最新情報

健康寿命延伸のための提言57 提言のエビデンス10健康の社会的決定要因1

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第1回)を紹介します。 健康は、生物学的要因(遺伝的要因、性、年齢など


“未病”の発想で感染症に備える

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、なんといっても三密回避が重要で、オリンピックが無観客であろうが1万人に制限されようが、人流を抑えることは必要です。オリンピックで人流が増えることが明らかになっているので、だったらオリンピック以外で感染が蔓延しないように、もう一歩踏み込んでの対策が必要と考えるのが当たり前と感じています。しかし、実際にはオリンピック開催日が近づいてきた段階で対策を緩める


学習障害129 改善のためのツールを使うことが大切

太っている人にはダイエットがすすめられます。これはスタイルをよくすることが目的というよりも、体脂肪が多く蓄積されていることによって生活習慣病が起こることを予防するためのことです。子どもは、少しくらい血圧が高くても、血糖値が高くても、すぐに高血圧症や糖尿病になることはありません。だから、好き嫌いをして食べなくなるようなら、あまり制限をしないで好きなものを食べて身体を大きくすること、身体を動かすためエ


デトックスによる体内毒素の排出法

有害ミネラルなどの毒素を体外に排出する方法としては、排便や排尿、発汗といった体外排出機能が主にはあげられますが、それとともに全身の細胞での代謝と老廃物排出、肝臓での有害物質の分解、腎臓での濾過の機能も重要となります。これらを含めた解毒作用はデトックス(detox)と呼ばれています。デトックスは解毒を意味するdetoxificationの短縮形です。 デトックスには、解毒、浄化という意味があり、体


レベルが高い人に学んでほしいジュニアアドバイザー

日本メディカルダイエット支援機構は公益事業100%の特定非営利活動法人(NPO法人)で、認証時に内閣府から認められた収益を得てよいとされた公益事業は教育と情報発信だけです。その条件を飲む代わりに、メディカルダイエットと冠した資格認定を実施することが許可されました。それを活かして、メディカルダイエットアドバイザーなる資格認定講習を実施して300人以上を認定しました。 私たちの資格認定は3段階方式を


わざと現実と異なることを放送する理由

「テレビで放送されていることは事実とは限らない」というのは、ニュースでニセ情報が伝えられるということを言いたいわけではなくて、わざと間違い情報を出していることがあるという話です。ニュース番組で、そのようなことがあってはいけないのですが、ドラマとなると話が違ってきます。 有名な大捜査で指揮をとった警視総監を囲った集まりの席で、隣に座った警視長(警視総監、警視監に次ぐ階級)であった方から捜査あるある


発達栄養学129 チーズが食べられない子どもの対応

牛乳が苦手な子どもが多い理由の一つとして、前に超高温殺菌牛乳によるたんぱく質の編成について紹介しました。牛乳が飲めなくても、その加工品である乳製品なら食べられるという子どもは多くなっています。しかし、乳製品は平気でも、チーズになると食べられないという例は少なくありません。 チーズそのものは食べられないもののピザやグラタンなら平気、チーズケーキは大好きという子どもがいます。これはチーズの味が苦手と


健康寿命延伸のための提言56 提言のエビデンス9成育歴・育児歴3

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第3回)を紹介します。 早産で生まれた人は成人期の慢性腎臓病、統合失調


なぜ岡山から発信しているのか

日本メディカルダイエット支援機構は、活動拠点を東京から岡山に、理事長に移住に合わせて移しました。情報発信は、全国の情報を中央で集約して、その中から地域に応じた情報に作り直して全国に発信するというのが一般的でした。しかし、情報メディアが発展して、リモートでの作業が当たり前になった今、中央というのは位置としての東京でなくてもよくなり、どこからでの全国発信できるようになりました。日本メディカルダイエット


学習障害128 医療と福祉の分野の発達障害者の働き場

IT分野は発達障害者の活躍の場として期待されていることを前回紹介しました。 その活躍の場は、会社内だけでなく、サテライトや自宅でも実施できる内容も増えていて、モニター、PR、コンテンツ作成、企画提案などは今後も拡大していく業種とされています。この中から好きなこと、興味があることを仕事にしていくこともIT分野を活用することで可能となりつつあります。 発達障害者の人材活用は、IT分野そのものに限っ