最新情報
Medical Diet60 太るためのメディカルダイエット
ダイエットというと、やせることだけが目的のように思われがちですが、メディカルダイエットでは太ることもダイエットと定義しています。ダイエット(Diet)のもともとの意味は方針、作戦、戦略、戦術といった意味があり、国の方針を決める国会は「the Diet」だということは繰り返し伝えてきています。正しい方針に基づいて正しい行動を起こすのがダイエットであり、そこから転じて食事療法と運動療法がダイエットとな
サプリ概論130 健康食品は弱い薬と同じなのか
健康食品のことを医薬品と同じように考える人がいたり、医薬品を弱めたものと考える人もいます。健康食品は法的には食品で、特定保健用食品、機能性表示食品は身体に与える機能の一部だけを表示することは許可されているものの、それは血糖値の上昇をゆるやかにする、血圧を抑制するといった科学的に裏付けられている結果であって、高血圧症や糖尿病などの病気を治すというものではありません。 それでも医薬品を使わずに改善す
発達障害サポーター30 茶碗の上げ下ろしへの注意
箸の持ち方は正しいのに、茶碗の持ち方が正しくないために箸を使って上手に食べられないという子どもも少なくありません。これは発達障害児に限ったことではないものの、箸と茶碗をうまく使って食べられないと、余計なストレスをかけて、子どもの発育にも影響を与えます。中でも発達障害がある子どもの場合には、これがプレッシャーを強めて、改善にマイナスになることにもなります。 茶碗は和食の作法というよりも、合理的な使
就職をせずに活動してきたきっかけ
講演で、その場を和まそうというか印象を残したいということもあって、ことわざをもじったギャグを発することがあります。肝心な内容を覚えてくれずに、ギャグのほうを記憶する人もいるので、発する数もそこそこに控えていますが、「信じる者は救われる」をもじった「信じる者は足元を掬われる」ということを口にするとき、実は自分のことではなかったかと自虐の思いに襲われることがあります。 これまで就職をせずに、ずっとフ
学習支援47 識字障害も機器で克服できる
悪筆でも機器のおかげで普通に暮らせるようになったという前回の話に続いて、筆者(日本メディカルダイエット支援機構理事長の小林正人)が体験してきたことを書かせてもらいます。学習障害では書かれている文字が見えているのに読めないということだけでなく、文字そのものが見えにくい、文字の一部が欠けるなどして判読できないという識字障害があります。 識字障害といっても、視覚の問題ではなくて、神経発達障害、視覚情報
Medical Diet59 なぜ野菜ダイエットはリバウンドしやすいのか
太るというのは、脂肪細胞の中に中性脂肪が多く取り込まれて蓄積されることを指しています。食品に含まれる脂肪の多くは中性脂肪で、それが脂肪細胞の中に蓄積されると思われがちですが、中性脂肪は体内でも合成されています。脂肪合成が行われるのは肝臓です。 糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー源のうち、体内でエネルギー源として使われなかったものは余分なものとして脂肪合成されます。糖質とたんぱく質は1gあたり約4
脳の健康寿命54 高齢者の身体的特徴の理解
脳の健康寿命を延伸させるためには、高齢者の身体的特徴について理解しておくことが大切となります。この特徴に合わせて先回りしてケアを行うことが、心身のストレスを軽減させて、脳の機能を維持することにつながります。 *予備力の低下 病気にかかりやすくなる。 *内部環境の恒常性維持機能の低下 環境の変化に適応する能力が低下する。 a)体温調整能力の低下 外気温が高いと体温が上昇することがある。
サプリ概論129 好転反応は本当か
健康食品を使っていると一時的に体調が悪くなったり、かゆみや下痢、発熱、湿疹、倦怠感などが起こることがあります。そのことを販売店やメーカーなどに伝えると、好転反応だと説明されることがあります。好転反応だから安心して使ってよい、使い続けるうちに好転反応が薄らいでくるから大丈夫、と言われることもあります。 好転反応は漢方薬などでは実際にみられることで、身体がよくなるときに一時的に悪化することがあります
ビジネス絡みの誘いへの対応
「それだけ健康知識があって、健康食品にも詳しいのだから稼ぎましょう」「これだけの人脈があれば今からでもトップクラスになれますよ」と誘われることがあります、年に2〜3回は普通のことで、何を誘われるのかというと、いわゆるネットワークビジネスです。それに対する返答は、いつも同じで「No!」です。その理由を熱心に(しつこく)聞いてくるのは、大抵は初めて会った人です。 すでにネットワークビジネスをしている
四字熟語でコロナ後を考える16「隣国侵攻」
新型コロナウイルスの対策は、感染を拡大されないために抑制することが優先なのか、それとも経済を優先させて緩和する方向で進むべきなのか、それは現状を見るだけではなくて、コロナ後を踏まえて、割合の塩梅に変化を加えていくのが肝要と考えています。 今やっていることが正しいことなのかどうか、疑い始めたらキリがないということになりますが、「一つを疑い出すと何もかもが疑わしくなること」は一般には「疑心暗鬼」とい