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あくまでも噂話76「ゴーストライターが書かなくなる日」

ゴーストライター歴は184冊というのは公式発表で、このほかにも単行本を書いてきているのですが、書籍で表現の自由という範囲ではあっても、商品やサービスをほめるような内容、購入を呼びかけるのが本来の目的というものはカウントしてきませんでした。それを加えると200冊を超えています。 書籍だけではなくて、健康関連の公益団体の機関誌にも自分の名前を出さずに書いてきたページは数多くて、その中でも月刊で1


エネルギー代謝33 やせてくると筋トレの効果が出にくくなる

ダイエットのための筋肉トレーニングの基本は自分の体重を活用した自重トレーニングです。スクワットもウォーキングもプッシュアップ(腕立て伏せ)も腹筋運動も筋肉に負荷をかけるのは、自分の体重です。太っていることは健康のためによいことはないと言われるものの、一つだけよいことがあって、体重が重いことで骨にかかる負荷が強まって骨密度が高まることです。 骨に負荷がかかるということは、骨の周囲の筋肉にも刺激


整えるダイエット8 筋肉を増やすための良質なたんぱく質

筋肉の材料となるのはたんぱく質です。筋肉と同じ種類のものを食べれば、それだけ筋肉になりやすい、というのは普通に考えつくことです。動物の赤身肉は筋肉です。魚の場合は赤身も白身も筋肉です。赤身が赤い色をしているのは、ミオグロビンという筋肉色素タンパク質が含まれているからで、ミオグロビンには酸素を結合させるために鉄が含まれています。この鉄の色が赤い色素となっています。 鉄を結合させるタンパク質とい


Diet Designer12 100kcalの運動量の計算法

100kcalの運動量について前回、一例をあげて紹介しましたが、同じだけの運動量なら誰もが100kcalを消費できるわけではありません。体重、性別、年齢でも異なり、これらが同じであっても筋肉量の違いによっても違いが出てきます。 詳細を計算することは大変ですが、体重、運動強度、運動時間だけで、それぞれの運動による消費エネルギー量を知る方法が厚生労働省によって示されています。それは『健康づくりの


発達栄養65 神経伝達に欠かせない鉄

神経伝達に必要なミネラルというとカルシウムがあげられます。カルシウムが不足するとイライラするのは、神経伝達がスムーズにいかなくなるためだという説明もわかりやすいことです。カルシウムと並ぶか、それ以上に必要とされるミネラルとして鉄があげられます。 鉄というと赤血球の構成成分で、鉄が酸素を結びつける働きをするので、鉄分不足は貧血につながるという認識はあっても、神経伝達というイメージはないかもしれ


発達障害支援24 発達障害の原因

発達障害の原因は多岐にわたっており、不明な点が多く残されています。複数の要素が関係し、遺伝的、胎児期の保健状態、出生時の環境、感染症、環境要因などがあげられています。 双子研究によって、遺伝要因と、それ以外の要因の影響度を算出することが可能で、自閉症スペクトラム障害と注意欠如・多動性障害に関しては遺伝要因の影響が大きいことが確認されています。 大部分の発達障害は乳児出生前に形成されます


発達障害支援23 グレーゾーンの理解と対応

発達障害のグレーゾーンは正式な診断名ではありません。グレーゾーンは生活習慣病においては診断域に達していないもののリスクが高い境界域を指していて、予備群とも呼ばれています。 発達障害のグレーゾーンは、専門家によって発達障害の可能性を指摘されたものの、すべての診断基準を満たしていないことから確定的な診断ができない状態を指している通称です。 グレーゾーンの主な症状3パターンとしては、①調子が


発達障害支援22 発達障害の対応

自閉症スペクトラム障害 幼児期に診断された場合には、個別や小さな集団での療育を受けることによってコミュニケーションの発達を促し、適応力を伸ばすことが期待できます。また、療育を経験することによって、新しい場面に対する不安が減り、集団活動に参加する意欲が高まります。 言葉によるコミュニケーションに頼りすぎず、視覚的な手がかりを増やすなどの環境面の工夫をすれば、子どもの不安が減り、気持ちが安定し


発達障害支援21 発達障害による疲労

発達障害の子どもは疲れやすく、これが発達障害の状態を悪化させることにつながっています。通常では自然に、無意識のうちにできることであっても、発達障害の子どもは環境に合わせるために心身をフル回転させて対応させていることがあります。 感覚過敏は、刺激に対してストレスを感じやすく、そのために神経をすり減らしやすい傾向にあります。効率よく身体を動かすことが苦手な人は、脳が運動を調整しにくく、極端に不器


発達障害支援20 神経伝達物質の補充

ストレスが高まり、精神安定が必要なときには脳内のセロトニンの分泌量が増えます。セロトニンは生理活性アミンの一種で、脳内の神経伝達、メラトニン合成など脳の活動を高める作用のほか、平滑筋の収縮、血管収縮などの働きをしています。 発達障害がある人はセロトニンが不足しているために、精神安定がはかりにくいという特性があります。そのために興奮作用があるドーパミンやアドレナリンの働きが強まり、興奮状態のま