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サプリ概論231 逆転の発想のサプリメント
「サプリメント」は、アメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、栄養補助食品、健康補助食品を指しています。 Supplementには追加や補助、補足、補充、補完の意味があり、Dietary Supplementは「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」とされています。 日本でサプリメントというとビタミンやミネラルといったもので、
ツイン・ウォーク9 効果を高めるインターバルウォーキング
有酸素運動と無酸素運動を交互に行う運動はサーキットトレーニングと呼ばれます。その効果を歩くことによって得るのがインターバルウォーキングです。 サーキットトレーニングは30秒間ずつ繰り返すことを基本としています。30秒間としているのは無酸素運動では30秒間を超えると疲労物質の乳酸が増えるため、30秒間で無酸素運動を終えて、乳酸の発生が少ない有酸素運動に切り替えるとしています。これはショートイン
発達栄養講習13 食事に関係する五感以外の感覚過敏
発達障害の特性として現れやすい感覚過敏は五感(味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚)に関するものが多くみられますが、五感とは関係がない感覚過敏もみられます。 直接的には関係がないとしても、そのきっかけには五感を強く刺激され、それが記憶として強く、長く残っているために、感覚過敏として現れるということも少なくありません。 五感以外の食事に関連する感覚過敏としては、以下のことがあげられます。 ・ス
Medical Diet152 早食いと生活習慣病の関係
生活習慣病の予防のための生活の注意点を見てみると、その多くに“早食い”があり、早食いを戒める内容となっています。生活習慣病のリスクを高める食事内容としては、高血圧では食塩過多、糖尿病では糖質過多、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)では脂質過多ということが言われます。 早食いだと、満腹中枢が働く前に多くの量を食べる傾向があり、食べる量が増えれば食塩、糖質、脂質を多く摂るよ
健康・火の用心18 健康のためのミニマリズム
ミニマリズム(minimalism)は、最小限(minimal)と主義(ism)を組み合わせた造語で、要素を最小限まで切り詰めようとする行動を示しています。その分野は芸術、音楽、建築、文学、哲学など多岐にわたっていますが、これを生活そのものに取り入れようとするミニマリストから、私たちのように健康づくりの考え方として提唱するところまで、どこまでが範囲と定義するのが難しいくらいの広がりがあります。
発達支援推進3 発達障害児を減らすのは自治体と住民の意識
発達障害がある人(発達障害者、発達障害児)の早期発見、早期支援は発達障害者支援法では国や地方公共団体(自治体)の責務とされています。そのとおりに実行されていれば、発達障害者(18歳以上)と発達障害児(18歳未満)の多くは発達障害者・発達障害児ではなかったはずです。 発達障害は、神経の発達が遅れがちであるために得手・不得手の凸凹(でこぼこ)が環境や周囲の人との関わりのミスマッチを招き、対人関係
脂肪代謝促進研究35 太るためのL‐カルニチン
単純に太ることだけが目的であったら食べる量を増やして、身体を動かさないようにすればよいわけですが、メディカルダイエットが目指している太る方法というのは、体脂肪が少ないために増やしたい人には体脂肪を増やす方法を指導しています。体脂肪とともに筋肉を増やし、筋肉のエネルギーとなるグリコーゲンを増やすことも同時に行っています。つまり、健康的に太る方法を講習でも教えているのです。 そのために用いている
整えるダイエット23 歩いて整える身体バランス
歩くのは単なる移動手段という考えがある一方で、有効な運動という考えもあります。有酸素運動のうち最も簡単にできるのはウォーキングで、歩き方を変えることで体脂肪を減らすことも、筋肉を増やすこともできます。筋肉を増やすのは無酸素運動で、脂肪を減らすのは有酸素運動というのが一般的な認識ですが、ウォーキングは有酸素運動なのに筋肉を増やす効果があるのです。 ウォーキングは有効な運動であるといっても、正し
ツイン・ウォーク8 無酸素領域の歩行で筋肉が増える
歩くことは有酸素運動ではあるのですが、歩行速度を徐々に上げていくと無酸素運動との境に達します。歩行速度を高めるほど酸素を多く取り入れるようになって、酸素を使ったエネルギー代謝は高まっていくものの、それには限界があります。運動強度が高まりすぎると、酸素が多く取り込まれても、有酸素運動として充分に使われなくなります。 走っているときには、歩いているときよりも呼吸が激しくなって、酸素を多く取り込ん
発達栄養講習12 触覚、視覚、聴覚の影響
五感のうち味覚、嗅覚という食事に直接的に関わる感覚だけでなく。触覚、視覚、聴覚も大きな影響を与えます。ここでは発達障害の極端な偏食に関わる感覚過敏のうち、触覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏について紹介します。 *触覚過敏 ・温かい食べ物を火傷しそうに熱く感じる ・冷たい牛乳が飲めず、温めた牛乳なら飲める ・茹でた野菜が固くて痛い ・三つ葉の茎が喉に刺さる ・氷が歯に当たると痛い ・いつ