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水を補わないと血液がベトベトになる
私たちは、寝ている間にコップ3杯分もの汗をかく、といわれます。人間の身体の水分は体重の60~70%もあります。60%が水分とすると、体重が60kgの人では36kgの水分があることになります。この量からするとコップ3杯分なら、わずかな量と思えるかもしれませんが、身体には大きな影響があります。それは汗によって出た水分の多くは、血液中から失われたもので、水分が少なくなることで血液が濃くなり、心臓や血管の
学習障害66 異音異議語は面白い26
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、さ行の“さ”から始まる異音異義語の第3回と、“し”から始まる異音異義語の第1回です。 三位「さんい」競技大会などで3番目になること。「さんみ」正三位または従三位。キリスト教で父と子と聖霊の称。 三重「さんじゅう」三つに重なっていること。声明で低・中・高の三つの音域のうち最も高いもの。講式の曲節の一。平曲の曲節の一。三味線の手の一。歌舞伎囃
新型コロナウイルス感染は本当に減っていくのか
新型コロナウイルスの感染拡大が第三波のピークから下がってきたことから、これで収束に向かうと期待する声がある一方で、見えない市中感染が広がっているだけで、また増えて第四波に向かうのではないかという不安の声もあがっています。これまで感染確認者が減ると、その2〜3日前の検査を受けた人が減ったので、それで減っただけではないのかという疑問や懸念もありましたが、検査数に比べて感染確認者が減っていることがわかり
発達栄養学66 果物なら太りにくいわけではない
ブドウ糖が多く含まれている糖質を摂ると、血糖値が上昇して、それに伴って膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンにはブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギー化させる作用と同時に、肝臓で合成される脂肪酸を増やす作用があります。果物(フルーツ)は甘くておいしいもので、ブドウ糖が多いのではないかと思われるかもしれませんが、果物に多く含まれているのは果糖です。同じ分量でも果糖はブドウ糖よりも甘みがあります。
水の力で便通をよくする
寝起きに“コップ1杯の冷たい水”を飲むことがすすめられています。その理由としては寝ている間に自然と皮膚や口、鼻から蒸発して失われた水分を補うことがあげられています。この水分の補給によって血液中の水分を補い、血液の濃度を正常に保って、血流をよくするためだと説明されることが多いようです。補っているのは血液ではなく、全身の細胞の水だという考えもあります。 血液中の水分は常に正常な状態を保つ恒常性の働き
学習障害65 異音異議語は面白い25
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、さ行の“さ”から始まる異音異義語の第2回です。 細目「さいもく」こまかい点にわたる個々の項目。「ほそめ」細く開いた目。細い編み目や織り目。やや細い程度。 再来「さいらい」再び来ること。再びこの世に生れ出ること。「さらい」次の次。 座頭「ざがしら」首座の人。芝居その他園芸一座の頭、座長。「ざとう」一座の長。当道座の四官の一。当道座に属する
高齢者にワクチン接種の効果がないなら検査しかないのか
新型コロナウイルス感染の終息に向けて、ワクチン接種のスケジュールが出されて、これで安心材料が増えたと喜ぶ人がいる反面で、悲しんでいる人もいます。喜んでいるほうは、自粛続きで売り上げが大きく落ちている業界や、ワクチン接種で利益が上がる業界などです。ワクチン接種は無料で実施されるので、途中で抜いて儲けようとするのは難しいことなのかもしれませんが、マイナス75℃で保存しなければならないワクチンのために、
記念日2月16日〜22日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 2月16日 長野県寒天水産加工業協同組合が2005年2月16日に寒天の健康効果がテレビ番組で紹介されたことから「寒天の日」と制定。毎月16日は「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)。 2月17日 こだま食品が千切り大根の生産が2月に最盛期で、千字が二と1、切りを七に見立てて「千切り大根の日」と制定。毎月17日は「減塩の日」(
発達栄養学65 ブドウ糖が不足するとエネルギー切れを起こす
運動が苦手な子どもは、身体の活動に必要なエネルギーが充分作られていないことが指摘されています。身体を動かすときには初めてエネルギー源として使われるのはブドウ糖です。運動を始めて10〜15分はブドウ糖が主にエネルギー源となっています。ブドウ糖が不足してくると脂肪酸の代謝に切り替わって、その後は脂肪酸が多く使われ続けます。適度にブドウ糖が使われて、適度に減っていくことが脂肪酸の効果的な代謝のためには必
腸内よりもよい環境で作られる酵素飲料
ファスティングに活用される酵素は、有益菌を用いて、原材料を発酵させることによって得られるものです。原材料となる植物(野菜、果物、薬草など)の細胞の中に含まれている酵素は通常は硬い細胞膜(殻)の中にあって、これを取り出すためには細胞膜を破壊する必要があります。細胞膜は糖が鎖状につながり、それが結びついた構造をしていることから硬くなっていますが、破壊する方法としては、圧力をかける、薬剤で溶かす、有益菌