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糖質制限ダイエットが続かない3つの理由

糖質制限は糖質が含まれた食品の摂取量を減らすダイエット法で、すぐにエネルギーとなる糖質が不足するために、脂肪細胞に蓄積された中性脂肪を分解して脂肪酸として、これをエネルギー源とすることから、やせていくというメカニズムとなっています。糖質の摂りすぎは肝臓で合成される脂肪酸を増やして、脂肪細胞に蓄積される中性脂肪を増やすことになります。糖質制限は蓄積の抑制と消費の促進という二つの理由からダイエット効果


貯蓄100万円未満の24.7%の人が5万円以上稼ぐ

65歳の人が夫婦で30年間を暮らすためには2000万円が必要で、そのためには年金だけでは毎月5万円が不足するという金融庁の報告書が物議を醸していましたが、そのデータの出どころは厚生労働省であったことがわかり、さらに5万円で大丈夫なのかという疑問が湧き上がっていました。厚生労働省のデータでは不足分は毎月5万5000円だったので、これに12か月をかけて、30年分となると1980万円となり、計算上は合っ


七味唐辛子は7種類の香辛料の組み合わせなのか

甘味、塩味、酸味、苦味、辛味、旨味、脂味が七味と呼ばれるようになったという話を受けて、同じ七味という名前がついているものに七味唐辛子があります。唐辛子というと基本的なものは鷹の爪ですが、弥平とうがらし、島とうがらし、青とうがらしという日本の種類のほかに、ハバネロ、ブート・ジョロキア、ハラペーニョ、トリニダード・スコーピオンなどの強烈なものもあります。それぞれ味というか辛さが違っているので、この中か


味覚は五味か六味か七味か

味覚は昔から“五味”とも呼ばれていました。「ます」ではなく「ました」と書いたのは、今では五味に一つプラスの六味が普通になり、さらに一つの味覚が増えたことがテレビ番組などで取り上げられるようになっているからです。五味は、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味(うまみ)とされています。旨味は日本の出汁(だし)文化が生み出した味でもあり、旨味の代わりに辛味が五味に加えられることもあります。ということで、旨味も辛味


メディカルダイエットの和訳は医学的痩身か

私たちの日本メディカルダイエット支援機構のことを調べようとサイト検索をするときには、フルネームで打ち込んでもらえればよいのですが、「メディカルダイエット」と略して呼ばれることがあるので、日本と支援機構を省いて検索ワードにする人も少なくありません。そうすると私たちの法人よりも先に出てくるサイトがあって、そちらに目が行ってしまいます。これを嘆くのではなくて、メディカルダイエットを、どのような意味で使っ


検査数値の「高め」は病気レベルのことなのか

「糖尿病ぎみ」という言葉を使う人のほとんどは、“ぎみ”どころか実は糖尿病の範囲にあるということが言われます。糖尿病であることを言ってしまうと、食事制限、運動をしないといけなくなるので、好きなものも食べられない、遊んでいる時間があるなら運動をしろと言われるので、認めたくないという気持ちで言わせているようです。糖尿病予備群という言葉も同じような感覚です。 糖尿病と糖尿病予備群の使い分けについては、国


「消化しやすいものを食べよう」という話を“鵜呑み”にするな

年齢を重ねると消化液が分泌されにくくなります。日本人の場合、特に分泌量が減るのは脂肪を分解するために必要なリパーゼと胆汁酸です。胆汁酸は十二指腸から分泌される胆汁に含まれる消化酵素の働きを補助する成分です。欧米人や北方アジア人などは歴史的に肉食を続けてきたことから、肉に含まれる脂肪を分解して、エネルギー化する能力が優れています。それに比べると日本人は歴史的に肉食が少なく、日本人が国民的に肉を食べる


認知症を予防するための座学講習

認知症の予防を目的としたウォーキング実践するときには、その前に座学講習をして、認知症とウォーキングの関係性を知ってもらい、効果的に歩いて認知症予防も効果的に進めたいという思いでいます。しかし、「認知症のためのウォーキング教室」というテーマで募集して、初日は座学講習だけということにすると苦情が出ることがあります。それでも私たちは、しっかりと座学講習で学んで、どうして歩かないといけないのか、なぜ早歩き


機能性表示食品は検査数値を下げられるのか

サプリメントの講習のときのこと、一般の健康食品、機能性表示食品、特定保健用食品の3つの分類について説明したあとに、「使うべき人が違っているのですよね」という驚きの感想を述べた人がいました。何が驚きだったのかというと、健康食品も機能性表示食品も特定保健用食品も健康な人を対象にしてしか試験をしていないので、対象者が異なるという発想をしていなかったからです。それなのに、「今の自分の状態からして、これを選


家族には伝えるが本人には伝えない認知症

「認知症のよいところ」という話をする専門家がいます。医薬品の有効性の調査をするときには、本物の医薬品成分が含まれたものを使ってもらうグループと、本物の成分が含まれていないプラセボ(偽薬)を使ってもらうグループとに分けています。偽物なら効果がないのは当たり前と考えるかもしれないのですが、使っている本人(治験者)には本物か偽物かを伝えていないのですが、本物と思って使っていると、有効成分が含まれていない