最新情報
サプリ概論132 健康食品手帳の意味と意義
医薬品の種類や使い方を記録する“お薬手帳”に対して、“健康食品手帳”というものがあります。お薬手帳のほうは、これに記録をすることで、他の医療機関で処方された医薬品についても知ることができて、重なって出されていたり、副作用が心配されるものを避けることを薬剤師の判断でできるようになりました。お薬手帳は、紙の手帳だけでなく、電子版もあってスマホを持ち歩くだけで、お薬手帳を出し忘れることがなくなりました。
誰が偉いのかわからないのは私だけ?
就職をしないまま定年の年齢を超えたので、社会的常識というか“会社的常識”に疎いところがあります。しかし、社会経験が豊富な著名人の著書のゴーストライターを多数手がけてきたので、会社勤めをする以上のことを知ることができました。それでも弱点はいくつも感じていて、それを解消するためにゴーストライターとしてのインタビューでは知りたいことを加えて、それで勉強ができたところがあります。 ほとんどは解消されたと
学習支援48 話す相手を見ようとしない子どもの気持ち
「話をする人の顔を見て聞きなさい」というのは、話を聞く態度として当たり前のように言われます。日本人は顔を見て、と言うときには目を見るようにするのが普通で、「目は口ほどの物を言う」とも言われます。目を見て表情を読み取るという意味があります。 これに対して欧米人は口元を見て、相手の表情を読み取っています。微表情という微妙な変化を0.2秒で見抜く能力があります。サングラスをかけている人には日本人は表情
発達障害サポーター31 すする食べ方の重要性
日本人の特徴的な食べ方については、さまざまな評価があるのですが、その一つに麺類をすすって食べる方法があります。落語では、そばとうどんの違いを音で表現していますが、それはすするときの違いです。日本式のラーメンは今では海外にも進出していることもあり、海外からの旅行客、ビジネス客もラーメン屋で見かけるのは当たり前の風景となりました。それを見ていて、上手にすすっている人がいると親近感を抱きます。 日本人
Medical Diet61 体験談は虚偽誇大広告なのか
健康食品の広告で、よく見かける体験談は、商品の購入を検討している人には参考意見となるものですが、それは法的に正しいことなのかというと、その判断は内容に関係しています。実際に商品を摂取した人の体験談を広告などに使うことは、直ちに虚偽誇大表示に当たるものではありません。しかし、体験談の使用が不適切であると、消費者に誤認される表示となり、虚偽誇大表示となる可能性があります。 その不適切な例として、消費
脳の健康寿命55 加齢による呼吸の生理学的変化
脳の健康寿命を延伸させるためには、高齢者の身体的特徴について理解しておくことが大切となります。呼吸の変化は、案外と見逃していることで、その特徴について紹介します。 *呼吸筋の筋力低下 換気に関与する主な呼吸筋(横隔膜・肋間筋)は、老化とともに筋力が低下し、十分に呼吸運動ができなくなります。高齢者は特に息を吐き出す作業が大変で、換気が不十分となりやすい特徴があります。 *胸壁の硬化 呼吸運動
記念日3月22日〜28日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 3月22日 国連が「地球と水を考える日」と制定。毎月22日は「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「カニカマの日」(スギヨ)。 3月23日 世界気象機関(WMO)が1950年3月23日に発足したことを記念して「世界気象デー」と制定。国分グループ本社はサンドイッチの日の3月13日からサンドイッチを焼く音のジュウ(10)を足して「ホットサンドを楽しむ
サプリ概論131 なぜビール酵母は安いのか
ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維、核酸などの健康維持に必要な栄養素が豊富に含まれているビール酵母は、消化不良の改善や整腸効果もあって、全体的な栄養バランスを整えるにはもってこいの食品といえます。ある会社のビール酵母の内容を見ると、9種類のビタミン、9種類のミネラル、18種類のアミノ酸が含まれていて、必須アミノ酸は9種類全部が含まれていると書かれています。 ビール酵母は、その名のとおりビー
「何をしたかではなく」に続く言葉
「何をしたかではなく」に続く言葉は「何のためにしたか」で、これは山本周五郎の短編小説を映画化した「雨あがり」で主人公の武士の妻が口にしたことです。 ある藩が剣術指南として召し抱えようとしたものの、掛け試合(剣術道場で金を掛けた試合)をしたことがわかって武士にあるまじき行為と断りにきた家老に対して、「人は何をしたかではなく、何のためにしたかです。あなた方のような木偶の坊にはわからないでしょう」と言
四字熟語でコロナ後を考える17「一新一帯」
「一進一退」は、進んだり後戻りしたりすることを示す四字熟語で、事態がよくなったり悪くなったりするときに使われています。何度も増減の波があって、いつ収束するのか、完全になくなる終息が見えてこない、まさにコロナ禍の被害を示すような言葉です。悪化した改善したと一喜一憂するのではなくて、グズグズと終了せずに続いているときに、発想を大転換させて、一気に進んでいくことを目指すべきではないか、ということで「一新