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サプリ概論129 好転反応は本当か
健康食品を使っていると一時的に体調が悪くなったり、かゆみや下痢、発熱、湿疹、倦怠感などが起こることがあります。そのことを販売店やメーカーなどに伝えると、好転反応だと説明されることがあります。好転反応だから安心して使ってよい、使い続けるうちに好転反応が薄らいでくるから大丈夫、と言われることもあります。 好転反応は漢方薬などでは実際にみられることで、身体がよくなるときに一時的に悪化することがあります
ビジネス絡みの誘いへの対応
「それだけ健康知識があって、健康食品にも詳しいのだから稼ぎましょう」「これだけの人脈があれば今からでもトップクラスになれますよ」と誘われることがあります、年に2〜3回は普通のことで、何を誘われるのかというと、いわゆるネットワークビジネスです。それに対する返答は、いつも同じで「No!」です。その理由を熱心に(しつこく)聞いてくるのは、大抵は初めて会った人です。 すでにネットワークビジネスをしている
四字熟語でコロナ後を考える16「隣国侵攻」
新型コロナウイルスの対策は、感染を拡大されないために抑制することが優先なのか、それとも経済を優先させて緩和する方向で進むべきなのか、それは現状を見るだけではなくて、コロナ後を踏まえて、割合の塩梅に変化を加えていくのが肝要と考えています。 今やっていることが正しいことなのかどうか、疑い始めたらキリがないということになりますが、「一つを疑い出すと何もかもが疑わしくなること」は一般には「疑心暗鬼」とい
発達障害サポーター29 箸の上げ下げへの注意
箸の上げ下げといえば、食事の基本中の基本の作法で、さらに基本になるのは箸の持ち方です。これは発達障害児に限ったことではなくて、多くの子どもにも、その親にも指摘されることです。箸の持ち方が違っていることから上手に食べることができない、食べるのに時間がかかって急かされることからプレッシャーが高まり、また消化や吸収に影響を与えるということも起こっています。 箸の持ち方については和食のマナーという面での
Medical Diet58 エネルギー代謝促進VS.吸収抑制サプリメント
ダイエットを目的としたサプリメントには糖質をターゲットにしたものと、脂質をターゲットにしたものがあります。 糖質をターゲットにしたサプリメントは、その作用によって分類されています。糖質が分解されてブドウ糖になるのを阻害するもの、ブドウ糖の吸収を阻害するもの、吸収されたブドウ糖を細胞に吸収させるインスリンを多く分泌させるもの、ブドウ糖の代謝を高めるもの、ブドウ糖をグリコーゲンに合成させて血糖値を下
サプリ概論128 本当に補給するべき成分なのか
サプリメントや健康食品を使う前に、自分にとって必要なのか、ということを考えてみる必要があります。食事が偏っているために不足している栄養素がある人は、その成分を摂るのがよいことになりますが、具体的に何が不足しているのかがわからない人はビタミンやミネラルが複合的に含まれたマルチビタミンが選ばれることが多くなっています。マルチビタミンという名称であっても、ビタミン以外にミネラルも複合的に含まれているのが
ダイヤモンドはダイヤモンドで磨く
「ダイヤモンドはダイヤモンドで磨く」という言葉を目にする機会があり、久しぶりに以前に書いたことを思い出しました。それは松下幸之助の著書に関わったときのことで、いくつかの名言をいただいて、それをベースに新原稿にしました。もちろん、引用するところは、そのまま変えずに使うようにしました。その完成した今では古くなった著書を書庫から探し出しました。 そのときのテーマは「人間は磨けば光るダイヤモンドの原石の
学習支援46 文字がうまく書けなくても方法はある
学習障害の書字障害のために、うまく字が書けない子どもに上手に書くこと、丁寧に書くことを強要するのはプレッシャーを強めて、書くことそのものを嫌いにさせる、書くことから逃れようとさせることにもなりかねません。そのことを感じて、考えてほしくて、筆者(日本メディカルダイエット支援機構理事長の小林正人)が体験してきたことを書かせてもらうことにしました。筆者は幼いときから悪筆だと言われて育ちました。あまり達筆
Medical Diet57 エネルギー代謝促進VS.糖質制限
血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上昇したときには、ブドウ糖を全身の細胞に取り込む役割をするホルモンのインスリンが膵臓から分泌されます。これによって細胞内のミトコンドリアで行われるエネルギー産生が高まります。インスリンには肝臓での脂肪合成を進めて、合成された中性脂肪を脂肪細胞の中に蓄えていく働きもあります。そのこともあって、糖質制限は血糖値を抑えて糖尿病を予防する作用や体脂肪を減らすダイエット作用も
脳の健康寿命53 高齢者の身体と疾病の特徴
脳の認知機能は、記憶に関する部分だけが影響をしているわけではありません。全身の老齢化が与えることも大きくて、高齢者にみられる身体と疾病の特徴について知っておくことが大切になります。その高齢者の身体と疾病の特徴は、老年に無関係で起こるものと老年期に特に増えるものとに分類されています。(日本医師会の資料より) 加齢の変化がないものとしては、以下のことがあげられています。 「めまい、息切れ、胸部腫瘤