最新情報

記念日7月6日〜12日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 7月6日 俵万智の歌集「サラダ記念日」が1987年7月6日に発行されたことにちなんで「サラダ記念日」と制定。記念日という言葉が定着したきっかけ。日本ベクトン・ディッキソン(東京都港区)が1885年7月6日にフランスの細菌学者のルイ・パスツールが初めてワクチン接種をしたことにちなんで「ワクチンの日」と制定。デルソーレ(東京都江東区)がナンの需要が高まる夏


納豆、豆腐、豆乳の広報

全国納豆協同組合連合会の広報活動と納豆の日イベント、日本豆腐協会の広報活動と豆腐の日イベントを実践してきたことを通じて、記念日の注目度を再認識しました。記念日というと歌人の俵万智さんの「サラダ記念日」がきっかけになって、霞が関のお役所が次々の関係業界の記念日づくりに取り組み、今から20年前でも250日は埋まっているという状態でした。 私たちが関わったのは食品業界が多く、農林水産省とのお付き合いが


学習障害134 食物繊維の性質

食物繊維は、単糖が鎖状に結合したもので、「消化酵素では消化されない食品中の難消化性成分の総称」と定義されています。炭水化物から食物繊維を除いたものが、エネルギー代謝に必要な糖質です。食物繊維は食べ物のカスとして栄養素としては評価されなかった時代もありますが、腸内環境を改善する機能が注目され、現在では糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルに次ぐ第6の栄養素とも呼ばれています。 食物繊維は、水に


ポストコロナ「信じる者は足元をすくわれる」その1

この人の言うことならと信じて力を注いだのに、仕事が達成できなかっただけでなくて、新たな仕事のために組み立ててきたことを根本からひっくり返されることを「信じる者は足元をすくわれる」という珍妙な諺(ことわざ)で表現しています。これが他人のことであれば、「大変ですね」と受け流すことができたとしても、自分のこととなると、そうはいきません。 タイトルの言葉は「信じる者は救われる」から転じていますが、この原


資格認定のきっかけが厨房業界だった

勉強をした結果は、何らかの形で成果として見える形にしたいものです。修了というのは勉強をして結果を証明するもので、一定のレベルに達したかどうかを認めるものではありません。そこで、レベルをクリアしたことを確認して認めるのが資格認定です。資格認定に初めて携わったのは社会人1年目に日本厨房工業会の厨房設備士の資格認定制度を構築するタイミングで関わったことです。この制度は1級、2級と段階を設けていて、実務年


発達栄養学134 伝統的な食事を食べさせれば健康に育つのか

和食はユネスコの無形文化遺産に登録されていますが、これは日本人が食べている食事の味や健康度だけが評価されたものではありません。自然尊重と社会的慣習があり、以下の4つの特徴から認められたものです。 1 新鮮で多様な食材と素材を用いて、その持ち味を尊重する工夫が施されている点です。四季折々の海の幸、山の幸があり、これらを活かすために出汁(だし)を使用した調理法が発達したことがあげられます。 2 栄


ポストコロナ「災い転じて福は内」3

ウォーキングのイベントに参加する人が求めていることは、環境問題への意識や仲間づくりといったこともありますが、なんといっても健康づくりです。歩けば健康になるといった単純なことではなくて、現状の打破を目指して血圧、血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値などが高くて、医師などから歩くことをすすめられて参加している人も少なくありません。 一般社団法人日本ウオーキング協会では、指導者の資格認定をしてい


納豆の広報が食品広報のきっかけだった

全国納豆協同組合連合会がテレビによる広報戦略を展開するときに、日本メディカルダイエット支援機構の小林正人理事長(当時は健康科学情報センター所長、健康ペンクラブ代表理事)が呼ばれました。それは2002年のことで、納豆の日(7月10日)のイベントで納豆の有効性を示し、初代納豆クイーンとして菊川怜さんを表彰しました。小林正人理事長は納豆を食べた人の血液検査の結果から健康効果の発表をしたのですが、その後に


学習障害133 消化器の仕組みと役割

消化は、飲食したものを分解して、栄養素として吸収される形にする過程を指しています。消化器は、飲食物が入る口腔、食道、消化を行う胃に続いて、吸収する小腸と大腸、不要物を排泄する直腸と肛門といった消化管のほか、消化管の働きを調整する肝臓や脾臓などの消化腺も含まれます。 〔消化管〕口腔(舌、歯など)、咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸(空腸、回腸)、大腸(盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸


ポストコロナ「災い転じて福は内」2

「災い転じて福は内」は、「災い転じて福となす」をもじったものですが、自分の心の中で言い聞かせるのではなくて、大声で勢いよく「福は内」と言い続けなければならないのがコロナ禍の状況ではないかと強く感じています。 掛け声をかけて元気に歩み出すということで思い浮かべるのはウォーキング大会のスタートのシーンです。東京から岡山に移住する前は、日本メディカルダイエット支援機構の本部も東京にあって、ウォーキング