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お寺の接客で覚えたお茶とお菓子の味

日本ワインソサエティーの会員となって、超有名ホテルのシェフソムリエからワインを教えてもらいましたが、芸能人の格付けではないものの、価格が100倍違うワインは判別できても10倍の違いだと怪しいという状態です。別の超有名ホテルのバーテンダーからカクテルについて学びましたが、これも深いところまでは至っていない、せいぜい蘊蓄(うんちく)をバーテンダーに負けない(と言っても若手のバーテンダー)くらいです。


発達栄養学120 野菜が食べられない子どもの対応4ビタミンの話5

前回までの水溶性ビタミンに続いて、脂溶性ビタミンを紹介します。油脂に溶けてから吸収されるので、脂肪が含まれる食事のときに摂る必要があります。 ビタミンA:レチノール、レチナール、レチノイン酸の総称で、主要成分のレチノールには発育の促進、皮膚や目の粘膜の保護、抵抗力の強化、視力の暗順応(暗いところで目が慣れてきて見えるようになる機能)などの作用があります。食品ではレバー、うなぎ、バター、チーズ、卵


健康寿命延伸のための提言47 提言のエビデンス7感染症1

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第1回)を紹介します。 肝炎ウイルス感染は肝がんの最大のリスク要因です


食べ方の変化が食べるものを変化させた

次世代の子どもたちに、伝統的な和食の文化を伝えるのは、文化的な面だけでなくて、健康面でも重要なことです。日本人は和食を中心にしてきたものの、第二次世界大戦前は動物性たんぱく質と脂肪の摂取が少なかったことから、血管が丈夫ではなくて、血管が切れる脳血管(脳梗塞、脳出血など)と心疾患(心筋梗塞、狭心症など)が多くなっていました。また、免疫が低くて、結核をはじめとした感染症で亡くなる人も多くいました。


学習障害119 自律神経の調整のために食べるべきもの

学校の授業は、自律神経の交感神経の働きが盛んになる時間帯に実施されています。これは自律神経の交感神経の働きが日中に盛んになり、夕方以降は副交感神経の働きのほうが盛んになって、交感神経の働きが抑えられるという通常のリズムを基本とした考えです。ところが、発達障害の人では、大人も子どもも関係なく、日が昇っても交感神経に切り替わらず、そのために通常の起床時間になっても起きられない、起きられても脳の機能が高


「生活習慣病はワクチン接種できない」と脅した時代

ワクチンと基礎疾患の関係といえば、ウイルス感染しやすいので、高齢者に続いて、すぐに接種すべき対象であるということが新型コロナウイルス感染から広く知られるようになりました。以前には基礎疾患がある人はワクチン接種をしてはいけない対象とされていました。もちろん、ウイルスの種類が異なっているので、同じようにはいかなくて、場合によっては逆のことになることは想定の範囲内です。このことを前に書かせてもらったとき


会社の役職は今でも完全には理解していない

大学生時代から専門業界の定期刊行物の執筆と編集をしていたもので、就職ということをしたことがありません。だから、給料のように定額を受け取ることはあっても、ボーナスをもらったこともありません。専門業界の定期刊行物といっても、いわゆる業界紙・誌ではなくて、初めて仕事をしたのは日本厨房機器工業会(現在は日本厨房工業会)の『月刊厨房』です。作家の先生の自宅に通っていたときに知り合った出版社の社長が、なぜか団


発達栄養学119 野菜が食べられない子どもの対応4ビタミンの話4

前回のビタミンB群に続いて、それ以外の水溶性ビタミンを紹介します。 ビオチン:糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝に関わる補酵素で、皮膚や粘膜の健康維持に関わっています。魚、肉、卵、豆類、野菜などに含まれるため、通常では不足することはありません。 パントテン酸:補酵素のコエンザイムの構成成分であり、たんぱく質、脂質、糖質のエネルギー代謝の補助役として必須となります。皮膚や粘膜の健康維持に関わ


健康寿命延伸のための提言46 提言のエビデンス6心理社会的要因4

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第4回)を紹介します。 複数のコホート研究で、短い睡眠時間や不眠により


食べ方の変化が食べるものを変化させた

次世代の子どもたちに、伝統的な和食の文化を伝えるのは、文化的な面だけでなくて、健康面でも重要なことです。日本人は和食を中心にしてきたものの、第二次世界大戦前は動物性たんぱく質と脂肪の摂取が少なかったことから、血管が丈夫ではなくて、血管が切れる脳血管(脳梗塞、脳出血など)と心疾患(心筋梗塞、狭心症など)が多くなっていました。また、免疫が低くて、結核をはじめとした感染症で亡くなる人も多くいました。