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整えるダイエット11 BMIによる判定基準を知る

1日に食事(飲食)によって摂るべきエネルギー量を知るための計算式を前回紹介しましたが、これよりも実際に食べている量が多かったら食事量を減らすようにするのが基本となります。しかし、健康の維持のために多くのエネルギーを作り出すことを考えたら、食事の量は維持したまま、運動をして余分に摂ったエネルギー源をエネルギー化することが重要になります。 これに対して食べている量が少なかった場合には、食事量を増


あくまでも噂話77「高級生食パンの次のスイーツブーム」

スイーツのブームの始まりを何にするのかについては意見の違いもあるのですが、1977年(昭和52年)のマリオンクレープをあげる人が多いようです。その当時は東京の大学に進学していて、原宿の竹下通りを歩いて通っている同窓生がいたことから、マリオンクレープというクレープ屋ができたという話を聞いて、さっそく駆けつけました。 のちに20年間、原宿の住人として竹下通りを毎日のように歩くことになって、マリオ


エネルギー代謝34 見えない世界のエネルギー代謝

ダイエットについて、わかりやすいように説明するときには図を多用します。図で描けることには限界があって、目に見えるものなら筋肉でも脂肪でも簡単に説明できます。そのために、説明する側(教える側)がイメージしたことは見る側(習う側)と大きくは違ってはいません。 それに対して目に見えないものはイメージ図で描くしかなくて、説明する側がイメージしたことを、そのまま見る側が理解してくれるとは限りません。見


記念日9月6日〜9月12日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 9月6日 霧島酒造が、く(9)ろ(6)の語呂合わせで「黒霧島の日」と制定。大口酒造が、く(9)ろ(6)の語呂合わせで「黒の日」と制定。春日井製菓販売が黒(96)の語呂合わせで「黒あめの日」と制定。ミツカンが黒(96)の語呂合わせで「黒酢の日」と制定。菊池食品工業(東京都板橋区)が黒(96)の語呂合わせで「黒豆の日」と制定。青森県黒にんにく協会が黒の


Diet Designer13 100kcal単位で食事量をチェック

1日に必要な摂取エネルギー量を計算したら、現在の自分の食べている量が、それに比べて多いのか、それとも少ないのかを確認して、食事を減らすのか、逆に増やすのかを考えるようにします。 まずは、自分が食べている分量を100kcalに当てはめていきます。主食ではご飯を茶碗に2杯食べていたら200kcal、パンは5枚切りで1枚なら200kcal、麺類は1食分(1玉)なら300kcalとなって、主食だけで


発達栄養66 安全な“良質なたんぱく質”

身体の発達のためには良質なたんぱく質が含まれる食品を不足内容に摂取する必要があります。良質なたんぱく質というのは、身体に必要なたんぱく質のうち体内で合成されない必須アミノ酸がバランスよく含まれているものを指します。必須アミノ酸は9種類ありますが、体内で合成されないということは、食品から摂らないと不足することになります。必須アミノ酸が1種類でも不足していると、他の8種類の必須アミノ酸は充足していたと


整えるダイエット10 摂るべきエネルギー量の計算

1日に必要なエネルギー量は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されていて、以下の方法によって計算することができます。 身体活動などに適した摂取エネルギー量を求め、それを超えて食事をしている場合は食事の量を減らすか、運動で消費することがダイエットの基本となります。 ◎1日の摂取エネルギー量を計算 ①身長とBMIから標準体重を計算  身長       身長     


サプリ概論218 鼻の不快感を軽減する機能性表示食品

目と鼻の不快感というと花粉、ほこり、ハウスダストの影響を指す表現で、この結果が掲載された研究論文を科学的根拠としたケルセチンを用いた機能性表示食品があります。 ケルセチンには抗酸化作用、抗炎症作用、抗動脈硬化作用、脳血管疾患予防、抗腫瘍効果、降圧効果、血管弛緩作用が報告されています。 ケルセチンの抗炎症作用はヒスタミンの生成や遊離など炎症に関与する複数の過程を抑制するためであると考えら


Medical Diet139 筋肉を増やすには熟睡が大切

筋肉を増やす役割をしているのは成長ホルモンです。成長ホルモンは成長期の子どもでは1日を通じて多く分泌されていますが、成長期を過ぎると深夜の就寝時に多く分泌されるだけで、それ以外の時間帯には多くは分泌されない状態となります。 夜になって、ただ寝ていればよいということではなくて、就寝して熟睡している時間帯が重要になります。その時間帯というのは、深夜の0時から2時の間です。床についてから、すぐに寝


健康あない人12 中高年の医療費を下げれば生涯の医療費が下がる

医療費の出来高払い制度と定額払い制度を取り上げて、日米の医療制度の違いを前回紹介しましたが、定額払い制度というと、以前には日本においても高齢者の医療費は毎月の支払い金額が均一ということもありました。 しかし、超高齢社会になって、支払いの割合こそ優遇されているものの、高齢者もかかった金額に応じて支払い金額が上がっていく出来高払いになっています。 この変更が発表された官報を見て、ひっくり返