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サプリ概論178 景品表示法による不当な表示として禁止されている表示の概要
景品表示法によって、製品・サービスの品質、規格その他の内容についての表示のうち、以下の表示に該当するものは不当表示として禁止されています。 ・実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示 ・競争事業者のものよりも著しく優良であると一般消費者に誤認される表示 〔著しく〕というのは、当該表示の誇張の程度が、社会一般に許容される程度を超えて、一般消費者による商品・サービスの選択に影響を与
Medical Diet99 良質なたんぱく質vs.デトックス
良質なたんぱく質というと、体内で合成されない必須アミノ酸がバランスよく含まれている食品のことで、それに該当するのは肉、魚、乳製品、卵、大豆・大豆製品です。これらのものを多めに食べていれば健康が保たれるように思われがちですが、その内容によっては健康によいとは言えないことがあります。 獣肉というと牛、豚、鶏が多く、これらは輸入された餌を多く食べています。その中には遺伝子組み換えの大豆やとうもろこしも
記念日6月7日〜13日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 6月7日 緑内障フレンド・ネットワークが緑(6)内(7)の語呂合わせで「緑内障を考える日」と制定。むち打ち治療協会が、む(6)ち打ちをな(7)おそうの語呂合わせで「むち打ち治療の日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。 6月8日 ガパオ食堂のベース(東京都渋谷区)が設立日の2007年6月8日にちなんで「ガパオの日」と制定。ス
あくまでも噂話36「効能効果の期待値のハードルが上がった」
健康食品の免疫作用は、他の有効性に比べて測定しにくいところがあるので、有効性を伝えるのにも苦労があります。血糖値を抑える効果であれば、使用前と使用後で血糖値を測定すれば有効性は簡単に評価できます。これは中性脂肪値でも血圧でも同様です。 ところが、免疫力は検査で測定できるとしても、さまざまな要因によって変化するので、健康食品によって得られた効果なのかが判定しにくくなっています。それにも関わらず、他
教室なび8「教えっぱなしでは教えたことにならない」
多くの受講生を集めて講習をするのはコロナ禍でやりにくくなり、コロナ対策を充実させても、外出自粛の風潮で減った受講生(受講者)は、なかなか戻ってくれないのが現状です。もともと小さな規模で実施してきた教室は、比較的対策が取りやすく、教室に通ってくるのは近隣の受講生が多いことから親しみもあって回復しやすい環境にはあります。 小規模の教室のメリットとして、「教えっぱなしにならない」ということがあげられま
発達障害サポーター57 きょうだい児のプレッシャー
発達障害児は、その特性からコミュニケーションが苦手で、大きなプレッシャーがかかっています。現状のプレッシャーから、できるだけ解放してあげるようにすることも大切ですが、それと同時に社会的障壁を取り除くために理解を進めることや、身体的な支援としての栄養補給も大切です。その支援が発達障害サポーターの普及であり、日本メディカルダイエット支援機構が実施している発達栄養の講習です。 発達障害の支援活動という
発達栄養25 脂質の代謝4
脂質のうちリン脂質とコレステロールは、そのままの形で小腸から吸収されます。動物性食品に含まれる中性脂肪は十二指腸から分泌される胆汁酸によって乳化され、続いて膵臓から分泌される消化酵素(脂肪分解酵素)のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、小腸から吸収されます。 脂肪酸とグリセロールは小腸壁で中性脂肪に戻り、小腸から吸収されたあと、コレステロールやリン脂質、たんぱく質とともにカイロミクロ
脳の健康寿命75 糖尿病と認知症
糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて認知症になる可能性が2倍ほど高くなるとされています。認知症はアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症に大きく分けられますが、糖尿病の人はアルツハイマー型認知症では2.05倍、脳血管性認知症では1.82倍も高くなるとの報告があります。 糖尿病といっても血糖値によって複数の段階に分けられていますが、食後血糖値が200mg/dl以上の人では、120mg/dl未満の人に
サプリ概論177 景品表示法による不当な表示の禁止
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)では、第4条第2項によって不当な表示を禁止しています。 不当な表示であるかどうかは、以前は疑いのある製品を規制当局が購入して、検査機関で製品の内容を分析するなどして、不当である合理的な根拠を証明する必要がありました。 これが法律の改正によって、不当表示の疑いがあるときには販売者に文書で15日以内に合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができるようにな
Medical Diet98 水を飲んでも太る人の生活
「水を飲んでも太る」ということを言って、どうやってもやせない理由として強調する人がいます。本当に水を飲んで太るとしたら、腎臓の病気か、血液中のナトリウムが多いことが考えられます。腎臓の働きが悪いと体外に排出される水分が体内に残り、細胞内や細胞の周囲の水分が増えて、いわゆるむくむ状態となります。 塩分のナトリウムには水分を吸着する作用があり、ナトリウムが多くなると血液の水分が増えていって、これが細