最新情報

今さら筋肉を減らさずに減量させることが話題になるのか

オリンピックの柔道で初の同日兄妹金メダルの結果を受けて、栄養のサポートをした食品会社の担当がテレビ番組に登場して、サポート内容について語っていました。同社が以前はフィギュアスケート選手のサポートでもテレビ番組に出ていて、肉ばかりを食べる選手に野菜を食べさせる工夫について語っていました。その後、インタビュー番組で選手が野菜が食べられないと話しているのを見て、うまくいかなかったのかと思って、その後のス


学習障害150 身体の揺れを調整する脳の機能

身体は、まっすぐに立っているようでも必ず揺れています。揺れないように身体を固定させるようにしても微妙な揺れは続きます。立っているから起こることではなくて、椅子に座って姿勢を保つようにしても揺れないということはありません。頭が揺れると目の位置が動きます。目の位置が動いても、見たいものを正しくとらえるために眼球を動かして、眼球は正常な位置に保つように調整しています。 調整能力を超えるくらいに目の位置


ポストコロナ「なくせ七癖」2

コロナ禍で極端に増えたものに粗大ゴミがあります。外出自粛で家の中で過ごす時間が増えたことから整理をして粗大ゴミが増えたというのが、ゴミを集める側の自治体と委託業者の見方のようです。しかし、長く家の中にいることで考える時間があり、自分を見つめ直す機会もあったことから、価値観が変わってしまい、これまでは宝物のように思い込んでいたものが、価値観が違った瞬間に、「いらないものを持っていたことに気づいた」と


サプリ概論22 一般食品なら述べられる有効性

健康食品は食品の範疇であることから、医薬品のような効能効果(効いた、治った、改善したなど)を述べることは禁止されています。特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品の場合には、どのような効果があるのかを一定の範囲で表示することはできるものの、それでも医薬品的な効能効果は述べることはできません。これは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によって規制されていること


お友達の数が多いだけでよいのか

人脈という言葉を聞いたのは、高校生のときなので50年近くも前に心に刻まれました。父と母の実家がある地域は選挙区では新潟県旧3区で、その名も知れた田中角栄の選挙区でした。1972年に総理大臣になったときには、近所で提灯行列があって、いつの時代の出来事だと驚いたものです。総理選出の前に発行された『日本列島改造論』の先駆けのように新潟県内は公共建築続きで、金権まみれということで、今でいう文春砲のターゲッ


発達栄養学150 食に関する指導の目標6

文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。 【食文化】(各地域の産物、食文化や食に関わる歴史などを理解し、尊重する心をもつ) 日本の伝統ある優れた食文化や食に関わる歴史、地域の特性を生かした食生活(地場産物の活用)、食料自給率などを理解し、尊重しようとする視点である。 地域の特性を生かした食生活や食料自給率を考えることは、地域や日本を知り


ポストコロナ「なくせ七癖」1

「なくて七癖」は、癖がないように見える人でも、少しは癖を持っているということを表す諺(ことわざ)です。ただ、癖があるというだけではなくて、人には癖があるのは当たり前だから、あまり気にすることをはないというように使われています。どれくらいの癖までが許容範囲なのかというと「なくて七癖」に続けて「あって四十八癖」という言葉もあって、随分と多くの癖も許してもらえる世の中であったらいいのに、と思ったりもしま


サプリ概論21 健康食品の形状の変化

健康食品の形状は、今でこそ医薬品の錠剤と同じ形をしたものが販売されていますが、以前は医薬品と間違われる可能性がある形状は許可されていませんでした。これは健康食品を規制する「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」の中で、医薬品とみなされるものとして医薬品と同じ形状のものが示されているからです。 1991年に特定保健用食品(トクホ)の制度が設けられたときにも、当初は医薬品との区別を明らかにするために


免疫細胞の連携で無駄なく外敵を攻撃する

免疫細胞のB細胞は外敵と直接戦うわけではなくて、抗体という、新型コロナウイルスでよく耳にしたことがある免疫グロブリンというタンパク質を発生させます。この抗体が銃弾のように外敵を攻撃していきます。これでも退治できないときにT細胞の出番となります。 T細胞はリンパ球の一種で、キラーT細胞、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞、NK(ナチュラルキラー)細胞があります。キラーT細胞は外敵を直接攻撃する戦闘


学習障害149 学習障害は本人しかわからない困難さがある

発達障害の改善のための支援には、さまざまな方法がありますが、運動による身体機能と認知機能を合わせて発達させる感覚統合療法が発達障害児の改善に成果をあげています。 発達障害は、脳の発達に偏りがあるために発する脳機能障害で、その改善のためには、生きる脳の脳幹を運動によって活性化させることによって、感じる脳の大脳辺縁系、考える脳の大脳皮質の順番に改善していくことが有効になります。感覚統合療法として、な