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記念日11月2日〜8日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 11月2日 カゴメが、いい(11)血圧(けつあつ=ツー)の語呂合わせで「いい血圧の日」と制定。日本習字教育財団が、いい(11)文字(02)の語呂合わせで「習字の日」「書道の日」と制定。 11月3日 自由と平和を愛して文化をすすめる日として国が「文化の日」と制定。日本助産学会、日本助産師会、日本看護協会、全国助産師教育協議会が、いい(11)お産(3)の
健康ジャーナリスト3
◎テレビ人脈をコツコツと構築した 私のプロフィール(公式版と称している)には、テレビ関係の話は出てきません。しかし、ジャーナリストとして活動を始めるきっかけになったのはテレビ番組で、今でも遠く離れた岡山から東京の全国キー局のプロデューサーなどに番組ネタを提供しています。このネタというのは企画だけではなくて、実際に番組にするときに必要な裏付けの取れた情報、それを説明する専門家、番組の主旨にあったコ
健康ウォーキング42 糖尿病の運動療法1
運動療法は、食事療法、薬物療法と並ぶ重要な療法で、糖尿病治療をはじめ多くの生活習慣病の治療の有力な手段となっています。しかし、進行した合併症がある場合には、運動が症状を悪化させることもあり、適度な運動量に抑えることがすすめられています。 生活習慣病の改善・治療のために、運動療法については医療系の学会によって、それぞれガイドラインが定められています。糖尿病、脂質異常症、高血圧症などのガイドラインに
発達栄養学194 家庭、技術・家庭教科での食に関する指導・中学校1
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の中学校の食に関連する内容を紹介します。 ア 目標 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、よりよい生活の実現に向けて、生活を工夫し、創造する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 (1)家族・家庭の機能について理解を深め、家
ポストコロナ「老いた親に教えられる」3
健康食品・サプリメントの世界は日進月歩で、若い研究者の活躍の場が広がってきている中、この世界が始まったばかりのころから活躍してきた“老いた親”の研究成果にも学ぶべきところは数多くあります。これを古い情報と表現したら大先輩方に叱られそうですが、「負うた子に教えられる」だけではなく、「老いた親に教えられる」機会を設けて、両方を学び、その連続性や違いを知ってこそ、コロナ禍で大きく低下した国民的な健康度を
サプリ概論91 ミネラルの摂取量1
ナトリウムは塩(塩化ナトリウム)の構成成分で、成人の体内には約100gが含まれています。多く摂取すると血圧を上昇させることが知られていて、避けなければならない成分と考えられがちですが、細胞の内外のミネラルバランスを保つためには必要です。食品だけでも1日に8〜9gは摂取されています。そのため摂取の目標量は下回ることことを目指した未満の表示となっています。 1日の目標量については「日本人の食事摂取基
健康ウォーキング41 消費エネルギー量を高める重量負荷の増加
体重が多い人のほうが身体を動かすために多くのエネルギーが必要になることから消費エネルギー量は多く、体脂肪の減少によって体重が減少していくにつれて、同じだけの運動をしても消費エネルギー量が低下していくことになります。 これを補うための方法として荷物を入れたバッグを担いで歩くことがあげられます。荷物を担いで歩けば、荷物の重さの分だけ体重が増えたのと同じことになります。20代の女性が分速60mで荷物を
学習障害193 個室環境での学力は試験で発揮できるのか
学習のためには集中できる環境、誰にも邪魔されずに学べる環境が必要だと言われることがあります。集団で雑音があるような環境では学びにくいのは事実で、雑音だけならまだしも話し声がする、それも気になるような内容だと、これは学習向きの環境とはいえなくなります。 学習の目的が、自分にとっての能力を高めるだけであれば、しっかりと学べるのはよいことではあっても、試験をクリアして、次の段階にステップアップすること
ポストコロナ「老いた親に教えられる」2
「負うた子に教えられる」の別バージョンの「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の意味を説明して、背負われた子どもの目線は大人よりも高いので、川の浅瀬がよく見えるということを紹介しました。それを「老いた親に教えられる」という言葉に変えたのは、目線を変えることの重要性を伝えたかったからです。 目線を変えるというのは、困難に立ち向かったり、新たなことに挑戦するときにアドバイスとして言われることですが、目線
健康ジャーナリスト2
◎健康ジャーナリストと呼ばれたくなかった 医療ジャーナリストという職業分類があって、何の仕事で食べてきたのかと聞かれれば、医療ジャーナリストだと答えてはいますが、だんだんと消費者が知りたいことを伝えているうちに、“健康ジャーナリスト”と周囲に認識されるようになっていきました。 健康ジャーナリストという職業分類は存在していないので、今も聞かれれば医療ジャーナリストだったと話すようにしていますが、