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Diet Designer28 背中に脂肪を溜めないために
体脂肪が蓄積されると同じように太っていくというのが一般的な感覚です。初めに皮下脂肪が蓄積されて、ある程度の量が溜まっていくと次に内臓脂肪が多く蓄積されるようになります。そして、蓄積された体脂肪が減るときには、先に内臓脂肪が減り、次に皮下脂肪が減るようになります。 つまり、内臓脂肪は増えやすくて、減りやすいという特徴があるわけです。太ってきたかどうかは、内臓脂肪に着目して、ウエストサイズの増減
ツイン・ウォーク19 肝機能対策の効果的な歩き方その1
肝機能が低下した場合には、肝臓を休めて機能を回復させることが一番とされるので、運動よりも、まずは休むことが必要になります。ところが、肝機能の低下の原因が脂肪肝であった場合には、むしろ運動をして、肝臓にたまった脂肪を減らすことで肝機能を改善することができます。 正常な状態では肝臓の中には3~5%の中性脂肪が含まれています。肝臓には体内で余分となった脂肪を蓄積する働きがあって、血液中の中性脂肪が
発達支援推進12 発達栄養の指導者はDNA
DNAといえば、デオキシリボ核酸の英語表記のDeoxyribo Nucleic Acidの頭文字を並べたものです。人間の身体では細胞の核の染色体の中にあって、アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4種類で構成されています。ごく簡単にいうと、身体を作る設計図です。 健康維持のための基本中の基本となる重要なものということです。 これに対して、私たちが使っているDNAはDevelopment
発達栄養講習23 偏食で成長に必要な栄養素が不足する
偏食がみられるのは発達障害に限ったことではありませんが、発達障害の場合には“極端な偏食”と言われるほど食べられないもの、食べられない調理法があり、栄養摂取の偏りが起こりがちです。 好き嫌いがあって、味覚や食感がしっくりとこないために食べにくいというような状況ではなくて、食べられないものは絶対に食べられないということが発達障害ではよくみられることです。 味覚や食感だけであれば、食材の形や
あくまでも噂話91「そうめんとひやむぎの違い」
そうめん(素麺)には“お”をつけて呼ぶことがあるのに、ひやむぎ(冷麦)は“おひやむぎ”とは言いません。“お”がつくのは、おうどん、おそばなどで、似たもので“お”がつかないものとして、にゅうめんもあります。 単なる語呂の感じなのか、それとも意味があってのことなのかということですが、“お”がつくものは高級なイメージがあるものに多くなっています。おはぎには“お”がついても、ぼた餅には“お”がつかな
健康・火の用心28 未病の対応はエネルギー代謝で変わる
病気を予防して健康を維持するためには、健康なときから健康づくりに取り組んでほしいところですが、これまで続けてきた生活習慣を変えることは難しくて、健康面に不安を感じないと踏み切ってもらえないところがあります。 その“健康面での不安”は、病気になったときが最も高まっているはずですが、病気の段階まで進んでしまうと、健康な状態に戻ろうと思っても手間取ることになります。場合によっては、元の健康な状態に
脂肪代謝促進研究45 健康食品の効果を高めるL‐カルニチン
健康食品は1種類の素材だけでなくて、複数の素材を組み合わせるのが一般的です。これは目的を定めて、その目的に合った素材を選択しているからですが、組み合わせる素材によって有効性が高まるものがあれば、逆に有効性を低下させる結果となるものもあります。他の素材と一緒にすることで機能を低下させたり、吸収が低下することもあるからです。 機能を向上させるものとしては、それぞれの目的によって選択するものが違っ
エネルギー代謝49 デトックスとダイエットの関係
体内に蓄積された毒素(有害ミネラル)を排出するデトックスは、便や尿に含まれる毒素を積極的に排出することで、臓器の毒素を減らし、最終的には全身の細胞の中の有害ミネラルを排出させようとして実施されています。 デトックスは全身の健康の維持のために行われるものであるはずですが、「ダイエットに効果がある」ということを謳い文句にして普及に努めているクリニックや美容サロンなどがあります。 全身の細胞
ツイン・ウォーク18 コレステロール対策の効果的な歩き方その2
厚生労働省のエクササイズガイドによると、スタスタと勢いよく歩く速歩を体重60kgの人が1時間(約6000歩)で約1400kcal、70kgの人では約1700kcalとなります。 900kcal以上の運動なら週に4~5回、10分間ずつのウォーキングでもよいことになりますが、30分以上の運動でHDL(善玉コレステロールとも呼ばれる高比重リポたんぱく)が増えていくので、週に1~2回、40分間以上の
発達支援推進11 発達栄養アドバイザーの意味と意義
発達過程にある子どもの食事は、大人と同じ栄養素を身体の大きさに合わせて減らせばよいわけではありません。栄養バランスは誰にとっても重要だとはいうことは事実でも、子どもは大人以上に多くのエネルギーが必要になります。中でも発達障害児は、神経的にも負荷がかかっていることから多くの栄養素が必要であるのに、それが理解されていないために、充分に発達できないということが起こりかねません。 発達障害は神経発達