最新情報

次世代に「記念日」を残そう13

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、6月の語呂合わせ記念日(1回目)を紹介します。 6月2日 日本シュリンク包装卵協会がオム(06)レツ(02)の語呂合わせで「オムレツの日」と制定。平松食品が佃煮誕生のきっかけとなったとされる本能寺の変(1582年6月2日)に由来するとともに、甘露煮の露(6)煮(2)の語呂合わせで「甘露煮の日」と制定。(


学習障害164 嗅覚過敏による運動の困難さ

発達障害の感覚過敏によって、教室での学習に影響が出ることは、これまでにも認識されていて、改善のための方策も検討されてきました。ところが、体育や競技については感覚過敏が充分には理解されていないために、体育が嫌い、逃げ出したくなる、体育の前に頭痛や腹痛が本当に起こっているという子どもも少なくありません。 感覚過敏のうち視覚過敏、聴覚過敏と体育との関係について紹介してきましたが、今回は嗅覚過敏という、


ポストコロナ「笑う門には福は内」5

新型コロナウイルス感染が拡大する中で、1年半以上にわたっての自粛続きで、日本人の平均寿命を延ばし、健康寿命も延ばしてきた健康づくりの成果が“水泡に帰す”状態、つまり水の泡のように、あっけなく消え失せてしまうことにもなりかねないという強い危機感を抱いています。 繰り返し言われていることですが、外出自粛のために運動ができない、歩くことも制限される、家庭にいる時間が長くなることで食べ過ぎ・飲み過ぎで太


サプリ概論50 血圧に作用する素材

血圧に作用する素材は、血圧抑制とナトリウム排出が大きな目的となります。 血圧抑制に使われるのはペプチドです。たんぱく質が消化酵素によってアミノ酸に分解される直前のアミノ酸が10個以上つながったもので、ペプチドには血圧を上昇させるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の生産を低下させ、血圧を下げる作用があります。 摂取タイミングとしては食事の後となります。 血圧抑制作用のある素材としては、イワシペ


ダイエットもコロナ対策も“リバウンド”が問題

なかなか効果がないことがわかっていても同じことを繰り返していて、「これが最後だから」と効果を期待して実行しようとする人がいます。また、数値が下がってきたから安心とばかりに、充分に下がり切る前に頑張ってきたことを中止して楽なことをしようとする人がいます。これは新型コロナウイルス感染対策のことを言っているわけではなくて、ダイエットと糖尿病への取り組みのことを指して発言しています。しかし、冒頭のような言


発達栄養学164 理科教科での食に関する指導・小学校1

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の各学年の食に関連する内容を紹介します。 〔目標〕 自然に親しみ、理科の見方・考え方を働かせ、見通しをもって観察、実験を行うことなどを通して、自然の事物・現象についての問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 (1)自然の事物・現象についての理解を図り


ポストコロナ「笑う門には福は内」4

日本メディカルダイエット支援機構が東京を中心に活動をしていたときのこと、厚生労働省が呼びかけて医療業界で感染症の講習会があったときに、臨床栄養のジャーナリストとして参加したことがあります。まだ、SARS(重症急性呼吸症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)の時代で、コロナウイルスが原因といっても、今のように次々と変異して感染力を高めているようなものではありませんでした。それでも業界をあげて対策をしな


サプリ概論49 血流改善に作用する素材3

血流を改善するために効果がある血流促進の作用がある素材について、前回に続いて紹介します。 イチョウ葉エキスはイチョウの緑色の葉の抽出エキスで、30種類以上の抗酸化成分のフラボノイドが含まれます。フラボノイドには血管を拡張して血行をよくするとともに、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDL(低比重リポ蛋白)の酸化を防いで動脈硬化を予防する作用があります。イチョウ葉エキスのフラボノイドには2つのフラボノ


次世代に「記念日」を残そう12

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、5月の語呂合わせ記念日(2回目)を紹介します。 5月16日 ベネスクが抗(5)疲労(16)の語呂合わせで「抗疲労の日」と制定。 5月18日 久光製薬が、こ(5)りイヤ(18)の語呂合わせで「こりを癒そうサロンパスの日」と制定。 5月21日 ガルデルマ製薬と塩野義製薬が5(いつも)2(ニキビは)1(皮


学習障害163 聴覚過敏による運動の困難さ

学習障害の一つの体育の障害について、感覚過敏の視覚過敏について紹介してきましたが、五感の過敏のうち運動に関わりがないのは味覚だけで、視覚、聴覚、嗅覚、触覚の過敏は、運動に大きな影響を与えます。感覚過敏の状態は本人だけのもので、周囲からはわからないものだけに、その困難さは理解しにくく、それが発達障害児を苦しめることにもつながっています。本人はわざと下手にやったり、ルールと異なることをやっているわけで