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歩いて腸内環境対策
歩く機会が増えると、腸の状態がよくなることが知られています。その説明として、歩くことで腰がローリングして、体の中から腸が揺り動かされることによって腸の蠕動運動がサポートされるので便通がよくなると、よく言われます。しかし、それは大きな理由でないことがわかってきました。 十二指腸から直腸までの腸管は筋肉でできています。腸管の内側は粘膜になっていますが、その外側は筋肉となっています。筋肉を動かさないと
ウイルスを持ち帰らない旅行には免疫強化しかない
新型コロナウイルスの経済的被害を回復するためにGoToトラベルキャンペーンが始まり、そこから除外された東京都民はキャンペーン割引が受けられず、東京への旅行もキャンペーン割引が受けられないことになりました。あくまで割引を利用しようと考える人が対象ではあるものの、地方から感染が拡大している東京に仕事で行く場合も、控えなければならない雰囲気が全国的に漂う結果となりました。 ただ、東京に行きにくいという
発達障害と関連がある虐待
発達障害の特徴について、「発達障害者支援ハンドブック2020」で解説とともに問題点が指摘されています。発達障害と関連性がある社会現象の中から虐待について紹介します。 子どもの発達障害と虐待は関係がないように思われがちですが、共通していることがあります。まず初めに指摘されるのは、発達障害児は虐待の対象になりやすいことです。発達障害児は幼児期から療育に非常に手がかかり、療育をする人たちの気持ちを苛立
歩いて冷え対策
血液の温度は38℃ほどで、毛細血管から熱が血管の外に伝わり、全身が温められています。皮膚からは放熱があり、いわゆる体温の温度となっています。温かな血液が次々に送られてくれば手足が冷えるようなことはないわけですが、血流が低下すると放熱で下がる分を補うことができなくなり、冷えを感じることになります。温かな血液を全身に巡らせて、冷えを防ぐためには、筋肉を盛んに動かして、ポンプ作用によって血液を早く、勢い
高齢者はストレスで免疫が大きく低下する
ストレスがかかった状態は自律神経の調整を乱します。自律神経は興奮系の交感神経と抑制系の副交感神経があり、自動車にたとえると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキに相当します。ストレスがかかると、その状態から逃れようとするために自律神経の働きが盛んになります。そのために筋肉や内臓の動きが高まり、脂肪の燃焼が進み、心拍数と呼吸数が増えて、血圧も上昇します。交感神経の働きが抑制になってしまう例外もあり
三大発達障害の他の発達障害2
発達障害の特徴について、「発達障害者支援ハンドブック2020」で解説とともに問題点が指摘されています。前回に続いて三大発達障害以外の発達障害について紹介します。 発達性協調運動障害は、手足に麻痺がないにも関わらず、動きがぎくしゃくとして、さまざまな運動や日常生活動作が困難になる状態です。物をつかむ、ハサミや刃物を使う、書字、自転車に乗るなどの運動技能に拙劣さがあったり、物を落とす、物にぶつかるな
歩いて膝痛対策
膝に痛みを感じているときには、炎症を起こしているので歩かないようにして身体を休めるのがよいと一般には言われています。しかし、膝の構造と特性を考えると、休んでばかりではなく、膝を動かしたほうがよいことがわかってきます。その膝を動かしたほうがよい人の条件は、膝の軟骨がすり減っているために痛みが生じている人です。そして、どのように膝を動かすかというと歩くことです。 膝の骨は軟骨によってカバーされていて
免疫が高まるまでは期間がかかる
免疫を獲得すれば、そのあとは同じ感染症にはかからない、と長らく言われてきました。そのために感染症に打ち勝つための方法として集団免疫ということが言われるようになりました。国民の多くが感染して免疫を獲得すれば、その国は感染症を克服したことになるというわけです。しかし、新型コロナウイルスには通用しなくて、国民的集団免疫を目指した対策をしたために、感染拡大を招いてしまった国もあります。 免疫は同じ感染症
三大発達障害の他の発達障害
発達障害の特徴について、「発達障害者支援ハンドブック2020」で解説とともに問題点が指摘されています。三大発達障害以外の発達障害について紹介します。 発達障害というと自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、学習障害が目立っていますが、この他にもチック障害、吃音、発達性協調運動障害なども増えてきています。 チック障害は何らかの形のチックが反復して見られる症候群のことを指しています。チックは
歩いて腰痛対策
運動をすることで筋肉が強化されていきます。歩くだけでも腰の筋肉が使われ、強化することはできるものの、腰痛が起こりやすい人の場合には、普通に歩くだけでは刺激が不足しています。腰痛は、腰が痛いということで背筋が弱っているものと思われがちですが、腹筋とのバランスが重要で、腹筋も背筋も刺激することが必要になります。 腹筋が弱っていると腹が出た状態になりやすく、歩く姿勢も前屈みではなく、直立か後ろに反るよ