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血液型別のダイエット法を採用しない理由

昔から言われ続けてきたことに血液型の4タイプがあります。ダイエットは性格にも関係があり、性格に合わせて継続しやすい方法を示すというのはメディアも大好きなことです。血液型タイプのダイエット法についても要望されることがあるのですが、あえて取り上げないようにしています。というのは、血液型タイプ研究の第一人者の先生と共同研究したことがあり、そのときに違和感を感じていたからです。 団体スポーツのポジション


学習支援38 改善の考えの違いによる障壁の差

発達障害は知能指数や脳の障害などに問題はないものの、神経伝達などの機能障害から、病名にも法律名にも“障害”の用語が使われています。機能障害であるなら、発達障害の支援活動で改善されるように思うことは当然のことです。 発達障害児の支援に取り組む団体などでは、「発達障害の改善」とうたっているところもあり、どれくらいの改善が望めるのかが気になり、定型発達(発達障害でない状態)と同じレベルになることを多く


Medical Diet41 体脂肪を貯めたままでは勿体ない

女性は太り始めると、まずは内臓脂肪が蓄積されて腹部が膨らみ、続いて下半身の皮下脂肪が増えるようになります。これは内臓脂肪がある程度増えてくると、皮下脂肪の中性脂肪が増えていくようになるからです。内臓脂肪は、すぐに脂肪細胞から出し入れがしやすい脂肪で、満杯になると次に中性脂肪が入ってきても蓄積しにくくなるので、余裕を作るために皮下脂肪のほうを増やして対応しているのです。 内臓脂肪が多く蓄積されても


脳の健康寿命45 活性酸素を消去する抗酸化ビタミン

脳の神経細胞は活性酸素によって、細胞膜が酸化することで神経細胞の死滅が多くなり、これが認知症の進行を早くすることが知られています。また、血管が活性酸素によって酸化すると血流低下のために脳細胞に届けられる酸素が減って、これも認知症を進行させる要因となっています。 吸い込んだ酸素のうち2〜3%は活性酸素に変化するので、発生した活性酸素は早めに消去して、その害を減らすようにしたいものです。 活性酸素


四字熟語でコロナ後を考える7「一心一体」

「いっしんいったい」と文字を打ち込んでパソコンの変換キーを叩くと「一進一退」と変換されるのは当たり前のことですが、「いっしん」と「いったい」と切り離して打つと、これまでに変換した言葉が優先されて出てきます。それが「一心」と「一体」でした。これはコロナ後の健康づくりを考えるテーマになりそうだと感じて、パソコンに向かっています。 「一心」というのは、“混じり気のない、ただ一つの思い”という意味や“心


日本人が体温を高めるために摂るべき成分

日本人は体温が低く、欧米人や北方のアジア人と比べると1℃ほども平熱が低くなっています。新型コロナウイルス感染症の対策として37.5℃を施設などに入るときの基準としていますが、これでは欧米人などは簡単に引っかかってしまいます。体熱を多く作り出しているのは筋肉で、筋肉が多いほど体温が高まりやすいので、筋肉をつけることが体温を高めるための方策だとされていますが、女性は筋肉量が少なく、高齢者は運動をしても


発達障害サポーター17 少子化でも増え続ける発達障害児

子どもの数が増えていれば、子どもに特徴的に現れることは増えていくもので、それとは逆に子どもの数が減っていけば減っていくというのが普通のことです。日本の少子化は長期間では大きく減っていますが、ここ10年は減少傾向が続いているものの、大きく減ったということはありません。それなら子どもの10人に1人に発現する発達障害児の数は大きく変化していないのではない、と思われがちです。 発達障害者支援法が施行され


Medical Diet40 若い女性は背中の脂肪が増えにくい

中年になると女性は太った場合には背中の上側に体脂肪が多く蓄積されることについて、その理由と仕組みを前回説明しました。若いときには、かなり太っていたとしても背中の上側には脂肪が蓄積されるようなことはありません。というのは、この部分には体脂肪を蓄積する脂肪細胞とは異なる、褐色脂肪細胞が多くあるからです。 通常の脂肪細胞は白色脂肪細胞と呼ばれていて、その名のとおり白い色をしています。これは白い色をした


遺伝子タイプ別のダイエット法を採用

メディカルダイエットの講習の中には、代謝科学の延長として肥満遺伝子タイプ別の特徴に合わせた食事、運動、サプリメントについても説明しています。肥満遺伝子は数多くあり、国民によって特徴的なタイプの種類や数が異なっています。日本人の場合には代表的な3タイプに分けられる人が極めて多く、しかも特徴が実にわかりやすいことから教えやすく、また学んでいる人も理解しやすくなっています。 そのタイプというのはβ3ア


学習支援37 失敗体験を消す行動

学習として板書を書き写すことは通常の教室のシーンですが、学習障害がある子どもでは時間が間に合わずに、書き写している途中で教師が板書を消すこともあります。そんなときには、書き残したところを書き終えている同級生に見せてもらって最後まで書くということになるかと思いますが、そんなときにノートやプリントを破ったり、くしゃくしゃに丸めるということをする発達障害児がいます。 これまで頑張って積み重ねてきたこと