

最新情報
Medical Diet51 糖質の吸収率が高いのは朝食か夕食か
糖質は消化されやすく、ブドウ糖に分解されたあとに素早く吸収されます。ブドウ糖の吸収速度は食事のタイミングで違っていて、最も吸収率がよいのは朝食のときとされています。それは、血糖値(血液中のブドウ糖の値)を測定すると朝食後のほうが夕食後よりも高くなっているからです。 これについては、血液中のブドウ糖は全身の細胞に吸収されるために、起床時には血糖値が下がった状態になっていて、これを補うように食事をし
脳の健康寿命50 運動で脳にブドウ糖を多く届ける
脳の唯一のエネルギー源とされるのはブドウ糖です。血液中のブドウ糖が多くなりすぎた血糖値が高い状態が長く続くと、糖尿病が引き起こされるわけですが、血液中のブドウ糖が多いと脳に多くのブドウ糖が運ばれて、脳の機能が高まるのかというと、それとは逆のことが起こっています。逆というのは、血糖値が高いと脳に取り込まれるブドウ糖が少なくなってしまうことです。 脳細胞に限らず、全身の細胞は膵臓から分泌されるインス
発達障害サポーター24 メディカルダイエットが学習障害支援をする理由
発達障害がある子どもの支援のためには、その保護者である親への教育・情報支援が重要であると考えています。学習障害児の支援には、学習塾や放課後等デイサービスが取り組んでいますが、その努力を後押しするためには充分な栄養摂取が必要で、これは家庭における食事に期待するしかありません。 日本メディカルダイエット支援機構は、学習障害児のための学習塾を運営する団体の支援や、学習塾や放課後等デイサービスの教育、コ
私たちの支援は直接ではなくて“間接支援”
日本メディカルダイエット支援機構は、ダイエットを支援してくれる団体と思われることもあるのですが、支援するのはメディカルダイエットに関わる団体や企業で、直接的な支援をするのは、その団体や企業の役割です。私たちの支援は間接支援です。 間接支援といっても、直接の支援をする団体や企業がメディカルダイエットに関わることを実施するための情報や教育、また人脈の紹介など、それぞれの団体や企業では実施できないこと
四字熟語でコロナ後を考える12「遺棄統合」
お互いの意見などが一致することは、「意気投合」という四字熟語で表されます。コロナ禍で厳しい状況を経験して、これから新たなことに挑戦しようというときには、お互いの利益を優先させて勝手に動くのではなくて、考えを一致させて進むことが大切だと認識しています。 ところが、みんなの心を一つにして、とは言いながらも、他の人のことなど構っていられないという人が多くなってしまったのは、それだけ厳しさが極まっている
Medical Diet50 ダイエットは戦術より戦略を重視
ダイエット講習では、対象者によって導入部として話す内容を変えています。メディカルダイエットの根本となるエネルギー代謝について学びたいという、私たちにとっては嬉しい対象者では戦略的な話から始めます。ダイエットをする方法がわかればよいという人を避けているわけではないのですが、理解のためにわかりやすいところから始めてほしいという要望がある人の場合には、具体的なダイエット法を取り上げて、その真偽のほど、間
記念日3月1日〜7日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 3月1日 キユーピーが1925年3月にマヨネーズを製造販売したことと日本初(1)にちなんで「マヨネーズの日」と制定。キユーピーグループのデリア食品がマヨネーズの日に合わせて「マヨサラダの日」と制定。日本園芸農業協同組合連合会が熊本県のデコポンが東京青果市場で取り引きされた1991年3月1日にちなんで「デコポンの日」と制定。毎月1日は「あずきの日」(井村
収益が得られない立場の監事を引き受ける理由
特定非営利活動法人(NPO法人)にも一般社団法人にも役員の中に監事が設けられています。監事は活動や金銭関係の監査をする立場なので、それぞれの法人の理事になることも職員になることも法人から収益を得ることもできません。そのようなことをすると公正に監事の役割ができなくなるからというのが法律の姿勢です。 ということで、これまで私は多くの法人の立ち上げに参加してきましたが、自分の特技や人脈を活かすことでは
学習支援42 ギフテッドへの支援体制
発達障害による学習障害は、脳の機能がバランスよく使われないために学習の理解が進まず、問題への回答が困難になっていることが指摘されています。そのために落ちこぼれが起こりやすいということだけでなく、高度な知的能力を持っているために授業が面白くない子どもの存在についても触れました。それはアメリカでは落ちこぼれ(drop out)に対して、吹きこぼれ(boil over)として認識されていて、特徴的な用語
発達障害サポーター23 メディカルダイエットが発達支援をする理由
発達障害児の支援というと、児童福祉法に基づく児童発達支援施設や放課後等デイサービスなどの専門施設で行われるものというイメージがあるのですが、その中で行われる支援は時間が限られています。これらの施設に発達障害がある子どもを預ければ、それで解決するという簡単なものではありません。施設にいられる時間は限られています。 学校の学習では、家庭での予習・復習が必要で、家庭での時間の代わりに放課後等デイサービ