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四字熟語でコロナ後を考える8「紆余曲説」

新型コロナウイルス感染症の拡大で絶対に優先させなければならないこととして、何をさて置いても頑張ってきたのは“医療崩壊”を防ぐことでした。医療崩壊というのは緊急に医療を受けなければならない状況に陥ったときに救急車を呼んでもダメ、救急車が駆けつけても受け入れてくれる病院がない、病院に運ばれたとしても的確な治療が受けられないという状況を指しています。 入院を断って、自宅療養を強いられても、医療崩壊を防


Medical Diet42 人工関節でもできる安心ウォーキング

膝には強い負荷がかかっています。歩くだけで体重の2〜3倍、走るときには4〜5倍、階段の上り下りで6〜7倍もの負荷がかかるといいます。体重が50kgの人の場合には歩くことで100〜150kgの負荷となり、体重が1kg増えることで膝の負荷は4〜6kgずつ増えていくことになります。 これによって膝の軟骨がすり減り、膝関節が傷むようになり、これが膝の神経を刺激して強い痛みを感じる変形性膝関節症につながっ


発達障害サポーター18 読む能力の向上はメガネと同じか

視力が弱い人がメガネをかけて視力を補正するのは当たり前のことで、視力障害の改善法という意識をしていない人がほとんどでしょう。しかし、メガネがなければ社会生活が充分に行えないということでは視覚障害と認識されています。少なくとも視覚障害がある人にはメガネなり、そのほかの改善のための手段が必要になります。 発達障害の中には視覚処理の異常から、眼球から入ってきた文字や画像を、そのまま見ることができずに歪


血液型別のダイエット法を採用しない理由

昔から言われ続けてきたことに血液型の4タイプがあります。ダイエットは性格にも関係があり、性格に合わせて継続しやすい方法を示すというのはメディアも大好きなことです。血液型タイプのダイエット法についても要望されることがあるのですが、あえて取り上げないようにしています。というのは、血液型タイプ研究の第一人者の先生と共同研究したことがあり、そのときに違和感を感じていたからです。 団体スポーツのポジション


学習支援38 改善の考えの違いによる障壁の差

発達障害は知能指数や脳の障害などに問題はないものの、神経伝達などの機能障害から、病名にも法律名にも“障害”の用語が使われています。機能障害であるなら、発達障害の支援活動で改善されるように思うことは当然のことです。 発達障害児の支援に取り組む団体などでは、「発達障害の改善」とうたっているところもあり、どれくらいの改善が望めるのかが気になり、定型発達(発達障害でない状態)と同じレベルになることを多く


Medical Diet41 体脂肪を貯めたままでは勿体ない

女性は太り始めると、まずは内臓脂肪が蓄積されて腹部が膨らみ、続いて下半身の皮下脂肪が増えるようになります。これは内臓脂肪がある程度増えてくると、皮下脂肪の中性脂肪が増えていくようになるからです。内臓脂肪は、すぐに脂肪細胞から出し入れがしやすい脂肪で、満杯になると次に中性脂肪が入ってきても蓄積しにくくなるので、余裕を作るために皮下脂肪のほうを増やして対応しているのです。 内臓脂肪が多く蓄積されても


脳の健康寿命45 活性酸素を消去する抗酸化ビタミン

脳の神経細胞は活性酸素によって、細胞膜が酸化することで神経細胞の死滅が多くなり、これが認知症の進行を早くすることが知られています。また、血管が活性酸素によって酸化すると血流低下のために脳細胞に届けられる酸素が減って、これも認知症を進行させる要因となっています。 吸い込んだ酸素のうち2〜3%は活性酸素に変化するので、発生した活性酸素は早めに消去して、その害を減らすようにしたいものです。 活性酸素


四字熟語でコロナ後を考える7「一心一体」

「いっしんいったい」と文字を打ち込んでパソコンの変換キーを叩くと「一進一退」と変換されるのは当たり前のことですが、「いっしん」と「いったい」と切り離して打つと、これまでに変換した言葉が優先されて出てきます。それが「一心」と「一体」でした。これはコロナ後の健康づくりを考えるテーマになりそうだと感じて、パソコンに向かっています。 「一心」というのは、“混じり気のない、ただ一つの思い”という意味や“心


日本人が体温を高めるために摂るべき成分

日本人は体温が低く、欧米人や北方のアジア人と比べると1℃ほども平熱が低くなっています。新型コロナウイルス感染症の対策として37.5℃を施設などに入るときの基準としていますが、これでは欧米人などは簡単に引っかかってしまいます。体熱を多く作り出しているのは筋肉で、筋肉が多いほど体温が高まりやすいので、筋肉をつけることが体温を高めるための方策だとされていますが、女性は筋肉量が少なく、高齢者は運動をしても


発達障害サポーター17 少子化でも増え続ける発達障害児

子どもの数が増えていれば、子どもに特徴的に現れることは増えていくもので、それとは逆に子どもの数が減っていけば減っていくというのが普通のことです。日本の少子化は長期間では大きく減っていますが、ここ10年は減少傾向が続いているものの、大きく減ったということはありません。それなら子どもの10人に1人に発現する発達障害児の数は大きく変化していないのではない、と思われがちです。 発達障害者支援法が施行され