

最新情報
学習障害154 正しい鉛筆の動かし方の習得
鉛筆(シャープペンシル)を正しくつまむことができたら、次は自由に動かすための指づかいをすることができるかを再確認します。鉛筆で書く線の種類によって、主に使う指が違っています。大きく文字を書くときには指全体を動かすことになり、小さなマス目の中に文字を書くときには手首の位置を変えずに、指の動きで鉛筆を動かします。 横に線を描くときには親指を横に押します。縦に線を描くときには人差し指を下方向に押します
ポストコロナ「頼みの綱渡り」1
新型コロナウイルス感染が、ここまで長く続き、人流抑制とワクチン接種のほかの決定的な対策が見えてこないという状況では、前と同じ状態に戻ることは期待しにくく、まったく意識が変わるほどの変化があってもおかしくないと感じることも多くなっています。大きな変化といっても、社会システムが変わるようなことがなければ、徐々にでも戻していくことは可能でしょうが、もしもシステムが根底から変わってしまうようなことがあった
サプリ概論30 GMPガイドライン
健康食品やサプリメントの安全性や品質を確保するためのGMP規格については、2005年に『健康食品GMPガイドライン』が厚生労働省より示され、さらに『原材料の安全性自己点検ガイドライン』によって錠剤、カプセル状等の形態の食品について安全性を自己点検するためのフローチャートが提示されています。 錠剤やカプセルなどの形態の食品については、安全面の確保と同時に、過剰摂取による健康被害を発生させないために
速歩と普通歩行を繰り返すインターバルウォーキングの効果
ウォーキングに関する研究は数多く実施されていて、身体機能だけでなく認知機能の向上や実施による医療費の削減まで、さまざまな成果が報告されています。これまでの数多くの研究によって明らかにされてきたのは、健康の維持・増進には歩く時間や距離の長さだけではなく、一定の負荷をかけることの効果であり、一般的なウォーキングと中強度の負荷がかかるウォーキングを繰り返すことによって健康寿命の延伸が得られるとの結果です
発達栄養学154 学年段階別に整理した資質・能力4
文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導は、児童・生徒の実態に応じて軽重をつけることが必要として、学年段階別に整理した資質・能力の例をあげています。 【中学校】 〔食事の重要性〕 *日常の食事に興味・関心をもち、食環境と自分の食生活との関わりを理解できる。 〔心身の健康〕 *自らの健康を保持増進しようとし、自ら献立をたて、調理することができる。 *自分の食生活を見つめ直し、
ポストコロナ「身から出たサービス」3
健康に関する講習を、「身から出たサービス」と言われようともサービスを続けなければならないと意識して行動しているのは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、地域住民の健康状態が大きく低下していることへの危機感があるからです。 外出自粛で運動ができない、健康について学ぶ機会もない、食べ過ぎ・飲み過ぎ、健診・検診の機会が減り、医療機関への通院も減った、そもそも三密回避は大きなストレスで、マスク着用で体
サプリ概論29 品質判定としてのGMP規格
健康食品やサプリメントには製造者・販売者(企業名)は記載されていても、どのような工場で製造されたのかを消費者が知ることはできません。大手企業の商品なら自社工場で作られているような印象がありますが、メインの食品は自社工場であっても健康食品・サプリメントは委託先の工場で作られているものも少なくありません。 製造を受託する会社は、国内には300社ほどあり、その規模や製造レベル、製造法の安定性、安全性に
次世代に「記念日」を残そう2
記念日のことを連続して取り上げているのは、新たな記念日を作り出して、これを地域の盛り上げや起爆剤にしようと考えているからですが、日本メディカルダイエット支援機構としては健康に関わる記念日を考えています。その思いもあって、日本メディカルダイエット支援機構のホームページで広く健康に関わる記念日を毎週紹介してきました。2020年9月1日から始めて2021年8月末で1年間の継続となることから、これまでの傾
学習障害153 正しい鉛筆の持ち方を再確認
正しく文字を書くためには、正しい鉛筆(シャープペンシル)の持ち方が重要だと言われます。持つという表現がされているものの、実際には持つわけではなく、つまむという指の形になります。つまむというのは、指の指先に近いはらの部分を使うことで、指のはらが触れたものを固定できるのは硬い爪があるからです。はらの反対側の爪が支えていることから、はらの部分に弾力があっても微妙な感覚でつまむことができて、はらで受けた刺
ポストコロナ「身から出たサービス」2
身から出たサービスを続けていると、自分にとって錆(さび)になってしまうということを、講習の場で話すことがあります。これは目の前に受講者がいる対面型の座学のときのことで、ネットを活用したオンライン講習で「身から出たサービス」と話しても反応がないということも経験しています。 座学講習でもオンライン講習でも中身が同じなら、結果的に同じではないか、という考え方もあります。オンラインといっても個々がパソコ