても、すぐに身体に悪影響が出るわけではありません。しかし、血液中の中性脂肪が増加した状態が長く続くと、動脈硬化のリスクが高まります。 このことが高中性脂肪血症の危険性を高めていくわけですが、なかなか気づかないために、対応が遅れ、エネルギー量が高い脂肪の摂取を続けてしまうことになります。 脂肪のエネルギー量は1gあたり約9kcalで、糖質は約4kcalなので、2
DNA Answer43 夕食は栄養摂取のタイミング
1日に3食を食べるうち、どれが一番重要なのかという論議があります。どれも抜くようなことがあってはいけないものですが、脳を正常に働かせるためのエネルギー源のブドウ糖の摂取でいえば朝食は重要です。ブドウ糖や脂肪酸をエネルギー化させるために必要となるビタミンB群のうち12時間しか体内に保持されないビタミンB₆とビタミンB₁₂であることを考えると、朝食と夕食が重要になります。 朝食を少ししか食べずに
エネルギー代謝65 代謝を低下させる糖尿病
糖尿病の患者は成人人口(約1億人)のうち約1000万人、その予備群も約1000万人と推定されていて、成人の5人に1人が糖尿病か予備群という、まさに国民病の状態となっています。 この調査は厚生労働省の国民健康・栄養調査の結果ですが、コロナ禍にあって令和元年調査(令和2年に発表)を最後に、2年間は調査が行われていません。コロナ禍で外出が減り、運動不足、食べ過ぎ、健診の減少、通院患者の減少が重なっ
健康食品 敵か味方か23 摂取タイミングが違う成分の組み合わせ
健康食品にもサプリメントにも、いつ摂ればよいのかという摂取タイミングは書かれていません。これは医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で医薬品が定義されていて、用法用量の表示は医薬品だけに許されていることだからです。いつ摂るかは用法に相当するため、表示することも記載や口頭で述べることも禁止されています。 しかし、健康食品は消化・吸収のメカニズムが明ら