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ポストコロナ「捨てる紙あれば拾う紙あり」3
紙に書かれた情報は蓄積されるほど分量が増えて、そのうちに置き場にも困るようになります。これに対して、デジタル情報なら、超大型のデータセンターなどは別にして、通常のパソコンでも充分な容量を蓄積することができます。蓄積だけを考えてもデジタルが圧倒的に優位です。昔ならパソコンが故障したらお終いということがあったものの、今ではハードディスクも個人レベルで保持できて、クラウドでも全情報がバックアップできます
サプリ概論20 代謝促進の4種類のビタミンB群
全身の活動のためのエネルギーは、全身の細胞のミトコンドリアの中にあるTCA回路で作り出されています。ミトコンドリアはエネルギー産生の小器官で、その量は全細胞の重量の10%ほどにもなっているほど、生命維持のために重要な器官だということです。TCA回路にはブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸が変化したピルビン酸、アセチルCoAを経て変化したクエン酸が使われます。このクエン酸が次々に変化して、その途中でエネルギー
事務局の広報は“門前の小僧”から始まった
“門前の小僧習わぬ経を読む”というのは、お寺の門前近くに住む子どもが毎日、お寺の本堂から漏れ聞こえてくるありがたいお経を聞いているうちに南無阿弥陀仏と諳(そら)んじてしまうことを指しています。そこから、常に見たり聞いたりしていると、知らずしらずのうちに学ぶようになるということで、環境が大事であることを伝える諺(ことわざ)です。 ただ、覚えるだけでなく、本質が見えてくることも指していますが、この経
発達栄養学149 食に関する指導の目標5
文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。 【社会性】(食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける) 協力して食事の準備から後片付けをしたり、食事のマナーを身につけたりすることで、人間関係形成能力を身に付けることが大切であるという視点である。 食器の使い方や食事の時の話題選びなどの食事のマナーを身に付けることが、楽しい共食につ
ポストコロナ「捨てる紙あれば拾う紙あり」2
新型コロナウイルスによって死亡者が増えた国の多くは、その分だけ年間の死亡者数が増えています。アメリカでは20.2%も年間死亡数が増えました。CDC(アメリカ疾病対策センター)によると、アメリカの平均寿命は2019年の78.8歳から2020年には77.3歳への1.5歳も短くなり、第二次世界大戦以来の最大限の落ち込みになってしまいました。計算をすると(今のところでは)61万人となっているので、ちょうど
記念日8月3日〜9日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 8月3日 八丁味噌協同組合(愛知県岡崎市)が八(8)丁味(3)噌の語呂合わせで「八丁味噌の日」と制定。サガミホールディングス(愛知県名古屋市)が八(8)味(3)の語呂合わせで「サガミの八味唐がらしの日」と制定。徳島県漁業協同組合連合会が鱧(はも)は以前ははみと呼ばれたことから、は(8)み(3)の語呂合わせで「はもの日」と制定。博水社がハ(8)イサ(3)
サプリ概論19 抗酸化成分の変遷
活性酸素の発生メカニズムと身体に与える影響については、研究者の間では以前から知られていましたが、活性酸素について一般に広く知られるようになったのは、活性酸素を消去する作用がある抗酸化成分が明らかになってからです。そのきっかけを作ったのは、赤ワインのポリフェノールで、国立健康・栄養研究所の臨床栄養部長であった板倉弘重医学博士の研究チームがフレンチ・パラドックスの原因を明らかにしたことでした。 フレ
生きている人間は免疫のおかげで腐らない
免疫についての知識は、新型コロナウイルス感染症の“おかげ”と言ったら表現が悪いと叱られそうですが、病原体に対抗する免疫の仕組みは国民に広く知られるようになりました。免疫細胞にはB細胞とT細胞があり、それぞれの外敵に対する攻撃についても、図解入りで詳しくメディアで連日紹介されていました。そのB細胞とT細胞の違いについても、あくまで新型コロナウイルスについてではあっても理解は深まったはずです。 しか
学習障害148 学業技能向上へのアプローチ
発達障害の学習障害は、目先の状態が注目されがちです。数字が正しく書けない、鉛筆(シャープペンシル)で線がまっすぐに引けない、文字(ひらがな、カタカナ、漢字)が見たとおりに書けないといったことで、それを改善しようと目先の指導をしがちです。もちろん、それは大切なことではあるのですが、それだけではないというのが学習障害の改善に取り組むときの姿勢となっています。 子どもの成長を学習面から見ていくと、身体
ポストコロナ「捨てる紙あれば拾う紙あり」1
新型コロナウイルスの感染拡大によって国民の健康度は大きく低下しました。この健康度を高める大躍進の機会を終息するまで待っているわけにはいきません。まだまだ終息するまで期間がかかることは当然に考えられることで、まだまだ健康度は低下している段階だけに、健康度を元の状態に戻すだけでは不十分で、今から一気に健康度を高める方策を考える必要があります。 どんなに困難な状況でも必ず逆転して、よい結果とすることは