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紙の情報は古臭いものなのか
ネット隆盛の時代に逆らうように、情報は紙にして、つまりプリントして保存して、講習に使うテキストも紙で提供しています。アップする作業が面倒だからということではなくて、情報は“行間を読む”ことが重要で、そのために文章として読み込むことが必要だと考えているからです。行間を読むの“行間”は、文章に書かれていない書き手が本当に伝えたい隠された意図や意味合いを指しています。これを読み取ってほしいことから、わざ
学習障害152 学業技能を学ぶ専門塾の必要性
これまでの発達支援は、発達障害児支援施設による機能訓練と、放課後等デイサービスや学習塾による学習障害の改善支援が取り組まれてきましたが、その間に位置する学業技能を向上させるトレーニングの場は存在していませんでした。この学業技能のトレーニングに特化した事業をする専門塾の開設によって、子どもたちの学力向上に寄与することが求められています。 この専門塾は、学習障害の改善支援に取り組む多くの学習塾、放課
ポストコロナ「石橋を叩いて渡す」3
地域の健康づくりというと、いまだに高齢者の運動の機会を増やすこと、生活習慣病の予防の話を聞く機会を増やすこと、と思い込んでいる向きもあります。地域の健康づくりとして三世代の参加と交流、子どもから高齢者までの一貫したサポートという話をすると、大抵は「そんなのは無理」という反応です。やることを考えても、誰が率先するのか、あなたたちが企画、運営、指導、参加者管理までやってくれるのか、という話もされます。
記念日8月10日〜16日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 8月10日 バナナの神様(東京都千代田区)がバナナ(8)ジュー(10)スの語呂合わせで「バナナの神様・バナナジュースの日」と制定。豊島屋(神奈川県鎌倉市)が鳩サブレーをきっかけに平和の象徴の鳩を知ってもらい鳩への敬愛の気持ちを深める目的で、は(8)と(10)の語呂合わせで「鳩の日」と制定。ダノンジャパンがダノンBIOのおいしさを広めるためにBIOが81
サプリ概論26 栄養機能食品制度
栄養機能食品は、健康の維持等に必要な栄養成分の補給を目的として摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準に従って、その栄養成分についての機能を表示することができる食品です。 個別許可型の特定保健用食品とは異なり、1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上限値・下限値の規格基準に適合している場合に、審査を受けることなくサプリメント製品に表示できる規格基準型と
納豆ブームに水を差した一部の抜け駆け
テレビ番組で健康をテーマにすれば必ず視聴率が稼げるという時代がありました。今から20年前に納豆の記念日(納豆の日)のイベントを展開するのと同時に、メディアや流通に毎月リリーズを送り続けたことからテレビを初めとして各メディアに納豆の話題が出ない日はないという状態になり、流通での売り上げも前年より10%も伸びるという状態でした。そのリリースを担当していたことから、テレビ番組の取材を受けるだけでなくて、
発達栄養学152 学年段階別に整理した資質・能力2
文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導は、児童・生徒の実態に応じて軽重をつけることが必要として、学年段階別に整理した資質・能力の例をあげています。 【小学校中学年】 〔食事の重要性〕 *日常の食事に興味・関心をもち、楽しく食事をすることが心身の健康に大切なことがわかる。 〔心身の健康〕 *健康に過ごすことを意識して、さまざまな食べ物を好き嫌いせずに3食規則正しく食べようとす
ポストコロナ「石橋を叩いて渡す」2
新規事業を、一緒にやってきた方に渡そうとしていたのに、渡す前に横取りされるようなことをされて、うまくいかなかったということが岡山に移住してきてからありました。詳しく書くと、「ああ、あの人か」と地方では簡単にわかってしまうので、そこのところは意識して書いていきますが、東京にいたときに岡山の地方創生で動いてきたことは途中で止まっていたのですが、移住をきっかけに地方自治体の依頼で進めることになりました。
サプリ概論25 機能性表示食品制度
機能性表示食品は、国の定めるルールに基づいて、事業者(製造・販売会社)が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要事項を、販売前に消費者庁長官に届け出て機能性を表示することができる食品(健康食品など)です。届けられた情報は、消費者庁のホームページに掲載されています。特定保健用食品と違って、消費者庁は審査を行わず、事業者が自らの責任で科学的根拠をもとにして適正な表示を行う必要があります。 機
筋肉を保ったままで体重を変化させるコントロール法
日本メディカルダイエット支援機構では、メディカルダイエットとして食事と運動、食事と入浴、運動と入浴の実施タイミングによって体脂肪量をコントロールする方法を研究して実践してきました。もともとはスポーツ選手のための方法でしたが、日本メディカルダイエット支援機構へのオファーは生活習慣病対策が多くなり、生活習慣病を予防・改善するためのエネルギーコントロールを中心としてきました。 オリンピックに関連して、